INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第9話、導きの声

ピチューとロイの説得を振り切りニンテンドーへと戻る4人。マリオ達と合流することを第一目標に

行動を開始するのだった。可能性のない戦いに思われた中彩花はセガに行く前に聞こえたあの

言葉を思い出すと半信半疑でその名を呼ぶ事に決めるのだった
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「まずはマリオさん達と合流するべきですよね」

「皆はいまどこにいるのだろうか」


話し合った結果最初に出たのは『マリオたちとの合流』

しかし現在彼らがどこにいるのかはわからない


「ルカリオは波動でミュウツーとかの気配はわかるらしいけど・・・ミュウツーは分からないの?」


ピカチュウが尋ねるがミュウツーにはルカリオのような能力はないと答えた

もしかしたらすでにファントムと接触しているのかもしれないと考えると一刻を争っていた




「・・・・ミュウツーに連れられセガに行く前、変な声を聞いたんだ」



絶望とも言える状況に後に引くこともできずあの事を3人に話した


「助けたいと思うのなら名を呼べと・・・・」

「お前自身はどう思うのだ?」


ミュウツーに尋ねられ考えを述べた。怪しい部分もあるがこの状況ではそんなことも

言ってられないだろう。一瞬の迷いで1人でも多くの者が傷つく可能性があるのだから



「・・・あいつを倒す方法を知っているのなら、試す価値はあると思う」

「ならばお前の思う通りにすればいいだろう」



ミュウツーの言葉を聞くと彩花はあの時聞こえた、呼べと言っていた名を呼んだ


「エリア。あいつを倒す方法を知っているの?」

『えぇ。知っているわ』

「「!」」


再びあの声が脳内に響いた。そして反応を見る限りこの声はリンクたちにも聞こえているようだ

3人は見渡すがあのときと同様周りに人影も気配も感じられない


『私の名を呼んだということは、助ける意思があるということね?』

「・・・・・・そうだよ」


沈黙の後に返事をするとリンクが真っ先に尋ねた


「あなたは誰なんですか?」

『今はまだ答えることができないわ。彩花。今から言う事をよく聞きなさい』


緊迫した空気の中凛とした声が響いた


「前にも話した通り今のままではあのファントムを倒す方法はないわ。けれど
 貴方の力を使えば太刀打ちできる。この世界を、宇宙を守ることができる」

「それは・・・私が戦うと言うこと?」

「最終的にはそうなるかもしれない。だけどまずは、貴方の力を試させてもらうわ」

「力?」


3人が見合わせる中いつもとは違う雰囲気で彩花は会話を続けていた

それに対し声の主は力を試すと告げた


「ここから先、ある国で1人の少女がいるわ。彼女を助けなさい」


その場までは声の主が送るそうで受けるかどうかを問いかけた

悩むまでもなく受けることを伝えると「わかったわ」と声は呟いた


「では・・・・今から送るわ。1人で戦えというわけでは
 ない。そこにいる彼らと協力して彼女を救いなさい」


私は1人でも構わないと言おうとしたが言わなかった。直後目の前が眩しくなり

思わず目を閉じた。眩しさが感じられなくなり目を開けるとスマブラの前ではなく

見慣れない場所に4人はいた


「スマブラの前じゃない!?」

「どういうことでしょう・・・あの人の事知らないんですよね?」

「知らない」


無表情のまま答えるとその時風が吹き彩花はある事を読み取った


「この先に、知り合いがいる?」

「え?」

「む、どうやら向こうに街があるな。情報を聞き出すにはあそこに行くのがいいのではないか?」


ミュウツーの指さす方向には自分たちの世界では見ない風の建物が並んでいた

風が吹く中その指示通りに進んでいくと街の中に1人目立つ姿が目に入った


「デデデ!?」

「ぞい?」


聞きなれた声にその人物は振り返ると驚きの表情をし駆け寄ってきた


「お前たち何してるぞい!?セガにいたのではないぞい!?」

「あーえーと・・・・・」


戸惑っているリンクに対しミュウツーが尋ねた


「他の者は?」

「それが・・・みんなバラバラになってしまったぞい」


4人はデデデからあの後のいきさつを聞いた。2機の飛行船にのりニンテンドーへと

戻ってきたマリオたちはニンテンドーに入り着陸した直後竜巻に襲われ

みなどこかへと飛ばされてしまったそうだ。ただの竜巻ではなくデデデの考えだと

あれもまたファントムの力なのではないかと思っているそうだ


「僕たちは・・・・あの時は迷いましたけど・・・やはりマスターさん達を助けたくて・・・」

「スネークに言ったら怒られるかな・・・・あの時すごくこわかったし」

「そんなことないぞい。あの時は皆冷静ではなかったぞい。その気持ちがあれば十分だぞい!」

「デデデ・・・・!」


申し訳なさそうな表情をする2人にデデデは優しく言った

そしてミュウツーはデデデにここへ来た理由を話した


「そういえば・・・・この先の廃墟に魔物が住み着き人が掴まっていると聞いたぞい」

「それを助けろ・・・ってことですかね?」


どちらにせよ見過ごすわけにもいかず早速デデデを加えた5人はその廃墟へと向かおうとする


「ちょっと待って」

「どうしたの?」


立ち止まった彩花にピカチュウが尋ねた。ぼそぼそと何かを呟くと


「これでよし。行こう」

「?」


首を傾げるピカチュウに向かって彩花は告げた


「いまセガにいる人達ももしかしたら戦う意思が戻るかもしれない。そのための措置をね」

「措置・・・・?」

「一度は世界を救った人達がいつまでもああしてるとは思えない。もし戦う意思が
 戻った時、またニンテンドーに来られるようにちょっと頼んだんだ。あるポケモンに」


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次回

デデデによりファイター達の現状と人が捕まっている事を知る5人は

廃墟に向かう。そこにはファントムによく似た姿の魔物が何体もおり掴まった人を助ける

なんとその中に彩花の知り合いがいた


次回 第10話 「旧友」


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