INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第8話、重なった異変

ルイージが飛ばされマリオも敵だと言う事を知るファイター達。彩花の行方も分からなくなり

その事に気づいたファイター達はネスの予想通り彩花が黒なのではないのかと結論付けた

そんな中ファイター達のいる地下室で聞き慣れない声が聞こえたのだった
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「すごいなお前!たまにはやるじゃねえか!」

「君達は私をなんだと思っているのだ・・・」

「で、今どうなってるんだ?」


2人はウルフの状態を調べるため研究室に籠っていたためあれからの進展を知らない



「あぁ・・・まず、ルイージがマリオによってどこかへ飛ばされた。あの銃でな」

「マリオ・・・って確かソニックとソニックの故郷に行ってたんじゃなかったのか?」

「あぁ。だが、マリオだけ帰ってきて俺達の前に現れたんだ」



そしてもう一つ、確定ではないものの進行形で起きている疑問


「昨日から、彩花の姿が見えないのだ」

「なに?」

「地下室はみんなが集まる時に使うし・・・ロボットが常に立ち入りしてるから来たら分かるはず
 なんだ。自室、モニター室、昼寝しそうな外・・・いそうな場所どこを探しても見当たらないんだ」


そして以前よりネスが疑っていた事と照らし合わせ動き出したのではないかと推測された


「・・・考えにくいな。それほどの力があいつにあるか?」

「全部、演技だったって考えれば不可能じゃない」

「・・・これだけ多種多様な得意分野を持つファイターの前だぞ?誰かしら気づきそうなものだが?」


人の心を読むSPI使いネスとリュカ、普段より接することの多いロイ、過去に会ったことの

あるミュウツー、ルカリオ。他にもサムスやスネークと言った疑い深い人物もいるのだ


「地下室、いつも立ち入り禁止の紙貼ってたよね」

「・・・まさか、あの中で首謀者達と通信していたというのか?」

『・・・・』

「?」


ふと、ゼルダは誰かが言葉を発した気がした。が声は聞いたこともなくサムス、ピーチ

ナナ、プリン、女性陣の誰にも当てはまらない声に思わず首を傾げる。気のせいかと思うと


『なるほど・・・ファイターたちは、そう結論付けマスカ』



聞き覚えのない声にゼルダはハッとなるが次の瞬間、部屋中に誰かの声が聞こえた


『貴方達の結論は、私が黒・・・ということデスカ』

「!」


再び聞こえた声に今度はゼルダだけでなくファイター達も聞こえたようで突然の声に驚いた


「今・・・誰か喋った!?」


数人が立ち上がり周りを見渡すも姿は見当たらない。表情を変えるとファイターたちはそれ

ぞれ傍にあった武器を持つと構える。続いて座っていた残りのファイター達も立ち上がった


「誰だ!?」

『・・・武器を下ろしてくだサイ』


姿が見えないものの声からするとファイター達の様子は見えているようでリンクを始め武器を構えて

いる数人に向かって言ったのだろう。とはいえ姿も見えずこんな状況。警戒するなと言う方が無理だ


「姿を現したらどうだ?」

「隠れているなんて卑怯だぞ!」



ファイター達が叫ぶと会議室の入口の自動ドアが開く音がした。後ろを向いていたファイター

達が振り返ると扉の向こうに1人の少女が立っていた。その姿を見てファイター達は驚く



「初めまして・・・いえ、一部の人達はお久しぶり・・・というべきデスカ」

「彩花!?」


その姿は彩花そのものだった。疑問を問いかけるより前に少女は自らの名を名乗った


「私の名はクリアといいマス」

「クリア・・・?」


ネスはどこかで見たことあるような感じがして必死に考える。他のファイター達も考えるが

誰かが答えを導き出す前に再び少女は口を開き独特な口調でファイター達に告げる


「・・・覚えていまセンカ?過去で会ったはずデスガ」

「過去・・・?」

「大体の事は知っているはずなので手短に説明しマスが・・・皆サンの想定
 通り私は彩花の性格の1人デス。4人は以前会った事があるはずデスガ」


ルイージ、ネス、アイク、リンク。かつてダークハンドを倒した後タイムマシンが不要に

なったのでマスターハンドが元の乱闘場へと戻そうとしていた時の事、誤作動により

ルイージ、ネス、アイク、リンクは過去へと飛ばされたのだ


「クリア・・・・!思い出しました!」

「あの時確かきみどりがいなくて・・・僕達の知らないクリアとピンクがいたんだ!」



リンクとネスは思い出したようにあの時の事を話す。が言葉は一区切りを置いて遮られた



「細かい事を今は話している時間はありまセン。まずは・・・皆サンセガに向かいまショウ」

「セガ・・・って」


ファイター達は顔を見合わせる。突如現れたかと思えば指示を出したのだ


「・・・得体の知れない存在に命令され気は乗らないと思いマスガ・・・」

「そ、そんなことは!」

「・・・今は、言うとおりにしてくだサイ」



セガと言えばソニックの行方が心配という事もありサムスとメタナイトの飛行船によって

宇宙を越えある惑星にやってくると地面に着陸した。セガに来るのは2回目でファイター

達はクリアの言うがまま以前立ち寄った建物へと向かった



「ソニック・・・・!?」



扉を抜けた先にはオレンジの人物テイルスと赤い人物ナックルズ、そしてソニックの姿が

あった。扉が開いた事に気づいた3人が振り返るとそこにはファイター達の姿があった



「Why?なんであんたたちがいるんだ?」

「ソニックーーー!無事だったんだーーー!」

「うおっ!?」


子供リンク達の突進に驚くもファイター達は無傷のソニックを見て安堵の息を吐いた

スマブラにいたファイター達に起きた事を話すとソニックは驚きを隠せなかった



「・・・・・・・・・・カオスエメラルドは」

「あぁ、一つは無事だったぜ。他は・・・盗まれちまったみたいだがよ」

「マスターエメラルドも無事だったんだ。最悪とまではいかないだろう」


すると再び扉が開きそこにはファルコの姿があった。ファルコだけではなくその仲間達の

姿も扉の向こうにいた。またしても一部のファイター達がファルコへと突進して行く



「うわああああんファルコおおおおお!」

「うわ!うっせえぞサル!」

「オイラはチンパンジーだよおおおおお!」


ファルコは呆れつつもファイター達を見るとファルコもまたファイターたちの無事に

ため息をついた。そんな中緑色のカエルのような人物が少女に向かって尋ねた


「オイラたちを呼んだのは君だね?」

「そうデスネ」


ファルコは彩花と瓜二つの存在を見るとぎょっとした。勢いよく駆け寄ると叫びながら問いかける


「彩花!?にしてはなんか雰囲気が・・・・」

「初めましてデスネ。ファルコサン」

「んな!?」


再びファルコは驚きの声を上げる。少女はオレンジ色の人物に向かってあることを伝えた



「テイルスサン。彼がスリッピー、貴方と同じメカニックです。強力な助っ人になるかと」

「君が!初めまして。僕はテイルス」

「ん?あぁ。オイラはスリッピー!・・・どういうことだい?」


これには説明が必要だと独り言を呟くとファイター達も含め全員に向かって説明を始めた


「結論からいいますと、ファルコサン達が受けた依頼と今回の事件は繋がっているのです」

「なにっ!?」

「えっ!?」


一同が顔を見合わせるとスリッピーと名乗った緑色のカエルの姿をした人物に告げる


「ソニックサンを始め彼らはここで今回の事件の黒幕と性質を調べていたのです。貴
 方達スターフォックスのメンバーには通信で説明した通りそれに協力頂けないかと」

「そういうことね!全然オッケーだよ!」



一段落したと少女はため息をつくとファイター達に向き直り改めてと前置きした


「改めて自己紹介します。私はクリア。彩花の性格の一部デス」

「ちょっとまってよ!確か性格って・・・消滅したんじゃ?」


ロイに対してクリアは変わらぬ特徴的な口調で答えた


「私はクリア。透明。よって私は元から存在していないも同然の存在なのデス」

「・・・・・?」

「あの時、彼女達は力の消耗により消滅しましたが・・・私は戦っていないの
 で現に存在しているのデス。正確にはあの時あの場にいなかったのデスガ」


見た目は彩花そのものなのだが普段着ないような服を着ていて見方によれば魔道士にも見える

かつて存在していたアクア達と同じ模様、形の服であり彼女達の一人については違和感がない


「さて、見ていた所皆サンはオリジナル(彩花)がスパイだと断定したのデスネ?」


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次回

ファイター達の前に現れた彼女達の一人だと告げるクリア。ファルコ、ソニックと合流しクリアは

話し合いの結果導き出した結論を尋ねるのだった。否定することのできないファイター達に対し

クリアは今回の事件について知っている事を話すのだった


次回 第9話、「潔白証明」


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