INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第13章、離脱初の戦場

連合軍から離脱後彩花は道端で倒れている獣牙族の青年を見つける。警戒する青年に対し誤解を

解こうとする彩花だったがそこにかつてデイン王の側近イズカが姿を現す。イズカの陰謀を知り青年を

助け目的を知ったギンはついて行くことに決める。が歩いている途中とある女性と遭遇するのだった
__________________________________________

「下がっていてください」


そして、盗賊が追いつく前に、その場から姿を消すと盗賊を始めギンは驚いた。盗賊の背後に現れると

氷魔法を唱えた。もちろん、魔道書なんてものはない。倒れたのを確認すると女の人の元へと向かった


「大丈夫ですか?」

「は・・・・はい」


衝撃が隠せぬままギンはおそるおそる尋ねると困ったように少女は答えた



「あ、えーと・・・だから、私は外の世界から来たんだって。色んな国の魔法とか知ってて・・・」

「これが・・・彩花さんの国の戦い方ですか!?」

「あーえーと・・・私の国じゃなくて・・・私、色んな国旅してて、その時覚えた・・・みたいな?」




ギンはさっきと違い明らかに尊敬のような興味を持った表情をしていた。だけど今はそのことを

話している場合じゃない。咄嗟に女の人に村の場所を尋ねると彩花は隣にいた人物に告げた


「ギン、助けに行くよ!」

「ふ・・・2人でですか?」

「当然。無論1人でも行くけどね」



その村に着くと、地面は荒らされていたが村の人はどこかへ逃げたのか倒れてはいなかった

村人を探しているのか、数人の盗賊がきょろきょろとしている中少し離れた場でギンは尋ねた



「どうするんです?あの数に2人で・・・しかもこの人を守りながら・・・」

「大将がどっかにいるはず。それをなんとかすれば・・・」


ミカヤやエリンシア、アイクのいない中戦争になれた人がいない中私の戦いが始まった



「ギン、その人のことは頼んだよ、にん・・・ベオクだけど」

「・・・はい。彩花さんの命令なら」

「別に、命令じゃないけど・・・」


そう告げると、剣は出さずに盗賊の方へ近づく。一見『武器を持たない馬鹿な奴』と思うだろう

女の人が指をさすと中年くらいの男が追い詰められた状態でいた。すると女の人が叫んだ


「長!」

「!」


その声に男の人は気づく。もちろん、周りにいた盗賊達も


「何故戻ってきた!」

「それは・・・その・・・」


「んー・・・あれがリーダーっぽい」

「っぽいって・・・なんですか?」

「あぁ、こっちの話」


ギンと自分の姿に気づくとその男は長と呼ばれた人から少し離れ振り向いた


「・・・・へっ」

「・・・えーと・・・」


(こういうときってなんて言うの?その人を離せ!とか言うの?でも、掴んでないし)


「んー?」


(この村から立ち去れ!とかアニメの主人公ぽく・・・ってないない)


「ふうむ・・・・?」

「あの・・・彩花さん?」

「ん?」


ギンに呼ばれ我に返ると相手から何かを言いかけてきた


「なんでてめえら?」

「いやなにって・・・なに?」

「なんで彩花さんが聞いてんですか・・・この村を助けに来たんじゃ」


驚いた様子でギンが尋ねると前にいた男は鼻で笑った声を発し睨むように告げた


「ハッ・・・助けに来たぁ?2人でかぁ?」

「んーまあ?」

「なんですかその曖昧な答え方!?」


「戦争中だから?好き勝手暴れ放題ってこと?そうなのかなあ?」

「・・・・・・・・・」


ギンの表情がおかしなことに気付いた。それどころか盗賊達もなにか呆れた様子でいる


「?」

「おい、おまえら、やっちまえ!」

「うおおおお!」

「え?」


気がついたら盗賊達が向かってきていた。ギンが化身しようとするがそれを彩花は止めた


「く・・・・。・・・・彩花さん?」


ここはベオクの住む村。化身なんてしたら後々めんどうな事になるのは目に見えた


「化身しないと戦えない?」

「いえ・・・一応短剣は持ってますけど・・・」

「その人を守ってくれればいいから」

「えっちょ・・・彩花さん!?」


突然消えたことにギンは驚いたのだろう。それと同時に向かっていた盗賊達の動きも止まる

突然消えた私を探してきょろきょろとしている。姿を現したのはリーダーらしき人物の背後



(・・・こういうのって、背後に現れるっていうお約束なんだけどな)


「んなっ!?」


背後に現れたことに驚くも再び姿は消えギンたちの横に姿を表わす。盗賊の足元を凍らせて


「なんだこりゃあ!?」

「ねえギン」

「な・・・なんですか?」

「これってさ・・・やっぱり・・・殺さないとだめなのかな」


出来れば、殺したくない。やっぱりそう言う考えはこの世界じゃ駄目なのだろうか



「ありがとうございました。おかげで助かりました」

「いえ・・・すみません、逃がしてしまって・・・」


また・・・・この村を襲うかもしれないのに


「今はこんな時代です。国の兵たちはみな戦場へ送り出される。賊達が暴れ
 るのも無理はないでしょう。早く戦争が・・・終わると・・・いいのですが・・・・・」

「そうですね・・・」


その時、横で誰かが叫んだ。それは誰でもないギンに対してだ。ラグズだということがばれたのだ


「なっ・・・・半獣っ?!」


その言葉に、村の人々はギンの姿を見てざわざわと何かを話し始めた。やはりこの村でも半獣と

呼んでいるのか。サザは言っていた、ほとんどの人が半獣と呼ぶと・・・そんなとき、女の人は言う


「でも、この方も私を・・・私達の村を救ってくださいました!」

「そうだ。もしかしたら・・・全ての半獣が悪いわけではないのかもな・・・」

「っそうです!」


つい私は叫んでしまった。その一言に村人は一斉に振り向き集中した


「ラグズだって・・・に・・・ベオクだって・・・本当は仲良くしたいんです。お互い・・・誤解
 してるんですっ!だから・・・ラグズって・・・ちゃんとした名前で呼んであげてください」

「・・・・私達は、誤解していたようだ」


長は、ため息をついて告げた


「私達は、幼き頃から半獣・・・いや、ラグズは恐ろしいものだと教えられていた。私も化身した姿を
 一度だけ見たことがあったが・・・恐ろしいものだった。だが・・・・元々は・・・同じだったのだからな」


その後、その村を去り再び歩き始めた。そして彩花はとあることを提案した。この先困っている

人がいたら率先して助けようと。理由は、私がこの大陸の戦いを把握しきれていないこと




「構いませんよ・・・彩花さん」

「何?」

「すごいですね、あんな大勢の盗賊を倒してしまうなんて。しかも1人で・・・」

「そうかな」


慣れてしまったのか。だとすると慣れてしまった事がいいことかと微妙な気持ちになっていた

多くの数の相手に一人で戦うなどこれまで普通と呼べるほどに経験していた為そこまでとは

思えない。ただしそれは相手が魔物だった場合である



「そうですよ!やっぱり彩花様と呼んでもいいで・・・・」

「駄目」

「・・・・・ですよねー」


そんな数日後、2人は歩いていたのだが・・・事態は突然起きた


「・・・・うぅ?」

「彩花さん!」


隣から声が聞こえた。体を動かそうとして自分は縛られて身動きが取れないことに気づく

隣の声の主はギンで顔を横に向けると自分と同じように手足が縛られていた


「これは一体・・・・」



確かギンと歩いていた時、いかにも賊みたいなのがやってきて捕まったんだっけと思いだす

ふと前から声が聞こえた。男の声がそして、またその近くから別の人の声が聞こえる



「お頭、どうしやす?」

「この女はどっかに売り飛ばせばいい金になりそうだな。半獣
 も玩具として貴族にうりゃあ多少なりとも金にはなるだろうよ」

「おい、ちゃんとこいつらを見張ってろよ」



=========================================

次回

誰も見たことのない力で勝利を収めた彩花。だが歩いていた途中謎の集団に捕まってしまう

身動きが取れないまま目をさますが2人はとある砦にいた。そんな中、1人のラグズと出会う

かつて1人も逃げられたことのないというこの場から逃げようとするが・・・?


次回、第14章、「黒き翼を持つラグズ」


第14章へ

目次へ

スポンサーサイト
別窓 | 暁の女神 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<テスト\(^o^)/ | INFINITE | やっぱり皆で楽しむべきだよね!>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |