INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第11話、残された5人

ピーチ達の無事と敵対していたクッパ、ワリオ、ガノンドロフの事を知ったファイター達は自

らの影と戦いついに全員が再び広間へと集まる。扉が開きタブーの元へと行こうとした時

どこからともなく矢と雷がファイター達を襲うのだった。それはポケモンの技かみなりで・・・
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「あそこに誰かいるぞ!!」

「ルカリオ、わかるか?」


メタナイトが告げるとルカリオは頷き目を閉じた。波動を伝って影の正体を探ろうとすると映ったのは


「・・・・・5人いるな」

「5人・・・ってことは・・・・」


その数はピット達が見た数と一致していた。その中の1人が1歩近づき強力な電撃を放つ

それを避ける中ピカチュウは誰よりも早く反応した。同時にプリンとルカリオ、トレーナも勘付く


「今のは・・・かみなり?」

「かみなり・・・だよね」


口々に言う彼らの共通点はポケモン


「ポケモン?こんなところに?」


ポケモントレーナーは呟く。そしてある程度知識のあるものならば威力や速さでどんな

ポケモンかある程度の見当はつく。何よりもピカチュウはその雷を何度も見たことがある

ため呟いた。何を言っているか分からないがハッとなったネスは通訳するように呟いた



「ピカ。ピカピカチュ」

「この雷・・・ピチューに似てる・・・?」

「ピチュー・・・?」


彩花の見た通りでも力は強いとは言えず伝説系のポケモンではない。再びピカチュウは口を開いた


「ピカ!?ピカピカチュー!?」

「確かピチューはミュウツーと一緒にいたはずじゃ・・・?」


ネスが通訳した直後、影は前に出るとはっきりと姿を現した。ピチューだ


「ピチュー!?」

「おいおいどういうことだ!?」




予想もしないピチューの姿に元スマブラのメンバー達は驚きそれぞれ声を

上げる。そんな中ピチューは無表情のままピカチュウに再び電撃を落とす




「どういうこと!?なんでピチューが僕たちを攻撃するの!?」

「わからん!」

「攻撃してくる・・・ってことは敵なのか?」


かつて仲間だったピチューの行動に元スマブラのファイターたちはパニックに陥っていた


「ルカリオ波動で何か分からない!?」

「波動は心までは読めぬ・・・」




「野生なのかな・・・?でもだとすると尚更ここには入れないはず・・・」





するとメタナイトはどこからか気配を感じ剣を振るった。すると飛んできた何かは

真っ二つに折れ地面に落ちた。それは先程地面に飛んできたものと同じ矢だった


「何者だ!」


メタナイトが剣を構えたまま叫ぶとピチューの後ろの影は4つ現れた


「あれです!僕が見たのは!」


ピットが叫ぶと一同は影を見た。証言通りそれぞれ形は違い大きさも違う。がファイター

たちはあのシルエットをどこかで見たことがあった。正確には会ったことがあった。影は

ピチュー同様前に出ると空間の明るさによって姿ははっきりとファイター達の目に映った


「なっ・・・!?」


その姿を見てスマブラのメンバーたちは言葉を失った。変わって他のファイター達が叫ぶ


「人!?」

「人間ではない奴もいるな・・・」

「なんですかアレー!」

「っていうかマリオ!?」


ファイター達の前に現れたのはずっと行方の知れなかった残りのファイター達5人だった

人型をしているものの人ではない何かが手を前に出すとルカリオが後方へと吹っ飛び



「ルカリオ!!」

「なに?触れないで吹っ飛ばした!?」

「あれはねんりきだよ。ポケモンの技の一種なんだけど・・・」



ネスは信じられないという表情を隠せぬまま解説する。まるであの者を知っているかのように


「ってことはあれもポケモン・・・?」

「この強い波動・・・ミュウツーか」

「!」


ルカリオが呟くとネスを始め数人はルカリオの方を向く。するとファイターの一人マルスは

立ち並んだ5人の中の一人の名を叫んだ。彼もまたスマブラのファイターであり仲間である


「ロイ!」


声に反応したのか立っているうちの一人赤髪の青年は前に出ると剣を構えた





「操られてるの!?」

「わからん・・・だが・・・正気ではないことは確かだ」

「それって・・・戦わなきゃいけないってこと!?」




信じられない、信じたくないというようにファイターたちはそれぞれ叫ぶ


「やだよ!僕ピチューと戦いたくないよ!」

「俺だって仲間と戦うなんてしたくねえぞ!?」


するとファイター達に向かってカプセルが飛んだ。彼の攻撃を知っているファイターが避けると

地面に触れた瞬間カプセルは爆発する。あれはカプセルと言う名の爆弾で彼の名はDrマリオ


「笑えねえぜ」

「元に戻す方法はないの!?」


ファイター達が叫ぶ中マルスは剣を構えるとロイに向き直った


「マルス!?」

「もしかしたら・・・声をかけ続ければ正気に戻るかもしれない」


本気かとファイターは問いかけようとしたが言葉は止まった。覚悟を決めたマルスの表情を

見たからだ。相対し互いに睨んでいると操られていた青年は口を開いて一言だけ言い放った


「違う」

「!?」


たった一言だが声を発したことにマルスは驚いた。すると前に出るように青髪の青年が出た


「・・・・・・俺か」

「アイク!?」

「なんとなくだ。そんな気がする、俺が戦わなくてはならない気が」


あの時のロイとは違う、何か憎しみを持っているように感じられる。もしくは無。威圧はかつて

ないほどに強くにおされあんな睨んだ姿は誰も見たことがない。当然元スマブラのファイター

なのだから強い事は誰しもが知っており力の強いアイクでさえ押されている



「アイク!!」

「・・・・・くるな」

「でも!僕のほうがロイの戦い方はよく知ってる!!」


再び起き上がると体勢を整える。体格はアイクのほうが上に見えるが力の

差はそれほどない。その強さはスマブラファイターなら誰しもが知っていた



「エクスプロージョン!!」



ロイの必殺がアイクに命中。バランスが崩れがっくりと後ろに倒れてしまった。互いの青年の

名を呼ぶマルスの名が聞こえたがアイクと呼ばれた青年は苦戦しつつも興味深そうに尋ねた


「あんた強いな。まさかあんたも王子とか言わないだろうな?」

「僕は・・・忘れ去られた存在さ」

「!」


その一言で彩花はハッとした。5人の共通点と今の言葉の意味が


(まさか・・・)


「うぐっ」


自分の影と戦いこれまでも壮絶な戦いを行ってきたことからの疲労からか圧倒的不利に

思われた。剣が当たったのか衣服から血が滲むと剣を突き刺して青い人は膝をついた


「アイク!」



きつく目の前の人を睨むような目。あれは何かを憎む時の、恨む時の目に良く似ている






(間違いない・・・この人たちは・・・知っている)





根拠はないもののの表情は苦い物となる。だとすれば、これは彼らではなく私が解決するべ

きだと脳の中で再生すると決心したように顔を上げた彩花はファイター達に向かって告げた


「皆、行って」

「なっ」

「ここは私が。この5人は・・・なんとしても私が元に戻す」


その言葉に誰しもが驚いた。声をかけても反応のない5人を元に戻すには戦いを得て正

気に戻すしかない、と誰もが思う中戦う手段を持たない人物がそれをすると発したからだ



「は!?何言ってんだお前!?」

「大丈夫、前にハイラルを救ったこともあるんだよ」

「ですが・・・今貴方はマスターソードを持ってはいないではないですか!」


ゼルダが叫ぶと少女は答えた


「そうだね。けど・・・戦えないわけじゃない」

「!」

「大丈夫だから。・・・行って」




迷いなく力強く告げるとゼルダははっきりはわからないものの何かを感じると頷いた




「・・・わかりました」

「ゼルダ!?」

「彩花。信じていますよ」



ゼルダの言葉に再びファイター達は驚くと彩花の方を向き直った。そこにはある時・・・

マリオ達とゲーム『スマブラ』をする時に良く見た自信に溢れた表情で少女は告げた




「任せなよ」



迷う間もなく彩花の即答にゼルダは目を見開いた。それは以前似たような戦いの場で見た彼女

とは違ったからだ。ファイター達に行くことを告げると移動し始めるファイターの中メタナイトは告げた


「・・・その怪我では進めまい。アイクはここに残るといいだろう。・・・マルスも」

「!」


ファイター達が駆け出すと行かせまいとミュウツーとDrマリオが遠距離攻撃を放つ

がファイター達の前で突如現れた広範囲にわたる青い壁によって攻撃は無効化された



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次回

5人の前に相対する彩花はファイターの誰も知らない力を明かす。それはマスターハンドや

クレイジーハンドよりも上の格の神から与えられた力だった。かつて同じスマブラのファイター

達を元に戻すため5人と戦う事を選ぶが一瞬、ロイの正気が元に戻るのだった


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