INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第4話、少年と青年

何かに襲われたディディーコングを助けたフォックスはあのドンキーがクッパによって固まって

しまった事を聞くとドンキーを助けるために共に行動することを決める。別の場所では少年リュ

カがネスによって助けられ石像の中から現れたポーキーに2人は力を合わせて戦うのだった
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「がっはははは!!また獲物発見!!」

「誰!?」



突如聞こえた声に2人は振り返ると崖の上に誰かが立っていた。2人はワリオの持っている

機械など知らず男が機械を構えネスに放つがあっさりかわされ連続して撃つがそれも外れる



「チ・・・・・・・・」



このままではキリがないと横を見ると避けていたネスに気を取られ自分の姿が目に入っていな

い少年の姿を見つけた。ワリオはネスをあきらめリュカに機械を向ける、その事に気づいたネス

は振り返るが恐怖からかリュカは気づいていない。ネスはリュカに向かって駆け出した


「危ない!!」

「え・・・・?」



突然の叫び声にリュカは頭が回らなかった。気づいたときには突き飛ばされており地面に倒れ

込むと咄嗟に振り返る。しかし事は起きた後で自分を助けた少年ネスはフィギュアになっていた



「ふん・・・」

「・・・ネス?」


ワリオは飛び降りフィギュアを満足そうに見つめる。あの強さを感じさせた少年が動けぬ

状態となり一気に込み上げる恐怖。恐ろしくなり足が震え、リュカは走り出してしまった


「ハーッハッハッハッハ!ハーッハッハッハ!」



ワリオの笑い声が聞こえ突然雨が降り出した。雷が大きな音を立てて鳴り響く

雨もやみ雷もおさまった中リュカはとぼとぼと歩いているとふと何かにぶつかった



「わっ・・・・?」


目の前には青年がいた。またまた赤い帽子をかぶっているが、リュカよりも身長が高い

すると目の前にはあの影虫と謎の生物プリムが現れその姿を見ると思わず後ずさった



「あ・・・・・・・」

「大丈夫だよ」


震えているリュカの肩に手をポンとのせると告げると懐から何かを取り出し手に何かを持つ。す

ると手に持っていた何かはぶるぶると震え持っている物を投げると中から水色の亀が飛び出した



「ゼニガメ!!みずでっぽう!!」



ゼニガメとよばれた生き物が勢いよくみずを吹き出し辺りにいるプリムたちを消し

ていく。その攻撃は強力かつ広範囲の攻撃であっという間にいなくなってしまった


「怪我はない?」

「あっ・・・はい」


見慣れない生物に気を取られていたリュカは自分に声がかかりよそよそしい声で答えた


「どうしてこんなところに?ここは危ないから早く離れた方がいいよ」



手を振ってトレーナーは歩きだしていってしまい追いかけようとするが伸ばした手は止まる

頭の中に思い出されるのはついさっき起きた出来事、雨の中雷が鳴り響いたあの恐怖


(僕が・・・ちゃんとしていれば・・・)



今さら何を言っても何を後悔しても遅いがこのままにしてはおけなかった。ネスを助けたい

確かにネスを助けたいだけど一人の力では出来る気がしていなかった。でも、それでも、

でも、そんな葛藤が続くと勇気を振り絞り顔を上げると青年の歩いて行った方を追いかける




「待ってください!」

「?」

「僕も・・・僕も一緒に行きます。僕・・・・助けないと」

「助ける?」



さっき起きたことを話すと彼はネスを助けることに協力してくれると言う



「い・・・いいんですか?」

「だって放っておけないでしょ?もしかしたら・・・僕のポケモンもそこにいるかもしれないし」


後半言葉が細くなり何を言っているか聞きとれない。するとリュカに目線を合わせて



「僕は・・・ポケモントレーナー。トレーナーって呼んでくれればいいよ」

「僕は・・・リュカ・・・です」


2人は歩きながら色々な話をする


「リュカはどうしてここへ?」

「ぼ、僕は・・・・いろんなところで変な魔物が現れたと聞いて・・・トレーナーさんは?」

「まあ・・・僕も同じようなものかな」


以前自分の住む場所を救ったリュカだったが戦いはどちらかというと苦手だ。だがその経験

もあってか再び迫っている何かに救いたいと思い意を決し故郷から飛び出したのだという


「僕は・・・・テレビで変な空間がやってるのを見てね。もしかしたら自分の住んでる所
 も飲みこまれちゃうんじゃないかって思って。それだけは阻止したいと思ってきたんだ」

「そうなんですか・・・」


そこは見るにも無残な痛々しい後が残っていた。荒れ果てた地面に無数の矢が刺さっていて過去に

この場で何かがあった事を物語っていた。乾いた風と砂埃が一層ここでなにかあったと告げていた



「どうして・・・戦争なんか・・・」


砂漠のような場にぽつりと存在していた古びた砦の上で青い髪の青年が眺めていた

ぽつりと発された言葉は重みを感じさせただの言葉ではない事がひしひしと伝わってくる



「こんなことしたって・・・誰も幸せになんかなれないのに・・・!」



そこにロボットが現れ亜空爆弾を発動させる。カウントがゼロになると爆発・・・というより突然

紫の何かが広がり風景はすべて飲み込まれてしまった。高度からか青年も紫の空間に気づく


「あれは・・・まただ・・・」


地面へ降り注ぐ影虫は集まりプリムへと姿を変えプリム達がこちらに向かってくるが数は数体

などではない。無数の存在を確認し青年が神剣ファルシオンを掲げるとキラリと剣が輝いた



(絶対に、止めてみせる)



たくさんのプリムが襲いかかり斬り進んでいくものの建物外に出ると一層増す



「そこだ!!」





走り抜けた先に次第に紫の空間が大きく見えてくる。目の前に着き間近で見るとかなり大き

くこれは一体何なのか。今まで見た事のない物体をしばらく見つめていると別の気配がした

瞬時に反応し剣を振るうとカキンっという乾いた金属音が鳴り響く


「誰だ!?」

「わたしはメタナイト、お前こそ何者だ?」



その視線の先には人とは言えない球体の何かがいたがその形はどこかで見たこと

あるような気がした。しかし名乗られた以上こちらも名乗らないわけにはいかない




「僕はマルス」


仮面をかぶっている青く丸い剣士と剣が交わるごとに乾いた音が響く。ふとプリ

ムが周りに現れ二人は真後ろのプリムを剣で切ると二人は顔を見合わせる



「敵じゃ・・・ない?」

「・・・どうやら目的は同じらしいな」


目的が同じという言葉をききどこかで見覚えのある形だと思いながら青年は尋ねた


「君もこの異変を調べに?」

「まあな。・・・それだけではないが」


敵ではないことがわかり手を組む二人は次々とプリムの数を減らしていくと何かを見

つける。そこにはエインシャント卿が飛んでいた。下に抱えているものに見覚えがあり



「あれはさっきの・・・!!」

「なるほど・・・あれがこの事件の元凶というわけか」


追いかけるとマルスはドルフィンスラッシュを繰り出すがあっさりと避けられる。次にメタ

ナイトが空を飛び追いかけるがレーザーによってマントを焦がされてしまい地面に降りる



「くっ・・・・・・・」



今、ここで止めなければまたどこかが犠牲になる。どこかで爆発が起きるだろう。今・・・ここ

で止めないとまた悲しむ人が現れてしまう。しかしこの状況を打破する方法が見つからない



(どうすれば・・・・っ)


その瞬間、エインシャントの背後に金色にきらめく剣が、二人はそれに気づいた



「!?」

「なんだ!?」


剣だけが上にあがっていて誰もいないと思ったらその剣を一人の青年がつかみ振り下ろした




「天!空!」



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次回

不利的状況を打破した剣士。マルスとメタナイトの前に現れた青年はアイクと名乗り同じく

異変を調べにこの場に来ていたという。共に行動することになった3人だったが進んでいた

時巨大なプリムに捕まった誰かを見つけ助けに向かう。そこに捕まっていたのは・・・


次回 第5話、「三剣士と少女」

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