INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第5話、偶然の出来事

噴水の前に集まった新ファイターたちは疑問を胸に屋敷の中へと案内される

そこでこの組織の目的について改めて説明される。手紙の送り主マスターハンドと

同じく神のクレイジーハンドも姿を現し乱闘についての一通りの説明を受けるのだった
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「荷物取りに帰ったり怪しい組織ではないことを伝えに戻りたい奴はいるか?」


ファイター達の前でクレイジーハンドは告げる。いつの間にかマスターハンドの姿は

無くなりこの場には新ファイターと彩花、ロボット、クレイジーハンドがいた


「いるなら俺の力で一瞬で連れてってやるぜ」

「そんな事が出来るの!?」


まっさきにむらびとが驚きの声を上げた


「なんだって俺は神だからな」

「というか怪しい集団ってほとんどクレイジーさん達の姿が問題ですよね」



ロボットが表情を変えぬまま突っ込むも気にすることなく告げる

一部のファイターが故郷に戻り現状を伝えたり大きな荷物を取りに戻った後

説明は再開された。そして長くにわたる説明の後休憩に入ろうとしていた



「そうだむらびと」

「?」


マスターハンドは休憩にはいった直後むらびとを呼びとめた


「新ファイターの中でも特に君は戦いに縁がない。乱闘につい
 て決めたいことと話したいことがある。ついて来てくれないか」

「Wii Fit トレーナーは考えたか?」


クレイジーハンドが尋ねるとWii Fit トレーナーは親指を立てて答えた


「完璧です」



2人が部屋から出て行くと少し雰囲気がやわらいだか新ファイターたちはそれぞれお互い

の事を話していた。そしてその中にはかつてのメンバーロボットや彩花の姿もあった


「えっ彩花さんお2人と知り合いなんですか」

「偶然というか何と言うか」


ロボットが驚く中パルテナはふふと笑っていた


「なんというか・・・驚くばかりです。まさか彩花さんがいるとは思いませんでした」

「こっちだってまさかルキナがいるとは・・・」


そんな中クレイジーハンドが疑問と言わんばかりに尋ねる


「どこかで会ったのか?旅の途中か?」

「・・・・そもそもマスターハンドはどうやってこの2人を見つけたのさ」


そこに扉が開くと2人が戻ってきた。話を聞いていたのかマスターハンドは


「邪竜の事件を知ってな。これほどの実力者ならぜひとも呼ぶべきだろう?」

「・・・・・・見ていたの?」

「いや。終わった後に知ったのだ。・・・・もしかして知っているのか?」

「知っているも何も・・・私そこにいたんだけど」

「・・・・・・なにっ!?」


マスターハンド、クレイジーハンドはお互いに声を合わせて驚いた


「それは関わっていたということか?!」

「その通り。だからルキナともルフレとも知り合いだよ」

「・・・・・・神出鬼没すぎるだろ」


そんな中ルキナは告げた


「その後彩花さんと旅に出てそこでパルテナ様とも
 関わりました。姿を見たのはこれが初めてですけど」

「・・・・・意外だな」

「こうして会えるとは・・・光栄です」

「こちらこそ。仲間としてよろしくお願いしますね」


お互いに笑いあっているルキナとパルテナだがその周りはどこか落ち着かない

空気が流れていた。それは各自色んな理由があってなのだが


「あーチコ初めて本物見たーかわいいー」

「♪」


ふとロボットが横を見るとほんわかした表情をした教育係はロゼッタと共にきた

ファイターの一人チコをつついては癒されていた


「今回ほとんどが新規だけどパルテナ様とクッパJrはそうでもないんだよね」

「そうなのですか?」

「ある意味ではロゼッタも?マリオとか知ってるだろうし」

「・・・・えぇ」


チコから離れると再びファイター達に向かって話す


「ロゼッタの知り合いにマリオっていう初代からずっといるファイターがいるんだけど」

「マリオ!?」


そこに反応したのはパックマンだった


「あれ?マリオ知ってる?」

「知ってるも何も前にニンテンドーのカートで勝負したことがあるよ!」

「・・・・そうなの?」


そこにマスターハンドの説明が入る


「パックマンはマリオカートに以前ゲストとして参加したことがあるんだ。そのことも
 あってスマブラにも招待できるのではと思って試してみたが案の定来てくれたな」

「そうなんだ・・・そんな感じでクッパJrもお父さんのクッパがスマブラ
 のファイターだから全く知らないということはないんじゃないかな?」

「うん!お父さんもすっごく喜んでたよ!」

「パルテナ様もピットがいるしね」

「そうですね」

「ピット・・・?ピットもファイターなのですか?」

「そうなんだよ」


するとルキナの表情がどこか明るくなった気がした


「また会えるなんて思いませんでした・・・!」

「ルキナ?」

「ルフレさんもまさか彩花さんに会えると思わなかったでしょう?」

「そ・・・それはそうだが」


輝いているルキナに対して困ったような表情をしていたルフレに近づくと少女は告げた


「私だってまた、まさかスマブラで会えるとは思わなかった。確かにルフレを見た時ファ
 イターになれそうだなーとは思っていたけど・・・また一緒にいられるなんて嬉しいよ」

「!・・・・・そ、そうだな」

(あら・・・・?)


3人のやりとりを見ているとパルテナはあることに気付いた

次の日、マスターハンドは新ファイター達に告げた


「現メンバー達が来るまで家事全般は新ファイター
 達に任せたい。・・・この中に料理出来る者は?」

「私が出来ますが・・・この人数分作るのは厳しいかと」

「じゃあ僕手伝うよ!」

「私もお手伝いしましょう」

「・・・・お願いします」

「ふむ。なんとかなりそうだな。それで・・・・」


マスターハンドはここにはいない人物を思い浮かべると扉を見てため息をついた


「世話係がいないからなぁ・・・・」

「あぁ・・・・・」

「あいつ成長しねぇな・・・・・・」


誰のことを言っているのか勘のいい人なら気づくだろう。ここにいない人物


「朝が苦手なんですか?」

「昔からな」

「食材は冷蔵庫に?」

「あぁ。必要なものがあったら遠慮なく言ってくれ。調味料
 以外の食べ物は基本言ってくれればこっちで用意する」

「分かりました」


それから数十分後、料理をしていたWii Fit トレーナーと手伝っていたむらびと

ロボット、食堂にて待機していた中ルキナがやってきた


「・・・起きません」

「あの時も苦労してたな・・・・・・ティアモが」


2人はため息をつくもふふと笑っていた


「・・・・・・嬉しそうですね」

「え?・・・はい。彩花さんに会えて・・・また一緒に過ごせるなんて」


一方ではパックマンが表情を歪めていた


「じー・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「じー」

「・・・・・・何?」

「いや、見たことない姿してるし興味深いなって」


Wii Fit トレーナー作の朝食を終えると早速乱闘場へと移動し説明を受け

考えるより慣れるべきだと新ファイターたちは以前からあるステージ『戦場』で

乱闘を始めていた。ルールは以前と同じタイム制とストック制の2種類がある


「全員分の知らせ作成出来たか?」

「まだあと少しかかりそうだ。そろそろファイター達の現在地も特定しないとな・・・・・・」


操作室横にあるモニター室からマスターハンドとクレイジーハンドは

新ファイター達が戦う様子を見ながら呟いていた


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次回

4月に入り新ファイター達も要領を掴み始めていた頃世間は新年度となり各地では

桜が咲き乱れていた。そして季節は過ぎ5月、ついにマスターハンドは6年の時を経て

歴戦のファイター達に新スマブラ設立の案内を送るのだった


NEXT 第6話、「出会いの季節」


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