INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第30話、意図的な脅威

クリアを見かけたピットは乱闘をしようと提案する。提案に乗ったクリアと乱闘することにした

サムスとウルフだったがカラクリの分からない消えるクリアに苦戦する

そんな乱闘が行わている中リビングではファイター達脅威の何かが行われようとしていた
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「材料は買って来た!これで準備は万端ね!」


ピーチとゼルダが買い物袋を持ってリビングへとやってきた。その傍らでは

マリオがどっさりと積まれた荷物を下ろすとその場に倒れ込んだ


「し・・・死ぬかと思った」

「この程度で音を上げるなんてだらしないわよ」


ピーチはそう言い残すと袋の中からいくつもの材料を取り出した

小麦粉に卵、砂糖に型・・・見る限りお菓子用の材料なのだがその通り


「後はサムスが・・・噂をすれば!」

「乱闘終わったのですね」


リビングに乱闘を終えたサムスがやってきた。サムスはテーブル上に並べられた

材料を見ると今からなにをしようとしているのか分かった


「今からクッキーを作ろうと思って!」

「あらいいじゃない」

「兄さん・・・って何これ!?」


ルイージもまたリビングに入ってくるも並べられた材料とこの場にいる人物

達を見て一瞬で背筋が凍った。今再び恐怖が起ころうとしているのだ



「ちょ・・・兄さんなにこれ!?」

「きゅ・・・急にピーチがクッキーをつくると言いだしてな・・・・」

「えぇっ!?」


ルイージは3人に聞こえないように小声で話すとマリオもまた小声で返した

ふと見ると2人は楽しそうにエプロンを身につけると材料を仕分けしている



「・・・また・・・スマブラにピンチが・・・・」



マリオ達はファイター達にこの事を伝える為にリビングから駆けだしていった

分量を量りそれぞれの材料を混ぜ合わせている中リビングに人が入ってきた


「あら?何をしているの?」

「クッキーを作って・・・ってソウル!?」


サムスはリビングに入ってきた人物をみて驚いた。そこにいたのは白と黄色の間

薄い黄色の服を着た少女ソウルだった。生地を見てお菓子だと分かるも尋ねると



「クッキーを作っているの」



楽しそうに答える2人とその横で苦笑いしているゼルダを見てソウルは考えた

人格が違うとはいえ8人の間には共通の記憶がある

先程クリアが戦ったことも、この2人の料理が脅威的な物だと言う事も


「・・・・・・ふふ」


ある事を思いつき笑うとソウルは2人に告げた


「面白そう!私も手伝うよー」

「本当?」


早速エプロンを身につけるとソウルも交えて料理は再開された



(・・・ソウルは料理できるのでしょうか。そもそも彩花自身が料理できるのでしょうか?)



ゼルダが疑問に思う中手際よくソウルは粉に砂糖、卵を入れると混ぜていく

そんな中サムスがあるものを取り出していた


「なにそれ?酢?」

「体にいいと聞いたの」


サムスは何のためらいもなく酢を生地の中へと入れていった。この時点で

これを食べたファイター達の表情が浮かぶように想像できた


「他にも青汁、野菜ジュース。これを牛乳代りにいれるのよ!」

「・・・・これ・・・・クッキーよね?」

「そうよ?」


想像以上の苦行にソウルは思わず引きつった。つぎつぎと明らかにクッキーには

使わないであろう物を入れていく。なによりも本人達が無自覚なのが恐ろしい

見た目は抹茶やバナナ味のような色になるも中身は恐ろしい事になっていた



「まともなのこれだけ・・・・」



ソウルは自らが混ぜていた生地を見た。現在普通のクッキーはこれだけだ

ソウルはある物を取りだし入れるとかき混ぜていった



「クッキー焼いたの!」

「うわー・・・・・い・・・・?」


カービィが飛びつくも焼き上がったクッキーは緑色をしていた。中には普通の色の

クッキーもあるが過去の事件からこの2人がまともな菓子を作るとは思えなかった


「・・・これなんで緑色なの?抹茶?」

「いいから食べて!」


笑顔で伝えるピーチだがファイター達は逃げられるわけもなくクッキーを手に持つと

恐る恐る口の中に入れると直後リビング中に奇声が聞こえてきた


「うぎゃあああああああ!」

「なんじゃこりゃあああああ!」

「なにこれ酸っぱい!」


悲鳴を上げる中サムスは再び棚にあった違う色のクッキーを差し出した


「これソウルが作ったのよ」

「・・・げほっげほっ・・・ソウルが?」


マリオは意外な名が出た事にゆっくりと差し出されたクッキーを見た。見た目は普通で

所々黄色い粒が見えるがレモンの皮などがクッキーに入っていることは珍しくもない



「ソウルなら・・・危険なものは入ってないだろう」


そう呟くとマリオはクッキーを口の中へと入れた


「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」


次々とファイター達もソウルの作ったというクッキーに手を伸ばすと口に入れる

直後は普通だった表情が数秒後ゆっくりと変わっていく


「なにこれええええから!かっら!」

「何が入ってんだよこれ!」



今まで料理をした事ない彩花をファイター達は見た


「油断していたぜ・・・!お前も料理出来なかったんか!」

「いやいや!クッキーくらいは作れるよ!?」

「これ・・・・ショウガだよね」


ルイージが中に入っているものを当てると直後後ろから怪しい笑い声が聞こえた


「ふふ・・・成功ね!」

「ソウル!」

「あー面白いものを見たわ」



そう言い残すと笑ったままソウルは消えていった。この一連を見て彩花は確信したソウルはわざ

とクッキーに生姜を入れたのだと。ファイター達がこうなる事を知って企んで実行したのだと


「わざとかよ!」

「おいソウル!出てきやがれ!」


リビング中にはファイター達の叫び声が響き渡った


「あー楽しかった」

「・・・ソウルってウチに似てるね」


現実には存在しえない空間に表れたソウルの横でトパーズがため息をついて告げた


「面白好きというかいたずら好きと言うか・・・」

「だって驚く顔とか面白いじゃない」

「確かにねー成功した時やった!って思わずテンション上がっちゃうよねー」


互いに笑う2人の一方、マリンはアクアに向かって告げた


「アクアは、彼らの事嫌いだけどそう言う事はしないよね?」

「そんな下らんことのために労力を使うなど無駄だ」

「アクアもやってみなよー!ものによっては苦しむ顔とか見れるんだし!」


駆け寄るとトパーズは笑顔で告げた。普段はないだけに今の発言はギョッとするものがある


「興味ない」

「ちぇー」


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料理出来ない説を壊すために彩花はパウンドケーキを作る

そんな昼下がりきみどりがあるいているとPSI使いリュカがやってくるのだった


次回 第31話、「心優しき」


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