INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第2話、謎のブラックホール

感じた違和感を伝えるためにマスターハンドはファイター達を集めるが伝える前にXまでのファイター

達の姿が消えた。聞こえた男の声にWii Fit トレーナーは『亜空の使者』首謀者タブーだと推測する

記憶をクリアした状態でファイター達に再び戦いを挑むと告げるのだった
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「ジョウト地方だ。古代遺跡が見つかったとか何とかで調査に行くんだ」


研究者である父はジョウト地方へ行き先を告げると扉から出て行った。珍しい事ではなく

幼少のころから父が家を空ける事は多くその度にここにいる人物はポケモンと共に過ご

していたのだ。仕事柄だからと理解しており恨んだこともなければ寂しいこともない


「ふぁぁ・・・」


空気は暖かく熱くも寒くもない。丁度いい気候に少しでも横になれば寝られそうだが

なんとなくという理由でテレビをつけると偶然映ったのは普段見ることのない彼らの姿


「えっ・・・マリオにカービィ?」


懐かしい姿に、思わず身体は起きあがった。あのスマブラDXが解散してから数年が経ち

今ファイター達がどこで何をしているのかなど想像もつかない。あそこに行くまでは実在し

ている事すら信じられなかったのだから。しかし画面に映っているのは正真正銘の本人だ



(なんか・・・久しぶりに見た・・・)



ゲームの紹介で見ることはよくあれど本人が出るなど初めて見た。生放送のようでどこかの

乱闘場で乱闘する所がライブ中継されているようだ。珍しいと思いつつその放送を見ることに

歓声が湧きあがり試合開始のカウントが0になる直前


「あれ!?」


テレビは突如つかなくなる。最近はペラペラの薄型テレビが主流になる中うちは外出も多く

そこまで必要性がないため未だブラウン管テレビ、年代物の為いつ壊れてもおかしくなかった

また昔の人の知恵からか叩いてみるが直る気配はなし。ノイズと砂が流れていた


「・・・また今度お父さんに言って買って貰おう」


ちょっとしたニュースならインターネットにて知ることが出来る。が番組を見たりゲームはテレビ

でなければ出来ない事も多い。なによりもゲームがしたいときに出来ないのは死活問題だ

数日後、ダメ元でつけるとテレビは直り通常通り番組がやっていた。時間が夕方ということもあり

天気予報やニュース番組がいたるチャンネルでやっている


『次のニュースです。ここニンテンドー各地で『謎のブラックホール』が出現しているとのこと』


宇宙でもない限り聞くことのない言葉に思わず画面を向いた。アナウンサーによると

ニンテンドーの至る所で紫の空間が広がってはあらゆるものを飲み込んでいるという


『周辺では注意警報が出されています』


最初はすごいことになってるな程度しか思わなかった。がふとあることが思い浮かんだ

台風や雷ならまだしもこの現象は普通ではあり得ない。異常気象にも程があると


「まさか・・・世界に何かが迫ってたり?」


ははーまさかねと思い炭酸飲料を飲むとますます怪しさが増した


「・・・・・・」


横目で画面を見ていると考えた末手っ取り早く現状を知る方法を思いつく


「まあ、異変なら神様に聞くのが一番だよね」


瞬時にフロルの力でスマブラに移動するがマスターハンドはおろかクレイジーハンドの

気配もなし。もぬけの殻同然だが埃が被っている様子はなく何年も空けた形跡はない


(やっぱり何か異変が・・・?)


部屋に戻ると言葉は通じないものの世界・・・いや宇宙一ともいえる理解者もといポケモンに尋ねた

「どう思うか?」という問いに返し返ってきたのは「異常気象ではないため異常だと思う」だった


「・・・ついに国だけじゃなくて世界が・・・」


次の日、異変を調べると決めた彩花はポケモン達に家のことを任せホウエン地方から飛び

立った。向かった場所は手っ取り早く力ある者と遭遇出来情報が集まるであろうキノコ王国


「あの、スマブラの者ですが。ピーチいますか?」

「スマブラ・・・ですか?」


マリオは生放送で映っていたということはここにはいない。ここにいるのは

ピーチかルイージ、運が良ければヨッシーやドンキーにも遭遇できるだろう


「ピーチ姫なら空中スタジアムに行ってますよ」

「空中スタジアム?カートかなにかで?聞いたこと無いステージ名だけど」

「いえ、マリオさんとカービィさんの試合を見に」


その瞬間、城の中から別のキノピオが慌てた様子で駆け込んだ


「大変ですうううう!マリオさんとピーチ姫のいる空中スタジアムがブラックホールに!」

「ええっ!?」


それはつまり、マリオとピーチとカービィ、3人は空中スタジアムという場にいたということ。そ

してあのテレビは故障したのではなく紫の空間の異変によって映らなくなったのだということだ


「どど・・・どうしましょ!」

「ルイージさんは・・・確かクッパを追っていません!」

「ルイージがクッパを?なんでまた」

「はい・・・最近クッパが軍団を引き連れてはどこかへ行き来していると噂が立って」


一番人がいるであろう場所だったがとんだ検討外れだった。思わぬ事件の幕開けを感じさせ

る結果と想定外の情報が手に入るのだった。がマリオ達に関しては人一倍詳しい彩花


「・・・そのブラックホールがクッパの仕業って事は?」

「え?」

「クッパなら・・・あり得るよね?」


冷静に告げる少女の言葉にキノピオ達は顔を見合わせた。クッパの行方を尋ねるとドンキー

達のいるジャングルの中へと入って行ったという。この事態を見逃すわけにはいかない


「わかった。ありがとう」

「まさか、クッパを追いかけるのですか?」

「当然、マリオの生存も分からないルイージの行方も分からない今事態の拡大は止めないと」


ピーチ城から離れるとキノピオ達の案内の通りジャングルへと向かう


「HEY、ちょっといいか?」

「え?」


ふと声をかけられ顔を上げると目の前には青い生物が。彩花はこの人物を知っていた


「ソニック・・・?」

「Wow、俺を知ってるのか?珍しいな」


ソニック・ザ・ヘッジホッグ、通称ソニック。名の通り音速の速さで走ること

のできると言われているハリネズミでここニンテンドーの者ではないはず


「なんでソニックがここに・・・?ここの人じゃ・・・」

「ちょっと遊びに来ただけさ。で、スマブラって場所を聞きたいんだが」

「スマブラ?」


なぜニンテンドーじゃない人がスマブラに?疑問に思いつつ答えると


「助かった」

「あ、でも今マスター・・・ええと・・・関係者はいないと思うよ?」

「そうなのか?ま、俺はここへ来てくれって言われただけだしな」



駆け出したかと思えばあっという間に姿は見えなくなっていた。改めてジャングルの中へと

入った。普段ドンキーと相棒ディディーコングはこのジャングルの中で生活しているという

すると早速異変だらけの場にたどり着き思わず唖然となる


(何これ!?)


収穫の途中なのか、山積みにされたバナナが落ちていた。ジャングルと呼ばれるほどだから

バナナはあってもおかしくない。が人の気配はなくなぜこんなところに放置されているのか


(あれは・・・?)


木の上に見えた人工的に作られたような木材の建物。ひょっとしてあれはドンキーの家では

ないか。そう思い近くまでやってきたもののドンキーの気配はない。上に登ってみるもやはり

いない。外出中か、と思った時何かの叫び声が聞こえた


「ギャオアアアアア」


「!?」


突然の声にびっくりするが遠くを見上げると何かが宙に浮いていた。それもまたここに

いるはずのない生物。通称ポケモンと呼ばれる生物の中でも伝説と呼ばれたポケモン


「レックウザ!?なんでここに!?」


レックウザとは緑色の龍のようなポケモンだ。ホウエン地方の伝説のポケモン。な

ぜここにいるのかが気になった彩花はレックウザが飛んでいる方向へと走り出した


「ぜえ・・・ぜえ・・・」


運動神経にはとことん自信のない中息切れはすぐに起きた。まだレックウザまでの距離はか

なりある。時々叫び声が聞こえるたびに周辺の木々が倒れたり動物が逃げ出したりしている


「だれかたすけてー!!」


誰もいるはずはない、しかしディディーが叫んだ瞬間燃え上がっていた飛行機アー

ウィンから何かが飛び出し目の前を目に見えぬスピードで攻撃する。そのおかげ

で逃れることができたディディーが着地すると目の前には狐のような人が立っていた


「大丈夫か?」

「うん・・・ってまた来る!」


エネルギー弾に対しフォックスは腰にある何かにタッチすると目の前に壁が現れそれを跳ね返した



(暴れてるの!?ってことは・・・バトルの準備をした方が!?)


立ち止まると懐からカプセルを取り出すとスイッチを押した。それは大きなカバンとなり中から

パソコンを取り出そうとする。ドラゴンタイプのポケモンフライゴンを転送させると再び走り出した


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次回

ディディーコングを助けたフォックスはドンキーがクッパによってフィギュアにされた事を知る

探しに出ようとした時物音と共に彩花が現れフォックスは驚くのだった。フォックス同様

ドンキーとクッパの事を聞くと彩花もまた異変の調査と共にドンキーの救出を手伝う事に決める


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