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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第20話、魂の声

現れた彼女達と共に残されたファイター達と戦うが手加減する事を不可能に感じた彩花は戦力を

減らすためフォックス、マリオ、クレイジーハンドに矢を放つ。倒れた3人を追い越してダークネスを

追いそれを追いかけるように数人のファイター達も入口の中へと向かうのだった
______________________________________

「ダークネス!」

「おや・・・1人で来たのかね?」


走った先にダークネスはいた。彩花は剣を構えるとダークネスと対峙する


「どうだ?何も知られず仲間外れにされた気分は」

「その手には乗らない。そんなんで私を操れると思ってるの?」


睨みつけるとダークネスは小さく笑った。その時背後から足音と声が聞こえた。振り返るとリンク

サムス、ルカリオ、ディディー、ピットがいた。その中の一人サムスはやってくるなり叫ぶ


「なんで貴方1人でいくのよ!馬鹿なの!?」

「早くこいつを倒さないとあの人たちは元に戻らないよ」


呆れた様子でため息をつくと5人はダークネスに向き直った



「兄さん・・・・兄さん・・・・」

「何ボケっとしてんだよ!すぐ攻撃が来るぞ!」


ルイージの前にウルフが立つと攻撃をで打ち返していく。イライラした様子で叫ぶが

次の瞬間ルイージの一言でそんなイライラは消滅し思わぬ方向へと加速する


「・・・兄さんが・・・息して・・・・ないんだ」

「なに!?」


ルイージの言葉にウルフは驚いた。そしてフォックスへと駆け寄ったファルコ達も

フォックスの異変に気づいていた。矢を射られた2人は息をしていなかった


「えぇっ!?」

「・・・・・本当だ」



ミュウツーが近づくと確かに脈がなかった。マリオ、フォックス、2人の共通点は先程彩花が射った

矢が刺さっている事。2人を同じ場へと移動させるとマスターハンドもまたクレイジーハンドを抱えて

同じ場へと下ろすとファイター達が駆け寄り蒼白した表情で尋ねる


「クレイジーは!?」

「・・・・・同じく生命が感じられない」

「うそ・・・・」


殺さぬようにとしてきたファイターを逆なでするかのように彩花は迷うことなく3人にそれぞれ矢を放った


「それって・・・死んでるってこと!?」

「・・・そう言う事だろう」

「いや・・・・そんな何も思わずに人を殺せるなんて・・・しかも仲間をだよ・・・?」

「でも・・・彩花は僕達を仲間だと思っていないみたいだし・・・」

「でも・・・・!」


戦っているファイター達も異変に気づく。た各場所でファイター達の声が聞こえる



「軍人でもないのに人を殺すのに躊躇しないだと・・・?」

「そんな・・・冷酷な人だったの!?」


マルスが隣にいたアクアに向かって叫ぶとアクアは無表情のまま答えなかった

いくら世界を守るためとはいえ、最悪の事態を覆すためとは言えかつて共に過ごした

仲間を。数年間共に生活した仲間を戸惑うことなく命を奪うなど信じられなかった



「嘘だろ・・・フォックス!」


ファルコはフォックスに向かって叫ぶがフォックスが目を開ける様子はない


「おい、起きろよ!」


ファイター達の中怒りと悲しみが込み上げる中マスターハンドもまた呟いた


「信じられない。人を殺せるような者ではなかった。人を憎むことや信じることをしな
 い事はわからなくもない・・・理解できなくもないが・・・・これは・・・・まさか・・・・」

『あらあらー?仲間を殺しちゃったのー?』

「!」



マスターハンドとファイターたちが顔を上げると敵軍の中に1人が浮かんでいた。それは以前

クレイジーハンドと共にファイター達の前に現れた女の声だった。女は楽しげに告げる



「すごいわあ~あの子。普通じゃない何かを感じてはいたけど大人しそ
 うな顔してちゃっかり怖い事するのねー?ま さ か 殺しちゃうなんて」

「!」

「あ、もしかして私が余計な事言っちゃったから殺意が芽生えちゃったのかしら~」


空中に浮かびながら女は楽しそうにファイター達に告げた


「余計な・・・事?」

「貴方達が疑ってる事、話しちゃった♪」

「!」


クレイジーハンド達とは別の意味でファイターたちはハッとなった


「あなた達が詳しい事を教えてあげないから~巻き込まないようにって配慮かもしれ
 ないけどー?自分だけ知られないって言うのはちょっと仲間外れなんじゃないー?」

「・・・・・・・」

「そ・れ・を、私が言ったのよ?彼女の事は敵だって疑うし?彼女が貴方達信じて
 ないって言ってたけど・・・・信用していないのは貴方達の方じゃないのかしら~?」

「!」


言い返せない言葉にファイター達が黙り込んだ時、一段と低い声が聞こえた


「遺言はそれだけか?」

「あら?貴方・・・あの子に似てるわねー」


アクアはその場から駆け出すと女に向かって攻撃を仕掛けるが間一髪のところで避け

られてしまう。女は息切れしながら無表情のまま睨んでいる少女に向かって叫んだ


「ちょっと危ないじゃない!」

「貴様と話す事などない」

「かっわいくないわねぇー!」


アクアと女が戦いを始めて数分後、ファイター達も向かう中ルイージと数人は2人から離れ

られずにいた。未だに信じられず受け入れたくない事実、けれど目の前で明らかになって

いる事実。数秒後、ルイージの隣でピーチは立ちあがり告げた


「・・・戦わなきゃ。今は・・・悲しんでる場合じゃ・・・」

「ピーチ!?」


立ち上がったピーチに向かってルイージは叫ぶ。振り返ると歩き出そうとしたその時


『・・・・・かしら?』

「え?」


ピーチは足を止めた。その声はピーチだけでなくファイター達にも聞こえていた

微かに聞こえた為言葉は聞き取れなかったものの今までに聞き覚えのない声だった


『貴方た・・・・はま・・・信じな・・・の?』


その声は次第に鮮明になってくる。そして


『貴方達はまた信じないの?』


聞き覚えのない声にファイターたちは辺りを見渡す。敵の女の声でもなくファイターの声でも

ない。かといって『彼女達』の声でもない。すると再びファイター達に向かって謎の声は響く


『貴方達には魂の声が聞こえないのかしら?』

「魂の・・・声?」


聞き覚えのない女性の声はファイター達に問いかけていた。そして直後笑い声と共に伝える



『・・・貴方達が今するべき事は・・・そこの人を倒す事よ』

「・・・・・・」

『本当に息をしていない?鼓動は感じられない?』


言葉にルイージは確かめるように心臓に耳を当てる。が何度やっても音は聞こえない


「このっ・・・!」

「遅い」


幾度となく繰り返される攻撃も間を通って避けて行く。全ての行動を読んでいるかのように

次第に女の脳内にはイライラが募る。だからかさっきより攻撃が荒くなっている気がした


「攻撃が当たらない程度で・・・カルシウムが足りないんじゃないか?」

「いちいち頭にくる事ばっか言うわね・・・!貴方何者よ!」

「さっきもいったはずだが・・・アクア、隠された闇だ」


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次回

息をしていない事に愕然とする中ファイター達の頭に響いたのは女の人の声、一方ダークネスと

戦っていたリンク達もまた苦戦していた。我を取り戻した彩花の補助もありついにダークネスを

倒す・・・・!?そしてファイター達の前に、またしても彼女達と似た姿の少女が現れる・・・


次回 第21話、「神と世界と魂」


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