INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第18話、真の闇

マスターハンドと共にファイター達の元へ向かうも操られたファイター達と相対するダークネス

の攻撃にあたり操られた彩花は圧倒的な力でファイター達を苦しめる。成す術もなくダメージを

受け希望は絶たれようとしていた。そんな中彩花は別の場でダークネスと対峙しているのだった
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「・・・・・・貴様は全員を殺す。そして我に戻った時絶望するがいい」

「そんなことはさせない!」


暗い空間で彩花とダークネスは対峙していた。ここは現実世界とは違う心の中

強いて言えば精神の世界。その中で彩花はなんとか自我を保っていた


「ほら。最後の止めを刺せ。まずは1人・・・・」

「させ・・・るか・・・!」


苦し紛れに呟く中ダークネスは笑って告げる。周りは暗く2人以外には何も見えない


「なぜ抗う?」

「なぜ?」

「マスターハンドはすでに元に戻っている。当初の目的は達成したはずだ」


ダークネスに告げた「マスターハンドの救出」。それ自体はクリアしている。ファイターと

少女の間に見えぬ壁があることに気づいていたダークネスは疑問形で繰り返し尋ねた


「ファイターたちはそこまで重要ではあるまい?なぜ抗う?」

「誰かのいいなりになるのって許せないんだよね。・・・せめてここでは」


剣を握ったまま駆け出すと振るうが宙に浮かんだダークネスにするりと避けられる



「君は闇には勝てない。私の闇に飲まれるといい」

「・・・・・闇?」


ふと様子がおかしいことに気づいたダークネスは違和感を感じた。同時に少女の中に声が響いた

気がした。したのではなく脳内に確かに聞こえたのだ。彼女の声が、この言葉に敏感な彼女の声が


『・・・・・・』


彼女の声を聞き、彼女の存在を知ると黒い笑みを浮かべ彩花は口を開く



「・・・・闇?ふざけてるね」

「なに?」

「この程度で闇とか。ふざけてる」

「・・・・・・」


ふとダークネスは何かを感じた。それは強大な力で恐怖すら感じさせるものが彩花の中に現れていた

ダークネスの一言により現れたというべきか。現実世界と同じようにダークネスを睨むと答えた




『光がある限り闇は存在する。そして俺も』

「!」


一瞬、ほんの一瞬だった。ダークネスは痛みを感じ大きく揺らぎ直後彩花の前に誰かが現れる


「・・・この中に来る事は出来ないはず・・・何者だ・・・?」

「来たのではない。始めからいたのだ」


目の前に現れた人物は風景に馴染む暗い衣服をなびかせ降り立った。以前見たときと姿が

違う部分もあるものの本人である彩花には目の前にいるのが『彼女』だということにすぐ気づいた



「くっ」


その場からダークネスが消えると目の前にいた人物は振り返った。そんな彼女に向かって告げる


「・・・・忘れていたよ。本当の闇を」



「!」


再び立ち上がったことにファイターたちは気づくと彩花は地面に落ちていた剣を拾い上げた


「本当の闇は・・・」

「え?」


駆け寄った際僅かに何かを言った気がしたが声は小さく聞きとれなかった。聞き返そうと

した時さらにファイター達の洗脳が解けていた事に気づく。残りはあと僅かとなっていた


「戻った・・・の?」

「おや赤い人、君も戻ってたんだ」


その時遠くからマスターハンドの声が聞こえた。振り返ると誰かの姿が見える

声につられ横を向いた時、彩花の隣からロイが吹っ飛んだ


「えっ!?」


地面を転がると咄嗟に振り向いた。そこには攻撃主ファルコンの姿があったのだ



「貴様ごときが闇を語るとはな」

「!」



ダークハンドの前に立っていたのは青い服を来ていた人物。消えたはずの彩花の性格

そして直後その場に次々と同じく消えたはずの人物たちがファイター達の前に現れた



「えっ・・・えっ!?」


ディディーを始め誰しもがその人物の登場に驚いた


「・・・・・・ティウム!?」

「久しぶりだな」

「うっわー派手にやられてんねー」

「トパーズ!?」


またゼルダの前にも2人ある人物達が現れる


「・・・・・・・」

「きみどり、パープル!?」



「大丈夫?」

「え?あ、・・・・え?」


ロイは横から聞こえた声に振り向くとそこには青い、しかしあの人物とは薄い

色の服を着ている少女がいた。伸ばされた手を取り立ち上がるとその名を呼んだ



「マリン・・・・にあれは・・・・アクア?」

「久しぶり。でいいのかな?」


マスターハンドの前に立った人物は刃のような冷酷な目でダークネスを睨んでいた


「不覚だったな。貴様の軽率な一言が、隠れていたものを呼び起こすことになろうとはな」

「何者だ・・・」

「貴様に答える必要はない。強いていうなら・・・貴様と同じ、闇だ」


手に槍が現れると地面に叩きつけた瞬間各場に火柱が上がる。火柱の間を縫ってアクアは駆け

出すとダークネスに向かって槍を突き刺した。軌道をずらしかすれた程度だったが微かに当たった



「ぐっ・・・・!」



ダメージを受けたダークネスは消えるように去っていった。そしてさらにアクアの攻撃によって数人の

ファイター達が我に戻った。あの時消滅したはずの『彼女達』がいることと彩花がいることに驚き


「アクアなんで!?」

「っていうかなんで彩花がいるの!?」


次々と声が上がると緊迫した雰囲気を解くことなく告げた


「アクア達がなんでいるかは知らないよ。私はどっかの馬鹿を連れ戻しに来た」

「馬鹿って・・・」

「ウチらは消えた、けど魂だけは残ってたんだよ。元々彩花の強い意志によってウチらは存
 在したんだけど・・・消えかけてた意思がアレによって復活し・・・ウチらも復活みたいな?」


トパーズが答えると横でティウムは槍を構え告げた


「ま、細かい事はいいじゃねえか、復活した。それでいいだろ?」



(おそらくフォックスやファルコンはダークネスを倒さないと元には戻らない・・・・!)



ティウムの横で彩花はそんな事を考えダークネスを追いかけようとするがまだまだ操られた

ファイター達がおりゆく手が憚塞がれるのは避けられないだろう。一番の難点は破壊神クレイジー

ハンドだろう。微かに、遠くにいるルイージの声が聞こえた



「兄さん達を倒すなんて・・・できないよ!」



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次回 

残り数人、彩花は状況を打破するためにとある行動に出る。唐突で衝撃な行動にファイターを

始めマスターハンドは唖然とする。一番有効な手立てダークハンドを倒すことを決めるとダーク

ハンドの後を追い特殊な空間の入口へと飛び込むのだった



次回 第19話、「追い越して」


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