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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第1話、空中スタジアム

スマブラメンバーDXが解散し、それぞれがどんな生活を送っているのかは誰にもわから

ない。一部のメンバーがほかのメンバーの国に遊びに行くことはあったとしてもファイター

が一度に集まるということはなかった。そんな中、あるスタジアムで何かが開催されていた


『さあ始まりました!!』


実況者かと思われる声がマイクを通して聞こえると会場はざわざわとざわめいていた

会場内は満席かとも思われるほどの人で埋まっており負けずと放送がかかる。観客

を始め出場者の知り合いや各世界からのテレビ局が集まったりとカメラも多く見られた


『さて、今日の対戦者は~?皆さんおなじみのマリオとカービィだ~!!』


ここは空中に浮かぶ不思議なスタジアム。柱などの支えはなくどんな原理で浮いている

のかは謎。それぞれ右と左からマリオとカービィが歩きながら観客へと手を振った。一層

観客が湧きあがると相対した2人は驚きよりも笑みを浮かべたまま言葉を交わした



「まさかこんなところで会うとはな」

「僕もびっくりだよ~!」


スマブラでは何度も戦ったがこうしてスマブラ以外の場所で試合をするのは初めてである

マリオはあの後活動範囲を広げキノコ王国以外の場でも大会に出るようになったのだが

こんなところで会うなどとはどちらも思っていなかった。カービィも同じ気持ちだろう


「プププランドはこの星じゃないところにあったんじゃないのか?」

「そうだよー」


多くの観客の中、ピーチとゼルダはそんな2人の試合を見に来ていた


「久しぶりだけあって二人とも嬉しそうね。どっちを応援する?」

「カービィ・・・かしら」

「わたしはもちろんマリオよ!!」


二人は、観客に交じって二人の試合を見にやってきたのだ。ピーチはいつもと変わらぬピンク

のドレスだがゼルダはDXの時とは少し変わった服装だった。とはいえぱっと見では分からない

だろう。そんな試合をある場所から、スタジアムの様子を見ている天使が一人
 

「いったいどっちが勝つんだろうな~?」


天使は観客席にいるわけではない。空・・・天界と呼ばれる場から見ていた

台に置かれている丸い球、そこにスタジアムの様子が映し出されているのだ



『それでは始めましょう!!レディー・・・ゴー!!』



開始の号令と同時に慣れた足取りで2人は走り出す


『おっとマリオ選手カービィに強烈なパンチをくりだした!!しかし
カービィ選手それをよけた!これはどっちが勝つんでしょうか!?』


実況者の声につられるように歓声が響き渡る。それはどちらかが攻撃する度に大きくなる。どっちも

初代、DXとスマブラにいてそれ以前もそれ以降も人気が高い。そんな二人の戦いに歓声も並大抵

のものではない。動きもそこらの武道大会なんかではなく一歩も引きを見せない緊張感が漂っている



「やっぱマリオさんはすごいなぁ・・・・」



天界から見ていた少年も互角の戦いに思わず息を呑む


「ファイアボール!」

「へへっマリオの技は何度も見てるよ!」


手袋を見に着けた手から火の球が飛んでいくが難なくカービィは避けるとにっと笑った


「今度は僕の番!」

「残念だな!それはこっちも同じだ!」


知っている者は知っているのだが互いに初代スマブラからの参戦者であり共にいる経歴は長い

故に互いの手の内はほとんどが知られていた。そして、長い戦いの末勝敗が決まった



『勝者は・・・・・カービィ!!』

「あぁ・・・負けちゃった・・・」


案の定天使の応援していたマリオは負けてしまったが、負けと言ってもそれは微々たる差で

互角の戦いだった。二人は握手し観客に手を振ってみせる2人がそれぞれ手を振ると大きな

歓声が一層に大きくなった。現場にはいない天使でさえその場にいるかのような気分になる



「やっぱすばしっこいな・・・」

「僕だってマリオの方が手足が長いからなかなか攻撃当たらないし・・・」

「久々に乱闘をしたが・・・」

「やっぱ楽しいね!」


試合が終わり人々はざわざわしていた。おそらく熱烈な戦いの感想を述べているのだろう

すると何かの音が近づいてくるのが聞こえた。飛行機とは違うもっと別の音。最初は多くの

者が何とも思わなかったがその音は次第に近づくように大きくなる



「あれはなんだ・・・!?」



ふとマリオは雲の隙間から現れた変な飛行船を見ると呟いた。遠いこの場から見ても大きさが感じ

られる。近づけば圧倒される大きさだろう。すると中の空いた部分から黒い雪が降ってくる。降り積も

る事はなく地面に着くと消えたかと思えば紫の雪がいくつも集まって変な生き物が何体も現れた


「あれは何!?」

「見たこともない生物ですね・・・」


ピーチ達もその異様な雰囲気と謎の生物にただならぬ何かを感じた。侵入者か

ピーチはパラソルでゼルダはフロルの力で会場に現れ戦闘態勢に入る



「はっ!」

「ゼルダ!」

「マリオ!・・・侵入者かしら?」


ピーチもかつてスマブラDXの参戦者でありある程度の戦闘能力を身に

つけていた。故に怯えることもなく冷静に現れた生物を見ると呟いた


「わからん・・・が」

「異常事態に間違いはないわね?」



マリオたちは4人力をあわせて何とかたくさんの生き物たちを倒していると空から誰

かが飛んできた。緑の衣服を着ていて足元に大きな何かをつけている。その生物は

マリオたちの前へとやってくると足元に着けていた丸い何かを落とした


「なんだあれは?」


丸い物体の背後から2体のロボットが現れぞれぞれ両手を丸い物体の両側に差し込み

引っ張ると中からタイマーのような何かが作動し始めた。それを確認すると緑の人物は

飛んでいた飛行物の方向へと飛んでいった。数字が減っていくあたり爆弾か


「変なことが起きることには間違いないな!」


マリオが爆弾を止めようとしたその時、遠くから何かの音が聞こえた



「ん?」


マリオが音に気づいて振り返った時にはもう遅い。振り返る前にマリオは飛んで

きた謎の攻撃によって遠方に飛ばされた。戦っていたピーチは驚き様に叫ぶ


「マリオ!?」


飛んで行ったマリオに思わずカービィも驚きの声を上げる。カービィがマリオを追いかけ

ようとした時後ろから叫び声が聞こえた。振り返るとまっさきに目に入ったのは赤い何か



「きゃああああああああ!!」



突然現れた巨大な何かにピーチとゼルダは捕まってしまい籠の中に入れ

られる。ボスパックンと呼ばれるボス級の強さを持つキノコ王国の生物だった



「とりゃ!!」



ボスパックンはそれぞれ二人の入った別々の籠を振り回して攻撃してきてカー

ビィはそれを得意に飛んで避けるが攻撃を続けると、急激に敵の動きが速くなった


「・・・・・二人を助けるのは・・・・」

「カービィ!私はいいわ!ゼルダを助けて!!」


考えている間に聞こえてきたのはピーチの声


「え!?でも・・・・・・・・・」

「迷ってる暇はないわ!このままじゃ・・・」



確かにそうかもしれない。だけどカービィにそんなことはできなかった。悪戦苦闘の末

ボスパックンは倒れ2つのカゴは地面に落ちると衝撃により扉が開き2人は外へと出る


ボスパックンを倒した事により案したのもつかの間、ピーチのよく知るあの人物が現れた



「ワッハッハッハどいつをフィギュアにしてやろうかな~?」

「ワリオ!?」

「お?まあピーチでいいか・・・」


ワリオが手に持っていたなぞの装置、バズーカのようなものの引き金を引くと紫の光が発射

されピーチの身体を突き抜けた。その後全身が光輝くとピーチがフィギュアになってしまった

2人は当然助けようとするのだがふとカービィは走る途中で横を見た


5・・・4・・・・・3・・・・2・・・・


何かがカウントダウンされているようで0になったら何か良くない事が起こるだろう



(逃げないと!)



大きな玉のカウントが0になった瞬間爆発し会場を飲み込んだ。あれだけ広いスタジアムは

たった一つの爆弾によって紫の空間に吸い込まれていく。カウントが0になる前、危険を察知

したカービィはワープスターでゼルダと共にスタジアムから避難していた



=========================================

次回

天空界からマリオとカービィの戦いを見ていた少年ピットはスタジアムが紫の空間に飲み込まれる

瞬間を見ていた。異常だと思わせる中彼の元に一人の女性が現れる。光の女神パルテナよりこの

世界に訪れる脅威を伝えられると神弓パルテナアローを受け取り地上界へと飛び出すのだった



次回 第2話、「天空界」


登場人物

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