INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第17話、若き獅子

部屋替えにてマスターハンドの力で部屋が入れ替わると新たな隣の住人を知り

それぞれ声が上がった。ある日むらびととリンクは釣りの話で共通点を見つけ意気投合した

ようでむらびとの故郷「すま村」へマスターハンドと共に釣りに出かけるのだった
____________________________________


人が入れ替わりいつものようにマリオがゲームをプレイしているとリビングにロイが

やってきた。高確率でゲームをしにくるのだが入った瞬間とあるものを見つける


「またこんなところで寝て!風邪ひくよ!」

「でたー」


マリオのプレイしている様子をソファに寝ころびながら見ていたのだが育ちがいいせいか単に厳しい

だけかこういった光景は以前からよく見られた。ファイター達にとってはもはや日常の一部である


「今寝そうだったでしょ」

「そんなことはない」

「寝るなら自分の部屋で寝なよ。これじゃ皆が座れないじゃないか」

「あぁもう、相変わらずロイはうるさいなあ」


するとリビングで珍しくサムスやゼルダとは別行動をしていたピーチがあることに気付いた

数秒前の会話を頭の中でリプレイすると確認するかのように尋ねた


「彩花、今、ロイの事をなんて・・・?」


会話には参加していなかったピーチ達の問いかけに一同が振り向いた。思わずマリオも尋ねる


「なんかあったか?」

「・・・・・・!」


まともに会話を聞いていなかったからかマリオが「?」を浮かべる中ソファを覗きこんでいたロイは

会話から異変に気付いた。今、確かに今までとは違う何かがあった。かつてない言葉を発した


「今、僕の名を・・・?」

「ん?んー?」


なにかおかしい点でもあったかと言わんばかりに疑問形の言葉を発するが

考えたのち何かに気づくと「あー」と声を発した。そこにピーチは告げる


「あなた、今までロイの事「赤い人」と言っていたわよね・・・?」


途端にピーチの表情が太陽のごとく輝きだすとにこやかに笑って声を出した


「これは・・・!サムス達に伝えなければ!」

「あ、おい?」


走り去っていったピーチにマリオは呼びとめようとするもいなくなった姿を見ると隣のソファーで

「あー」と声を発している彩花を見た。いつものように叫び散らすことはなく頭を押さえつつ


「そういえばそうだった・・・」

「?」

「あの赤い人はあの赤い人じゃなかった・・・」


それからピーチがサムスを引きつれてやってくるまでにそう時間はかからなかった

いいネタを見つけたと言わんばかりに笑顔を浮かべながら迫る2人に呆れた様子で告げた


「間違えたんだよ」

「あらー?何を間違えたのかしら?」


からかう気満々に尋ねるサムスに彩花はしまったという表情でため息をついた。彼女達がこうして

からかうのもまた日常の一部なのだがサムスと共にやってきたルキナがあることを思い出し尋ねた


「そういえば彩花さん、あのロイさんはお元気ですか?」

「・・・あれ以来出してないから知らないや」

「ええっ!?」


ルキナが驚くと他のファイターたちは何のことかわからずクエスチョンマークを浮かべていた


「あのロイさん・・・とは?」

「なーんか歴史に名を残した人達が英霊としてカードに収められてるのがあるんだよ」

「英霊・・・カードに?」

「過去に世界を救ったり脅威を倒したり・・・僕はそれでマルスやアイクを知ったんだ」


彩花に続いてルフレは異界の者としてカードに収められた英霊の話をした。時代も世界も違う

英霊達はそれぞれカードとして造られとある一人の老人が管理していたがある人物によって

奪われそれを取り戻すのを頼まれていたそうだ


「僕やアイクが?」

「まあ、世界的には暗黒竜を倒したり戦争を終わらせたりで二人とも有名だからね」


主にマルスは『伝説の英雄王』、アイクは『蒼炎の勇者』と二つ名を元に知られている


「やっぱりルフレ達も頼まれていたのか」

「・・・と言う事は彩花も?」


ルフレの質問に答えたのはルキナだった


「はい。2人で旅をしていた時・・・ルフレさん達と同じように私たちも老人に頼まれた
 んですよ。丁度英霊達と居合わせてしまって取り戻すことになったのですが・・・」

「そこで私達が取り戻したのが『若き獅子』ことそこの赤い人なんだよ」

「「ええっ!?」」


ルキナがカードの行方を尋ねるとリビングから去り数分後彩花はとあるカードを

持って再びリビングへと現れる。机に出されたカード・・・『魔符』を見て一同は声を上げる


「ロイだ!」

「ロイだな」

「ロイだね」

「僕!?」


ここにいる人物とは表情と姿が違っているものの知っている者からすれば絵柄は

見るだけで「ロイ」と識別出来た。魔符を手に取ると彩花は魔符に向かって告げた


「ロイ、君の大好きなファイター達だよ」


すると魔符が輝き魔符の中から何かが現れた。絵柄と同じ姿が立体的になり

マリオ達の前に実在するかのように現れた


『・・・これは・・・本物?』

「しゃべった!?」


ルイージが驚くと彩花は告げる


「本物のファイター達だよ」

『・・・・・・』


リビング内にいた一同を見渡すと唖然とした表情で英霊ロイは立っていた


「どう?目の前に自分と同じ人物がいるというのは。まあスマブラに呼ば
 れる時点でそうなんだけどよかったね。君も相当な有名人みたいだよ」

「・・・・・・」


彩花の問いかけに当の本人ロイもまた唖然とした様子でいた

夕食時、驚きを隠せないマリオ達は早速この話を話に持ち出した


「あぁ?ロイが2人?んな事あるかよ」

「本当だって!なぁ?!」


当然唐突に切り出され聞いた人物達からすると信じられない話な訳ですぐに信じる

者は現れない。マリオは彩花に同意を求めるように語りかけた


「本当すごく残念なんだけど本当なんだよ本当に」

「何回本当って言ってるの!?」


本人と姿が違う事に疑問を持っていたピーチにWトレーナーは説明する


「肖像画に似たようなものでしょうか?描く人が違えば風格も変わ
 ります。実在していた姿と全く同じというのは不可能でしょうね」

「それ・・・おじいさんからも同じ話を聞いたな」


ルフレが呟くと続けてWトレーナーは説明する


「それに、魔符が造られた時期も軸にされた時期も違います。『異界』とつけられ
 ているくらいですから元となった時代が違えばまた姿や性格も変わるでしょう」

「残念ながらむかつくほどに一緒なんだな」


嫌みのように告げる彩花に対しWトレーナーは苦笑いを浮かべた


「本当にWトレーナーは詳しいなあ」

「もしかしたらあのロイは数年後のロイかもしれませんよ?」


しかめっ面でご飯を食べる彩花に対しピーチ、サムス、パルテナは声を上げることなく

笑いながらその姿を見ていた。その時ネスはあることに気付いた


「ということは、僕達の魔符もあったりして?」

「見たことはないけどあるかもね。色んな人が魔符になってるって言ってたし」

「その人は実在するの?」

「一応触れる事は出来ますし会話もできます。ですが生きているかと
 いうと違いますね。年を取ることもなければ死ぬこともありませんから」


夕食後から更に数時間後、部屋に戻った彩花は魔符に向かって告げた


「あんたがあんな事言うから間違えちゃったじゃないか」

『ひどいなあ』


目の前に姿を現すと不機嫌な表情のまま彩花は問いかけた


「ファイターに会った感想は?」

『・・・なんだか夢のようだ。また皆に会えるなんて・・・』

「・・・・・・」

『また・・・一緒に過ごせるなんて』


バタバタと駆けまわる足音が聞こえる扉を見ながら英霊ロイは言葉を発する


『もちろん、彩花に会えたのが一番嬉しいけどね?』

「・・・じゃあ懐かしさも含めて氷漬けの刑にしてあげようか?」

『・・・それはエンリョしとくよ』


=========================================

次回

長年の時を経て再会したファイター達。その中でも大きく変化したのは彩花だった

剣士組の組み手のほかにもうひとつ、日常の中に彩花とトレーナによるバトルが頻繁に

行われ新たな見世物が誕生する。以前よりピーチ達は異変に気づいていたが・・・


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