INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第3話、ドンキーの行方

新ファイター達がモニターでファイター達の行方を見ている中彩花は町中でピーチが

マリオと同じ空中スタジアムにいたことを知る。クッパを追うためジャングルの中へ入っ

たところ大量の山積みバナナと上空に飛び回るレックウザを見つけ駆け出すのだった
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「おいらはディディー!!さっきはありがと!!」


ディディーはレックウザの上に乗っかり攻撃を仕掛ける


「なかなかやるじゃないか、俺はフォックスだ」


叫び声を上げると水面が揺れ、さらに地面までもがグラグラと地響きをおこした。とに

かくフォックスとディディーは頭を殴るとレックウザは力尽きたらしく、湖の中に消えた



「まって!!」  


ディディーは立ち去ろうとするフォックスを掴むとなんとか説得しようと今まであった事を

話す。そしてディディーコングの発した一言で反応が変わることとなる。彼が発した名は

かつて同じ組織スマブラの仲間ドンキーの名だったからだ


「ドンキーを探さなきゃいけないんだ!!手伝って!!」

「・・・ドンキーだと!?じゃあお前は・・ドンキーの仲間なのか?」


さらに聞くとフォックスは驚きを隠せなかった。ドンキーを攻撃したのはかつて仲間だった

クッパだったからだ。元々敵だとはマリオから聞いていたもののにわかに信じられない


「クッパがドンキーを!?・・・で、ドンキーはどこにいるんだ?」

「それが・・・・おいらはドンキーに吹っ飛ばされたからよくわかんないんだ」

「・・・わかった。一緒に行こう」


元々異変を調べに依頼として来たのだがこう話を聞いてしまってはドンキーのことも気になる

ディディーは喜びの表情を浮かべるとフォックスと共に湖から離れようとしていた。再び森の

中へ入ろうとしたとき、湖から再びレックウザが現れる


「なっ・・・まだ倒れてなかったのか!」


再び銃を構えたフォックスだったが直後反対側から誰かの声が聞こえた


「レックウザ!」


反対側の森の中から息を切らした状態で現れたのはかつて仲間だった少女


「彩花!?」

「・・・フォックス!?それと・・・」


フォックスの横にはファルコではなくなぜかドンキーの相棒として知られているディディーコング

の姿があった。色々と疑問が浮かび上がるもまずは目の前の問題を解決しなければならない

・・・が数秒後、レックウザが攻撃を仕掛ける様子ではないことにディディーは気づいた


「・・・攻撃してこない?」

「なんでレックウザがここに!?」

「わからん。急に襲って来たんだ」


緊迫した表情のままレックウザに近づこうとする


「危ないぞ!」

「レックウザは私の故郷ホウエン地方のポケモンなんだ」

「なっ・・・ポケモン!?」


レックウザの元へと近づくと少女を見つめたまま叫び声を上げると空高く飛んで行った


「・・・ところでなんでお前がいるんだ?」

「クッパがこの中にいるって聞いて。知らない?最近変な紫の空間が色んな場所
 を飲み込んでるらしいんだけど。その犯人がクッパじゃないかって追ってたんだ」

「って俺の依頼・・・!犯人はクッパなのか?!」

「わからない。けど可能性は高いと思う」


フォックスの質問に答えると今度は彩花が質問を返した


「どうしてフォックスとディディーコングは一緒に?」

「え?オイラの名前を知ってる?名乗ってないのに?」

「あぁ・・・こいつ色々と世界の事に詳しいんだ。ディディー、さっきの話を」


姿形は知っているもののゲームの中では言葉を話すこともなく初めて聞く声

に驚きもしたがなによりもディディーより聞かされたドンキーの話に驚いた


「そしたら見えなくなる直前クッパが黒い銃を構えて・・・そしたらドンキーがフィギュアに」

「フィギュア?そしてまたなんでドンキーを?」

「ドンキーって言うよりオイラが狙われててそれを察知したドンキーがオイラを庇って・・・」


あれだけ大きな図体だ。近づかなければドンキー特有のパワーは関係なく的も大きいため

攻撃は比較的当てやすいだろう。だがクッパと言えばピーチ。なぜディディーとドンキーを

狙ったのか、普段の行動と違う事に違和感を覚えざるを得なかった


「・・・色々と気になるし。私もついて行くよ」

「えっ本当!?」

「・・・・・・」


ふとフォックスは思った。原因であるクッパを追ってきたのは理解できるが彼女は戦えないはず

なのにこんなところまで一人で来たのか。途中至る所で出くわした魔物に遭遇したらどうするのか


「えっと君の名前は・・・」

「あぁ、こっちは知ってるけどそっちは知らなかったね。彩花だよ」


陸を走りたどり着いたのは街とは言えない辺鄙な場所。さらに坂を登り続けると大きな建物が

見えた。頂上にたどり着くと一見屋敷やホテルにも見える建物の前にソニックはやってきた


「HEYマスターハンドとやら?来たぜ」


扉をノックするも返事はなし。もう一度繰り返すが返事無し。待つことが苦手なソニックは数秒

間待つが待ちかねて扉を開けた。辺りは暗く電気もついていない。幸い天気が良かったため

日の光が差し込み部屋の一部は明るく照らされていた


「誰もいないのか・・・?」


建物内を走り回るがどこにも人の気配はない。そもそも自分を呼んだマスターハンドが

どのような存在かすらソニックは知らなかった。いくつもの部屋が立ち並んでいた場から

移動すると制御室のような部屋にたどり着いた


「呼んでおいて留守とは・・・困った奴だぜ」


別に怒っているわけではない。ソニックはそういう性格なのだ。ため息をついた時、とあるボ

タンが点滅していることに気づくと近づいた。なんとなく、という理由でボタンを押すと正面の

モニターに何かが映ると中央に白い手が現れた


「Wow、なんだこりゃ?」

『その声・・・その姿・・・ソニックか!』

「うおっ!?」


どこからか声が聞こえた。が近くに人はおらず数秒後声はスピーカーから聞こえている

事に気付いた。そして英語を得意とするソニック。ふとある言葉が頭の中に浮かんだ


「マスターハンド・・・ハンド・・・手?まさかお前が・・・」

『そうだ。私がマスターハンドだ』

「・・・Wow」


驚いた、というより呆れ驚いたような表情でため息をつくと声は再び発される


『よく来てくれた・・・と言いたいところだが、少し事情が変わってな』

「この世界すごいことになってるらしいじゃねえか?至る所でブラックホールがなんとかってな」

『あぁ。それで私は調べているのだ』


次にマスターハンドが発したのはソニックを選んでの事だった


『悪いがソニック。他空間の者に頼むのは恐れ多いが・・・セガの英雄である君にこの事件の解決
 の手伝いを頼みたい。本来なら以前話したファイターの件について答えを聞きたかったのだがな』

「お安いご用さ。構わないぜ?」

『助かる』

「で?俺は何をすればいいんだ?」


モニターにむかってソニックは問いかけた。モニターにマイク機能はついていない

がマスターハンドにソニックの言葉は聞こえていた。それはマスターハンドの力故だ


『今はこうして私の力で通信が出来るが今後一切通信は出来なくなるだろう。よく聞いてくれ。エ
 インシャント卿と呼ばれる人物が爆弾を落としている張本人だ。その者を見つけて止めて欲しい』

「OK」

『あの紫の空間は私が勝手に『亜空間』と呼んでいる。中はまだ調べている途中だ。爆弾が投下
 された場から一定距離に向かって広がりあらゆるものを飲み込む。落とされる場所はランダムだ』


そしてもう一つ、マスターハンドは同じくスマブラのファイター達が各自

順々に異変に気づき彼らもまた解決しようと動き出している事を告げた


『もし彼らと会ったら協力して欲しい。頼んだぞ』


そう告げると通信は切れソニックだけが部屋に残っていた。真っ暗なまま映らないことを

確認するとソニックは扉を抜けスマブラの外へと目にもとまらぬ速さで駆け抜けて行った


「ちょっと周りを見てくるよ。なにか情報があるかも」

「大丈夫なのか?至る所にあの影虫から造られた魔物がうじゃうじゃいるぞ?」


すると彩花は懐からモンスターボールを取り出した


「大丈夫。飛行ポケモンを連れてるから空から行くよ」

「・・・しばらくしたら戻ってこいよ。なにかあったらマスターハンドに顔向けできないからな」

「わかったよ」


そう言うと緑色のポケモンフライゴンを呼び出し背中に乗ると空高く飛んで行った。空を

飛んでいれば迷っていた森もあっという間に抜けられる。長距離を短時間で移動できた


「・・・あれは?」


一直線に進んでいると森からはかけ離れた場所。木々はなくこげ茶の地面が辺り一面に広

がっていた。崖も多く危険極まりない場所だがふと崖の上で城のような建物を見つけた


「あれは何?フライゴン、近づいて」


ゲームで言うなら最終ボスの拠点によくありそうな。古びた城が建っていた。近づくと地面に

降り立ち中へと入る。すると相当古いようで天井は崩れ人が住めそうな雰囲気はなかった


「ただの廃墟か・・・」


何もなさそうと思い振り返った。が瓦礫の下に何かを見た気がして再び向き直る。

気になり近づくと岩ではなく形を象ったそう。ディディーがなったものと同じものが


「フィギュア・・・!?しかもこれ・・・ルイージの・・・」


拾い上げると瓦礫の上にフロルの力でワープする。中は空洞になっていたようで中央を

中心に瓦礫が積もっているようだった。隙間を縫いながら地面を見渡すともう2体、ネスと

誰かのフィギュアを見つけた。彼もまたスマブラメンバーではないものの有名人だ


「ネスとこれは・・・カービィのところの・・・・デデデ?なんでこんなところに」



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次回

突然襲った黒い光によってディディーコングはフィギュアとなる。すると2人の前に現れたのは

かつてスマブラメンバーのクッパ。影虫によってディディーコングがもう一体現れ事態は一変。

がその時フォックスの仲間であるファルコが空から降り立つのだった


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