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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第十話、選ばれなくても

違和感を感じ森の神殿に向かったというサリアを追いミドと彩花は森の神殿へ

と向かう。迷いの森でかつて教えられた『サリアの歌』が役に立ち神殿の中へ

中で四姉妹幽霊と戦う事に。弓が役に立ち残りは長女のみになったが・・・

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森の神殿の中ボスとも言える存在四姉妹幽霊。その内四女エイミー、次女ジョ

オ、三女べスを倒し残るは長女メグのみとなっていた。しかし姿が見当たらず



「最後は?・・・もう絵はないし・・・」

『長女メグは身を潜めています。今から発する音をオカリナで奏でてください』




フロルが姿を現すと空中に五線譜が現れ音とともに音符が現れた


「これは?」

『『森のメヌエット』と名づけられたメロディです』

「!」



フロルの告げる言葉にハッとすると懐からオカリナを取り出し譜面と同じ音を奏でた



「出た!」



弓を構えるとメグに命中、続いてミドの攻撃でメグはひるむが次の主観間分裂した



「なっ・・・増えた!?」

「一体だけが本物であとはニセモノだよ!」




じりじりと注意していると一体だけ姿を残し攻撃してきて二人は避ける



「なっ・・・また!?」

「焦らずに攻撃してこう。一人なら間に合わないかもだけど2人なら・・・!」





『ナイスコンビネーション!』

「へへっ。お、おい、あれ!」



笑ったミドは少し離れた場に宝箱が現れたことに気づく。駆け寄り開けると



「これは・・・カギか?随分とでかいな・・・」

「これはボス部屋のカギ!これであそこの部屋に行けるよ!」



カギを持ったまま差し込み口に差し込むと回転し錠が外れた



「残るはここしかない。サリアは・・・きっとここにいる。けどミド、大丈夫?」

「な、なにがだよ」

「多分この先にはボス・・・今までと違う魔物がいると思う」

「あ、あったりまえだろ!今更帰れるかよ!」




「・・・よし」




扉を開けると2人は中へと進んでいった。通路を抜け広場のような場に出ると呟く




「多分・・・ここのボスは・・・『ファントムガノン!』」



名を発すると同時に異次元悪霊ファントムガノンが姿を現した。その名のとおり

ガノンドロフと似た姿をしているが本人ではない。魔王を模して作られた幻影だ



「絵の中に・・・!?」

「大丈夫!」


回転するように6枚の絵を見ているとかけてくるガノンに向かって矢を放つ


「当たった!?」

「油断しちゃだめ。すぐ次が来るよ!」



姿を現し剣先を向け光の球が発射される。間近まで近づいた瞬間彩花は剣を振

るいラリーが続く。そして打ちそびれたファントムガノンに命中し地面に落ちた



「今がチャンス!」



剣で攻撃するもののすぐ起き上がると再び光の球が発射されまたラリーが始まった

長く続けば続くほど球は早くなり長期戦になったこともありふとタイミングを間違

え剣を振るうと外れた球は彩花に直撃し吹き飛ぶと言葉に出来ない痛みが走った



「ぐう・・・う」

「姉ちゃん!?」

「ま、まだ・・・」



すかさずファントムガノンはもう一度光の球を発射するが動けず避けられない

その時目の前にミドが現れるとマスターソードより遥かに短い刀身で打ち返した



「!」

「俺だって!俺に任せろ!」



ミドが打ち返すとファントムガノンも打ち返す。速さが変わり事の行方を見てい

ると僅差でミドが勝り光の球は命中しファントムガノンは落下し地面に蹲った



「!」


チャンスと起き上がるとミドもまた剣を構えファントムガノンに向かっていく




「これで・・・『最後だ!』」



声が揃うと2つの刀身がファントムガノンを貫く。数秒後ぐったりと倒れこみフ

ァントムガノンは黒い霧となって消えていった。数秒後地面に青い円が現れる



「あれは?それに・・・サリアは?」

「多分、あの光の先にいるんじゃないかな」

「え?あ、おい」



迷いなく青い光に向かっていく少女を追いかけるようにミドも円の中に入った。眩

い光に思わず目を閉じると体が浮くような感覚がした。そして光が消え目を開ける

そこにミドの姿はなく賢者の間に彩花は立っていた。そして正面には彼女の姿が



「やっぱり貴方が森を守ってくれたのね」

「・・・サリア」



目の前に立っていた彼女の名を呼ぶと彼女はにこりと笑みを浮かべた



「助けてくれてありがとう。ここからサリアもキミの手伝いをするよ」

「こっちこそ。サリアの歌・・・あの歌のおかげで出来たんだから」

「・・・ねえ。ミドにも・・・お礼を言っておいてね」








「・・・またサリアは賢者の間っつーところで封印の手伝いをするのか?」

「たぶん・・・そうじゃないかなあ」

「疑問なんだけどよ。ここじゃ駄目なのか?そこじゃないと駄目なのか?」



座り込み腕を組んで呟くミドに対し返答したのはフロル達だ



『彼女が賢者の間に留まるのには理由があります。封印の際賢者は全員賢者
 の間から力を施します。同じ場のほうが力が合わさり強化されるのと・・・』

『賢者の間はちょっとやそっとじゃ侵入できないから安全っていうのもあるわね』

『言わば賢者は最後の希望。彼女達なくては封印はできませんから』




彼女たちの言葉にミドは納得せざるを得ないように黙り込んだ




「・・・あ、あの・・・ミド」

「んだよ」


それでも納得できない返事を返し周りにいたミドの子分やコキリ族は冷や汗

の中静観していた。次の瞬間、不機嫌そうだったミドは目を大きく見開いた



「私、リンクに比べて頼りないしずっと弱いけど・・・この世界を守りたいと思う」

「それは・・・」

「ゼルダだって助けたいし、それはサリアも同じだと思う。だから私、戦うよ」

「!」





「勇者とかそんな資格なくても・・・助けたい気持ちだけはあるから」

『・・・・・・』



少女の言葉に三人は言葉を発さず、何かを感じていた。その時




『ディン?』



ふと空を見上げ顔を歪めたディンに気づきネールが問いかけた



『どうかした?』

『気のせい?いえ・・・デスマウンテンから異様な力を感じるの』

「デスマウンテン?まさか・・・」



確かダルニアからも連絡はなかった。ディンの言葉から何かあったのかもしれな

い。3人も同じことを思ったようで様子を見にデスマウンテンに行く事になった

そんな中会話を聞いていたミドは声を張り上げ呼び止めるとある場へ案内した



「サリアから聞いたことあるんだ。ゴロン族のオッサンのところにいくんだろ?」

「!そうか、ここは・・・」

「ここを通ればゴロンの祠にすぐ着く。こっちのが近道だろ?」



驚いたように振り返るとミドは恥ずかしそうに鼻を掻くと告げた




「また何もできないのがすげえ悔しいけど・・・俺にも出来ることをする」

「そんなことない。最初の時も今回も、ミドがいたから少しだけ怖くなかった」

「そうか。サリアの事・・・任せてもいいんだよな?」



「うん。絶対に・・・」



背を向け歩き出すと暗闇へと近づいた。彩花が映らなくなったと同時に視界

は一変し緑色から赤褐色の岩が見え懐かしく感じるゴロンの祠にやってきた




「ダルニアはどうしたんだろう?」

『やはり何かがあったとしか・・・』



円形の通路に出ると周りを見て彩花は告げる



「ゴロン族は・・・特に変化ないみたいだけど」



ゲーム的に子供時代と呼ばれる風景と同じく数が減ったわけでもなく中央の像も回

転し以前来た時となにも変わらぬ状況に見えた。近くにいたゴロン族に話しかけると



「ダルニアのアニキなら誰かに呼ばれたとかで出てったゴロよ~」

「あ、そう・・・なの・・・」



ただの勘違いと思いつつ後にしようとするとディンがゴロン族に尋ねた



『最近何か異変とかあったかしら』

「異変ゴロ?」

『デスマウンテンから変な感じがしたらからダルニアもそれで来られないの
 かと思って。当ては外れたようだけど異変が起きてるのは間違いないわ』

「うーん・・・以前のようなことは起きてないゴロよ~」



『彩花、何か知ってますか?貴方の記憶にこの件にまつわる何かを』

「えーと・・・七年後の世界でガノンドロフの力で炎の洞窟に龍が現れてゴロン族
 が捕まった・・・ってことがあったはず。その時デスマウンテンの煙が変な色に」

「な、なななそんなことがあるゴロ!?」

「あ、それはもうリンクが解決したからもう起きないはずですけど・・・」




そこでディンが告げる。またガノンドロフが竜を復活させたら・・・と



「そんな・・・あそこは普通の人じゃいることすらできない場所だよ?」

『えぇ。だからこそ炎に強いゴロン族が管理してるのだけど・・・』

「龍が復活してたとして、倒すにはハンマーが必要だしゴロンの服もないとそも
 そも神殿内に入ることすらできないよ?まずはゴロンの服を用意しないと・・・」



しかし思わぬ事態が発生する。まさかのゴロンの服が今在庫がないというのだ

元々言われてみれば疑問だが滅多には売れないものであまり作られないらしい



「ま、まさかの展開・・・!」

『ダルニアは無事カカリコ村にたどり着けたでしょうか?』

「どうだろう。となるとどうしよう・・・」




『進めないのではどうにもならないので一度インパの元へ戻っては?』

「・・・それが一番よさそうだよね・・・」



想定外の出来事にカカリコ村に戻ることになった彩花は坂を下りカカリコ村ま

で戻ってくるのだった。とはいえフロルの力で一瞬で下まで降りてきたのだ



「そりゃあ随分と手間かけさせちまったな」

「いえ・・・。でもデスマウンテンが変ってディンが・・・」



山の方向を見ると雲は禍々しい色に代わりいかにも異変が起きているという色だ



「おそらくガノンドロフの仕業だろう」

「えーと・・・大丈夫なんですか?とはいえ手立てもないんですけど」

「ディン様よ、何かわからぬか?」



『そうね・・・。どっちかっていうとデスマウンテンの生命力が吸われてるって感じ?』

「ということは・・・まさかガノンドロフは、デスマウンテンの力を我が物に・・・?」

『その可能性が高いわね』

「なんということだ・・・」



インパが腕を組みながらそう告げると声が聞こえ部屋から主が姿を現した



「だが、賢者は既にここに揃っておる」

「ルト・・・!」



部屋から現れたのはルトの姿。続いて他の姿も現れインパは頷いた




「うむ。本格的に準備を進めよう。君に現段階の状況を話そう」




=================================

次回

賢者が揃いガノン城突入の作戦が立てられる中突如ハイラル平原内に謎

の建造物が出現する。そしてラウルは告げる。この先に彩花をハイラルに

連れ去った要因ツインローバがいる・・・と。彩花は神殿に入るが・・・


次回 第十一話、「炎氷の神殿」


第十一話へ

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