INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第16話、運だめしの部屋替え

新ファイターの加入によりかつて日常となっていた起床係もとい教育係が変わろうとしていた

そして変わったのはそれだけではない。サムスはルキナより知るはずもない彩花の姿を聞く

信じられない中ルキナもまたサムスの話す彩花が信じられないのだった
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「そこの赤い人」

「赤い人じゃない!」


外へ向かおうとしている中呼びとめると振り返りざまに聞きなれた反応が返ってきた


「僕にはちゃんとした名前が・・・」

「それとも若き獅子と呼ぶべきかな?いや、君じゃないか」


笑いつつ告げると目の前にとある包みを差し出した


「何これ?」

「前に誕生日にプレゼントくれたじゃないか。君の誕生日知らなかったからフ
 ァンの間で結構有名なロイの日の祝いも兼ねてお返しといったところかな」

「?」

「6月1日、61(ロイ)をかけてるんだよ。ゲーム内では誕生日とか不明だから」


その時、敷地内に放送がかかる。放送の主はマスターハンドだ


『ファイター達に告げる。全員会議室に集まるように』


一同が会議室に集まるとマスターハンドは言葉を発した


「これより、最初の企画を行う」

「「おおっ!?」」


ざわっとする中マスターハンドは詳しい内容を発表した。その内容は部屋変え

マスターハンドの力によって荷物を移動させる必要もなく楽に部屋変え出来る企画だ


「全員部屋の中へと入ってくれ」


言われるがままファイターたちは部屋の中へと入っていく。マスターハンドは

全員が入ったことを確認するとランダムに部屋を入れ替えていった


『完了だ。全員外に出てみてくれ』

「相変わらずわっかんねえなー」


ファイター達は相変わらず何の微動もないのに疑問を感じつつ外へと出ていた

これにて今まで綺麗に分かれていたファイター達が混ぜられた状態となる

部屋の中にいた彩花は緊迫した様子でドアを見た


「頼むからめんどくさい展開だけはやめてくれよ・・・」


扉へと近づきドアノブに手をかけるが動きが止まると考えたのち扉へとへばりついた

傍から見ていると何をしていると言わんばかりの姿で後ろにいたゲッコウガが尋ねる


「?」

「・・・いや、こうやって声を聞けばだれが近くか分かるなと思って」


しばらく耳を傾けていると誰かの声が聞こえてきた


「あらー?リンクじゃない!」

「この声は・・・ピーチ?」


ふとドアノブを見ると頭の中にとある可能性が浮かび上がる


(・・・これ、うっかり扉が開いてドーンっていう展開よくあるよね。フラグ回避は念には念を)


耳を傾けたまま手を伸ばすと扉のロックをかける。これで扉が開く心配はない

扉に耳をつけること数分、聞こえてくるのはピーチとリンクのみの声だ


(最高で左右で2人、正面が一人。ということは・・・)


すると結果が気になるファイター達が出ている中この扉は開かないことに違和感を感じたようで


「隣は誰かしら?」

「さあ・・・」

「扉が開かない・・・って事はまさか・・・Drマリオ!?」


ロックを解除し恐る恐る扉を開けると目の前にピーチの姿が現れる


「あ、あら?彩花?」

「誰がDrマリオだ」

「あ、彩花さんだったんですか」


辺りを見渡すと彩花は尋ねた


「隣はピーチとリンクなの?」

「ええ。残念ながら隣よ」

「いえ、僕はピーチさんの隣ですよ」


彩花の隣がピーチ、さらにその隣がリンクのようで。彩花は右側の扉を見た


「こっちは?」

「まだ見てないわ」


ピーチは笑みを浮かべると楽しげに話した


「赤を引き寄せたのではないかしら?」

「冗談じゃない」


すると右ではなく正面の扉が開いた。中から出てきたのは赤い帽子を被った青年

ポケモントレーナーだった。直後右側の扉も開く


「ポケモントレーナー・・・やったねピーチ。赤を引き寄せたよ」

「右が・・・ってウルフ!?」

「ん?」


扉から出たウルフはピーチの声を聞いて思わず反応した。そんなウルフを見た

ピーチは辺りを見渡し廊下に出ているメンバーたちを確認すると


「まさか・・・もう一つの方・・・?」


ピーチが何を言っているのか勘づくと彩花の表情が勝ち誇った表情に変わっていった


「これは・・・!ロイもWii Fit トレーナーも向こうの方フラグ!勝った」


一同は部屋から出ていく中案の定リビングで確かめると彩花の言うとおりの結果となった


「遠くなってしまいましたね」

「起こしに来なくてもいいんだよ?」

「そんなことしたらいつまでも寝てません?」


次の日、朝食時にWii Fit トレーナーとロイは無言でいた


「自分で起きられるって言ったんだよね?」

「ええ。だから起こす必要はないと」


時刻は8時、ほぼ全員が集まり速い者はすでに食べ終えている中常習犯は現れない


「これは起こしに行くべきでしょうかね?」

「僕が行くよ。僕はもう食べ終わってるし。・・・はあ」


ピーチとサムスが笑う中扉を抜けエントランスに出て宿泊棟への廊下を歩いていると

廊下の向こうからゲッコウガがやってくるのが見えた。とある人物を引きずって


「あーゲッコウガ・・・ん?」


動きが止まった事に気付いたのか起きているのか寝ているのか分からない表情で

彩花は目をこすると目の前に誰かが立っていることに気付いた


「ゲッコウガが起こしたの?」


尋ねるとゲッコウガは迷ったように考え込んだ。その時ロイはとある変化に気づく


「あれ?」

「うー・・・」


ふと今にも寝そうな彩花を見て違和感を感じた


「寝ぐせが・・・直ってる?」

「あの後どっかのだれかさんに散々言われたもんで」


食堂へと向かうと未だピーチとサムスは帰ってくるのを待っていたのかいた


「あら?あらあらあら?」

「残念ながら僕が起こす前に起きたみたいだよ」


少し残念そうにするもピーチはふらふらと揺れる彩花を抑えるようにしている

ゲッコウガを見てふふふと笑う。それはまるで世話係のようだ


「ゲッコウガも大変ね」


主に彩花が通常通り活動を開始するのは昼過ぎ、最近は8時前後には起きるため

朝食後には通常通りに戻っている。寝起きが悪いというわけではないものの目覚めが悪い


「あれ、むらびとどこか行くの?」


ルイージが尋ねるとむらびととリンクがただ町に出るだけではなさそうな荷物を持って

玄関へと向かって行くのが見えた。ルイージの質問に2人は答える


「マスターハンドに許可貰って今からリンクと一緒にすま村に行くんだ!」

「むらびとの村に?」

「むらびとさんの村周辺は魚が良く釣れるらしくて。むらびとさん釣りが好きだ
 と言うので意気投合して一緒に釣りをしに行こうという事になったんですよ」


リンクも釣りが好きだったのかと新たな発見を見つけるも


「美味しい魚釣ってくるから楽しみにしててねー!」

「それは楽しみだね」

「では行くぞ」


どこからともなくマスターハンドがあられるとむらびととリンクと共に姿を消した

おそらくマスターハンドの力で村へと向かったのだろう


「意外だね、リンクが釣り好きなんて」

「ゼルダの伝説シリーズでは釣りは恒例と言っていいほど有名ですよ?」

「そうなの?」


お茶を飲みつつ話の一部始終を聞いていたWii Fit トレーナーは呟いた


「むらびとさんも釣り大会で優勝するくらいですし、これは期待できますね」

「今日はごちそうかなー?」

「・・・全員が食べられるほどの魚が釣れるとは思わないが」


楽しみにしている3人の横でマリオはふいにつっこんだ


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次回

X後の旅にてメガシンカを取得したポケモントレーナーは彩花とのバトルに初勝利を

収めるのだった。それぞれ成長したファイター達だったが会話の中でピーチはとある変化

に気づく、それを聞いた彩花はとある『若き獅子』の話をするのだった


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