INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第22話、とびだせどうぶつの森

時を経て過去を話すことを決意した彩花はロイを始め数人に自らの過去を告白する

衝撃の出来事に一同が驚く中誰よりも話したことをマスターハンド自身が驚いていた

スマブラ3Uが始まり数か月・・・季節は夏となろうとしていた
___________________________________

数日後、沙織は新しくなった乱闘場で行われていたモニターを見ていた


「これ、全部実在する所なんだよね?」

「あぁ。とはいえ切り貼りしている部分や若干ステージらしくなるよう変えてある部分もある」

「私も色んな所旅してみてきたけどさ?さすがに宇宙だけは見たことないんだよ」


現在のステージは終点。宇宙のような背景が特徴的でありそれを見ながら沙織は告げる


「数年前までは違う空間とか星とか行けないものだと思ってたのにいつの間にか宇宙列車
 なんてものが出来ててさ、星を渡るのも簡単になっちゃって時代の進化ってすごいねえ」

「・・・私の記憶が正しければ他の空間も旅した事あると聞いたが?」

「それはほら、地球の中にあるじゃない」


以前関わったとはいえ多くは知らないこの人物。旅人であり多種の魔法が使える事は知って

いるが全種類という通常ではありえない能力を持つことにマスターハンドは疑問を感じていた


「それに日本に戻ってからは向こう側の力で違う星に飛ばされたり・・・その頃に宇宙列車も出
 来たからそれで移動したり・・・とはいえやっぱリスク高いし日本には一つしかないんだよね」

「ほう?各地に設置されているとは知っているが・・・日本にもあるのか?」

「ほんの数年前に出来たらしいよ。とはいえ安全な場所・・・主に学校付近にしか行かないみたい」




「あれ・・・」


歩いていた青年シュルクとルフレは地下室へとむかうエレベーターに乗り込む彩花を

見かけた。ここでの生活もなんとかという感じに慣れ今のところ支障はない


「いやーすまんねえ」


後を追いかけるように下に降りると2つある扉のうち片方の中から声が聞こえた

センサーが反応し自動ドアが開くと彩花のほかにロボットがいた


「こんなことなら始まるまでに整理しておけばよかった・・・」

「いえ・・・あれ、ルフレさんにシュルクさん」


ロボットの声に気づくとイスが回転し少女の姿が見えた


「ここで何を?」

「もう夏だしいい加減ファイター達のデータを整理しておこうと思ったんだけど・・・」


部屋の中は制御室のようになっていていくつかのモニターと机が並べられていた

そんな中ため息をつくと疲れた様子で彩花は告げる


「今までのと新しく計測したデータ・・・大乱闘も近づいてるしいい加減計画しておかないと」

「なんだか・・・大変そうだね」


モニターに向き直るとふと思い出したように尋ねた


「そういえば、ここの生活には慣れたかい?」

「え?あ・・・おかげさまで」


数時間後、ファイターたちはマスターハンドの放送により会議室へと集められていた


「マスターどうしたの?」

「・・・珍しく君達の方から提案がなかったなと思ったのだが」


無邪気に尋ねるカービィに対しマスターハンドはいつもと変わらぬ口調で答えた


「?」

「・・・新しくなってから、ファイター達のところへ行っていないだろう?」

「・・・・!それって・・・」


マスターハンドの言葉にピンときたのか反応したのは子供リンクだった


「旅行!?」

「まあ・・・そんなところだ。もうしばらくすれば大乱闘も始まりバタバタするだろうからな」

「やったー!」

「どこ行くの!?」


子供たちに混ざってパックマンが尋ねた。ニンテンドーの世界をあまり見たことが

ないため尚更興味深いのだろう


「うむ。安全かつ怪しまれない場所・・・むらびとのすま村とロイのフェレに行く!」

「「おぉー!」」


一同が盛り上がる中疑問に思ったマリオは尋ねた


「むらびとはわかるが・・・何故ロイ?前にも行っただろ」

「実は・・・Xの時言われてしまってな。また遊びに来てほしいと」


決行の日、船を渡って電車に乗り込むと一同は揺られていた。そして数時間後

むらびとの故郷、以前スマブラXでステージにも採用された「すま村」へとやってきた


「・・・なんか、前に来た時と違う・・・」

「違う?」

「電車なんて通ってなかったしこんなに色んな種類のフルーツの木もなかった」


そんな中マスターハンドから連絡が行っていたのかファイター達の前に誰かが立っていた

住人であるむらびとは一目誰か気づきその名をよんだ


「しずえさん!」

「おかえりなさい。そして、すま村へようこそ。初めまして、私村長の秘書をしていますしずえです」


一見犬のようにも見え綺麗に服を着こなした人物しずえは頭を下げた。この地にこの人数が

泊まれる宿泊施設などなくマスターハンドの指示により数時間しかないものの自由行動を

告げるとファイター達は各場所へと散っていった


「新しい生活はどうですか?」


マスターハンドを始め数人とむらびとは役所に案内されるとしずえはむらびとに尋ねた


「うーん・・・」

「まだ数カ月しか経っていませんしそんなすぐには分かりませんよね」

「楽しいよ!釣り好きの人とかいて!」


それは良かったとほほ笑むと逆にむらびとは尋ねた


「村の皆は元気ですか?」

「ええ。あれから新しい住人の方も引っ越してこられて・・・あ、コトブキさん」

「もう来ておったのか。よく来たな」


扉が開き聞こえた声に一同は視線を動かした。そこには杖をついた状態で相当の

年を行きたと思われる亀のような人物が歩いてきた


「コトブキさん!・・・そういえば、村長さんは?」

「それが・・・一度は帰ってきたのですがまた村巡りの旅に出てしまって・・・」

「ふぉっふぉっふぉ。元気なのはいいことじゃ・・・・む?」


コトブキさんと呼ばれた人物はマスターハンドなど見慣れない姿を見ると声を発した


「これは驚いた」

「初めまして。私はこの組織をまとめているマスターハンドだ」

「こんな姿だったとはのう・・・」


自由行動となったファイター達の中波が飛沫を上げる海を見つめ外に出たむらびとと

リンクはつりざおを持ったまま構えていた


「さあ、釣り勝負しましょうか!」

「いいよ!」


2人は勢いよくかけだすとそれぞれのポイントにつき釣りざおを投げた

最初の勢いとは反対的に2人の行動がぴたりと止まると再び波の音だけになる


「じ・・・地味だ!」

「最初の勢いはどこに!?」


ファルコンとヨッシーが叫ぶと隣で同じく釣竿をもったポケモントレーナーは告げた


「釣りは忍耐力に掛かってるからね」

「ま、ファルコンには無理だろうな」

「なにぃ!?」


ポケモントレーナーの横でディディーコングが呆れたように告げるとポケモントレーナー

と共に海岸沿いを歩き2人がいる場とは違うポイントへと向かっていった



「・・・む。お前さんは・・・」


コトブキはメガネを上げるとマスターハンドの横で座っている少女を見た


「おぉ!お前さんもおったのか!」

「?」

「招待状が来たとき話したじゃろ。少女が以前ここにきたと」

「・・・彼女が?」




「何これ?」

「それはクッキーだなも!中にくじが入っていて景品と交換できるだなも!」

「面白そうね。いくら?」

「2コインだも!」


まめきち、つぶきちの前でピーチは異変に気付いた


「他の商品はベルなのにこれだけコインなの?」

「この景品は色んなところから取り寄せた特別なものばかりだなも」

「なるほどね・・・ま、私はベルなんて持っていないしその方が好都合なのだけど」


スマブラからここまでの移動に時間がかかったこともありあっという間に時は過ぎた

マスターハンドが話した通りここにこれだけの人数が止まる場所などないため

大きな街のある別の村へと日が沈む前にいどうするのだ


「またねー!」


電車が出発するとむらびとは手を振る住人としずえ達に向かって手を振った



「・・・ピーチ、それは・・・」

「くじで貰ったの」

「・・・なぜアーウィン?」


むらびとはくじでもらえる景品はニンテンドー関連の特別なものだと説明した

むらびとも何度かやったことがあり色んなものを持っているとか


「マスターソードとか」

「マスターソード!?」

「レプリカの置物だけどね」


そんな中ゼルダはマスターハンドに次なる目的地を尋ねた


「次の場所は近いのですか?」

「・・・彩花。どうだ?」

「途中でバスに乗り換える必要があるね」


ふとネスが身を乗り出すと尋ねた


「なんていう村なのー?」

「どうぶつ村、だよ」


============================================

次回

一夜を明かすためホテルのある街にやってきた一同。日を更新し近くにも村が

あると知る。しかしそこは以前彩花が立ち寄った村で・・・!?その名は「どうぶつ村」

住人達に迎えられる中彩花はとある二人と再会を果たす・・・


NEXT 第23話、「おいでよどうぶつの森」


第23話へ

目次へ

スポンサーサイト
別窓 | スマブラ3U | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第23話、おいでよどうぶつの森 | INFINITE | 第21話、歪みの過去>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |