INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第31話、Tea or Coffee?

何度目かによって引き起こされたDrマリオ事件がまたしても起こった。今度の被害者はゲッコウガ

と思いきやゲッコウガが自ら望んで人間になったのだとDrマリオは話す。トレーナーと言葉を交わせ

ない故トレーナーを持つポケモン共通の願いなのではとファイターたちは思うのだった
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ある日のこと、マスターハンドはファイター達を会議室に集めていた


「実はな・・・大乱闘についてなのだが、ファイター達の他にもう一人参戦者がいるのだ」

「・・・どういうこと?」


いまいち理解できない説明に一同はそれぞれ顔を見合わせた


「バーチャル・・・いわゆるCPUってやつかな」

「コンピュータ?コンピュータが戦うのか?」


マリオが尋ねるとマスターハンドは説明を始めた。体格、力、速さ、ジャンプ力のステータス

を設定し一つのキャラクターを作る。そしてそのキャラクターを戦わせるのだという


「その名もMIiファイター。時々大乱闘に参加させようと考えているのだ」

「説明の通り作る人によって能力値のバランスが変わり同じ戦いになるとは限らない。お前らが
 作ったMiiファイターも大乱闘に参加させることもできる。自分の作ったMiiファイターと戦う事もな」

「なんだそれ!?面白そうだな」

「Miiファイターは管理室にて作る事が出来る。何かあったら私達に聞いてくれ」



すでにマスターハンド達が作ったMiiファイターが登録されているというわけで一部のメンバー

達は管理室へと移動していた。試しにファルコンが乱闘場に移動すると相手として現れたのは

格闘タイプのMiiファイター。人の姿をしておりどこからどうみても人間だ


「すごい・・・!」

「種類は三種類あってそこからさらに発動する技を決められるんだよ。作る人によっ
 て速さ、力とか何に重点を置くかが変わるから僅かな実力差が生まれるんだよ」


一同が感心した様子で見ていると彩花の解説が入った。そこで気づいたのはルイージだ


「Miiっていうバーチャルは僕たちのマリオカートにもいるんだよ」

「確か・・・マリオ達がスマブラに来て出場者がごっそり減ったから対策にって出来たあれか?」

「そうそう。最初は穴埋めだったんだけどなかなか好評でほぼプレイヤー入りになったんだって」


ルイージ達の言うMiiにそこまでの性能差はないものの髪型、目など数多くあるパーツから

人を作れる事、身長までも設定できることからカートに出場しているMiiは観客や一般の人

が作ったのも出場するらしい。中にはルイージ達が作ったMiiもあるとか


「それ以上にここのMiiは能力のバランスが重要になってくるからねえ・・・」


ほんの僅かな調整によってある場では有利になったり不利になったりするとロボットが告げた




「たまにはコーヒーが飲みたいねえ」



昼過ぎ、案の定紅茶を飲んでいると彩花が呟いた


「コーヒー?なにそれ」

「・・・紅茶は知ってるのにコーヒーは知らないの?」


驚いた表情で言われるが知らないものは知らないのだ。コーヒーとはよく紅茶と対にされる

飲み物でコーヒー豆と呼ばれる豆から作られた飲み物だという。紅茶同様砂糖を入れること

によって甘くなるがあえて入れず苦い味を好んで飲む者もいると言う


「学者とか先生とか大人が飲んでるイメージがあるね」

「へえ」


話すよりも飲んだほうが早いと彩花は町へと買いに出かける。数時間後


「・・・なにこれ」

「コーヒーだよ」


当然彩花にコーヒーを豆から淹れる技術などなく簡易的に作れるインスタント

のものを買ってきた。がそれを飲んだマルスは一瞬のうちに表情を歪めた


「こんな苦い物が・・・」

「だからこのミルクと砂糖を入れるんだって」


そこへやってきたのはメタナイトとシュルク。2人もしばらく見ていなかったのか


「コーヒーではないか。珍しい物を飲んでいるな」

「あ、メタナイトにシュルク。メタナイトはコーヒー知ってるんだね」

「・・・むしろ知らない者はいるのか?」


元々苦い表情をしていたためマルスの反応には誰も気づかない


「しばらく飲んでないなー。ここの人ってみんな紅茶ばっかり飲むからないのかと思ったよ」


そう告げたのはシュルクだった。シュルクの地にもコーヒーは存在するらしい


「ここの人達がおかしいんだよ。たまにはコーヒーが飲みたいなと」

「いいよねコーヒー。僕紅茶よりコーヒーの方が好きだよ」


彩花はどちらが好きというわけではなくどちらも好きだった。研究をしていたからか

イメージ通りと言う感じでコーヒーが好きだと告げたシュルクと話が合った


「こんな苦い物が・・・?」

「え?まだ苦い?砂糖入れた?」

「さっきよりは飲みやすくなったけど・・・僕は紅茶の方がいいよ」


するとメタナイトもどちらかというと好きというよりコーヒーの方が飲む事が多いらしい


「朝飲むと頭が冴えるしね」


ふと彩花は気になった。スマブラ内のどれだけの人数がコーヒーを知っているのか


「コーヒー?飲むぞ。ブラックに限るけどな」

「だと思った」


珍しく外に出ていたのか見かけたDrマリオに尋ねると見た目通りの返答が返ってきた


「ブラック?」

「ミルクも砂糖も入れないコーヒーの事だよ」

「・・・ええっDrマリオあんなの飲んでるの!?」


Drマリオ曰くミルクや砂糖を入れてしまうと甘くなりあまりコーヒーの役目を果たさないという

あの苦さもありコーヒーと呼べる人は呼べるのだろう。ほぼ毎日飲んでいるという


「え?どこからお湯を?」

「部屋に簡易ポットがある」


今回の大乱闘からもうひとつ大きな変更点がある。それは賞金制大乱闘にて勝利を収めると

一定額の賞金が発生する。港町の発展と祖国との通貨の違いから買い物できないのはかわい

そうだと言う事でこうなったらしい。ここでもまたファイター達の性格が分かれるのである


「えっカービィこの間勝たなかったっけ」

「ぽよ?」

「カービィの場合すぐお菓子に使っちゃうんじゃない」


廊下の向こうからはネスとカービィが何かの話をしていた


「え?コーヒー?友達のジェフがよく飲んでて僕も飲んだことあるけどあれ苦手だなあ」

「だよね、だよね!」


やっと同意見者を見つけたからかマルスの表情が明るくなっていた


「だったらカフェオレの方が好きだなあ。あ、それかコーヒー牛乳」


ネスからはいかにもという子供っぽい感想が。その時


「ぬぅあにいいいいいい!?」


リビングからマリオの叫び声が聞こえた。一同は顔を見合わせた


「またマリオが叫んでる。ゲームで負けたのかな」


第一声の叫び声からしばらくマリオの叫び声が聞こえていた。それは驚きを隠せない

ような言葉が言葉になっていないもはや宇宙人かと思わせるような叫びだった



「マリオーそんなに叫んでどうしたのさー」


リビングに向かうとカービィが尋ねた。するとマリオは一同に向かって3DSの画面を見せた


「これ見ろこれ!」

「なになにー?」


カービィとネスが近づく中彩花はある原因が浮かんだ。そしてそれは命中する


「えええええっ!?」

「ちょ・・・ええっ!?」


2人はマリオに似たような叫び声を上げた


「何を騒いでいるのだ。というよりマリオいい大人がゲームなど私と同じ名を・・・」

「お前なんでいるんだよ!」

「なに?」


マリオに遮られるとDrマリオは画面へと近づいた。画面は3DS『スマブラ』なのだが画面に

Drマリオが映っているのだ。Drマリオと言えばDXにて参戦しXでは出なかった人物


「お前復活したのか!?」

「あー、みたいだね」


彩花が答えるとマリオは勢いよく叫びながら飛び出す。そして数分後


「裏切り者がいると聞いて」

「なっ」

「ふふふ・・・Drマリオ・・・覚悟はいいかい?」


子供リンクとピチューは苦笑いを浮かべながら2人を見ていた。隣にいたミュウツーは

相変わらずという感じで無表情、若干呆れた様子で見ていた


「あ、でもそのうちミュウツーも復活するみたいだね」

「えっ・・・ミュウツーが!?」

「まあ、映画でも活躍したし初代の伝説だしあり得なくはないよね」


もしかしたら他のメンバーも復活するのではないか。ピチューと子供リンクは淡い期待を

抱きながらそんな話をしていた。一方ではDrマリオの叫び声が部屋中に聞こえた


「逃げるな!エクスプロージョンの刑にしてやる!」

「何を言うか!私は今の今まで知らなかったのだぞ!」

「ここでそんなの使ったら大火事になるよ」


Drマリオは飛び退くとリビングから出ていった。それを追いかけるようにもう一人リビングから飛び出し


「こんなことってあるんだな・・・」

「うん。最初見たときは私も驚いたよ。まさかのまさかだもんね」



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次回

スマブラの再結成、多くの者の喜びとなる出来事だがキノコ王国ではある問題が発生して

いた。その事を知っていたマスターハンドはある企画を立てファイター達を引き連れていく

ファイター達が向かった場所はマリオ達の故郷何度か来たことのあるキノコ王国だが・・・?


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