INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第7話、特別な人物

全員の自己紹介が終わった後次の日を迎えた新メンバー達はマスターハンド、リンク、

ルイージによって手料理を振舞われるのだった。朝食を終えマスターハンドにより招集がかか

るとついに新メンバー達と乱闘ができるのかとマリオ達は心待ちにしていた
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「ふむ・・・実はな。もう一人来るんだ」


思わず聞き返すがマリオは昨日のマスターハンドの言葉を思いだす。その時最後Drマリオ

が来た時点でマスターハンドは全員が集まったと自己紹介を始めたのだ。その事を指摘すると


「あぁ。ファイターはな」

「??」


言う事が理解できずにメンバー達は首を傾げるとクレイジーハンドが言葉を発した


「連絡はとれたのか?」

「あぁ。来てくれるそうだ。明日か明後日か・・・そのくらいになるだろうな」



「どういうこと?」

「・・・乱闘に参加するファイター達はこれで全員だ。もう一人来るというのは特別な人物なんだ」

「特別な・・・人物?」



『特別』という分類にメンバー達の謎は深まるばかりだった


「以前君達は聞かなかったが・・・疑問に思わなかったか?なぜ私が君達
 の存在を知っているのか。なぜ世界を救った有名な者を知っていたのか」

「!それは・・・」



その疑問は確かに抱いていた。スマブラに来て慣れてきた頃メンバー達は共通の

この疑問を抱いていた。特に別の星から来たカービィやサムス、フォックス達のことを

知るのには余程の偶然でもない限りないだろう



「それは・・・マスターハンドが神だからじゃないのか?」


幾度となく疑問を尋ねたり何かが起きるたびマスターハンドは『神』の存在を主張して

いた。その効果もあってか大抵の事は『神』だからという結論に終わるようになっていた



「確かに私やクレイジーハンドは神だ」



今回の新ファイター達を選んだのはほとんどがクレイジーハンド。しかし、最初の頃元

メンバー達の中でも私やクレイジーハンドが知っているのはほんの一部だけだと話す



「では何故君達の存在を知ることができたのか?それは・・・・知ったのだ。彼女によって」

「彼女・・・ということは女性ですか?」


ゼルダが尋ねるとマスターハンドは頷いた


「マリオ、リンク、カービィ、ピカチュウ。マリオは元々呼ぶつもりだったが3人を呼ぶきっかけ
 は彼女に3人の存在を教えられたからだ。彼女はそれだけではなくその後もスマブラ制作
 にあたり様々な案を出してくれたりステージやアイテム、ルールなどを考えてくれたのだ」

「それって・・・スマブラを作ったって事!?」


ルイージは驚きながら叫ぶ


「最初企画をし作ることを決めたのは私とクレイジーハンドだが、彼女はその支援をしてくれたの
 だ。ある意味では創造主といっても過言ではないな。彼女もまたスマブラを作った1人なのだ」

「えええええええええっ!?」


リビングに残っていたファイター達が叫ぶ中これまで興味を示さなかったミュウツーは何かに気づいた


『まさか・・・・その人物は・・・』

「おっと。そっから先はお楽しみにしとこうぜ?」


それはクレイジーハンドによって止められるが何かを知っているような口調だった



「あぁ。そうだったな。新メンバーを抜擢したのは主に俺だが・・・ミュウツー
 はそいつによって推薦されこうしてメンバーとして呼ぶことになったのだ」

「神なのか?」

「いや。人間だ」

「「えっ!?(なに!?)」」


一斉が声を上げた。人によって言葉は違うものの同じニュアンスの言葉が発せられた



(人間・・・!?)



マリオは心の中で驚く。創造主というものだからこの2人と同じように神だと思っていたのだ

しかしここに来る人物は神ではなく何の変哲もない人間だそうだ


(マスターハンドやクレイジーハンドと共にスマブラを作った人物・・・・)


結成されてから3日が経ちマスターハンドから聞かされた話は一同に知れ渡っていた



「スマブラ制作を手伝った人物・・・ですか」

「しかも人間だってさ」


元スマブラメンバーを中心にその話題は常に上がっていた。そしてもう1つ、一同はある事

をマスターハンドから聞かされていた。すると隣でカービィがじたばたさせながら叫んだ



「あぁあああああ早く教えてくれないかなーー」


マスターハンドから聞かされた内容とは『乱闘』に関することだった。待っている間どうしても乱

闘がしたくなったメンバー達はマスターハンドに頼み乱闘ができないものかと尋ねたのだった



「まさか新しいステージがあるなんて・・・知りたいよー!」


そこで知った驚きの事実。新メンバーを迎えたことによりアイテム、ステージ、ルールなど

もリニューアルしたものとなっているそうだ。ほとんどが新しいものとなっているそうだ



「新メンバー達の強さも知りたいしなー・・・」


リビングでそんなことをマリオ達が話している時、新メンバーの中でもある共通

点の多さからいち早く打ち解けた2人は外の広い場所で剣の手合わせをしていた


「王子だって言うもんだからどうなんだろうと思ったら・・・とっても強いじゃないか」

「ロイだって強いじゃないか」



2人は互角の戦いをしておりどちらが勝ってもおかしくないと思われた。その時




「ええぇえええええっ!?」





広場の下の方から誰かの叫び声が聞こえ2人は動きを止めた。確認するとどちらも今の声が聞

こえたようで間違いではないようだ。だが」聞いたこともない声であることからファイターではない



「人の声・・・だよね。それに・・・今の叫び声・・・」


ただ事ではないと察するとロイが様子を見に行くと言った。危険な可能性もあるため他の人

に知らせた方が良いのではないかと尋ねるがだとすれば一刻を争うと剣を片手に飛び出して

いった。森の中で1人の少女が立ちすくんでいた。その目の前には大きなクマが



「なんでこんなところにクマが・・・」



逃げたいと思うがその恐怖から体全体が振るえ足が動かない

クマと自分以外誰がいると言うわけでもないのに少女は1人で会話を続ける



「クマには死んだふりを・・・ってそんなの効くわけないじゃん!」



1人でツッコミを入れるが威嚇するクマを見るとそんなことを考えている余裕もない

次第に声が出なくなりただただ迫ってくるクマから目を離せずにいた


「!」



声のした方へ走って行ったロイは誰かが今何かに襲われているということに気づく


「あれは何!?」


巨大な生物がいまにも襲いかかりそうに牙を向けている。少女は恐怖から動けないのか自力で

は逃げだせそうにもない。あの生物が何なのか考えていた時、生物が動き出しそうな予感がした



「危ないっ!!」


前に走ると手に持っていた剣をクマに振るった。当たりはしなかったものの少しかすれた感触がした



「!!」



目を閉じた数秒後、何も起こらない事に気付いた少女はゆっくりと目を開けた。すると目の前に

いたのはクマではなく1人の人間だった。片手には自分にまったくといっていいほど縁のない

見たこともない剣が握られていた。開いた瞬間飛び込んだ物体に思わず声を発する



「えっ・・・?」


後ろに下がったクマはすぐに手を振り上げると鋭い爪を突き立て人間に向かう。少女の

国ではクマによって誰かが死んだとか大怪我したなどというニュースはよく見る



「あ・・・っ!?」



危ない。と叫ぼうとしたが声は擦れ最初の言葉しか出ない。しかし剣を持った誰かは攻撃を

避けると切りかかった。掠り傷を負ったクマはその傷を押さえながら森の中へと消えていった



「・・・・・・・・」


今。何が起きたのかわからなかった。クマに遭遇したことにより頭がパニック状態にあるのは間

違いないのだがそれ以上に変な格好をした人物がいることとその人物が剣という見慣れない物

を持っている事に、現実的にあり得ない物を持っている事にさらにパニックになっていた


「大丈夫?」

「え?・・・・え?」


振り返ると剣を鞘に戻しその一部始終が信じられない。夢の世界にいるのではないかと錯覚する



(人が・・・熊を・・・・倒した?)


正しく言えば追い返した。その人物を見るとどこから突っ込んでいいものか分からない状況になる


(剣・・・・赤・・・・え?)



そこにいたのは現実的にあり得ない、信じられない姿をした少年だった


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次回

マスターハンドから衝撃の言葉を聞いたマリオ達は人間と言うその人物を心待ちにし、また

スマブラについて説明される時を心待ちにしていた。ついにスマブラにもう一人の創造主が

やってくるのだがその人物は想像していたよりも一般的な人物だったのだが・・・


次回 第8話、「もう一人の創造主」


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