INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第14話、惑星ダークネス

クリアとテイルスはスマブラにいた彩花と合流し予知夢の話を聞きセガに移動し詳しい情報と残りの

ファイター達の行方を追っているマサキ達と合流する。会話の中とこれまでから引っ掛かりを感じ

ふと勘違いをしていた事に気づく。本当の意図に気づくのだった
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「みんなが正常だったからってもう大丈夫なんてただの推測に過ぎない。これが目的なんだ!」

「どういうことだ?」

「ゼルダが予知夢を見ることを、そして私が予知夢を見ることを知っているとしたら・・・」


彩花はあの事件以来ただの人間ではなくなった。技術の未熟さはあれどファイター達と同等・・・

それ以上の力を得た。そして全ての空間の管理者の力ならばダークネスと呼ばれる存在を倒す

ことも十分可能だろう。ダークネスにとって一番邪魔なのは・・・・自分


「ファイター達と私に溝を作らせて引き離して・・・自分の領地に集まったところを狙うつもりだ!」

「「!」」


もし全員がそこでダークネスにあったとすれば、夢と同じことが起きる可能性だって

十分にある。そして、もしそうなったら・・・・全員が敵になったらそれこそ勝ち目はない


「予知夢で悪い事が起きると分かれば、その結果から遠ざけようと・・・違う結果を出そうとするよね?」

「まあ・・・」

「それ自体、ダークネスの想定内だとしたら・・・」


一手も二手も先を読んだ計画、だとしたらダークネスとは想像以上に厄介な存在となる

こんな方法いくら数々の出来事をしる彩花でも思いつかない、そこまでの頭脳はない


「まんまと罠にはめられたって事!?」

「全部・・・ダークネスの手の中で踊らされたって事・・・?」

「あくまで推測だよ?」


けど可能性としては十分にあるわけで、深刻な表情をする三人に対しクリアは尋ねた


「スリッピーサン、彼らとの通信は?」

「それが・・・周波数が違うからなのかうまく波長が合わなくって・・・いま合わせてるところ」


通信が取れないとなると今どんな状況か想像もつかない。下手をしたらすでに手遅れになって

いる可能性もあるのだ。クリアは目を閉じると瞑想するかのうに言葉を発さなかった。数秒後

オリジナルである彩花は顔を上げテイルスの名を呼んだ



「テイルス・・・だっけ」

「何?」

「あの飛行機で・・・・あの惑星まで連れていって」

「えっ!?」



彩花の言葉で一同に一瞬空気が止まる。1人で行くとなるとそれほど大きなリスクはない

現にファイター達でさえ無事という確証はないのだ。慌てた様子でスリッピーは振り返り告げた


「・・・だったらオイラたちも・・・・」

「戦えるものがいなくなったらそれこそこの世界は終わりだよ」


最悪の事態、本当に最悪の事態なのは戦える人物が一人もいなくなってしまった時だろう

とはいえ一人で行く危険性に変わりはない。エミーを始め数人が反対の言葉を述べる


「けど・・・やっぱり一人で行くのは危ないわよ・・・?」

「あんた・・・戦えるのか?」

「・・・皆ほど強くない。けど、無力じゃない」


状況が状況だけに受け入れていいものか、やはり止めるべきではないかと一同は困惑して

いた。そんな中少し離れた場から一人だけ違う言葉を発した事に一同は驚きの声を上げる


「・・・わかった」

「なに!?」


一同がエッグマンを見る中エッグマンはにやりと笑った


「中々見どころある小娘じゃな?その年でその覚悟・・・気にいったわい」

「お前・・・何を考えてるんだ!?」

「何、ワシは小娘の意気込みを買っただけじゃ」


だが彼らによって開発された銃を無効化するシールドはすでにファイター達が身に着けて

おりぴったりの数しか時間的にも作れていなかった。よっていま在庫はないのだ


「でもあの銃を無効化するシールドはもうないよ?」

「当たらなければ問題ない。私に考えがある。常に警戒していれば・・・防ぐ方法はある」


一同に沈黙が流れる。テイルス、ナックルズ、エミーを始めスリッピーやマサキも言葉を発さない

そんな様子をクリアも見守っていた。テイルスは目の前の少女の迷いのない目を見て頷く


「・・・・・わかったよ」


外へとでると彩花はテイルスと共に再び空へと飛び立っていった。姿が見えなくなるまで

一同は空を眺めていた。室内に戻ると領で頬を叩きマサキが叫ぶ


「・・・よっしゃ!自分たちも負けてられへんな!」

「・・・うん。僕たちは、僕たちに出来る事をしよう」


宇宙のイメージ通りそこはまさしく宇宙。空を見れば隕石が浮かんでいてどこかへ飛んでいく

隕石もある。数時間前、ファイター達はダークネスがいるとされる場へと辿り着いていた



「む!きをつけろ!!」

「ミュウツー?」


ミュウツーは構えをとる。するとミュウツーの視線の先に何者かの影が現れた



「・・・・・なぜ来た、無駄と分かっておきながら」

「そんなの決まってるでしょ?貴方達を・・・救うためよ」


ピーチの声に一同は頷くと前に出た。そして戸惑うことなく各自構えを取る




「本当にもう行っていいの?」

「うん。あの星に戻って調査を続けて。後は私1人で大丈夫」



どこか心の通った声にテイルスは誰かを見た気がした。自分がずっと憧れていた存在。性格は

まったく似ておらずとも芯の強さときっと大丈夫という安心感があった。頷くと再び飛行機に乗り

込み空へと飛んでいった。その場は幻想的ともいえる映像で見る宇宙によく似ていた


「あーあ、ついにSFまで来ちゃったか」


息が出来るということは酸素はある。が見渡す限り草木は生えておらず荒野というか荒れ地に見え

た。どうやって酸素が出来ているのか、一瞬だけ疑問に思うも今はそんなことを考えている場合ではない



(この中に、全員がいる。・・・大丈夫)



自分に言い聞かせるように呟くと顔を上げて遠くを見据えた。しばらく歩いていると気配を

感じ振り向くも誰もいない。しかし瞬時足音が聞こえ上を向くと崖の上にダークネスは立っていた



「やはり・・・来たか。忠告したというのに」

「・・・・・・!」



立っているだけで重さを感じた。それはこの星の重力なのか奴の気の強さ

なのかはわからない。ダークネスは手をかざすと背後から無数の隕石が落ちてきた


「ネール!」


防御魔法を唱えると岩は青い壁に触れた瞬間崩れて周りに落ちて行く


「逆らうと言うのか」

「君に用はない。私は・・・マスターハンドを連れ戻しに来た!」

「ほう」


念じると手に弓が現れる。矢のない弓を引くと光の矢が現れる。ピットの持つ神弓に似たような

ものだ。空中を浮いているダークネスに短距離な剣では攻撃が届かないと判断しての行動だ


「マスターハンドはどこ?」

「ふ・・・」


矢を射るがダークネスは動くことなく手を前に突き出した。すると彩花の防御壁と同じように矢は

ダークネスの目の前で粉々に砕け散った。仮にも女神の力、こんな結果は想定外だった


「!」

「その程度で、私を倒せると思ったか?」


再びダークネスは構えると上空に隕石が浮かんだ。ネールを構えようとするが走っていた際

さっきの落下した岩の破片で足を引っ掛けバランスを崩すと地面に倒れ込む。タイミングがずれ

ネールを発動する前にダークネスの攻撃隕石は落下し始めた




「伏せろ!!!!」


「!?」


叫び後の数秒後自分の体が浮かんだ。何かに掴まれると隕石と隕石の間を通り避けて

いく。真っ暗中動きが止まり握られた力が弱まると彩花はその正体に気づいた



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次回

攻撃から彩花を守ったのはずっと行方不明だったとある存在。しかし様子がおかしい事に気づくと

対象はどこかへと飛んで行くのだった。一方彩花が着くより先に惑星ダークネスにたどり着いていた

ファイター達もまたかつての仲間と、クレイジーハンドと戦いを繰り広げているのだった


次回 第15話、「洗脳」


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