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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第28話、本当の戦争

メタナイトの助言により仲直りすることを決めたマルスとロイは彩花を探すためにスマブラ内を回る

最後の可能性の場である自分たちがよく手合わせをする場にいたのはリンクとアイクのみだった

マリオ同様事情を知らないアイクに説明するとアイクの口からは想像外の言葉が出てくるのだった
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今の自分は戦うことができる。望んでいたことが、やっと起こった。まさか本当にこんなことに

なるなんて嬉しいような悲しいような。そんな中、モニター室にマスターハンドがやってきた


「あの魔王達でも足が出ないほどの者を良く倒せたな。これもあのお方の力なのか・・・」

「それもそうだけど・・・・私じゃ判断が甘いからね。彼女に頼んだよ」


現在モニター越しではガノンドロフとピット、デデデとフォックスによる2対2のチーム戦が

行われていた。あまりみない珍しい組み合わせでもあるが今回の事件で何かが変わったのだろう


「彼女・・・まさか」

「そう。ブラックの力だよ」


マスターハンドは変わらぬ表情のままの彩花を見ると再びモニターに向き直り尋ねた


「・・・いいのか?」

「ミュウツー達には勘づかれてたんでしょ?時間の問題だと思って。それに・・・私の力
 じゃ倒せないって確信してたから。ファイター達も今回の事で疑問に思うだろうけど・・・」


ファイター達には後日ブラックの事を話すと言うとその時メタナイトがやってきた


「陛下、乱闘をあんなにめんどくさがっていたのに・・・これも今回の事件のおかげか」

「他にも何人か考えが変わった者がいるようだな」


メタナイトは彼らが探すために出て行った彩花を見つけると


「彼らとは話したか?」

「何を?」

「・・・・・ロイとマルスがお前を探していたぞ。謝りたいと」

「・・・あぁ。あの件か。あの人達の言う事は正しいのに」


一部始終を知らないマスターハンドが尋ねると彩花は説明した

驚くマスターハンドだが彩花はあの件を話していない事も合わせて伝えた


「ま、私の国は確かにもう戦争は起きないし?病気や事故でもないかぎり人が死ぬこともないし
 平和な頭してるって言われると言い返せないよね。あの時はそこまで思考が回らなかったけど」

「・・・・つくづく価値観が違うというのは難しいな」


今後の課題だとマスターハンドは唸り始める中彩花はため息をつくと


「これも話すべきだろうね。行ってくるよ」


そう言うとモニター室を出て行った



「・・・・アイク。今なんて・・・?」

「あいつは、戦争を知っている」


一瞬思考が追いつかない者の数秒後にアイクの言葉の意味を理解した2人とリンクは尋ねた


「アイクさん。どういうことですか?」

「どういうこと!?」

「落ち着け」


冷静かつ無表情なアイクの一言により掴みかかろうとしていた3人は数歩引いた

そこに足音が聞こえ振り返ると話していた張本人がやってきた


「・・・・・・・」

「・・・・・・・・」


再び居心地の悪い雰囲気になる中アイクはあの事を話していない事を尋ねた


「あんたあの事話してないのか」

「話す必要がないから。それに、あんな思い出は正直いらないよ」


ため息をつくとリンクの表情までもがおかしい事に気づいた

目が一瞬合うとリンクは掴みかかるかのように尋ねた


「戦争を知っているってどういうことですか!?」

「・・・あー・・・・・」


タイミングがいいのか悪いかという所に来てしまったようで目をそらすと苦笑いした

数秒後向き直るとため息をつきあの後起きた事について話し始めた


「亜空の事件の後、私はある場所を旅して帰ろうとしていた。そしたら途中で嵐に襲われてね
 。普通なら無事じゃないんだけどこれもまたネールの力で無事近くの大陸に流れ着いたわけ」

「旅の途中にですか?」

「そう。そして流れた大陸ってのが・・・アイクの故郷テリウス大陸なんだよ」

「!」

「運が悪くそこにはある原因で戦争が起きててね。また運悪く巻き込まれちゃったわけ」


偶然が重なって起きたとはいえ偶然近くの村人に助けられこの地で起きている事を知った

戦争中ということもあり大陸から出る為の船もなく、そこでまたしても偶然出会ったある団体に

ついていくことになり次第に国を取り戻す手伝いをしていた

その計画は見事成功し一時は終結に思われた




「でもその大陸がアイクのいる場だと知って私はアイクを探すことにした」




結果様々な理由を元に多くの人物と関わり数多くの戦争を知ることになった

そして普段なら見る事のない国の裏側を知った

戦争は予想外の方向へと向かい結局終戦まで残りその大陸を後にしたという


「以上」

「以上・・・って」


淡々と説明を終えた彩花に対し2人は険しい表情をしていた


「とはいえほとんど戦ってないしあの時の事も君達の言った通りだから
 謝る必要はない。大体貴族が一般人に謝ろうとかどうなの馬鹿なの?」

「変なプライド持ってる奴は知らんが貴族であれ自分に非があると思うなら誤るだろう」


アイクが一言告げると彩花はそうかと呟いた


「・・・それに、誤る事ならこっちもあるしね。色んな意味で」

「?」

「嘘をついていたから」


そう言うと彩花はエリアにより力を得る前にテリウス大陸で魔道書が使える事を

それ以前に魔道書無しで様々な種類の魔法が使える事を

さらに遡ったハイラルの事件でフロル、ディン、ネールの力が使えた事を話した

そしてこの話はここでした事を気にファイター達に知れ渡る事になる



「えぇっ!?」



驚く者が大半の中予想通りファルコを始め数人が何故隠していたかと問い詰めることもあった

しかし彼らに比べると戦えるとはいえど能力を持っているだけの真の意味で戦えるわけではない

という説明には誰しもが納得していた。そしてこれを機にミュウツーの中で起きていた

ある疑問は一層強くなるのだった。そしてそれを知る日はそう遠くはなかった


「あぁあとアイク、君にはもう1つ謝るべきことがあるね」

「なんだ?」


彩花が伝えると、アイクの表情は変わった


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次回

スマブラに戻ってきてから一週間が経った頃ついにマスターハンドはある程度まで

町を修復させることに成功した。そして安定してきた頃3人は再び大乱闘の計画を

立て始める。そんな中もう1つの秘密を明かすことを決めそれをきいたマスターハンドが

納得のいっていないファルコと彩花を戦わせる事を提案した


次回 第29話、「もう1つの秘密」


第29話へ

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