INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第8話、レックウザ再び

フィギュアを戻そうとするも直らない事に奮闘している頃、ウルフは緑の衣服を着た少年

トゥーンリンクとプリンと遭遇する。半ば諦めていた時フィギュアは光を放ち戻るのだがそれはデデデ

がマスターハンドに頼まれ作ったブローチの効果だった。4人はそれぞれ状況を確認するのだった
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「マスターハンドぞい」

「えっ」

「マスターハンド!?」


顔を見合わせるネスとルイージに対しデデデはここまでの経緯を伝えた


「マスターハンドは世間で騒がれるより以前に異変に気付いたそうで調べた結果ある特
 殊な攻撃を受けた者はフィギュアになってしまう事が判明したぞい。そしてワシに打開
 策を提案し形として残す事を依頼したぞい。こうして作られたのがそのブローチだぞい!」

「やっぱり、マスターハンドは異変に気づいていたんだね?」


だとするとあの時スマブラにマスターハンドがいなかったのも頷ける。するとネスは呟いた


「あの子・・・逃げられたかな」

「あの子?」


今度はネスがここまでの経緯を伝えた。金髪の少年を助けていたのだが見知らぬ男に襲わ

れた時怯えた少年を狙っていたのだがそれを庇いネスはフィギュアになってしまったのだと


「もしかして、ダークキャノン?」


おそらくクッパが持っていたものと同じだろう


「クッパじゃないの?」

「クッパ?違うよ。おじさんだった。えっと・・・黄色い帽子を被ってて・・・どことなくマリオに似てて・・・」

「ワリオぞいな?」


デデデが声を発すると今度は彩花が驚いた


「ワリオ!?」

「え?彩花あのおじさん知ってるの?」

「知ってるって言うかマリオやルイージの知り合いだよ。ね?」


横にいたルイージに問いかけるとルイージは頷いた


「ワリオはマリオのライバル的存在だけどこんなことをする人じゃないはず・・・」


彩花が考えている間。デデデ、ネス、ルイージは互いに名前を伝えあっていた


「彩花、デデデといいワリオって人といい良く知ってるね?」

「有名だからね。ちなみにデデデはカービィの知り合いだよ」

「カービィの!?」


「つまり、そのブローチがあれば全滅はないんだね?」

「そうぞい」


互いの状況を話すと彩花はデデデに確認を取った


「だが頼まれてから時間の関係もあって全部で3つしか作れなかったぞい」

「あれ、でもここにあるのは2つだよね?僕とルイージがつけてた・・・」

「もう一人つけたぞいが・・・」


デデデは辺りを見渡すが姿は見当たらない。彩花に尋ねると3人しか見つけられなかったと答える


「デデデはなんであんな崩れた城に?」

「違うぞい!2人のフィギュアを確保し保管しようとしていたら何者かが襲ってきた
 んだぞい!それで天井が崩れ瓦礫が当たったのかワシは気を失ったぞい・・・」


話が進むと彩花はフォックスから最後の通信で聞いた事を話した


「ってことは皆集まってるの!?」

「ほとんどね。全員ってわけじゃなさそうだったけど・・・で、皆本拠地に乗り込んでるはずだよ」

「ってことは・・・僕たちも向かうべきだね?」

「えっ」


ネスが呟くとルイージの表情が豹変した。ファイターの中でもルイージは怖い物が苦手


「ててて敵の本拠地に!?強いのがいっぱいいるんじゃ・・・」

「だろうね」

「えええええ!?」


とはいえど居場所までは聞いていないためそれがどこなのかはわからない。ひとまず移動する

ことをデデデは提案すると4人は歩いていた。しばらく歩いているとどこからか叫び声が聞こえた


「えっ何!?」


人ではなく恐竜の雄叫びのような声。すると空中に緑色の竜が現れた


「ななななに!?」

「レックウザ!?」


それは湖でみたレックウザだった。相変わらず姿、表情共に凶暴な見た目を

しているものの襲ってくる気配はなく数秒後何かを感じ取ったネスは告げた


「・・・え?敵の本拠地を知っている?」

「というよりレックウザ教えて。なんであんなところにいたの?」


言葉には発さず。だが超能力者であるネスはレックウザの思考を読み取った


「・・・記憶にない。気がついたらあそこにいた・・・だって」

「記憶にない・・・?」


意思関係なく記憶にないままフォックス達に攻撃をした。それはある可能性を示していた


「操られていた・・・?」

「え?」

「あらゆるものを飲み込む力があるんだ。伝説のポケモンレックウザ
 を操るなんて・・・今回の黒幕、相当力の強い存在なんじゃ・・・」

「えええええっ!?クッパじゃないの!?」


ルイージが叫ぶとデデデはエインシャントの名を告げた


「爆弾を落としていたのはエインシャントぞい」

「・・・レックウザは違うってよ?黒幕はエインシャントじゃないって」

「ぞい?」

「詳しくは知らないけど・・・エインシャントは手駒に過ぎないって」


ネスとレックウザが会話を続けるとネスは叫んだ


「え!?その場まで連れて行ってくれるって!?」


願ってもいないことだ。レックウザに言われるがまま4人は背に乗ると空を飛び始めた

あらゆる地形を超え見えてきたのは今まで見たどの空間よりも巨大な紫の空間

直前までやってくるとレックウザは中に入ろうと試みる、が結界のように弾かれた


「わっ」

「入れない・・・?」


再び何かを感じるとネスは神経を研ぎ澄ませた


「この中は、私は入れない・・・?」

「そういうことぞいか。レックウザよ、感謝するぞい!」

「えっ・・・てわっ!」


デデデはルイージとネスを掴むと飛び降りた。急降下するかと思いきやデデデの能力

カービィと同じ飛行能力でふわふわと浮かぶとゆっくり亜空間の中へと消えて行った


「・・・え?」


自分も入るべきか。この中に全ての元凶がいる。が自分にそんな飛行能力はなく中がどうなって

いるのかすらわからない。高所から固い場に落ちた場合戦い以前に怪我をするだろう


「・・・もうちょっと低い場所にお願いします」


頼むと高度を下げ比較的球体の下部に近づく。が問題はここからどうやって中に入るかだ

レックウザで近づけるギリギリの距離からでも人のジャンプ力では中に届かず重力のまま

いけば地面に落下するだろう。これもまた骨折およびそれ以上の大怪我となる


「えっ・・・これ・・・どうするの?」


入る手段がない以上これ以上は関われないという事か。ふと思いつきフライゴンに

乗り換えるともう一度中に入ろうとフライゴンは飛んでいくが同じように弾かれてしまう

諦めたように比較的近くにあった大陸に足をつけるとレックウザに告げた


「入れないものは仕方がないよ。ありがとうレックウザ」


再びレックウザは雄叫びをあげると空高く飛んで行った。それからここに

いても日が暮れてしまうと思い森の中を歩いていると一軒の家を見つけた


「こんなところに家?」


周りは森ばかりで近くに町はない。住むには不便そうなため別荘か何かか。木製の家を

覗くも人の気配はなく。だが机の上にコップが置いてあったことからまったくの無人家では

ないことを確認する。これからどうするべきかと考えていたら


「よう、また会ったな」


突如隣に突風が吹いたかと思えば青い光が通り過ぎた。そして過ぎたかと思えば少し離れた

場所で青い光は止まった。そして現れたのはもはや数日前・・・それ以上前に見たハリネズミの姿


「ソニック!?」


以前見たのはキノコ王国の町の中、あれから何日も経っていた


「マスターハンドはいた?」

「いや。いなかった。ってお前知ってるのか?あいつのこと」

「あぁまあ、一応関係者だからね」


驚いたように口笛を吹くとソニックはなぜここにいるのかを尋ねた


「お前はなんでこんな人のいなさそうな所にいるんだ?」

「まあ、色々あって」


事情を説明するとソニックは静かに話を聞いた後「そうか」と理解した素振りを見せた


「つまり、その中に各地で起きてる亜空間の黒幕がいるってことだな?」

「私も向かいたいんだけど・・・あそこ空飛べないと入れなくって」


近づけるもののそこから手も足も出ない。するとソニックは近くまで連れて行って欲しいと頼ん

だ。言われるがままフライゴンを呼びだすとソニックと共に背中に乗り再び近くまでやってくる



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次回

亜空間の中に入ることに成功した彩花は外からは見えなかった中の構造に驚きながら探

索していた。広間に出た時見つけたのは傷だらけのマスターハンドだった。目覚めるとこ

こであったことと全貌を知ることとなる。そして彩花がマスターハンドに告げた言葉は・・・


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