INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第13話、センス

大乱闘の開催はゲーム発売時期と合わせて秋にスタートするとマスターハンドは告げる

悲報と思わしき中クレイジーハンドは乱闘に彩花も参加できるようになった事を告げるのだった

早速ファルコはタイマン勝負を挑むがまさかの敗北という結果に終わるのだった
______________________________________
「ゼルダー」


リビングの扉が開くとサムスとピーチがやってきた。テーブルの上ではルイージが入れた

お茶を飲みながらゼルダとルキナが談笑しているところだった


「どうしました?」

「さっきサムスと話してたんだけど、ここの下すっごく変わったじゃない?通りか
 かった時商店街みたいにお店が並んでたから見に行かないかなーっと思って」

「確かに、気になりますね」


するとサムスはピンと来たように


「ルキナも行きましょ?」

「・・・えぇ。ご一緒させていただきます」


早速と言わんばかりに4人はスマブラから出ると傾斜がゆるやかになりほぼ平坦になった

道を歩いていた。それでもスマブラから下町までは10分くらいかかり到着する


「ご丁寧に地図看板まであるのね」


サムスは近づくと大きく掲げられた看板を見渡して呟いた


「64地区・・・キューブ地区・・・ウィー地区・・・地区までつけられているの?」

「前までここに土地名なんてなかったわよね?」


サムスに続くように3人も看板へと近づくと地図を見渡した


「ファミコン地区、アドバンス地区、DS地区・・・DS?DSって確かゲームにあったわよね?」

「そういえば・・・ウィーも発音だけならWiiよね?」

「このウィーユー地区というのが一番出店が多いみたいですね」

「ま、順番に回りましょ」


4人は歩き出すとありとあらゆる店が立ち並んでいた。かつてあったファッションを始め

本、雑貨、ゲームなどの店が増えファッションショップも以前より比べ物にならないほど

種類と規模が大きくなっていた。これだけ変化があれば楽しくないわけがない


「あ」


ふとルキナは立ち止まるととある衣服を見ていた


「ファルコに勝ったんだよね?」


ゲームをしていたマリオと彩花の元に剣を持った状態でロイはやってきた


「そういやそうだったか?信じられんが」

「ひどいなー。神月さんだって進化しますよ」

「だから、僕と乱闘しない?」


ルキナが数分立ち止まっているのを見てピーチたちは「?」を浮かべると近づいた


「なにか気になるものでもありましたか?」

「これ・・・かわいいですね」


そういうと1枚のTシャツをゼルダに見せた


「・・・・・・」

「・・・あの、ルキナ?」

「なんですか?」

「これ・・・なにかわかります?」


Tシャツにプリントされたものを見た瞬間3人は固まるのだが


「いえ、これはなんですか?」

「・・・イワークっていうポケモンよ?」

「ポケモン、ですか?」


すると少し離れた場所にあった帽子を見るとルキナの表情が再び変わった


「これは・・・!」

「それはやめなさい!!」


ピーチが叫ぶとルキナは驚いたように振り返った


「えっ!?」

「あなたに似合わないわよ!?」

「そうですか?かわいいと思ったのですが・・・」

「「かわいい!?」」


ルキナが持っていたのはワルイージの帽子だ。ここはニンテンドーショップ

ニンテンドーの有名人が見に着けているものと同じデザインのものやキャラクターを

プリントしたグッズが売っている場所のようだ


「ルキナ・・・あなた・・・」

「なんですか?」

「・・・変わった趣味してるわね」

「?」


本人は本当にかわいいと思っているのかキラキラした表情でワルイージの帽子を

様々な角度から見ていた。そしてそんな様子を見て3人は苦笑いを浮かべていた



「!」


ステージゲルドの谷で乱闘をしていた彩花だったが封印の剣による

攻撃で剣は弾かれ偶然端が壊れた谷へと落ちて行った


「く・・・!」


油断する隙は無く。手持ちに何も持っていない彩花の元へとロイは迫った



「ただいまー」

「・・・お前ら買い物に行ったんじゃないのか?なんで疲れてんだ?」


マリオはリビングに入ってきた3人を見ると尋ねた。かつてサムスとピーチとゼルダは

スマブラにいた頃何度も買い物に出かけることがあり良くマリオは荷物持ちとして

連れていかれていた。散々歩き回っても無限かと思うほどのスタミナを誇る3人だったが

大きな荷物を持っているわけでもないというのになぜか疲れた表情をしていた


「珍しいね。そんなに広くなってたの?」

「そ、それもあるのだけれど・・・」


ルイージが尋ねるとピーチはげっそりした表情で呟いた


「なんでだ?ルキナは楽しそうだが?」

「マリオさん!ルイージさん!見てください!」


そう言ってルキナが付きだしたのは手提げの袋


「何か買ったのか?」

「はい!とってもかわいいTシャツを見つけまして!部屋着に使おうかと!」

「ほう?」


キラキラした表情で告げるルキナにピーチは


「この子・・・センスがおかしいわ」

「なに?お前自分の価値観を押し付けるのは良くないだろ」

「違うわよ!なんならルキナが買ったもの見てみなさい!」


ピーチが叫ぶとルキナは浮かれた表情で袋を開けると中身を取り出した


「「・・・・・・」」


目の前に出されたものを見てマリオとルイージは表情を一片させ表情を失った

するとリビングの扉が開きルフレとロイ、彩花がやってきた


「お、その後決着はどうだったよ」

「3戦3勝」


マリオが尋ねるとロイは胸を張りつつ答えた。一方の彩花は納得がいかないといわん

ばかりに歯ぎしりをしては拳を握ってはふるふると震えていた


「やっぱ乱闘『なら』お前勝てるんだな」

「乱闘ならってひどいな!いつかゲームでも僕が圧勝するからね!」

「なに?ロイと彩花乱闘したの?」


サムスが尋ねるとすぐに何かを思いつき


「ファルコには勝ったのよねぇ?ロイには勝てないってどいういうことかしら?」

「ロイよりファルコの方が強いと思うのだけど、どうして勝てないのかしらね?」

「さりげなく僕が弱いって言ってない?」

「・・・本当にピーチもサムスも相変わらず変わってないなぁ?」


サムスとピーチがにこやかに尋ねると乱闘を見ていたルフレが答えた


「力の差って言うか技量の差かな?」

「そりゃちゃんと訓練受けた人には勝てないわ。剣相手は相性が悪い」


すると彩花は唖然とした表情で何かを持っているルイージとニコニコしているルキナに気付いた


「で?ルイージは何をしているの?なにそれ」

「見てよ!」


ルイージがプリントされた側を見せるとルフレは苦笑いを浮かべロイは固まった

一見なんの変哲もないTシャツ。白地に真ん中に大きくプリントされたどこにでも

あるようなプリントTシャツだ。しかしそのプリントされているものを見て空気が変わったのだ


「・・・・・・」

「かわいくないですか?」

「・・・ルキナも、相変わらずのファッションセンスだね・・・」

「・・・彩花、この事を知っていたのですか?」


ゼルダが尋ねると彩花はルフレに同意を求めるように


「知ってるよ。・・・ねえ?」

「うん・・・ルキナは変なセンスだよ」

「かわいいと思うのですが・・・」


マスターハンドかとも思われる白い手がプリントされたTシャツを見てルキナは呟いた


=========================================

次回

新ファイターの一人でありクッパの息子クッパJr。父に負けまいと意気込むも

怖がられることなくなぜか子供たちに懐かれていた。そして新ファイターだというのに

ファイター達の事を良く知るWii Fit トレーナーは自らが住む土地と所属している組織

について説明するのだった。それはニンテンドーと深く関わりを持っているのだった


NEXT 第14話、「日本とニンテンドー」


第14話へ

目次へ

スポンサーサイト
別窓 | スマブラ3U | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第14話、日本とニンテンドー | INFINITE | 第12話、挑戦者が現れました>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |