INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第19話、英雄王マルス

新たな進化「メガシンカ」を得たポケモントレーナーは長年の目標だった彩花にバトルで勝利する

メガシンカなしでかってこそ本当の勝利だと告げる中彩花は資格を得てメガリングを持つというのに

メガシンカさせられない衝撃の事実を告げる。そして異変を感じたことを話していたロイは

あまりの変わりように驚きを隠せずに戸惑うが彩花より再会の喜びを伝えられるのだった
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「あー確かに」


リビング。めずらしくゲームの音楽は聞こえず物音と話声以外には何も聞こえなかった

日課とまでは行かないが昼下がりにはこうしてリビングにて紅茶を飲むのが普通になっていた

当然、市販のものではなく人の手によって淹れられたものだ


「みんな同じこと言ってさ、スマブラはもう復活しないんじゃないかって思ったって」

「そりゃ6年も間が空けばな・・・」


茶葉はピーチがキノコ王国より持参したのか下の街に専門店でもあるのか

そもそも茶葉から淹れるなど凡人である彩花にとっては縁が遠いわけで


(相変わらず普通の紅茶との違いがわからん・・・)


「そういや意外だったね。てっきりルキナはマルス様と呼んでいると思ったけれど」

「最初はそう呼んでいたのですが・・・」

「尊敬してもらえるのは嬉しいんだけどここじゃ自然でいたいか
 ら・・・なんかかしこまられると城にいる気分になっちゃって・・・」


(確かに)


そんなことを思いつつ飲んでいるとふとマルスは尋ねた


「彩花は心配じゃなかった?」

「ん?・・・ゲーム版スマブラの製作が決まった時点でここも復活するだろうなー
 とは思っていたし、行きたければ勝手に皆のところに行けばいいわけだしね」

「って来なかったよね」

「たはは・・・」


視線をそらし苦笑いすると再び彩花は口を開いた


「・・・とはいえ、『本物』を確認できたのは安心したけどね」

「?」

「すみません・・・」


その時彩花の隣に同じく座っては紅茶を飲んでいたルキナは謝った


「まあ、仕方なかったと言えば仕方なかったんだけど・・・」


彩花はルキナと当初会った時ルキナは正体を隠しマルスの姿をしていた事を話す

今は長髪であるもののなんらかの形で短髪へと変装し彩花達の前に現れたそうだ


「えっ」

「あの時はまだ正体を知られるわけにもいかず・・・」

「『見事』にマルスと似てたんだもん焦ったよ」

「す、すみません・・・」


以前から知っていたからかスマブラの中でも彩花とルキナは仲がよく会話をするところが

良く見られる。ルキナは自らのしたことを反省しているのか沈んだ表情で謝っていた


(あれ?)


そこでふとマルスはとあることを思った


「・・・なんか意外だね」

「?」


マルスの言葉に2人は正面を向いた


「なんか、事情はよくわからないけど僕だと思って焦ったんでしょ?」

「だってクロム・・・ルフレ達と戦ってるし」

「それ・・・心配してくれたって事だよね?」

「えっ?」


拍子抜けした声を出すと目の前でマルスはニコニコと笑いながら言う


「なんか嬉しいなあ」

「・・・・・・」


引きつった表情でカップを片手に持っている彩花に対しルキナは口を開いた


「そうなんですよ。彩花さんったらマルスさんの姿をした私を見てとてつもなく」

「ああああああ!」


ルキナの声を遮るかのように彩花は大声を上げた。そこに大声が廊下に聞こえたのか

勢いよくピットが駆けてくると後に続いてパルテナもやってくる


「どうしたんですか!?」

「ルキナ、その話はやめよう」

「え?なぜですか?」


ピーチやサムスとは違い自覚がないのか素のようにきょとんとした表情で尋ねた

そして斜めを見ると引きつった表情をしている彩花を見てピンと来たのはパルテナだった


「一体何の話をしていたのですか?」

「私がマルスさんの姿をしていた時の話です」

「えっ!?」


ピットが驚くとルキナは先程した話と同じ内容をさらに詳しく説明した


「まさかあの地に本物の英雄王マルスと会った者がいるとは思わず・・・」

「いや、見た目が瓜二つだったから疑う予知もなくて・・・」

「ルフレさんから聞いたんですけど、あの後彩花さ」

「うわああああああ!ルキナ、それ以上は言うな!」


勢いよく立ちあがるとルキナは「はい?」とまたも悪意のない表情で聞き返した


「あら?面白そうではありませんか、その後彩花がどうしたのです?」

「パルテナ様何が起こったか分ってて言ってない!?」

「何を言いますか、その頃私はメデューサ討伐で多忙だったんですから。大体は予想できますが」

「だったらそれ以上この話に突っ込まないでくれます!?」


切羽つまった表情で叫ぶ彩花に対しパルテナはそんな状況を楽しむかのように

笑いながら会話をしていた。それはピーチとサムスのようだがピットとマルスはこの状況を

まったく理解していない。ルキナもまたパルテナの意図を理解できていなかった


「なら、私の回想の奇跡で・・・」

「そんなものあるんですか!?」

「今思いつきました」

「ルフレ達は前から会っていたみたいだけど私が初めて見たのは闘技場だったから
 なんでこんな場所に王子がいるのかと思っただけだよ。国に何かがあったのかと」

「彩花さん、すっごい早口ですね!?」


ピットが突っ込むと廊下からサムスの呼ぶ声が聞こえた


「・・・で?チーム戦をしろと?」

「ええ」


操作室へと向かうと説明を受け彩花の問いにサムスは笑顔で頷いた

ルフレが話したのかルキナが話したのか、はたまた単なるサムス達の思いつきなのか


「貴方軍師としてルフレとコンビを組むと最強らしいじゃない?見てみたいわー」

「別に最強ではないと思うけど」

「相手はどうしようかしらー」

「聞いてる?」


4人の中からチームを組み乱闘する「チーム戦」サムスは彩花とルフレのコンビネー

ションを是非見たいと何を企んでかチーム戦をするようにと提案した


「ここはやはり剣士かしら?」

「ちょうどいるしアイクとマルスでよくない?」


そう告げたのは偶然乱闘を終えたディディーコングだった。その他にも数人が乱闘を

していたのか制御室、モニター室におりサムスの提案に賛成していた


「蒼炎の勇者と伝説の英雄王・・・!」

「・・・俺はそんな凄い奴じゃないぞ」

「僕もなんか違和感が・・・」


もともと断固反対というわけでもなく周りも見たい見たいと乗るため断る理由もなく

ストック制2のステージ『初期化爆弾の恐怖』にてチーム戦は始まった

乱闘が始まりしばらくしていると割と色んな乱闘を見物しているシュルクが告げた


「そういえば、彼女の最後の切り札って何?」

「え?」


新メンバー元メンバー問わずこの質問に答えられるものはいない。なぜなら


「・・・そういえば・・・見たことない」

「ただでさえ乱闘することは少ないのにいつもロイとやってはスマッシュボー
 ルはロイに取られてるよね?そもそも彩花に最後の切り札なんてあるの?」


見たことがないが故に見てみたいと数人は思った


「彩花の武器は剣と弓と魔法だよね?うーん・・・なんだろ?」


その時タイミング良くスマッシュボールが浮遊し始めた。権利を得たのはルフレ

だったが直後の攻撃により再びスマッシュボールは空中に浮遊する


「あ、彩花の前に!」


浮遊したスマッシュボールは丁度彩花の目の前へと向かっていった

これを逃す手はなく魔法「サイクロン」を唱えると主権を得た


『メテオ!』


叫び声と同時に手のひらを上にかざすと空から無数の流星が落ちてきた

赤い熱を帯びた隕石は右から左へ、左から右へ、そして中央へ降り注ぐ


「なにあれ!?」

「ネスとリュカの『PKスターストーム』に似てるけど・・・」


試合終了の合図のあと次なる乱闘が始まるとメタナイトは告げた


「さっきの切り札はなんだ?魔法か?」

「魔法だよ」

「あんな魔法見たことない・・・」


ルフレが呟くとだってと口を開くと彩花は告げた


「だってあんな魔法普通の場所で使ったら環境破壊どころか大惨
 事だよ。強力な広範囲魔法だけどあんまり使い道がないんだよね」

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次回

ピーチ達は新たな楽しみ「港町への買い物」に出かけ今日も広い街を探索していた

すると聞きなれた声がピーチ達にかかる。一方次々と知らされる変わりに変わった

彩花に何かあると企んだネス達は彩花の観察を始めるのだった


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2015-02-28 Sat 10:41 | URL | #Ba2mBPDA [内容変更]
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