INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第12話、剣士組と朝と

ステージの説明を終え試しに乱闘するマリオ達と改めて実戦形式で説明を受ける新ファイ

ター達スマブラDXが結成されてから一週間。次第に慣れてきたと思われる中いつものように

ファルコンは早朝ランニングしに起きる。外を走っていた時何かの音が聞こえてくるのだった
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「ふああああああ」


目が覚めると午前5時前、いつもと大体同じ時間だ。顔を洗いいつもの服に着替えるとファルコン

は外に出ていった。ファルコンにとってこの時間に起きランニングをするのはもはや日課である


「今日も快晴!いい天気だな!・・・ん?」


しばらくいつもの道を走っていると何かの音が聞こえた。鳴り続けファルコンは足を止める



「なんだあ?」



聞こえてくる音はそう遠くはなく聞こえるということは歩いていけるのだろう

金槌で鉄を打つような甲高い音が聞こえその方向へとファルコンは走っていった

近づくたびにその音は大きくなり茂みから覗くとそこには3人の人影があった



「リンク・・・と」


その特徴的な頭から1人がリンクだと判明するのだが後2人の名が思い出せない。思

いだそうと考えていた時リンクはファルコンの存在に気付き2人も気づくと構えを解いた


「何してるんだ?」

「手合わせですよ」

「・・・・?それは見ればわかるが・・・そんなの『乱闘』ですりゃいいじゃねえか」



ファルコンの一言に対しマルスが答える


「確かに乱闘は安全だけど。何かが起こるのはあの場じゃなくてこの世界だからね
 。現実でも戦いに慣れておくべきだろうとロイと話してよく手合わせをしてるんだ」

「そ・・・そりゃすげえな」

「それを聞いて僕も今日一緒にしてたんですよ。彼ら強いですよ。さすがマスターさ
 ん達が選んだだけの事はありますねファルコンさんは今日もランニングですか?」

「おうよ、基礎は毎日の積み重ねが重要だからな!」



朝7時過ぎ、マリオがリビングに入るとそこにはルイージがいた


「兄さんが早起きするの8日目!?どういうことなの!」

「なんだその言いぐさは」


ルイージはフライパンを持ちながら叫ぶ


「だって今まで僕が何回起こしても起きなかったのに!クッパもスマブラに来ちゃうしもう
 この世界破滅するんじゃないの!?クッパより強い何かが襲ってくるんじゃないの!?」

「・・・・・・お?リンクにマルス、ロイじゃないか」


マリオはリビングに入ってきた3人を見るとルイージもその方向を見た




「ごっはんーごっはんー♪」


カービィとネスがやってきた頃には既に8時を回りほとんどのメンバーが集まっていた。ス

マブラDXが始まってからもその豪華さは変わらない。リビングにいたフォックスが尋ねる


「人数も結構増えたし2人で作るのは大変なんじゃないか?」

「ロイも料理できるみたいで今は3人で作ってるよー。マルスも色々手伝ってくれるし」

「僕は料理したことないから皿とか並べるだけだけどね」

「それでも助かりますよ」


「・・・・・・・・」


貴族が料理できるのかとフォックス達はロイを見た。その時ゼルダが呟く。続いてミュウツーが



「・・・・今日も、ですか」

「だな」

「ま、まあ本人は先に食べてて構わないって言ってたから・・・」






「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・もう、11時だよね?」



ルイージが時計を見ると時刻は11時を回っていた。再び3人は昼食を作るためにリビングに

来ていた。マルスやフォックスも手伝おうかと提案したのだが朝だけで十分と言い今リビング

にいるのはマリオ含め4人だった。下ごしらえをしながらルイージは呟いた



「兄さんが早く起きるようになったと思ったら・・・・」

「まさかこんな爆弾がいたとはな」


マリオは手伝うこともなく椅子に座っては3人が料理する様を見ている


「4日目くらいまではそんなこともなかったんだけど・・・それ以
 来午前中にあの人の姿見たことないよ。兄さん見たことある?」

「いや・・・・ない」


マリオも姿を見た事がないそうだ。次々と昼食が出来上がり昼食が完成すると

リビング内にあったマイクを持つとルイージは全員に昼食ができたと知らせる


「こんなに食材どっから仕入れてんだ?」

「さあな。マスターハンドが用意してくれるらしい」

「あの手よくわかんねえよな。本当に神なのかよ」

「まあ・・・それは俺も思ったが・・・」



「もーらい!」

「カービィ!僕のお好み焼き取ったでしょ!」

「おいしいですぅ~」

「ヨッシー1人で食うな!皆の分がなくなるだろ!!」



メンバー達が次々に言い争う中昼食の時間になっても彼女の姿は現れなかった

昼が過ぎ夕食もできた頃ルイージはマイクでメンバー達に夕食が出来た事を伝える

すると一番にやってきたのはサムスだった


「サムス?どうした?」


マリオは意外な人物がやってきた事に気づいた。パワードスーツを身につけた状態ではご飯を

食べることは出来ずまた素性を明かす事も出来ないという事でメンバー達とは違う時間にご飯

を食べていたのだ。よっていつも食事の時に彼女は現れずその素性は一種の謎となっていた


「許可が下りたの」

「許可?なんのだ?」


突然の事にマリオは何のことを言っているのか理解できなった。次の瞬間サムスは答えた


「このスーツを解除することよ!」

「・・・・・え?」


あまりのことに料理を並べていたリンクたちもその手を止めた


「スーツを解除って・・・どういうことですか?」

「だから、このスーツとヘルメットを取ることを許可されたのよ!これから皆と
 一緒にご飯が食べられるわ。マスターハンドたちにも許可は取ってあるの」

「ええええっ!?」


サムスの素性、パワードスーツを脱いだ本当の姿は元スマブラの間では謎の一つとなっていた


「スマブラ2つの謎の1つが解けるのか!?」

「2つの謎?」


2人と同じように料理をしていたロイが尋ねた


「サムスの素性とファルコンの素性。カービィの胃袋とかメンバーに対する謎は
 多いけど特にこの2人の謎が前のスマブラでは話題に上がってたんだよ!」

「結局その謎は解けないまま解散したんだけどな」


サムスは仕事柄素性を明かせないと伝え納得していたマリオ達もこれ以上深入りすることは

なかった。しかし今日この時その謎が解けようとしていた。サムスはヘルメットについていた

ボタンを操作すると突然サムスの体が光り出した。あまりの眩しさに目を閉じるマリオ達で

あったが光が収まり目を開けるとそこにはスーツを身につけていないサムスの姿があった


「おわあっ!?」


タイミングがいいのか悪いのか、ちょうどリビングに入ってきたドンキーが叫ぶ


「今サムスがいなかったか!?」

「・・・というか本当に人間だったんですね」

「疑っていたの?」

「そういうわけじゃないですけど・・・」


次々と入ってくるメンバーが驚くたびにルイージ達は説明する

そして全員が集まると夕食は始まるのだった


「約2名いないけどな」

「Drマリオさんと彩花さん・・・ですか」


Drマリオは毎回というわけではなく何をしているのか毎食の時現れたり現れなかったりと

不規則なのである。一方の彩花は今まで一緒に食事をした事がなく一度も現れた事はない

夕食が終わり次々とメンバーが解散して行く中Drマリオは現れた


「Drマリオ!何してるんだよいつも。もう夕食終わっちまったぞ」

「すまんすまん。研究に時間を忘れてしまってな」

「研究?」


皿を洗っているルイージが尋ねるとDrマリオは答える


「今のなお特効薬が見つかっていない病気などはたくさんあってだな。1つでも
 多くの薬を開発したいと日々研究しているのだ。いやーいかんな。研究に没
 頭するとすぐ時間を忘れてしまって。まあよくある事だから気にしないでくれ」

「薬の開発!?」

「薬草や材料を取りにここから出る事もあるからいなくても心配しないでくれ」

「え?あ・・・うん。わかった」


Drマリオは自分のご飯があるのかと尋ねるとリンクは1人分の夕食を持ってきた

その時もう一食分取ってある事にDrマリオは気づいた


「む。私の他に夕食を食べていない者がいるのか?」

「あぁ。彩花さんですよ。いつも僕たちの後に遅れてくるんです」


「確か・・・・神達と共にスマブラを作った人物だったか?」


Drマリオはご飯を食べながら思いだすと呟く


「本人は手伝っただけって言ってたけど・・・それでもすごいよね」

「ゼルダとも顔なじみと言ってましたし・・・ミュウツーさんとも会った事あるみたいですよ」

「俺達の事も知ってたし・・・・何者なんだ?」


スマブラにいるほとんどの名前を知っていた。ピカチュウやプリンと同じポケモンの住む地方出

身とはいってはいたがピカチュウ達はマリオ達のことを知らなかった。また謎が1つ増えそうだ




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次回

食事の時に現れないDrマリオと彩花だったが中でも彩花は共にご飯を食べたことがない。た

だの人間であるにもかかわらず謎だらけなことにファイター達の中ではある疑惑が上がって

いた。それは人間ではないなにかではないか。事実を確かめるためサムスが動くのだった


次回、第13話、「疑惑」


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