INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第1話、見知らぬ招待状

晴天快晴。太陽の光に照らされ木々の緑が輝く中、一人暮らし程度の大きさの

家の扉が開いた。中から現れた少年は一日の日課であるポストを開ける。中を

覗き込むとその中には一通の手紙が入っていた。白い封筒に赤いシールがつい

ており裏面を見ると小さく差出人の名前が書かれていた



「あ、むらびとさーん!」


聞こえた声に振り向くと配達員ぺりおが空から近づくと少年の前に降り立った

ゆうびんきょくに届けられた手紙を各家に届けるのがぺりおの仕事である


「ぺりおさん、おはよう」

「おはようございます。すごいですね、おめでとうございます!」


目の前でキラキラした表情のぺりお。しかし少年には何のことかさっぱりわ

からず首を傾げた。そんな少年の様子に気づいたぺりおは叫ぶように言う


「その手紙ですよ!」

「手紙?」


見た目はなんの変哲もない手紙。しかし見慣れない差出人の名前が書かれて

いて、少なくとも知り合いの中にこんな名前の人物はいなければこの村の住人

にもいない。そして記憶にある限りそんな名前の知り合いもいない


「その十字のシール。スマブラからですよ!」

「スマブラ?」


言われるがまま再び封筒を見直すと赤く丸いシールには確かに十字が刻まれていた

冷静な少年に対しぺりおは通常通りといえば通常通りなのだが焦った様子で話す


「世界的有名な組織ですよ!」


ぺりおはこの手紙の主について何か知っているようで手紙を読んでほしい

と少年に頼んだ。封を開け中身を確認すると声に出してその内容を読んだ



「君をファイターとして招待したい。同意の場合下の欄にサインを・・・?」

「ファファファファイター!?むらびとさんがですか!?」

「・・・ぺりおさん。スマブラって?ファイターって?」

「この世界を中心に平和を守る国際機関ですよ!」


この星ニンテンドーを始めとして各世界、各星から実力者や有名人が集まる

国際機関であり、有名人とは言っても画家や芸能人といったものではなく世界

を救ったり歴史に名を残したりしたという意味での有名人が集まるという。

ここに招待されるというのは名誉的事であり、世界に名が知られる一歩である


「どうするんですか?」

「具体的には何をするところなの?」

「うーん・・・・私もテレビでちらっと見たり聞いたりしただけなので詳しく
 は知らないんですよ。あ、しずえさんかコトブキさんなら詳しいかも・・・」


言われるがまま役場に向かうと秘書であるしずえがいた


「スマブラですか?・・・私は知りませんね」

「ぺりおさんは聞いたことはあるって言ってましたけど……」

「私は初めて聞きました。ぺりおさんの言う通り、コトブキさんなら
 知っているかもしれませんね。前村長でしたし、長く生きてますから」


その時偶然にもコトブキが役場へとやってきた


「あ、コトブキさん、コトブキさんなら知ってるんじゃないですか?」

「何をじゃ?」


むらびとは元村長であるコトブキに手紙を見せた


「ほほう・・・なに?お前さんファイターに選ばれたのか?」

「コトブキさんスマブラについて知ってますか?」


こほんと咳払いをすると窓から外をみながらコトブキは告げた


「ワシがまだ村長を務めておった頃・・・とある人物がこの村を訪ねたの
 じゃ。そのものはこの村をモチーフとしたステージを作りたいと言ってな」

「もしかして・・・それがこの手紙の?」

「おそらくそうじゃろう。同じ機関名じゃ」


少年は紙を見つめると横からコトブキは告げた


「世界中に名を知られている有名な機関じゃ。怪しくはないじゃろう。中には
 おぬしのような子供もいると聞くし、悪い噂もほとんど聞いておらんからな」

「同意する場合ここにサインを書くみたいなんだけど・・・」

「よければ、私のを使ってください」


しずえは引き出しからペンを取り出すと少年へと渡した。ペンを受け取ると

少年は名前を書く欄のところに自らの名前を書いた。書き終えた直後紙が光

ると下の空白部分に新たに文字が浮かび上がった



「文字が・・・詳しい内容は後日送ります・・・?」


それから数日後、ぺりおの呼ぶ声に目を覚ますと扉を開けた


「行くことにしたんですね。スマブラから手紙が来てますよ」


そういうと前回受け取った手紙と同じ封筒に入った、折りたたみカード式の

手紙を受け取った。目を通すと招集日程と来る時にこの手紙を持参するよ

うにと書かれており、仕組みの分からぬあのサインに不思議に思っていると


「あ、あとこれも渡すようにと頼まれてます」


ぺりおは一回り大きい封筒をむらびとに差しだした。中身を確認すると数枚の

紙が入っており、ずらずらと文章が綴られている。文頭にはスマブラについて

詳しく書かれているため目を通してほしいと書かれていた


「しばらく空けるならしずえさんに伝えた方がいいでしょうね」


家の中に戻ると束とまではいかないも数枚に重ねられた紙に目を通した。

そこにはスマブラの主な目的、普段していることなどのほか新メンバー用

に関わる事が書かれていた


「戦えるように武器持参?着替えなどの荷物も持ってくるように・・・・」


武器など自分に全く縁のないものの為初めは首を傾げるが続いて縁のない者

は現地で差出人と話し合って決めるそうだ。荷物なども後から持ってくること

も可能のようだ。数日後の昼過ぎ、役場へと向かうとすっかり村中に伝わって

いたようで次々と村の住人達が話しかけてくる


「引っ越しちゃうって本当ですかー!?」

「引っ越すって言うのかな・・・・?あるところにしばらく行くだけだよ」

「凄いところに招待されたんですってね!」


役場にて伝えた後このことをたぬきハウジング店主のたぬきちに伝えると


「わかっただなも!留守の間の家は任せるだなも!」

「ありがとう!」


それから数日、出発までの日数は短く住民たちにお別れパーティを開かれ

たり偶然にもとたけけがライブをしたりとめまぐるしく時間は過ぎて行った



「元気でやれよ!」

「手紙送ってねぇー」

「たまには戻ってこいよ!」

「うん!それでは・・・行ってきます!」


見送りに来た人々に挨拶をすると、電車に乗り込み故郷である村から離れて行

った。窓から顔をのぞかせると住民や商店街の人々が手を振って見送っていた


「これから、新たな世界に飛び出すんだね」

「あ!」


正面を向いたとき聞こえた声に少年は身を乗り出した。そこにはここへ

引越す時も見たネコ、見知らぬネコの姿があった


「ネコさんはスマブラって知ってるの?」

「知ってるさ。とても楽しい、不思議なところだよ」


電車に揺られながら見知らぬネコは告げる


「ここから先は君の知らない世界が待っているだろう。驚くことも多いと思うよ」

「僕の知らない世界?」

「数々の困難が待ち受けているだろう。でも共に過ごす仲間と乗り越えるんだ」


封の閉まった手紙を無言のまま見つめた


「とはいえ辛いことだらけじゃない。きっと楽しいと思うよ」


揺られること数時間、大きな封筒の中に入っていた紙に記されていた地図

の乗り換え場所にたどり着いた。地図によるとここからはバスに乗り船に乗

って記された目的地まで向かわなければならない


「ここでお別れみたいだね。・・・・・・楽しんでおいで」


にっこりと笑うと電車の扉は閉まり見知らぬネコを乗せた電車は再び発車した

電車を見送るとむらびとは前を向くと駅のホームから降りて行った。その頃、

むらびとを見送ったしずえはコトブキにたずねた


「前に来た機関の人ってどんな人なんです?」

「うむ。少女じゃった」

「少女?女の人ですか?」


コトブキもまた茶をすするとあの時を思い出すかのような懐かしい口調で答えた



「うむ。思わず話が合って長話してしまったのを思い出したわい」

「へえ、どんなお話しをされたんですか?」

「確か……その人も数年前、どこかの村に住むことになったらしいんじゃが、
 ここによく似た場所で、家具を集めたり楽しんでおったという話をした気が」

「まあ、素敵ですね」

「その時はもう村は去ってしまったようじゃが、楽しそうに話しておったなあ」



=======================================

次回

数々の公共交通機関を乗り継ぎ船に乗ってニンテン島にやってきたむらびと

集合場所と記された噴水の前に行くとそこには同じく新メンバーとなる人達がいた

多くの人が集められた意図が理解できていない中次々と新ファイターが姿を現す


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