INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第28話、その時まで

ついに謝る事に成功する中きみどり、アクアと同じような会話を聞く。その時マスターハンド

から招集がかかり集まった先に告げられたのは「自らの過去を話す事」

強制ではない中発案者から始まりファイター達は自らの壮絶な過去を話し始める・・・
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次々とファイター達の過去が話される中マリオは驚きを隠せなかった

一国の城が襲われ姫が攫われる。それを助けるだけでも相当の出来事だと思っていた

その通り相当の出来事なのだがファイター達が話すのはその規模を越えていた



「リンク兄ちゃんと同じガノンドロフを倒してから妖精ナビィを探す為に旅をしてたんだけど・・・
 エポナをスタルキッドに奪われちゃって、追いかけてたらクロックタウンって所に来たんだ」

「森の中から時計塔の中に?変わった話だな」

「しかもスタルキッドは月を落として3日後にタルミナを滅ぼそうとしたんだ」


今は子供リンクが自らの過去を話していた。途中まではリンクと同じ、さらにリンクの幼少期

の詳しい話から始まりリンクが体験していない話がされていた



「それはガノンドロフじゃないんだよなー」

「そうだね、全ての元凶はムジュラの仮面だったんだよ」



クレイジーが呟く中子供リンクはその出来事の黒幕ムジュラについて話した。各場にいる

4人の巨人達。友達だった故にすれ違いが起きこうなってしまったと。元に戻ったスタルキッド

は誤解も解け友達という事を再確認すると再び別れを告げたという



「よかったですねえええええ」



感動的でもある話にヨッシーを始め数人が目を潤ませていた


「これハンカチが必要じゃないかしら」

「ってサムスさん泣いてないじゃないですかー」


子供リンクが元の場に戻ると次のメンバートゥーンリンクが前に出た


「どこから話せばいいのー?」

「・・・確かトゥーンリンクは攫われた妹を助ける為に旅に出たんだったな」

「そうそう!ある日僕の誕生日の日に妹のアリルが攫われちゃって」

「これまた最初から吹っ飛んでんな。誕生日にかよ」


ファルコが突っ込む中トゥーンリンクはその先に起こる出来事を次々話していく

妹をさらった正体はガノンドロフ。しかしここにいるガノンドロフとは違う人物だ


「赤獅子と会って神殿を進んで真珠を貰ったら海の底にある退魔の剣を手に入れて妹を
 助けて・・・それからなんていうのかな・・・海賊だと思ってた人が実は王国の姫様で・・・」



ファイター達の中でも子供である彼らもまた他のファイター達に負けず劣らずと

壮絶な過去を体験していた。中でもリュカは実の弟と戦わねばならず一層思い過去を持っていた


「プリン特に何も話すことないプリよ。普通に色んな所を旅して歌って・・・」

「思ったんだけどプリンってまさか・・・町で騒動起こしてたプリン?」


ポケモントレーナーが恐る恐る尋ねた。それはポケモンの住むカントー地方にいるものなら

ほぼ誰もが知っていてもおかしくない事件。突如現れたプリンが歌う事によって人々は眠る

しかしそのプリンは自分の歌を聞いていないと勘違いし持っていたマイク兼マジックで

顔に落書きをして去っていくというある意味では有名な話があった



「私はそんなことしないプリ!そんなプリンがいるプリか?!」

「僕も何回か被害に合って・・・・」

「許せないプリ~!」


同じ種族であるがゆえに見分けがつかない。しかしこのプリンはマイクを持っていない

その時点で別ポケモンという事ははっきりした。同じ種類のプリンに悪い事をする者が

いると聞きプリンは頬を膨らませると怒りを表わしていた


「俺達はジャングルに住んでるんだが・・・毎回バナナが盗まれてな。それを取り返したり
 マリオ達のパーティの手伝いをしたり・・・カートやスポーツで競ったり・・・そんくらいか?」

「だねー」

「俺様はそのほかにも世界中のお宝を探したりゲームを開発したりしてるぞ!」

「「ワリオが!?」」


強制的ではないにも関わらず話す事の必要性が分かっているのかファイター達は

全員が自らの過去を思い出せる限り話して言った


「残り1人だね」

「え?」


ファイター達が振り向くとそこにはこの中で一番謎の多い人物がいた

今までの流れ的にむしろ強制的に話さなければならないかのような圧力がかかっている


「・・・・強制じゃないんですよね?」

「おま・・・そこは流れ的に話すとこだろ!」


ファルコが突っ込むと下を向き唸り始めた


「・・・過去って色々ありすぎて何を話せばいいのか」

「例えば?」

「ハイラルの事とかテリウスの事とかカントーやホウエンもそうだし・・・ニンテンドー外でも
 色んな所で色んな事してるし・・・妖怪と戦ったり・・・モンスターと戦ったり・・・・あとは・・・」

「まだあるのかよ!」


ファイター達とは違い桁違いの場所で色んな体験していることを知るとその多さに

ファイター達は驚いた。それでも一番知りたい事には触れていない


「ポケモンだけだってカントーでロケット団と戦ったり四天王と戦ったりジョウトでまたロケット団と
 戦ったし・・・ホウエンもアクア団とマグマ団と戦ったりカイオーガとグラードンの暴走止めたりと
 かオーレ地方って所ではポケモンが操られてたりしてたし他にもポケモンレンジャーって言う」

「なるほどわからん」


今まで感じたファイター達とは違う意味で想像を越えていた

そんな中一度も触れていない事についにクレイジーハンドが突っ込んだ


「アクアの事とかお前に変化を齎した話をすればいいんじゃね」

「・・・えー・・・・」

「話したくないんだな」


視線を反らす彩花に対しマスターハンドはため息をつくとファイター達を解散させた

というのもマスターハンドが彩花が自らの過去を話すわけがないと確信していたからだ



「皆話したのにー!」

「マスターとクレイジーは知ってるんでしょー!」

「いや、俺は知らん」



そんな中、解散したファイター達の1人アイクは少女の姿を追いかけていた

呼びとめるといつもと変わらない無表情で振り返った



「それほどまでに話したくないのか」

「そりゃ皆に比べたら大したことないけど・・・・好きで話すような過去はないよ」



ため息をつく彩花に対してアイクはあの時感じた疑問が再び浮かんだ。人を信用しない人物と

仲良くなった事、その人物から少なくとも信頼を得ている事なにかがあると感じていた


「あんたは他の奴がとっつきにくいセネリオと打ち解けた。あのセネリオが俺意外に心を開くなど
 今までのあいつの素振りから考えられなかった。そこも含めてなにがそうさせたのか気になる」

「あえて言うなら、セネリオはアクアと似てるからね。それを感じたんじゃない?」


一匹狼のような、突っぱねた態度と冷酷な口調はまさしく似ていた


「類は友を呼ぶって言うでしょ?自分と似た存在だと知って壁が緩んだんじゃない」

「・・・・・・」

「確かに私も自分とセネリオは似てると思ってたからね」




「なら、あんたが話すまで待つとするか」

「・・・・え?」


完全に振り返ると彩花は驚き呆れた様子で聞き返した



「セネリオだって心を開き自らの過去を話すまで時間がかかったんだ。いつ
 かその時まで・・・あんたが自らの過去を話す時まで待つと言っているんだ」

「・・・・その日は来るのかな?来ないと思うけど」



その言い残すと再び背を向け去っていった。直後アイクは背後に誰かの気配を感じ振り

返った。そこには彼女達の一人、アイクの仲間と似ていると言ったアクアの姿だった


「・・・・・・」

「何か用か?」


動じることなく尋ねるとアクアはいつもと違う口調で告げた


「つくづくお前は変わった奴だな」

「なに?」

「あの時(過去)も思ったが・・・言ってる事は他の奴らと変わらんのにお前は何故かイライラしない」


アクアとて彩花の一人、テリウスで起きた事の記憶はある


「セネリオがお前を認めたのも・・・そこに何かがあるのだろうな」

「俺は全く心当たりないが?」

「・・・そう言う奴は皆そういうことを言うさ」


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次回

ある日モニター室に『彼女』達の1人が現れる。面白そうという理由で突如

乱闘が行われることに・・・!?そしてその場には他の『彼女』達も・・・!?


次回 第29話、「透明人間」


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