INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第10話、安否確認

亜空間にてマスターハンドを見つけこの事件の黒幕『タブー』の名を聞くとネールの力で安全を保

障しその場から移動する。一方ネス達はOFF波動によってフィギュアになっていたファイターを元

に戻し広場へとやってくるといたのは戦えないはずの彩花。そして試練を言い渡されるのだった
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「貴方なんでこんな所にいるの?」

「なんでって・・・」

「ここは本拠地よ?どんな危険なことがあるかわからないのよ?」


そう。以前。DXから解散するまでの彩花はスマブラメンバーたちの中でも『戦えない』

存在として知られていた。だから今何故サムスが怒っているのかは理解できた


「今こうして生きてるのだって奇跡みたいなもの・・・」

「悪いけどサムス。あの時と一緒にしないでほしいな」




動じることなく反論すると別の場から声が聞こえた。視点を変えると見覚えのある姿が




「まさかこんなところでまた会おうとはな」

「・・・もしかして・・・ルカリオ?」

「あ、あの、僕・・・覚えてますか?カントーで・・・」


ルカリオの隣にいた青年は駆け寄るとおそるおそる問いかけた。が彩花に記憶はない


「・・・えっと・・・覚えて・・・ない」

「・・・ですよね・・・」


沈んだ表情をした青年に対し彩花は申し訳ない気持ちになる。がさらに遠くから声が聞こえた





「これは・・・」





「よくきたな。今からお前たちには4人一組でどこかにいる自分の影を倒してもらおう。
 全員が倒すとそこの中央の扉が開く。来るがいい。待っておるぞ・・・罠ですかね?」





石板に書かれた文字をリンクが読んだ。ファイターたちは罠かと疑いもするが黒幕へ

の道が繋がるならと試練を受ける事に決める。早速チームを分けると向かおうとするが


「ちょっと待ってよ、わざわざ一チームずつ行く必要はないんじゃない?」

「どういうことだ?」

「今も外の世界では亜空爆弾ってのが落とされてるかもしれないし早くタブーっ
 てのを倒すべきでしょ?だったら皆一気に行っちゃえばいいんじゃないの?」

「お前・・・タブーを知ってるのか!?」


ファルコンが叫ぶとマスターハンドやデデデからほとんどの事は聞いたと説明した

当然のようにサムスは彩花はここに残るべきだと提案する。が反論するでもなく


「それは構わないけど。全員って事は私の影もいるかもよ?」

「お前の影なんて弱ぇだろ」

「まあ、4人チームに分かれろだけで一人で戦うなとも自分で自分の影を倒せと
 も書いてないし誰が倒してもいいんじゃない?見つけたら適当に倒しといてよ」

「でも少しは残るべきじゃないか?いつここに敵が攻め込むか・・・」


話し合いの結果2回に分けそれぞれのチームに分かれたメンバーたちは扉を抜ける

前半チームが出発すると彩花はスマブラのメンバーではない人達がいることに気付いた


「あれ、狼」

「あ?」


睨まれたように反応を返され一瞬怯むが直後カービィの姿を見つけると


「そういえばやっぱり無事だったんだね」

「ぽよ?」

「テレビでマリオとの乱闘の様子を見てたんだけど突然切れてさ、そしたら
 あの亜空爆弾に飲み込まれたてしってどうなったのかと思ってたんだよ」

「あー・・・ね。久々に乱闘出来るから楽しみにしてたのにー」


今までが緊迫した状況だったためスマブラのメンバーたちは再会の喜びを告げる余裕など

なかった。今も緊迫した状況に変わりはないのだが待っている間くらいは力が抜けるというもの


「皆ひさしぶりだねー」

「とかいってどうせお前はまた食いもんばっか食ってたんだろ」

「そんなことないよー」


数十分後、一番に戻ってきたのはマリオ、ピーチ、ワリオ、ルイージだった。マリオと

ピーチにも同じことを言うと意外なことを知るのだった。なんとそこにはゼルダもいたと

いう。それからマリオとピーチは互いの経緯を聞くことになるのだが



「ワリオ、あの時はよくもやってくれたわね・・・」

「ぐぎぎぎ・・・苦しいぞ・・・」


姫には思えない行動でワリオを締め上げていた。そういえばと思いだすがネスもワリオ

のダークキャノンによってフィギュアに変えられたのだ。ふとその意図が気になった


「なんでワリオが?100歩譲ってピーチはあり得てもネスまで変えた意味は?」

「ぬぬ!?俺様の名を知っているだと!?」

「あ」


すでに何度かやってしまっているのだがゲームの関係で彩花は彼らの名を知って

いるがゲームにも出ておらずそもそも有名人じゃない彩花の名など知るはずもなく


「まあ、ワリオ様は有名だからな!がっははは!」

「質問に答えろよワリオ」


マリオがつっこむとワリオは鼻をほじりながら答えた


「あん?クッパに頼まれたんだよ。こうしたほうが手っ取り早くお前らが集まるってな」




それからある程度のチームが戻ってくると後半チームが出発し出す


「扉が・・・空いてる?」

「え?」

「ほら・・・最初来た時は閉じてたのに・・・少しだけ空いてる」


ファイターたちが見ると来た時は閉じていた中央の扉が少しあけ開いていた。勘

のいい人達は試練をクリアするたびに扉が開いて行くのだと意図を読み取った


「なるほどな。俺達が試練をクリアするたびにあの扉が開いてくってわけか」

「まあ、マリオ達を騙すのにクッパやガノンドロフは適役だよね・・・ある意味ではワリオも」


ガノンドロフ達はマスターハンドから頼まれたのだという。ファイターを集める事を頼まれた

のだが故に考えた方法に問題があったのか。むしろその方が疑われることなく集まるのか


「あれ、じゃあエインシャントは?」

「あぁ。エインシャントはタブーに弱みを握られ従っていたに過ぎない。ほら、こいつだ」

「・・・えっ」


フォックスが指差した先にはロボットがいた。エインシャントという名だけ聞いていたためこれ

といった姿を想像していた訳ではないが人、魔物、どちらにせよロボットとは微塵も思わない


「って亜空爆弾を爆発させてたロボット・・・?」

「あれは私の仲間です」


仲間を人質に取られロボットはタブーの指示に従っていたのだと話す。それによって毎度

2体の仲間を犠牲にしていたのだがついに覚悟を決め立ち向かう事を決めたのだという


「私のしたことが許されるとは思っていません。ならせめてこの手で・・・」

「色々大変だったねえ・・・」


すると1チームカービィ達が戻ってきた。が4人の表情はなにか違和感を感じさせた


「ピット?どうかしたか?」

「マリオさんあの・・・自分の影を倒した後変な影を見た気がしたんですけど・・・」


ピットの一言にファイターたちは驚いた。自分達の他に誰かがいるのか。スネークが外見を尋

ねると数人おりそれぞれ身長がバラバラとのこと。中には子供にも見える姿をしていたと告げた


「暗くてはっきりとは見えなかったのですが・・・」

「ファイターの影かもしれないね」


現にファイターの中にもそれぞれ容姿も異なりネスを始め子供だっている

さらに後半チームも終わりに近づくとファルコンが同じ影を見たと告げた


「「マリオに!?」」

「何かの間違いだろ」

「間違いじゃねえって!」


ファルコンが伝えたのはいくつかある影の中でも一人だけマリオに似ていた姿をしていたという

一同は驚くがマリオは戻ってきて以来この空間から動いていない。すでにマリオの影も倒したはず

であり存在しているはずがない。がファルコンは必死に本当だと叫んだ


「まあ、所詮影だしいくらでも作れるんじゃないの」

「何のために?」

「偵察用・・・かもしれないな」


最後のチームガノンドロフ、スネークがやってくると扉は完全に開いていた。ファイター

達が通れそうなまでに開いた扉の向こうはまたしても異様な雰囲気を漂わせていた


「あの向こうにタブーがいるんだね!」

「多分な」

「これでやっとあのアオッパゲを倒せるわけか!」

「アオッパゲ?」


ファルコが意気込む中彩花は尋ねた。この中で唯一彩花がタブーの姿を見ていないのだ


「その言い方はどうかと思うがあながち否定できない姿をしていてな」

「ええと・・・青くて禿げてるって事?」

「そういうことだ」


ファイター達は立ちあがると彩花に今度こそここに残るように告げた。ないとは

思うが『もしも』ファイター達が倒された場合の事を考え彩花はわかったと告げた


「さて、行くぞ!」


マリオの一言に返事するとファイターたちは扉へと向かっていく。先頭のマリオ

が扉をくぐろうとした時、どこからか何かが飛んでくると地面に突き刺さった


「なんだ!?」

「これは・・・・・矢?」


見た所壁に突き刺さっているのは間違いなくどこからどこをどうみても矢だがリンクの持って

いる矢よりは短い。遠くで立ちどまったファイター達に疑問を感じると彩花は駆け寄った


「どうしたの?」

「矢が・・・」


ディディーコングが指差すと地面には短い物の間違えようのない矢が刺さっていた。一同

は矢が飛んできたであろう方向を見る。彩花も見ると一瞬立体的に何かが見えた気がした





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次回

突如ファイター達を襲った矢。そして突如落ちた雷。トレーナー達によってポケモンである

と判明する中現れたのは元スマブラメンバーたちなら誰しもが知っているピチューだった

そして彼らの前にはかつてスマブラのメンバーだった5人が現れる・・・


NEXT 第11話、「残された5人」


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