INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第29話、透明人間

マスターハンドにより招集されたファイター達は自らの意思で過去を話す。その中で相変わらず

話す様子のない彩花に対しアイクは仲間の事を思い出し話す日が来るまで待つと告げ表れた

アクアは意外なことを口に出すのだった。そんなある日モニター室に1人の少女が向かっていた
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「るんるんるーん」


ピットは廊下で鼻歌を歌いながら歩いている人物を見つけた。この廊下を進んだ先には

乱闘場へと向かう部屋モニター室がある。ピットは歩いている人物の名を叫んだ


「クリアさーん!」

「おや、ピットさんじゃないデスカ」


ピットが駆け寄るとそこにはピットと似たような白い服を着た少女が

『彼女達』の1人である少女クリアなのだが一部のメンバーはファイター達が知るよりも前に

過去の世界にて出会っている。比較的常識人の分類に入る人物でもあるのだが


「モニター室に何か用ですか?」

「誰か乱闘していないかなーと見に行くだけデスヨ」

「僕も一緒に行ってもいいですか?」



2人がモニター室に向かうとそこには珍しく誰もいなかった。大抵誰かしらが

乱闘をしているのだが見事にもぬけの殻だった



「そういえば・・・・クリアさんってどうやって戦うんですか?」

「私デスカ?」


これまで数人の彼女達はファイター達と乱闘することにより知ったのだが

クリアはこれまで誰とも乱闘している様子を見た事がない


「どうって・・・・魔法とか・・・ですカネ?」


その時2人を呼ぶ声が聞こえた。振り向くとウルフとサムス、スネークがいた



「珍しい組み合わせだな」

「さっき会ったんですよ。珍しく誰も乱闘していなかったので」

「丁度今しようと来たところだ」


そんな中ピットがポンと手を叩くとクリアに向かって言った


「クリアさん!サムスさんたちと乱闘してくださいよ!」

「4人で・・・ですか?」


かつて聞いた話は1対1のガチンコバトル。しかしピットの提案は乱闘だったのだ


「面白そうデスネ。って強敵ぞろいじゃないデスカ」

「だからこそですよ!」


5人がモニター室に入ると直後観客しにきたルイージとデデデがやってきた

話を聞くと面白そうだと盛り上がる中クリアもまた面白そうだとテンションが上がっていた



「じゃあ4人は台座に移動して」


ルイージが設定をし指示するとピット、クリア、サムス、ウルフは台座へと移動した

ステージ『とある星』のストック制5にすると乱闘は始まった



「おうっ!?」



カウントがGOになると直後サムスのビームが飛んできた。それを間一髪で交わすと

クリア以外の3人がスタート地点から移動していた



「これが乱闘というものデスカ・・・!」

「!」


クリアが動き出すと向かった先にはサムスがいた。クリアは懐から白い魔道書を

取りだすと光魔法唱えた。サムスはそれを避けるも範囲が広く少しだけ%が増えた


「魔法・・・!」

「クリアは魔法で戦うのか」

「いえ、魔法『とか』デスヨ」


数十秒が経過しその異変に気づいたのはモニターを見ていたスネークだった

他のファイター達に対し圧倒的に%の率が低いのがクリアだったのだ


「どういうことだ?避けている様子は見られないが・・・」

「よく見ればわかるよ」


ふと聞こえた声に横を向くとそこにはマリンを始め数人の彼女達がいた

言われるがままモニターを見ているとあることに気づく


「すり抜けた!?」


「すり抜けた・・・?」


ウルフはブラスターの攻撃がすり抜けたのをこの目で確認していた

動いていない。避けている訳ではないのに攻撃が当たる一瞬体が透けたようにすり抜けたのだ


「意外と時間がかかりマシタネ」

「どういう事だ!?」


ウルフが走りだし攻撃しようとするもまたしても直前でクリアの体が透け攻撃がすりぬけた

直後クリアの手から何かが飛び出しウルフの%がわずかに増えた


「なっ・・・!」


その手に持っていたのは風車のような形をした刃物


「あれは・・・手裏剣!?」


サムスは地面に突き刺さった物を見て驚いた。その時スマッシュボールが現れるも

ウルフが取ると最後の切り札を発動し地上へと現れた。一気に3人の表情は険しい物になる



「これは・・・!」



最後の切り札は強力で2人のストックが減りクリアのストックも減る中再び無敵状態が切れた

サムスとピットに攻撃が襲う。同じく無敵効果の切れたクリアに主砲攻撃が当たる・・・が


「なっ!?」


撃ち終わったと同時にウルフェンの効果が切れウルフは元に戻るが本来なら場外と

までは行かなくてもかなり吹っ飛ぶはずがその場からクリアの姿が消えた



「変わり身の術・・・・なんちゃって」



声が聞こえ振り返るとそこにはクリアの姿があった。すると再びウルフの視界から

クリアの姿が消えた。その様子にサムスとピットも驚く


「消えた!?」

「彩花の使うフロルの力か!?」

「違いマスヨ」


再び光魔法でウルフを場外へと飛ばすと2人に向かって告げた



「私はクリア。透明。貴方達が私を認識できていないだけデス」

「!」

「なん・・・だと?」


モニター越しで会話を聞いていたルイージとスネークは呟いた


「ステルス迷彩か・・・?」

「なにそれ?」

「・・・・科学技術によって姿を消す技術があるのだが・・・・」


ルイージに説明をしている中再びモニター越しにクリアの声が聞こえた



「私は消えてもいない。魔法をつかった訳でもない。貴方達が私を見失っただけデスヨ」


乱闘後、クリアが乱闘に参加していた事を聞いた彩花に一同は尋ねる


「突然消えたんだけど・・・彩花もあれ使えるの?」

「消えた?フロル?」

「違うよ。本人はサムス達がクリアを認識できてないだけだって言ってたけど」


数秒後、彩花はそんなことは出来ないと告げた


「前にも行ったけどアクア達って結局私の中の各固定のステータス、能力を突発的に上げた
 存在だからね。ティウムは壁をも破壊する馬鹿力持ってるけどそんなの私には無いし。それ
 は私の中の力が何倍、何十倍にも伸びてティウムに備わってるからなんだよ。他の人も同じ」


トパーズのように素早くなければアクアのように冷酷な判断を下すことはできない


「極端なんだよ」

「・・・クリアって何か忍者みたいだったけど」

「・・・たとえば?」

「手裏剣使ったり変わり身の術とか言ってウルフの攻撃避けるし・・・」


不思議そうにピカチュウが呟くとため息をつき彩花は口を開く


「ティウム、トパーズ、パープル、きみどり、アクア、マリンはわかるんだけど後の
 2人はよく分かってないんだよね・・・ソウルにいたっては全く知らなかった訳だし」


過去に起きた6人に分かれる事件で彼女達は存在した。その時ソウルはおらずクリアは

存在していたものの彩花に意識はなく存在していないも同然だった。6人は繋がりが感じられる

からか自分のどの部分が表されているのか分かるが彼女はよくわからない



「透明・・・まあ、誰にもわからないことってあるしそういう存在なのかも」


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次回

ピーチ、サムスがお菓子作りにチャレンジしようとしていた所一番新しい『彼女達』の1人

ソウルが現れる。2人の脅威とそれに恐怖するファイター達の事を知っているソウルは

面白い事を思いつきお菓子作りに協力することに・・・・


次回 第30話、「意図的な脅威」


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