INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第26話、花火大会

ショッピングを楽しみにしているピーチ達はふとした思いつきで彩花と沙織を誘う

そこから始まった2人によるピーチ達の現代風コーディネート。それから数日後、彩花は

国際化による対応のため数ヶ国語による放送を流そうとしていた。その音声を録音する

ためにクロスと緋香琉を呼ぶのだった。3人を見送り本格的に企画は始まろうとしていた
____________________________________

「ふっふーん♪」

「カービィ、楽しそうだね」


楽しげに鼻歌を歌っているカービィにクッパJrは呟いた


「だってもうすぐ花火大会じゃんー」

「花火大会?」

「あ、そういえばもうすぐだよね」


ルイージはテーブルの上にあった一枚のチラシを手に取るとクッパJrに見せた


「ふーん・・・。皆お祭り好きだよねー」

「だっておいしいものいっぱい食べられるし!」

「そういえばワドルディ達が出店するって言ってたっけ?」


新しく拡張され区分までついたのだがそれだけ規模が大きくなっただけあり出店の

数も以前同じ場で行われた夏祭りとは比にならないほどのものだろう。そのこともあり

カービィだけではなく多くのファイター達がこの日が来るのを楽しみにしていた


「お祭りですか・・・いいですね」

「地上界のお祭りを見るのは初めてでしたっけ?パルテナ様」


中には住んでいる場所柄始めて見る者や祭り自体は知っていても

地域ごとに催される物は違うため始めての経験をする者も多いだろう


「すまないね・・・荷物を運んでもらっただけではなくデータの整理まで手伝ってもらって・・・」

「気にしなくていいよ。あの時は散々力になってもらったわけだし」

「僕も今までずっと研究してたり旅してたりだからなんかじっとしてるのは落ち着かなくて」

「・・・新メンバーはいい人ばっかりだな・・・」

「「えっ」」


紙の束に埋もれながら仕分けをしていくルフレとシュルクに対しロボットは呟いた


「皆さん近日に行われる花火大会の話で盛り上がってますが・・・3人も行かれますか?」

「花火大会か・・・いいね」

「意外だね。シュルクのところは花火あるのか・・・いや、花火は皆知ってたっけ?」


そして当日・・・昼過ぎに飛び出す者もいる中辺りも暗くなり始めた頃


「おぉー!」

「やはり、祭りと言えば浴衣ですよね」


黒髪と言う事もありWトレーナーはいかにもと言う感じに日本特有の浴衣美人へとなっていた

事前に買っていたのかマスターハンドが用意したのか、ピーチやサムス、ゼルダやルキナ

パルテナもそれぞれ生地の色も柄も違う浴衣を見に着けていた


「プリンはこれで」

「かんざしプリね!」


女性陣には全員なんらかの装飾が用意されているのかナナも浴衣は身につけていない

ものの夏らしい髪留めがフードの部分から覗いていた


「さあ、残り一人ですよ」

「お断りします」


Wトレーナーが振り向きざまに言うと顔を引きつられた状態で彩花は告げる


「前の時浴衣の人なんてほとんどいなかったよね?」

「昼見たときは沢山いたわよ。今なら尚更!」

「ってこれより前にも行ったの!?浴衣なんて動きづらいし日本で散々着たよ」

「「さあ・・・!」」


今までならよくある光景。ピーチとサムスが迫る中何故かパルテナとWii Fit トレーナーも

加わりこれは捕まったら最後だと瞬時に判断した彩花は叫びながら駆け出した


「こ と わ る !」

「・・・逃げられたわね」

「仕方ないわ。あれは次回に取っておきましょう」


新しくなってから人であふれる中今日は尚更人が多く集まっていた。世界中から

集まったのかと言わんばかりに大所帯になる中人々にファイター達も混ざっていた


「よっしゃ8個目!」

「ファルコ、ウルフ、これ以上やると店が大変な事になるぞ」

「なら次はダーツで勝負だ!」




「カービィ、それは・・・」

「やきそばー、わたあめー、冷やしきゅうりー、たいやきー」

「・・・うん。知ってたけど・・・カービィがこんなのあっという間に食べるって知ってたけど・・・!」



「あわわわ!飛行機の模型だ!」

「くじって何が当たるかわかんないからわくわくするよねー」

「よーし!狙うはあそこのプラモデル!」



そんな中、ひと際目立っているのが新ファイターであり女神のパルテナである

物珍しそうにあたりを見渡す中後ろから声が聞こえてきた


「パルテナ様ー!危険ですから勝手に行かないで下さいよー!」

「ピットは良く地上界にいくかもしれませんが私は初めてなのです」

「僕だってそんなに行きませんよ!」


するとパルテナはふとあるものを見つけあとから追いかけたピーチ達は立ち止まると

パルテナと同じ方向を向き瞬時に顔つきが変わった


「あれは・・・!追尾するべし!」

「えっ?」


突如テンションの上がるピーチを見てルキナが顔を向けた方向には


「あれは?」

「金魚すくい」

「じゃああれは?」

「たこ焼き」


ニヤリと顔を見合わせるとピーチとサムスは追いかけようとする・・・が

すぐに流れに流れる人ごみによってその姿は一瞬で見失なってしまった


「あれ・・・!?」

「見失ってしまいましたね・・・」


がっくりとうなだれるピーチ、サムス、パルテナにゼルダ、ルキナ、

Wトレーナーは苦笑いを浮かべながら3人を見ては笑っていた


「えーと、じゃあこれは?」

「水風船だね」

「なにするものなの?」


ルフレに尋ねられて説明に困った彩花は店の人にお金を渡すと釣り針を貰う

そして狙いを定めるとゆっくりと糸を垂らしていくと引っかけ水風船を救いあげた


「こうやって・・・遊ぶもの?・・・やってみたら?」


言われるがまま頷くと彩花がやったようにルフレも釣りあげようとするが・・・


「あっ・・・」

「まあ、こうやって釣るのを楽しむゲームだしね」

「切れた・・・あまり長い時間水の中につけると駄目なんだね?」

「そうそう」


初挑戦だからか、幾度も失敗を繰り返すとやっとの思いで一つ手に入れることに成功する


「おーいワドルディーやってるかぞーい?」

「あ、大王様!」


一方デデデとメタナイト、ルカリオはワドルディが出店している店へとやってきていた


「売り上げの方はどうだ?」

「順調ですよ!このままいけば売り切れになるかもです!」

「それはすごいな」

「とはいえそうならないように材料は沢山あるんですけどねー」


ワドルディは後ろにあった発泡スチロールを指差した。ちなみにワドルディ達が

出している店は『あめ細工』。熱によってやわらかいうちに形を作りかためるというものだ

その形は様々で動物からニンテンドーに関わるキャラクターまで


「これはカービィぞいな。お、ワシのもあるぞい!」

「デデデ大王様もおひとつどうですー?」

「そうだな。一つ貰った!」


ワドルディに自分の顔が象られたアメを受け取った時、遠くから爆発音が聞こえた

しかしこれは祭りを知っているものならば驚く事もない。祭りの目玉ともいえるだろう


「始まりましたね」

「おぉー綺麗だぞい!」

「何代も続いてる職人さんが作った手造り打ち上げ花火だそうですよ」



「あれは・・・!?」

「あれ、祭りは知ってるのに花火知らないの?」


別の場所からもまた、多くの人やファイター達も次々に打ち上げられる花火を見上げていた


「こんなに綺麗な花火は見たことがない」

「・・・どこも同じなのかな。日本の花火に似てるね。もしかして、日本の花火かな?」


日本の祭りと言えば花火。日本の花火は壮大かつ鮮やかで花火を見に世界中から人々が

集まるとも聞く。この花火もまた高々に打ち上げられては何色かに発色し散って行った。何

種類もの花火が同時に、時間差によって重なることでさらなる美しさを出していた


「あー!彩花とルフレだ!」


聞こえた声に辺りを見渡すとむらびととロゼッタの姿があった


「確か、どうぶつ村にも花火大会はあったけどすま村にも?」

「うん。あるよ!こんなに広くは打ち上げられないけど同じくらいきれいだよ!」

「カートなどの時のパレードではよく花火を目にしますが・・・こうしてただ眺め
 ているのもなかなかに良いものですね・・・地上界は芸術で溢れていますね」


次の日・・・


「ルフレさん、楽しそうですね」

「えっ」


手にゴムのようなものをはめて引き寄せては叩いている姿を見てルキナは尋ねた


「なにかいいことでもありました?」

「・・・まあ」


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次回

ほぼ日常化と化していた昼過ぎのお茶会。そこでマルスはピーチ達より聞いて

いたファッションセンスを見込んで彩花にとある頼みをする。承諾した彩花は共に

港町へと出かけることに。そして後日コーディネートルフレ編が始まるのだった


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