INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第23話、復活の謎

パルテナの奇跡を無効化し落下した彩花。一方マリオやリンクを始め再結成された精鋭隊で

魔王ガイナスが待ち構える居城へと乗り込むとWii Fit トレーナーの知識とは違う魔王ガイナス

を倒すのだった。しばらく応答がなかったものの返答があり安心していたリビング内、彩花はパ

ルテナより現在地パンドーラの住処だと知り戦いを挑むがなんらかによって敗北するのだった
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「だが・・・見たところそのような姿は見えないが?」


すると再びツインべロスかと思われる咆哮が聞こえた。あまりの大きさに一同は耳を塞ぐ




「これだけ大きいって・・・近くにいるはずなんだけどな!?」

「ルカリオ、波動で分からないか!?」

「少し待て」




ルカリオは目を閉じると手を前にかざし無言になった。青いオーラを纏う様子に誰もが息を呑

んで静観していた。緊迫した空気が流れる数秒後、ルカリオは目を開き身体の向きを変えた





「距離は遠くない・・・ここから見える、あの場から巨大な波動を感じる」

「あれは・・・競技場かなにか?」





ルカリオの視線の先にはコロッセオのような、競技でも行われそうなスタジアムだった

ルカリオの言葉の直後、ガノンドロフも同じ方向から何かを感じたように告げた




「・・・確かに、巨大な気を感じるな」

「なに?ならやはりあそこに・・・?」

「この巨大な気配・・・どうやら想定していたよりずっと強大な存在のようだ」





ガノンドロフの表情が険しくなるのをクッパが確認するとルカリオを戦闘に駆けだした。その間

にも冥府軍が現れてはファイター達に向かってくる。とはいえ戦い慣れた精鋭達、ほんの僅か

な力しかもたない冥府軍などお手のもの。しかしそんな中ルカリオは異変に気づく


「一向に出てくるばかり・・・どういうことだ?」

「まさか、ここに存在を造り出している黒幕がいるプリ!?」


倒しながら異変に気づいたルカリオが叫ぶと同じく戦っていたファイター達も異変に気

づく。そんな中戦っていたサムスは視線の先に気になる物を見つけガンポッドを向けた


「・・・・・・」


サムスにだけ見える、ヘルメットに備わっているスクリーンに映っている物体に緑の線が通る


「・・・どうやら、あの壺から出ているようね」

「壺・・・?」


ミサイルを発射し標的に攻撃するが壺とは思えないほどの頑丈さか一発では壊

れない。壺の姿を見た時、ファイターたちは壺の中から冥府軍が現れた瞬間を見た


「本当プリ・・・!」

「壊れないのかしら・・・?相当頑丈に出来ているわね」


サムスの主力と言ってもいいミサイルで壊れないものはほとんどない。それこそ巨大な生物や

防御の固い生物と戦うならまだしも見かけ普通の壺は命中したものの一発では壊れなかった


「何発か攻撃すれば・・・!」

「僕も!」


サムスに続きロックマンも攻撃を続けると壺は割れるわけでもなく消滅していった


「冥府軍ってのは訳のわからぬ物を使うな。それほどまでに未知の生物だというのか」

「まあ、神であるパルテナや天使のピットが討伐に出るくらいだから相当の存在でしょうね」

「・・・あの壷、ワガハイも使えぬだろうか・・・」


マリオを倒す際、クリボー達を無限に出すことが出来ればとクッパは呟く。そんなクッパに衝撃が


「ぬうっ!?」

「馬鹿言ってんじゃないわよ。ほら、さっさと行くわよ」

「う・・・うぬ・・・」





階段を駆け上り扉のない入り口を通ると広場に巨大な魔獣が姿を現した。雄叫びをあげると

何度も聞いた衝撃に合わさって風圧がファイター達を襲う。前を見るのすらままならない状況だ





「・・・よっしゃ、皆、気合いれていくぜ!」

「なぜお前が仕切ってるのだソニック!」

「そんなことどうでもいいだろ?ほら、来るぜ!!」


突進してきたツインべロスを避けると勢いが相当強いのか本体は壁に激突していた


『・・・・・・』

「・・・あいつ、バカなのか?」

「ほぼ単細胞って言ってたけど・・・ここまでとは想像していなかったプリ」


攻撃を続ける事数回、息を吸い込むような動作に一同は咆哮かと身構えた。が発されたのは


「あっつ!」

「炎!?」


二つの口から発されたのはクッパの吐く炎の何倍もの威力かと思われる炎だった


「これじゃ近づけない・・・!」

「弱点は!?」

「弱点がわからぬなら、力でねじ伏せるまでだ!」


ブレスが吐き終わった時ガノンドロフは勢いよく駆けだした。数秒の内に距離が縮まると

体勢を変え地面にかける足の力を込め踏ん張ると腕を構え得意の魔人拳が繰り出された

数秒後、鈍い音を響かせツインべロスは地面に倒れるとその場から姿を消した


「・・・すごい・・・」

「魔獣相手とはいえ、あいつも魔王だしな」





「これが・・・魔王の力・・・!」





驚いた直後クッパの言葉を聞くと新ファイターであるロックマンは唖然とした様子で見ていた


「これでいいのだろう?」

「すっかり慣れたけど、やはり貴方悪役はもう似合わないんじゃ?」

「フン」


その時だった。脳内にクレイジーハンドの声が響いたのだが何やら様子がおかしく言葉を発した


『無事倒せたようだな』

「あぁ。今から戻るぜ。なんなら近くにまだいるってんならついでにやってくが?」

『・・・少し、想定外の事が起きてな。落ち着いて聞いてくれ』


いつもより深刻そうなクレイジーハンドの声を聞き一同は「?」を浮かべた


「なにかあったプリ?」

『あぁ。フォックス、ウルフ、ガノンドロフ、ピカチュウ、ネスがほぼお前らと同時刻に出
 てったのは知ってるだろ?奴らが向かった神殿で、とんでもねえもんを見つけたぜ』

「とんでもないもの?」

「もしかして・・・冥府軍とやらの原因か?」

『おそらく関係している。そしてこれによってハデスやメデューサが復活した線もでかくなった』


移動しているところで話すという事でサムスのスターシップに乗ると一同はスマブラに向かっていた


『神殿で、ガノンドロフに遭遇したそうだ』

「・・・なに?」

「プリ!?」


通信機が鳴りサムスに変わってソニックがボタンを押すと聞こえたのはリンクの声だった


『以前、新ファイター以外には話したと思いますが、Xの時ハイラルを再び支配
 しようとしたガノンドロフは本物ではなく偽物だったと話した事があるはずです』

「・・・・・・」


ガノンドロフは険しい表情をした。それはマスターハンド達が険悪な雰囲気を何とかするため

当時ガノンドロフのファイター選出を良く思っていなかったリンクを納得させるためについた嘘

であり実際にゼルダをさらいハイラルを支配しようとしたのはここにるガノンドロフなのだ


『ガノンドロフ、お前は一人じゃないのか?』

「・・・ゲルド族の事は知っているだろう?兄弟などいると思うか?」


ガノンドロフでさえ100年に一人しか生まれないと言われるゲルド族の中で貴重な存在


「トゥーンリンクがかつて戦った奴の名もガノンドロフだそうだ。俺と同じ名を持つ者
 は思いの外いるようだぞ。そいつもまた同じ名を持つだけのものではないのか?」

『・・・いや、違うんだ』


今度は全員の脳内にクレイジーハンドの声が響いた


『兄弟でもなければ同じ名だけの存在でもない。おそらく・・・奴はお前のコピーだ』

「・・・なんだと?」

『ガノンドロフ、これまでにどこかで鏡のようなものを見たか?』


鏡など誰もが見るであろう。等身大を映す鏡であり神殿などの場所で見た事がないかと尋ねた


「どうなんだ?」

「・・・確か、X解散後にワガハイと奇妙な神殿を見に行った時・・・あったな」

「・・・あれのことか。あぁ、ある。X解散後クッパと共にいた時天空に奇妙な城があると聞いて
 見に行った。奥には奇妙な鏡が一枚だけあったな。結局大したものはなくそのまま帰ったが」

『・・・原因はそいつだ』


一同が顔を見合わせていると、クレイジーハンドは2人が見たという鏡の正体を告げた


『そいつは『真実の魔境』。映したものの本来の姿を実体化するものだ』

「真実の魔鏡・・・?」


真実の魔鏡もまた以前パルテナとピットが壊したはずなのだがこれもまた残っていた。元の

持ち主はパンドーラという人物だったそうだが彩花の件でパンドーラの存在も確認されている


『その鏡はピットが壊したもんかは不明だ。だがそれ以前にしろ以降にしろ見たって事は
 お前のコピーがいるって事だ。Xから3Uまでの間にリンクと戦ってないってことは尚更な』

「・・・Wow」

「そんなものが・・・この世には存在しているの?」


そしてもうひとつ、その場にクッパもいたというのならクッパのコピーもまた存在している可能性

が高い。そしてパンドーラが存在していたということはパンドーラがハデスを蘇らせた可能性が高い


『なんにせよ、それが正しいかどうかはパンドーラ本人に聞かなきゃならねえ。パンドーラ
 の元へは今ピットが行っている。真実が分かり次第次の行動に移るから戻ってきてくれ』


『飛翔の奇跡はそろそろオーバーします。このまま突っ切りますよ!』

「パルテナ様あああああああ!」


叫び声が空間中に響いた直後、ピットは地面へと着地した


「彩花、今ピットがパンドーラの住処へ到着しました。・・・彩花?」

『パルテナ様、どうしました?』

「彩花?聞こえていますか?彩花?」


何度も呼びかけるパルテナの声にピットは尋ねると帰ってきたのは返答がなくなったとの声だった


「・・・おかしいですね。彩花から声が返ってきません」

『・・・え!?でも、僕とパルテナ様は話せてますよね?』

「そうですね。つまり通信自体が途絶えたというわけではありません・・・」


パルテナは何かを言いかけようとして止めた。すると隣にいたルキナが口を開く





「まさか、彩花さんの身に何かが・・・!?」





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次回

パンドーラの存在を確かめるためピットはパンドーラの住処へとやってくる。が近くまで来た

ところでパルテナより彩花との通信が途絶えたとの連絡が入る。安否を確かめるためピットは

広く迷宮のような場を捜索するがパンドーラの言葉により一同は衝撃を受ける・・・


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