INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第15話、新ファイター

タブーとの決戦に挑んだ彩花は圧倒的力でタブーを追い詰めて行く。最後の切り札にもなっている

大魔法「メテオ」で止めをさすとファイター達と共に新ファイターのいる会議室へと戻ってくるのだった

が倒したはずのタブーはフェイク。真の最終決戦だとステージ「終点」からタブーは告げるのだった
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「戦えるのは、君たちだけじゃない。ましてや私だけでもない」


そう言いつつ彩花は新ファイター達の方を向いた


「だよね?」

「そうですね」


真っ先に答えを返したのはWii Fit トレーナーだった。続いてパルテナも


「ピット、お疲れ様です。後は私達に任せてください」

「パルテナ様・・・!?」


驚くピットに対しパルテナは普段見せない表情で告げた


「貴方は戦うべきではない・・・と言いたいのでしょうけど、今私は貴方と同じファイターですよ?」

「ですが・・・」

「平等に扱う事を承知でファイターになったのです。ならばここも平等であるべきですよね?」


ニンテンドーの光の女神として、命を導く者として許せないのだろう


「・・・わかりました。ですが、僕も行きます!」

「・・・わかりました。異常事態です。三種の神器の使用を許可します」


租杖を振りかざすと目の前に箱が現れた。そして誰も触っていないのに箱は開く

とピットに向かって光が飛んでいく。気がつくとピットは何かを見に着けていた


「それは・・・新しいピットの切り札の・・・」

「多分、5~6人が適切だよね」


ふと横では彩花が新メンバーの一人ルフレに話しかけていた


「そうだね。広さ的にも・・・」

「バランスとか色々考えるとルフレを選ぶのもいいと思うんだけど・・・ルフレなら状況判断も上
 手い。けど正直初見であれを倒すのはリスクがある。倒せない事はないだろうけど大怪我
 する可能性が高い。人間でもなければ屍兵でもないし。想像以上の攻撃ばっかしてくるし」

「なら・・・彩花は誰が適役だと思う?」


誰ひとりとして見たことのない真剣な表情、ポケモンバトルとはまた違う雰囲気だった


「そうだね。パルテナ様、Wii Fit トレーナーは確定として・・・ピットもか」

「Wトレーナー!?大丈夫なのか!?」


戦いに縁がない地と言われていた日本出身のWii Fit トレーナー。まさかの選出に

一部のファイターたちは驚いた。が新ファイターを始め数人は適任だと分かっていた


「・・・そうか!Wトレーナーはあの事も知ってるんだね!?」

「ええ。直接関わってはいませんが・・・タブーの攻撃は全て分かっています」

「なら私が行こう」


名乗りを上げたのはメタナイトだった


「メタナイト?」

「私も・・・借りがあるのでな。戦艦ハルバードを壊された借りが」

「「あぁ・・・」」


元ファイターたちは納得したように声を発した。新ファイターやウルフ、トゥーンリンク、プリンは

当時その場にいなかったため何のことを言っているのか分からないように「?」を浮かべている


「俺だって折角あんなところまで行ったのによ?羽を壊しただけで活躍できてないぜ?」

「ならソニック行くか?」

「よしきた」


現在5人、残る一人が適役だろう。数秒後、名乗りを上げたのは新ファイターロックマンだった


「この星に来る前、博士に言われたんだ。行く先の星で困った人がいたら助けろって」

「博士・・・ってお前を作ったか?」

「うん。星が違っても同じ命に変わりはないから・・・って」

「なら、これで決定だね」


6人は頷くと前に出た。ステージへと移動する入口に近づく中マスターハンドは6人を引き留めた


「・・・一度だけ、最後の切り札が発動できるようにした。使い時を考えて使ってくれ」

「ありがとうございます」

「皆・・・気をつけてね」


6人は振り返るとゲートをくぐった。そして画面には6人とタブーの姿が映し出される


「・・・・・・」

「変に心配する必要はないんじゃないかな」

「え?」


信じられない事の連続で真っ白に近い状態でモニターを見ていたむらびとは心を読まれ驚

く。心配そうにファイター達がモニターを見る中少女は安心感のある声でむらびとに伝えた



「まあ、一応ソニックは世界を何度も救った英雄だし・・・メタナイトも星一ともいえる剣士
 だしパルテナ様は・・・神様の力なんて自分達人間より相当上だろうしピットも・・・ね?」

「でも・・・」

「まあ、心配するのもわかるよ?けど、選ばれたのには選ばれるだけの理由がある」




一方相対したタブーは突如現れた数人に対し見慣れない姿があることに気づいた




『・・・見慣れない姿だな』

「初めまして」

『・・・そうか。光の女神か』


先端のとがった刃を振りかざしながら急降下すると一同は咄嗟に避ける


「貴方のしたことは目に余ります。よって許すわけにはいきません」

「ふん、知れたことか」




「タブー!お前は絶対に許さない!」



   

ピットは勢いよく走りだすとタブーに向かって神弓を振りかざした。がするりと避け

られる。飛び退いたタブーの背後、メタナイトは翼で飛ぶとタブーの視界を遮った




「お前には色々と借りがあるのだ。戦艦ハルバード・・・修復にどれだけの時間がかかったことか」

『!』

「思い知れ」




最初に『最後の切り札』を発動したのはメタナイトだ。剣を構えるとギャラクシアダークネスが

炸裂する。大ダメージとなり地面へと叩きつけられたタブーは数秒後起きあがる


「ピット!」

「わかりました!・・・三種の神器!」


パルテナとピットの声の直後ピットの体が輝きだした。ピットの最後の切り札『三種の神器』攻

撃は休む間もなくタブーを襲いホーミング性能もあるため多少の微距離ならどうということはない




「パルテナ様!」

「行きますよ!ブラックホール!」




動き出そうとするタブーに間髪いれずにパルテナは奇跡を発動させる




「そして・・・波動ビーム!」




タブーの亜空弾に似たような黒い空間が広がると近くにいたタブーは引き

寄せられる。そしてブラックホールに向かって一直線にビームが貫通する



『うぐっ』

「タイミングを計らい損ねましたね」

「す・・・すごい」



モニターを見ていた一同は騒然としていた。あれほど苦戦していた相手に初戦であそこまで

太刀打ちできるのかと思うほどだ。とはいえピットとメタナイトは以前もタブーと戦ったことがある




「あれでも光の女神だからな。どうせ俺達の戦いも天から見てただろうしよ」




モニターの向こう、ステージではソニックが新ファイターロックマンとWii Fit

トレーナーに向かって走って行くと以前のタブーとの戦いで感じた事を告げた




「前戦った時、俺の速さじゃ太刀打ちできなかった」

「・・・ええ!?ソニックの速さで!?」

「俺一人だけ突っ込んでも二の舞だ」




すると静かに話を聞いていたWトレーナーが口を開く


「スーパーソニックになって相手の動きを牽制してしてください。その間に私が」

「OK。・・・決めてやる!」


次なる『最後の切り札』を発動したのはソニックだ。黄金に輝くと空を飛び目にもとまらぬ

速さでタブーの元へと飛んでいく。ロックマンに何かを伝えると2人は2手に分かれる




『スーパーソニックか。だが・・・当たらなければどうということはない』




タブーもまた飛び回るとソニックの攻撃を無効化した。時間の経過によりスーパー

化は解除される。とタブーは笑みを浮かべたまま必殺『OFF波動』を発動させた


「うぐっ・・・!」


フィギュアになることはないが全身を襲う波動によって全員が動けぬ状態となっていた




『やはり、このOFF波動の前では貴様らは手も足も出ぬ』

「・・・それはどうでしょうか?」



聞こえた声の方向にはまたしても見たことのないファイターWii Fit トレーナー


「そういえば、今日は朝から集合がかかりあまり動かせませんでしたね。丁度いいです」


そう呟き息を吸い込むと


『今日も元気に、体を動かしましょう』


攻撃のポーズを取るとトレーナーからいくつものシルエットが飛んでいくWii Fit トレーナー最後の

切り札『Wii Fit』。タブーの攻撃の一種に似ていた。初めて見る自分と似た技にタブーは驚いた




『なんだこれは・・・私の技と似ている!?』

「すみませんね。ファイター選出の際貴方の技を参考にさせて頂きました」





ピット同様隙間のない攻撃の末タブーは再び打ち付けられる。とその先には最後の一人


『!?』

「・・・いけっ!」


突如ロックマンは分裂したかと思えば姿形の違う5人が立ち並ぶ。そして一斉に手を構え

るとタブーに向かって巨大なレーザーが発射された。ロックマンの最後の切り札

『ロックマンスペシャル』。5つの攻撃が合わさると一本となったレーザーがタブーを貫通した


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次回

ついにタブーを倒すことに成功した新ファイターとファイター達。がマスターハンドは僅かながら

タブーに似た気配を感じるという。行方はマスターハンド達が追跡することとなり一時は落着した

・・・がそれもつかの間、タブーの影響で各地に異変が起き始めるのだった


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