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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第13話、もう1つの予知夢

ニンテンドー、セガのメカニック達が集まり転送銃を無効化するバリアを作ることに成功

ファイター達はそれを受け取ると黒幕がいるとされる場へと向かう事を決めるのだった

それとは別に彩花の性格「クリア」はテイルスと共にニンテンドーへと向かっているのだった
_____________________________________

「はい。あそこには・・・・わたしのオリジナルがイマス」

「え?・・・オリジナル?」


戦闘機でもないため飛行機で移動するには時間がかかる。宇宙を移動する中クリアは

比較的簡易的に自分の事、それを含めた彼女達の事、そして彼女の事を話した


「スマブラの一員に彩花と言う人物がいるのデス。私を含め他の6人・・・通称『彼女達』は彩花の
 別の人格を強調した存在なのです。どうしてそうなったかまで話すと長くなるので省略シマスガ」

「多重人格・・・?」

「比較的合ってマス。つまりスマブラには私の元の存在・・・オリジナルがいるはずデス」


数時間後、大気圏を突破すると地球の中へたどり着いた。勢いが止まると再び上空を飛ぶ


「これもまた複雑な訳があるのデスガ・・・私はこの事を彼女に伝える必要がありマス」





「音?」


自分の部屋にいた彩花は扉が開く音がしたのを感じた。シャドウの力でスマブラに戻ってきた

もののそこには誰もおらず、状況が分からぬまま待機していたのだが誰かが戻ってきたのか



「えぇっ!?クリアがもう一人!?」


少女の横でオレンジ色の狐とも見てとれる人物が驚いていた。テイルス、詳しい事は知らないが

ソニックと同じセガに住みソニックの仲間的存在だったような気がする。どちらにせよ想像していない

人物が目の前にいたのだ。そしてもう一人、白い衣服をまとった少女が立っていた


「・・・・・・」


自分とよく似た姿。だが彩花の記憶の中でも『彼女達』は消滅したはずなのだ。そしてなにより

目の前にいる人物がだれなのか、本人である彩花ですらわからなかった。すると少女は口を開く


「確か・・・あの時彩花はいないも同然だったので・・・私の事は知らないのデスカ」

「え・・・え?」

「私の名はクリア、以前2度目に性格が分かれてしまった時存在した貴方の性格デス」


初めて聞く彼女の存在に、どう反応すればいいかわからなかった。独特な口調と悪い印象は

受けない雰囲気、どちらかといえばきみどりに似たような感じだろうか



「時間がないので手短に話しマス」


自らの部屋へと案内するとテイルスは見慣れないものに興味を示す中クリアは話を切り出した


「ファイター達が動きだしマシタ。銃に対抗する力を持って」

「銃・・・ってあの転送銃?」


問いかけると横を向いていたテイルスが振り返って告げた


「僕達が銃を無効化するバリアを作ったんだ!」

「それは・・・どういうことかわかってるの?」


黒幕に向かうと言う事は敵となっているファルコン達と戦うことを意味している。どちらか、またはお

互いが望まないにしても必然的にそれは起こるだろう。数秒後、クリアと名乗った少女は答えた




「皆さん覚悟していると言っていマシタ」



彩花の頭の中に浮かんだのは今まで見てきた映像。その1つ1つを思い出していくと口を開く事態に

なんとなく気づいていたのはゼルダだけではない。彩花もまた夢によって異変には気付いていた


「最初見た夢は、全員が敵になる・・・はずだった」

「夢?」


テイルスが呟くと彩花はあの事を話した


「予知夢・・・というべきかな。スマブラの前で全員が敵になる夢を見たんだ」

「ええっ!?」


エリアから力ある物が狙われていると告げられた数日後、クレイジーハンドが襲ったとされる日

その日の夜再び夢を見た。スマブラの前でファイター達が攻撃する夢を見たのだ。誰かに告げられ

た訳でもなければ解説もないためただの夢の可能性も高く口にすることはなかった


「ファイターたちは?」

「いえ、ファイターたちは正常なまま惑星ダークネスと名付けられた場へ向かいました」

「・・・夢から外れたってことだよね」

「そうデスネ」


本拠地に向かったとすればこのまま終結に向かうのが普通の予測だろう。ここからどうあっても

スマブラでファイター達が敵になる光景は繋がらない。最悪だと思っていた事態から免れたのだ


「ということは・・・このまま・・・」


予測から外れたのは状況が状況だっただけに朗報とも言えるだろう。でもそれは逆にこれから

何が起こるか分からないという事を意味している。見ていた未来から逸れてしまったのだから


「テイルスサンを始め彩花の知る技術者たちが集まりあの銃を無効化することに成功しマシタ」

「技術者?」


クリアの口から出たのは誰も聞いたことのある名前だった


「今彼らの後援を受けファイターたちは惑星ダークネスに向かっていマス。状況確認のため私達も
 セガに戻る予定デス。彩花も・・・来ますヨネ?未だ飛ばされたファイターの行方は不明デスシ」



今は誰も気づいていない。この選択が正しいのかどうか、そして本当の未来のことを

惑星ダークネスに降り立ったファイターを視察していた一人の少女を・・・・・・



「ところで残りのメンバーの場所は分からないのか?」

「いろいろ努力はしてるんやけどなー」

「そんなにすぐにはいかないよ」


ナックルズが呟いた時扉が開いた。戻ったテイルスとクリアと共にもう一人増えていることに

気づくが同じ顔の人物がもう一人現れればそれは驚くだろう。瓜二つと言える姿なのだから


「彩花やんかー!あんた双子だったん?」

「違うよ。これには色々と不思議な事情があって・・・」


あの後あの星に対する調査とどこかの星へと飛ばされたファイター達の行方を探していたよう

だがしかし、世界は広く銃の範囲も分からないため見つけ出すのは至難の技だそうだ



「もしかしたら・・・もうすでにみんなその星にいるんじゃ・・・?」


そう言いだしたのはソニックの仲間エミーだった


「どういう意味だ?」

「だって言ってたじゃない。ミュウツー達が気配を感じてそれを元に探ったんでしょ?」


最初に言い出したのは手伝いをしていたルイージとロボットだった

そして後からファイター達も何かを感じミュウツーの力を元に星を探り当てたという


「ホンマ英雄っちゅーのが感じる気ってのはワイには分からへんわぁー」


そう言うとマサキ達の手伝いをするために彩花から離れていった。マップのようなものに電波

が走るような映像が流れ2人はキーボードのようなものを速いスピードで操作していく


「・・・・・・」


その場から移動することなく唐突に何かが引っ掛かっていた。それは今の会話の一連

ダークネスの気を感じ所在地を特定したというのならどこかおかしい。この私ですら違和感

を感じたのだ。そんな大きな気配今まで気づかなかった訳がない


「どうしたの?」


エミーがどこか考え込む彩花を見ると尋ねる。が質問に答えることなく


(力を抑えてたってこと・・・?)



なんらかのタイミングを見計らってファイター達に気づかれるように仕向けた?そう考えるのが

妥当だろう。ここ最近まで気づかなかったのだから。だけど何故今になって?疑問が疑問を呼ぶ


「何か、引っかかる点デモ?」

「クレイジーハンド達が逆らえないほどの存在なのに今まで気に気づかなかったってのはおかし
 くない?私やマサキみたいに一般人ならともかく・・・彼らは戦闘に関してはトップクラスだよ?」


もし、あそこにメンバーが集まることを計算していたら・・・・・・・・

意図的に気づかせ向かわせたのだとしたら・・・・


「確かに、波動を感じる事の出来るルカリオサン、広い情報網を持つスネークサン、他にも
 力には敏感な人達が集まっているはずなのに今まで気づかなかったのはおかしいデスネ」

「そんなのよっぽど突発的に来なきゃ気づかないもんだぜ?」


ナックルズが告げると2人は晴れない表情のまま考え込んでいた


「仮にダークネスが今まで力を押さえてて、今になってファイター達を向かせるため解放したとしたら」

「なんのために?」

「・・・うーん・・・」


考えるんだ、何かを見落としている気がする。予知夢から外れた事、あり得なくはないけど今まで

そんな事はなかった。元々見た回数が片手で数えるほどもなかったため判断するには厳しいが


「なにかある気が・・・!」


その時、頭の中に何かが過った。そして少女は大声を上げる



「そういうことか!」

「ど・・・どうしたのだ」


突然の大声にナックルズが反応した。それに続いて他のメンバー達も気づくと

一斉に彩花の方へと注目した。ピンときたがそれはピンチを表わしていた


「タイミング、場所が違えど同じ展開になる可能性はあり得る。ここから出る時点で正
 常でも・・・あの星についてから私の夢で見たような・・・全員が敵になるとしたら?」

「え?」

「みんなが正常だったからってもう大丈夫なんてただの推測に過ぎない。これが目的なんだ!」



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次回

真の目的に気づいた彩花とセガにいたメンバー達。最悪の事態が見える中彩花は

自らの力を持って止めに行く事を告げる。その頃ファイター達は惑星へと辿り着き・・・


次回 第14話、「惑星ダークネス」


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