INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第17話、あらゆる限界値

ダークネスの攻撃によって敵の手に落ちた彩花。ファイター達の敵となり立ちふさがるのだった

その力はファイター達の想像を遥かに超え誰ひとり彼女を止める事は叶わなかった

マスターハンドの攻撃によって一部のファイターが我を取り戻すもそれ以上の苦戦が待ち受けていた
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ソニックは特徴的なスピートでクレイジーハンドの爆弾を避ける

しかし少し前に彩花が唱えた氷魔法によって凍った地面で滑っていった


「Wow・・・・これあいつが唱えたのかよ」

「ソニック上!」


ネスの言葉を聞き分けるとソニックは再び走り出しファルコンの攻撃を避ける



「こいつは・・・やばいぞ」

「おかしいだろ、こいつがこんなに強いなんてよ」


ドンキーとファルコは呟いた。表情は笑っているもののそれは絶望を感じての笑いである。本心から

は微塵も笑える状況ではない。少女の表情は変わらず、他のファイター達の表情も変わらぬまま



「無理やりつっても・・・強すぎだろ」


その頃、セガではソニック達と連絡を取るためテイルスを始め技術者たちが惑星ダークネス周辺

及び惑星ダークネスの周波数と波長を泡合わせようと奮闘していた。数時間後、それは成功する


「出来た!」

「急いで!」


スリッピーがせかしテイルスが頷くと通信をかけた。数コール後、ファルコとの通信が繋がる


「ファルコ!やっと繋がったよー!」

『おっせえぞスリッピー!』

「そんな事言わないでよーそこら一体の周波数が特殊過ぎて合わせるの大変だったんだからー」


スリッピーが状況を尋ねると案の定良い方向には向かっていなかった。それどころか向かうと

告げた少女がダークネスによって敵となった事を告げられ会話を聞いた一同は驚く。一人を除いて


(・・・彼女達がいないから?にしてもおかしいデスネ・・・)


数秒後、通信機に向かってクリアは告げた


「だとしたら変な加減は不要デス。倒すつもりでかかってくだサイ」

『は!?あいつを殺せっつーのか!?』

「それほどの意気込みでかからなければ、殺されマスヨ」


単調な口調でクリアは通信機に向かって話し続けた


「ちょっとやそっとじゃ彩花に傷をつけるなど不可能デス。

「ダークネスの力が弱まると皆の洗脳は解けるはずだよ!洗脳され
 ている時間が長いほど弱らせないと元に戻らないんじゃないかな」


現にダークネスが弱まった事でファイター達は元に戻ってきている。それでも全員が戻った

わけではなく数人が未だ操られたままだった。そしてそれは最初の方に操られたメンバー達

そんな言葉をスリッピーが告げているとクリアは通信機から離れ呟いた


「・・・思いの他苦戦していまスネ」


彩花が操られるなど、彼女達の一人のクリアですら想像していなかった



「なんで・・・・・」


やられていく一方のファイター達を見てルイージは叫んだ。ルイージの声はどこか涙ぐんでいるように

聞こえるもののそんな声はマリオや操られているファイター達には聞こえていない。通じていない


「おいクリア!お前あいつの分身だろ!弱点とか知らねえのかよ!」

『・・・戦う力があるとはいえ慣れているわけではありまセン。それに身体能力だけで言うな
 らばポケモントレーナーサンやオリマーさんにも劣りマス。体力が尽きるのはすぐでショウ』


クリアにある事を指摘されファルコは視線を外した。すると言われた通りな事に気づく


『操られているというのなら本人の意思は無視されているはずデス』

「確かに・・・以前より動きが段違いに鈍ってやがる・・・」

『・・・それは同時に身体的限界が来ても動かされることを意味しています』


クリアが告げたのはマスターハンドから聞いた事と同じだった。崩壊する可能性を意味

していた。遠くであるも会話を聞いていたマスターハンドはやはりと言葉を漏らす


「やはり・・・」

『幸い地球とここの重力は同じようデスガ、負荷はかかるでしょう』

「マスターハンド?」


震えた声で、マスターハンドは告げた


「全ての頂点に立つ者から力を与えられた・・・それは最強を意味しているのだ」

「まあ・・・って」

「そうだ。抑えなければ、今彩花は最強の存在。太刀打ちできる者は存在しない」


「!」



ふと横にいたガノンドロフに気づかずロイはガノンドロフの攻撃を受け飛んでいった

吹っ飛んだ先に彩花もまたフロルの力で瞬時に移動すると剣を構えていた



「・・・・・・っ」

「ロイ!くそっ」



ファイター達が助けに向かおうとするも操られたファイター達によって遮られる

見える状況からするとあの一撃を受けるとロイは間違いなく致命傷を受けるだろう


「・・・まずい」

「ルカリオ?」

「彩花の周りの波動が乱れている。このままいけば・・・我々だけでなく彩花も死ぬぞ」

「!」

「・・・この俺が・・・小娘ごときに・・・!」


遠くで膝をついていたガノンドロフは大魔王ガノンに姿を変えるとロイの前で佇む少女へと突進した


「ガノンドロフ!お前・・・!」


手加減する気なしのスピードにリンクは声を発する。が止まる様子もなく距離は縮まった

あと数メートルのところで少女の姿が消えるとガノンドロフに雷が直撃した


「ぐわっ」

「!」

「あのガノンドロフが・・・!?」


一瞬バランスを崩すが体勢を立て直すと再び向かっていく。フロルの力で姿は消えるものの

表れた背後にいたヨッシーは舌を伸ばすがそれもすんなりと避けられた


「見えていないはずなのに・・・後ろに目でもあるんですか!?」

「身体能力は一般人以下だが・・・聴力と気配にはファイター並だ!」


ファイター達が敵となったファイターとクレイジーハンド、彩花との戦いで怪我をする一方

彩花は何一つ怪我をしていない。大半は防御壁によって防がれているからだ


「あの青い壁をなんとかしねーとどうにもならないんじゃねーか!?」

「通常なら魔力切れで使えなくなるはずですが・・・一向に力が弱まりません。これも無理やり引き
 出されているからなのでしょうか?そろそろなんとかしなければ色んな意味で手遅れに・・・・・・!」

「・・・・・・・・」



無表情。それよりも無を感じされる。恐怖すら感じる雰囲気は誰かに似ていた


「どないするねん!これめっちゃピンチやんかー!」

「何か・・・方法はあるはずだよ!」


諦める様子はなくスリッピーは少しでも打開策を見出そうとあらゆる手段を試していた

ここまでの事態に巻き込まれたことのないマサキはお手上げ状態、エッグマンも当初のような

余裕な表情は消えさり心配するでもなく事の行く先を眺めていた


「・・・私達も、動いた方がよさそうデスネ」



誰にも聞こえない声でクリアは呟いた。その声に別の場にいた影は頷いた



「やはり、この事態を収拾するには倒すしかないか・・・!」

「スネーク!?」

「仕方あるまい。俺とて避けたかったが・・・こう手加減していてはこちらが死ぬ」



スネークの言葉に比較的死に躊躇しないサムス、クッパ、ミュウツーは同意を告げた


「ウソでしょ!?僕は反対だよ!」

「ピチュー・・・子供には辛いでしょうね。けど、仕方ないことなのよ」

「サムス!そんな・・・!」


理不尽な死を彼女達は幾度となく経験してきた。だからこそ今回に関してもそこまでの迷いは

ない。大事なのは結果なのだ。助けたところで、ダークネスに倒されてしまっては元も子もない



「・・・・・・?」



覚悟を決めた時、ふと何かが落ちる音がした。遠くを見ると彩花の下に剣が地面へと

落ちていたのだ。そして動きを止めたまま動く様子はなく誰しもが疑問に思い構えを緩めた


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次回

実在しない精神世界の中で彩花とダークネスは対峙していた。そんなダークネスの一言で

彩花は忘れていた事を思い出す。それをきっかけに消えたはずの存在が復活を遂げ彩花の

前に現れる。そしてファイター達の前に6人の『彼女達』が姿を表すのだった


次回 第18話、「真の闇」


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