INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第4話、ダークキャノン

彩花はかつてのスマブラのファイターフォックスとドンキーの仲間ディディーコングと遭遇する。ドンキ

ーがクッパによりフィギュアにされた事を聞くと自らもまたここにいる理由を話しディディーの手伝いを

することに決める。がそんな矢先ディディーは謎の黒い光によってフィギュアになるのだった
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「なに・・・?この音」


地響きのような、だが地面が揺れる感覚はなく瓦礫の上にワープすると隙間から見えた

のは紫の空間が地面もろとも吸い込んでは自分の方へと迫っている風景だった


「うぇっ!?」


突然の事にあたふたするも無意識に3体のフィギュアをポケットにしまうとフライゴンを呼び出し


「フライゴン!りゅうのいぶき!こっから脱出するよ!」


指示をすると口から青紫色の息吹をはき空いた空間から脱出を試みた。逃げることを第一に猛

スピードで離れると飲み込まれることは阻止できたもののさっきまでいた城が飲み込まれていた


「あ・・・っぶな・・・・」


ふとフォックスの警告が思い浮かび冷や汗が流れると乗っていたフライゴンから何かが伝わった


「・・・え?途中で変な物を見つけた?」


彩花は人間であるが故ポケモンと会話することは出来ない。が超能力でなくとも似た

ような力を持っている。ものすごい確率で受け継がれたポケモンの思考を読む力


「・・・どんなのだった?」


手をかざすとフライゴンのイメージを読み取るように目を閉じた。カプセルのような白い球体

だが中央は黒く端には2体のロボットが両手をくっつけては待機していたと。そして中央には

ストップウォッチのようなタイマーが付いていた事。時間は減っていたという


「ということは・・・戻ろう」



戻って来てからディディーコングとフォックスと合流すると再び歩き出す


「何か見つかったか?」

「いや・・・」


紫の球に飲み込まれかけたなど話しては良くない方向になるのは分かり

きった事。ここはなんとしてもやり過ごさなければと曖昧にした言葉を返した


「でさードンキーってすっごい乱暴なんだよーこの間なんかバナナ全部食べちゃったんだよ」

「ははは、仲良いんだな」

「当然だよ!同じジャングルに住んでるんだから!」


初対面からそう時間は経っていないというのにディディーコングとフォックスは

ドンキーの話で盛り上がっていた。ジャングルでもドンキーはドンキーのようだ


「・・・・・・」

「どうしたの?」


ディディーコングはさっきから無言の彩花に気づくと尋ねた。表情は何かを警戒しているようにも見える


「何かが・・・近くにいる」

「え?」

「人?いや・・・危ない!」


叫んだ瞬間、ディディーの体に何かが突き刺さった。フォックスと彩花は避ける

ものの黒い光が刺さったディディーはフィギュアへとなると地面に転がった



「なんだ!?」

「これが・・・フィギュア!?」


さっきまで動いていた、生きていた者がフィギュアになったことに彩花は驚いた。色はなく

モノクロ状態。が形は本物そっくりで縮小化させたようなものだった。そして現れたのは


「クッパ!?」

「なっ・・・お前本当に・・・!」


2人は驚くとクッパは笑い声を上げた。そして指差すとディディーの周りに紫色

の雪が集まり形を象ると本物そっくりのディディーコングが隣に生成された


「ディディーコング!?」

「ガッハハハ!ディディーコングよ、こやつらを倒すのだ!」


笑い声を上げていた時、突如クッパの周りに光線が降り注ぐ。フォックスは瞬時にそれが

なにかを察知するが彩花は分からず、攻撃が発射されたほうを見ると見覚えのある青と

白の機体が飛んでいた。そして中から現れた人物は華麗に落下途中両手に銃を構える

とディディーコングをフィギュアにした大型の銃に向かって連射し破壊する


「よう、来てやったぜ」

「ファルコ!」

「ぬぬう・・・!ワガハイのダークキャノンが・・・!」


下りてきたのは青い鳥、とはいえ二足歩行で会話が出来る人物。その名はファルコ

悔しそうに声を上げるとクッパは後ろに下がり飛行船のようなものに乗ると飛んで行った


「逃げる気!?」

「って彩花!?なんでお前ここに・・・」


ファルコが叫んだ瞬間、草むらから影虫が湧きでると再び偽物のディディーへと集

まった。するとディディーコングの体は巨大化しフォックス達の何倍もの大きさとなった


「こいつは一体なんなんだ!?」


ふとフォックスは隣にあったディディーのフィギュアに触れた。するとフィギュアは輝

き出しディディーの姿が元に戻ったのだ。目を覚ましたディディーの視線の先には


「何アレ!?」


声を上げた瞬間、隣で見覚えのない青い人物が駆け出していくのが見えた。俊敏な

動きで攻撃を避けると偽物のディディーに向かって蹴りを一発。続いてフォックスがもう

一発食らわせるとディディーコングは木でできた銃を構え空中を飛び出した


「飛んだ!?」

「バレルジェット!それにあれは・・・ポップガン!?」


ジェットと名が付いているほどだからそれは背中に背負っているものだろう。そして銃の名は

ポップガンのようだ。だが彩花は銃の中から飛び出たものが地面に突き刺さり正体を知ると驚く


「これ・・・銃弾じゃなくてピーナッツなの!?」

「そうだよ!」


フォックスとファルコの攻撃は止むことなく偽ディディーコングは影虫となって消えた


「なんでお前がいるんだよ!」

「いや、私この星の住人なんだけど。偶然いてもおかしくないでしょ」

「そういやそうだったか・・・」



とはいえ偶然でいるわけではなく理由があっているため理由を説明した



「は!?お前戦えねえくせにアホかよ!」

「・・・・・・」


言葉は言い返せず、俯きながら黙っていると目に着けていた小型パネルが折りたたまれると


「とりあえず任務完了。俺は行くぜ」


銃をしまいファルコは3人に背を向け歩きだそうとする。がそれをディディーが引き留めた


「ぐえっサル何しやがる!」

「オイラはチンパンジー!君フォックスの仲間でしょ!ドンキーを助けるの手伝ってよ!」

「んなもん知るかよ。俺は暇人じゃねえんだ」


手を払うと再び歩き出そうとするファルコ。だが服の裾を掴むとディディーはファルコを引き

ずって駆け足で走りだした。やれやれといった様子でついていくフォックスにどうするべきか

考えると彩花もまた3人の後をついて行こうとする。すると微かにエンジン音が聞こえた





(・・・近くに誰かがいるのか?それともただの飛行機?)




空高く飛ぶ飛行機なら音は聞こえないだろう。聞こえると言う事はそこまで遠くない場を

飛んでいる。予測は正しく川の付近で飛行物の上にフィギュア姿のドンキーを見つけた


「ドンキーだ!」

「は?ドンキーってあのドンキーなのか?」




再びディディーコングは自己紹介するとファルコはフォックスに尋ねた




「お前アーウィンはどうしたんだ」

「あ・・・あぁ・・・途中大きな竜に壊された。確か・・・ポケモンだったか?」

「レックウザ。なんであんな所にレックウザが?」

「さあな。あの付近に着地しようとしたら光線を受けたんだ」


光線。おそらくはかいこうせんのことだろう。するとファルコは「あー!」と叫び出すと告げた


「しょうがねぇなあ・・・おいサル!早くしろ、送ってやるからよ」

「おいらはディディーだよ!というかチンパンジー!」

「お前はさっさと直しとけよ!」


ファルコが滝の下を覗き込みつられるように彩花とディディーも覗いた。するとそこにはグレート

フォックスの姿が。とはいえ彩花の脳内ではスマブラのステージあった乗り物程度の認識だ


「あれは・・・スマブラのステージにあった」

「グレートフォックス。いわゆる俺らの拠点だな」

「へえ。フォックス達ってあれが拠点なの?」


アーウィンに乗り込むとファルコとディディーコングはドンキーの元へと飛んで行った


「・・・あー・・・」

「災難だったね。はかいこうせんは威力高いから」

「・・・まあ、それもあるんだけどな?」


はかいこうせんを受ける前からアーウィンは戦艦ハルバードによってダメージを受けていた

湖まで戻ると工具箱を取り出し無残なまでに破壊されたアーウィンの修理に取り掛かった


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次回

危機一髪脱出しフォックスの元へと戻った彩花。だがそんな2人の元に白い狼が現れる

ファイター達が次第に合流する中ファルコもまたフォックスの元へと戻っては修理をしてい

たのだが突如フォックスに仲間のスリッピーから通信がかかるのだった


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