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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第19話、淡くも確かな有志

彩花が戦う力を知るも、それはマスターは知らず疑問の残る結果となる。

なんだかんだありながらも、好機と見たゆかりは土地達と共に彩花をあ

る場所へ連れ出す。そこで彩花は、幻想的な光景を目にするのだった
_________________________________

「生徒会の仕事もあるからこっちに関われる時間は限られているわね」

「そうだね。部活の人もいるだろうし、その人達の予定も聞かないと」

「なら、調査表を用意して……それを元にシフトを組む必要があるわね」


文化祭の時期が刻々と近づいていた。それに関わる時間は着々と

増えていき、そんな中教室で亜理紗と沙織、彩花は話をしていた


「へえ、そっちも何かするの?」

「大した事はしないよ。ただの見回り的な?」

「あぁ」

「んまあ、一応手伝い的なのも募集するみたいだし?私は城
 島先輩の手伝いに巻き込まれたって名目でやるんだけどねー」

「相変わらず七不思議を守ってるわけなのね」

「別にそういう訳じゃないけど。……で、後はメニューと……結局備品はど
 うするか決まったの?この間揃えに行ってた途中って言ってたし……」

「大体のものはこの間揃えたわ。衣装も鈴木さんのお蔭で無事納言さん
 から借りられることになったから今日採寸して必要なサイズと数を向こ
 うに渡すつもり。練習も北条君のお蔭で本格的に出来そうで順調だし」


次第に放課後も残るようになり始め、霧島亜理紗の元々の性格もあってか

準備に必要な資材や当日までの段取りはスケジュール化された。女生徒を

中心に室内の配置も決まり、クラスの協力で準備は着々と進んでいた


「チラシやポスターももう任せてあるし、スケジュール通りに進んでる。こ
 のまま順調にいけば問題はないわ。メニューもいくつか案は出ていて、
 料理部を中心に材料の予算や調達の当ても含めて絞っている最中よ」

「わー、霧島さんならとは思ったけど、進みが早い早い」

「決断が早いというか。私が霧島さんと備品を探しに行ってた時も
 『どっちがいいと思う?』って聞いたら秒速でスパッと言い切るし」

「へー。私が生徒会に集中してた間にそんなに進んでるとは」

「当たり前よ。うだうだ考えるより役割を決めて完成度を高めた方が時間
 も無駄にならないもの。やはり、かかるところは時間がかかるけれど」


一通りクラス側の状況を話し終えた後、霧島亜理紗はメガネを上げ

「で、そっちの役割は?」

「ん、見回りと、学校のホームページに載せる写真撮影が主な仕事。
 後はまあ……いつも通りみたいな?第一は出し物するらしいけど」

「なるほど」

「役割と時間帯は既に割り振られてるからはいこれ。これで自分達の
 こっちの時間は決められるはず。それを考慮して早めに出してくれた
 みたい。何かあればある程度なら時間も変えられるみたいだし……」


紙を渡すと亜理紗は目を通す。放課後となった現在文化祭まで一ヶ月を切

り準備に充てられる時間は限られている。よってこうして放課後ほとんどの

クラスは残って作業をし、Aクラスもまた準備に追われていた

「霧島さん、ポスターこんな感じでどうかな?」

「いいんじゃない?私はこういうセンス無いから任せるわ」

「はいはーい」

「委員長、画鋲が足りないんだけど」

「追加申請しておくからそうね……。テーブルクロスの手伝いに回って」

「分かった」

「ついでに他にも足りなさそうなものも聞いておかないと。少し行ってくるわ」


そう言い残し作業しているクラスメイトの方へ彼女は向かっていった。誰もが

忙しなく作業を進める中彩花も少し作業を手伝った後生徒会室に向かった


「これが表紙で、こうやって谷折りにして、ページごとに合わせてホチキスで
 留める。明後日には図書委員と風紀委員の人達にも手伝って貰う予定だ
 からそこまで急ぐ必要はないけど、ある程度は進めておきたいかな……」

「分かりました」

言われるがまま紙を折り重ね留め完成したものを箱に入れていくという作業

に追われていた。表紙には文化祭の文字と美術部が描いたというイラストが

載っておりこれが生徒、一般共通のパンフレットになる


「なんかもう結構やった気がするのにまだこんなに……」

「全校生徒と来校者用とあるからね。これでもまだ足りるかなって感じだし」

「去年は足りなくなって、緒方君が必死に刷ってた……」

「そんなこともあったなあ。だから今年は去年より多めに刷ったけど年々ら
 来校者も増えてるし足りないかもって今追加を刷ってるし。まあ、文化祭
 って雰囲気とか掴むには一番分かりやすいし、受験生も沢山来るしね」

「つーかーれーたー!」
そんな中ばたりと音がすると夏目が机に突っ伏した

「全然減らないしー!」

「まあ、まだ二日目ですし」

「私達まだ決めないといけないこと沢山あるんだよ!生徒会の企画
 の準備もしないといけないし!場所は決まったけど段取りとか!!」

「そういえば生徒会の企画って何をやるんです?」

文化祭の数多くある企画の中に第一生徒会主催の企画があることは

以前より聞いていたが、パンフレットは制作中で詳細はまだ知らない


「吹奏楽部や軽音部、学生バンドとかの演奏ステージがあるでしょ?チ
 ア部にダンス部とか、まあパフォーマンス忠心のステージなんだけど、
 そこで第一生徒会もやる予定でね。一日目と三日目で二つあるんだ!」

「二つも?」

「そう!一日目はクイズ大会、二日目はミス・桜撫子コンクール!」





「……あの?」

「神月さん、それ以上言わないであげて」

「え……?」

困惑する彩花に額を抑えながら息を吐く緒方。そこに夏目は生き生きと

「この間呼んだ少女漫画でやっててね、やりたい!!って思ったんだよ!」

「それで、やっちゃうんですか?」

「すっごく面白そうじゃない?私が司会で、生徒会の誰かに審査員を頼もう
 と思ってるの!のーちゃんとユキちゃんとユアンは決まってるんだけど」


夏目は楽しそうに話すものの彩花は真顔になる。他の数人もいつも

通りの彼女の暴走に苦笑いし、またはため息をついている。去年は

ひとつだけの企画だったが大掛かりだったらしく大変だったと話す


「ま、まあ毎年大学でも似たような事しててニュースになってますよね」

「多分、Dropsや京進学園のライブがあるから話題性はそっちに持って
 かれちゃうだろうけどねー。こっちで目立つ何かが欲しいじゃない!」


数日後、今日も放課後に多くの生徒が残って文化祭の準備を進める

中、突如全校生徒の元に校内放送が入る。それはこの学校に来て

何度目かの魔物の出現放送だった

『生徒会より全校生徒に重要なお知らせです。只今七宮付近にて魔物
 の発生が確認されました。危険ですので郊外へ出ることを禁止します』

「……!」

『生徒は速やかに校内に入り教室にて待機してください。警察より警戒
 態勢が解除され次第規制は解除されます。繰り返します。生徒会より』


教室内にいた翔太は校内放送に顔を上げる。沙織と亜理紗もまた放送

に耳を傾け、第一体育館にいた緋香琉とクロスも周りの生徒と同じく動き

を止める。同じ内容が繰り返される中


「霧島さん」

「……少し行ってくるわ」


聞こえた声は教師によるものだが、亜理紗はそういい教室を出ていく


『安全が確認され次第再度放送します。次の指示があるまで全校生
 徒は校内に待機、いつでも避難できるように準備しておいてください』

「……またか」
翔太が呟くとやってきた沙織に続き近くにいた六本木や啓も声を発する

「行くの?」

「……いや、万が一ここが襲われたら大変だ。動かない方がいいと思う」

「そう?」

「警察が動いてる……って事は人々の避難は徹底されているはず。
 けど……なんだ?強い力を感じる。今までの敵と違うような……?」

「……確かに、変な感じがするね」

「え?いつも襲ってくる魔物とは違うの?」

「明らかに違う。もしかしたら、普通の人じゃ相手にならないかも……」


その時、再度放送が入る

『現在、警察および陸上自衛隊が対応していますが、魔物は行動範囲を
 拡大しています。よって警戒レベルを3に引き上げます。校内に残って
 いる生徒はすぐにでも避難できるように待機し、避難の際は教員の……』

「この声、霧島さんだね」


クラス内からも不安の声が上がり活気あった空気は一瞬で凍り付いた

どうすべきか考えながら翔太は辺りを見渡し呟く。


「動くにしても、この状況じゃ目立つな……」

「確かに。校外に出ることを禁止されちゃったしね。今は外にいる生徒も
 いないだろうし先生もいるし。私達だけで抜け出すのは無理そう……」

「ここに近づいてくるとしたら生徒会は地下への避難を命じるはず」

「抜け出すなら、その時かあ……」


翔太の予想は正しく魔物の範囲は広がり桜丘高校周辺まで迫っていた。

間もなく放送が入り翔太と沙織は意気込むが想定外な放送が入った


『地下の避難経路は魔物の侵入により現在使用できません。よって全
 校生徒は順次行る放送の指示に従って三階に上がってください。担任、
 及び顧問の教員は生徒を引率し、指定の場所まで移動してください』

「地下に魔物が……!?」


放送がかかり生徒達が移動する中、1-Aは教室内に待機し呼びかけら

れるのを待っていた。その頃、第一生徒会室。彩花は画面に映る映像

に目を凝らしながらキーボードの矢印キーを押していた。そして数十分

も経たないうちに翔太達は窓から道を駆け回る魔物の姿を捉える


「……!」
だが同時に正面玄関前に二人の少女が現れそれに気づく


「赤井にクロス?」

「え?」

沙織もまた翔太に続き二人の姿を確認するとふとため息をつき

「まあ、姿が見えたって事はここに入ってくるのも時間の問題かな」

「鈴木さん、まさか外に?」

「あの二人だけには任せられないっしょ」

「なら俺も……」


二人に続くように翔太と沙織も外に出ると、タイミング良くついに魔物が

正門から侵入しこちらへ駆けて来た。緋香琉とクロスは武器を握りながら


「来る……!」

「やってやろうじゃないの!この中には一体も通さないからね!」


駆け出す緋香琉に続いて翔太もまたその手に刀を握ると駆け出した


「上田君達が戦い出したわ」

「地下は?」

「えーと、駄目だ、至る所に魔物が。厳重な防弾用シャッターで通路
 は閉じられているので校内や建物内に侵入されることはないと思う
 けど……困ったね、地下が使えないんじゃ皆ここから避難できない」


彩花の隣で違うモニターを見た緒方は告げる。それを聞いて第一生徒

会は緊迫した重いと初めて見る第三生徒会の行動に関心していた。

第一生徒会室内に備え付られたモニターには敷地内と校内に直結した

地下室のカメラが分割して映し出されており同時に魔物も映っている


「外は魔物だらけ、地下もだめだなんて……」

夏目が呟いた直後内線電話が鳴り声を聴いた第一生徒会役員は

「放送室から連絡が。生徒の移動、一通りは終わったはずだって」

「のーちゃんありがと。霧島ちゃんにもお疲れって言っといて」

「わかった」

「一通りは終わったか。けど放課後の為バラバラな生徒もいるはず。中に
 は動けない人もいるかもしれないし全員が三階に上がれたのか把握で
 きない。俺達で一階と二階に生徒が残ってないか見に行く必要がある」

「危ないですよ!力を持つ生徒が足止めしているとはいえ、既に校内に侵入
 している可能性もあるんですから!いくら第三生徒会でも魔物相手は……」

「ですが……」

「ユキちゃんの気持ちは分かるけど落ち着いて」

「……!」

「一階と二階に防衛用シャッターをかけるべきだと思うんですけど……」


彩花は途中で言葉を止める。というのも防衛シャッターを操作する制御

室は二階にある。誰かがそこへ向かい操作する必要があるのだが、既

に校内に侵入している可能性も高い為極めて危険な行為となる


「それには誰かが二階の制御室に行かなきゃいけない……」

「……駄目ね。何故か制御室に繋がらないわ。警備員がいるはずなんだけど」

「やっぱり誰かが行くしか?でもそれでシャッターを下ろしたら、行った人は
 二階に留まることになるよね。それに、連絡がつかない以上最悪俺達が
 操作しなければならないかもしれない。だが操作方法なんて分からないぞ」


やがて、第一生徒会室に合流した霧島は告げる

「……そこにいればいいけれど、もしかしたらさっきの避難放送で避難した
 可能性も高いわ。だとすればその人を連れて制御室に向かう必要がある」

「……」

危険が故誰もが口を閉じていると、その様子を見ていた彩花は呼び止める

「……何にしても生徒の確認もしなきゃいけないし、それは私の機械でな
 んとかします。効率を上げるためにもう一人くらい欲しい所だけど……」

「ならそれは私がやるわ」

「霧島さん、ありがとう。緒方先輩はそのまま監視カメラの監視を」

「わかった」

「……」
なつめは指示を出す姿を見ていると、彩花はポケットから携帯を取り出し

「その制御室の話ですけど、一般人より適任な奴がいます」

「え……?」




北条啓は静まり返った廊下を走っていた。そして曲がった先、目に入った

のは『制御室』と書かれたプレートだった。共に走っていた青空は「これか!」

と叫び目的の場を捉えた二人は扉に向かって一心に向かっていた。しかし

手をかけようとした瞬間少し離れた場の窓ガラスが割れ二体の魔物が侵入

した。魔物の方へ体を向けると人間の姿を捉えた魔物は襲い掛かろうとする


「っ!」

「うわあっ!」


魔物は大きく翼を羽ばたかせ突風が巻き起こる。踏ん張るものの風は強

く、共にいた警備員の男性は吹き飛ばされ壁に打ち付けられると頭を打ち

その場に倒れこんだ。それを見た青空は咄嗟に扉から離れ駆け寄る


「大丈夫ですか!?」

「うぅ……」


一方、廊下の中央にいた啓は魔物と間合いを取っていた。今にも次の攻撃

を仕掛けて来そうな素振りを見せ緊迫した様子で懐から数本のナイフを取り

出す。直後翼の関節部に向かって投げ直線に飛んだナイフは突き刺さり翼

を生やした鳥類の魔物は叫び声を上げながら廊下に落下した。

更にナイフを投げ胴体に命中すると魔物は力を失ったように消滅していく


「飛行するまでいるとは三階も安全とは言い切れませんね」

「……」


青空は啓の言葉が耳に入りながら気絶した男性を見る

「北条、この人気絶しちまったぞ……!?」

「……ひとまず、制御室の中に入りましょう」


男性を連れ二重の扉を閉めると床に男性を寝かせる。目が覚める様子

はなく青空は首を傾けある方向を見た。視線の先には無数のボタンやレ

バーがあり、その上には無数のモニターがある。モニターには学校内や

周辺の地下避難通路に設置された監視カメラの映像が映っており、定期

的に映されるカメラ映像が変わるようだ。青空は立ち上がり装置に近づくと


「どうする。唯一操作が分かる警備員の人は気絶しちまったし、確か一階
 と二階のシャッターを閉めるんだよな?……駄目だ、さっぱり分からない」

「……駄目ですね。私にも何が何だか……」


啓も近づき装置の数々を見るがお手上げ状態のようで再度それらしき

スイッチを探すが明確に表記されているわけでもなく目を離しため息をつく


「……さっぱり分かりません」

「下手に動かす訳にもいかないし……あの人が起きるのを待つしかないのか?」

「それでは魔物の侵入を許すばかり、危険度は高まるばかりです。何とか私
 達で操作出来れば良いのですが……。どうすれば二階と一階の防衛シャッ
 ターを下ろせるのか。そもそも、それらしきボタンすら見当たらない………」

「ああ、駄目だ。一体何がどうなってんだ……!?」


何とか稼働スイッチを見つけようと二人は無数にあるボタンから探してい

くが殆どのボタンが色や形、大きさが同じで表記もない。仕様を理解して

いない者に操作させるのは到底不可能だった。焦りが一向に募る中魔物

が蔓延る校内を悔しげに見つめていると扉をノックする音が聞こえた


「っ!?」

同時に二人は振り向く。直後扉の向こうから叫び声が聞こえた

「伊藤君、北条君!」

「この声……」
おそるおそる扉を開けると姿を現したのは六本木の姿だった

「六本木!?」

「なぜここに……既に校内は魔物だらけで危険ですよ……?」

「うん。だけど僕も何か力になれないかなって」


再び扉を閉めカギをかけると二人は六本木に現状を説明した。シャッター

を下ろす為の操作方法が分からずにいると二人と同じように六本木は

装置の方へ歩み寄ると無数のボタンを見つめていた。数秒間の後彼は


「そういう事なら僕に任せて」

「えっ……?」


六本木は装置の前にあった椅子に座り次々とボタンを押していく。押した

ボタンに反応したように二階のシャッターが次々と降り、続いて一階のシャ

ッターが下りていく。迷いのない動作に二人は呆然としていると


「これでいいかな」

「な、なんで分かるんだ?」

「このタイプのセキュリティは見た事あるから分かるんだ」


更に別の所に密集していたボタンを押していくと六本木は視線を上げた。

二人もつられるように見ると監視カメラの映像が切り替わっていく。それは

六本木の操作によって意図して行われたものだと思い


「見たことあるって……」

「何を……?監視カメラの映像を切り替えたように見えましたが……」

「防衛シャッターを閉めたなら生徒は僕達を覗いて三階に避難しているは
 ずだし、もう一階のカメラは必要ないと思って。二階の一部と三階、後地下
 に固定したんだ。このモニター数じゃ一気に全部を映すことはできないし」

「……」


その頃、避難に遅れた生徒の確認を終え監視カメラで捉えきれない箇所

を監視していた彩花と亜理紗はシャッターが下りていくのを確認した。やが

てマイクで三階に待機していた生徒の元に放送でこの都度を伝えていく


「霧島さんナイスだよ」

「念の為と思って持ってきておいてよかった」

「去年放送機材は最新機種に変えたけどそれが功を成したわね」

「えぇ。コードレスじゃなかったらここに持ってくることはできなかったし。放
 送室の電源はオンにしたままにしてきたから、いつでも連絡出来るわ」

「……」


そんな中、第一生徒会長と副会長はどこか浮かない顔をしていた



「けれど、その子たちは制御室に閉じ込められたってことよね?」

「シャッターも下ろしてしまったし、ここ(三階)に上がることはできない」

「……」

「大丈夫ですよ」
夏目はふと発せられた彩花の方を向くと

「少なくとも、そう簡単にやられるような奴じゃないと思うので」

「……」


夏目はその言葉を聞いた後生徒会室の中から窓の外を見る。シャッター

を閉めることに成功したとはいえ既に校内には無数の魔物が侵入してい

る。防衛シャッターもどこまで持つか分からない。見える範囲でも敷地内

には何体もの魔物の姿が見え、戦う生徒たちの姿が見えていた


====================================

次回

防戦に臨む中、生徒会室に届いたのは翔太がこの場から離れ何か心

当たりがあるという話。それを聞いた彩花は沙織達にも同じ場に向かう

ように頼む。そして彩花はこの場を守る為、ある方法を実行する……


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