INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第7話、容疑者の失踪

疑いの目を向けている事を告げるも否定することなく受け入れた彩花。そんな中見回りに出ていたルイ

ージ達の前にセガに行っていたマリオが戻ってくるのだった。しかしミュウツーは異変を感じ結果敵と

なっていた事を知る。別の場から構えていたファルコンによってルイージは飛ばされてしまうのだった
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「・・・これ以上見回りをするのは効果的じゃないかもね」

「わざわざ的を出しに行ってるようなもんだからな」


呼び出しによって地下室に集まったファイター達だが伝えられたのは悲報ともいえる結果

だったマリオが敵となっていた事、そしてファルコンによってルイージが飛ばされた事


「じゃあ皆が狙われてるってこと・・・?」

「多分。皆を他の星に飛ばす事がマリオ達の目的なんじゃないかな・・・」


そしてミュウツーはある事が気になっていた。マリオが告げたあの言葉だ


「だが、一つ気になることがある。マリオはこの世界を、私達を救うためにしていると言ったのだ」

「・・・どういうことだ?」

「あの銃でファイターを飛ばすことが・・・ニンテンドーと僕たちを救う・・・?」


その時ミュウツーはこの場にとある人物が見当たらない事に気付いた。部屋は広く何十人もの

ファイターが集まっているためぱっと見ではわからないだろう。が注意深く探しても見当たらないのだ


「・・・彩花は?」



別の場、敷地内であるものの屋外にいた時後ろから声が聞こえた



「うふふ、みーつけた♪」

「!?」


振り返ると見覚えも見たこともない女の人が浮かんでは笑いを浮かべていた。浮いている所が

ただの人ではない事を明らかにしているものの人の姿をしていて町にいたら人間と思われても

違和感はない姿をしていた。だが雰囲気は来客のような穏やかな存在ではないだろう



「・・・どちらさまで?」

「ふふ、思ったより冷静なのね」


女が懐から取り出したのは一丁の銃だった。デザイン共にファルコン達が持っていたものなのだが

当時いなかった、その後も遭遇すること無かった彩花にとってはただの銃にしか見えない



「あらあら、もしかしてこれが何かわからないの?」

「・・・銃でしょ。わかるし」


いくら縁がない物とはいえ目にすることくらいは一度くらいならある。偽物ならば誰しもが

一度くらい玩具屋で見たことくらいはあるだろう。すると笑い声を上げて口が開いた



「・・・・本当になにも知られてないのね。貴方って相当信用されてないのね」

「・・・?」


女が下に降りるとその横にはフォックスとクレイジーハンドの姿があった


「はっ!?クレイジーに・・・フォックス!?」

「「・・・・・・」」


気配も何も感じず女が地面に着いた途端重なっていたかのように真後ろから姿は現れた。驚か

ないわけはなく叫ぶが2人は返答がない。これがファイター達の言っていた事なのだと理解する


(操られてる・・・?)


雰囲気事態は穏やかではないもののぱっと見では判断できない。ただただ沈黙と緊張した

時間だけが流れた。実際には数分だったのだろうが何時間のように長く感じる


「じゃあね、死んで♪」

「なっ・・・・」



構えられた手から爆発物のようなものが無数飛んでくる。咄嗟にネールで防御してるものの

壁は爆発ごとに揺らぎ攻撃力が相当強い事が分かる。こっちが攻撃する隙が一向にない


「魔法使い・・・!?」

「・・・意外とやるじゃない。てっきり3秒もあれば死んじゃうと思ったんだけど」


そうとう自信があるのか笑みを浮かべたまま女の人は告げた。嫌味かのように、わざと

苛立ちを奮い立たせようとしているかのような口調で彩花に問いかける


「ずーっと見てたけど、貴方だけ会議に参加してないなんて・・・今までもそうだったの?」

「あの人達はお人よしの馬鹿だからね。戦いに縁のない人は巻き込みたくないんだってさ」

「あら、見た目にそぐわず口が悪いのね」

「余計なお世話です」


緊張がほどけぬまま汗が流れ出るのを感じた。冷静さなど保っていられないがむやみに

突っ込んだ所でどれだけの力を隠し持っているかすら分からない相手に勝てるとも思わない


「あらかわいそうー。仲間外れなんて」

「いいんじゃない?変に近寄られるよりは」

「・・・それは本心かしら?」


全てを知っている、と言わんばかりに笑って見せた。そんな表情が一層不愉快にさせる


「なんだか疑われているようじゃない?彼らはずーっとお仲間だと思ってた人が突然
 攻撃してきてショックを隠しきれないみたいだけど、貴方はそうでもないのかしら?」

「私、あの人たちを仲間だと思った事ないから」

「ふーん?まあいいわ、貴方が立ちはだかった場合厄介になるのは知ってるの」



腕を構えると先端から電流が走った。雷を撃とうとしているのか、その時



「まて!・・・俺がやる」

「あら?クレイジーやる気になった?」


クレイジーハンドは数歩前に出ると彩花と敵対するように浮かんだ。表情などないため

今クレイジーが何を思っているのか、本気なのか何を考えているのか一向にわからない


「・・・本気?」

「あぁ」


彩花の真上へと浮上すると指先からいくつもの爆弾を投下する。女の人の攻撃と似ているが

基本的な性質は違いまったくの別物だろう。だが何度も見たことのある攻撃、さっきとは違う


「クレイジーハンド、マスターハンドは?」

「・・・お前が知る必要はない」

「ひどいなあ。それじゃまるでファイター達と一緒じゃないか」




気配を感じ後ろを振り返るとフォックスが銃を構えていた。咄嗟に魔法を発動しようとするが

一瞬の遅れでフォックスの構えた銃はすでに発射され真っ直ぐに飛んだ光は彩花に当たった



「!」



目の前が光に包まれるのとどこか意識が遠くなるのを感じながらその場から彩花の姿は消えた

目的を達成した3人は無言のまま姿を消す。そして彩花の姿が見たらないことにファイターたちは

次第に気づく。夕食時に来ないことを始め部屋、地下室、あらゆる場を探すが見当たらない



「えぇってっきり昼寝とかしてるのかと思ってたよ・・・」

「外も中も手分けして回ったけど・・・いつもいる、いそうな場所どこにもいなかったんだ」

「・・・やっぱり・・・!」



立て続けにファイター達が敵として回って行くからか心配よりも先に寝返ったのではないかと

いう疑いが真っ先にファイター達に浮かび上がった。敵として現れていないもののこう姿を見ないと



「おいおい・・・嘘だろ?」

「ま、まだ確定したわけじゃ・・・」


やはりそうだったと述べる者がいるなか未だ信じられない、考えられない一部のメンバー

たちは確定していない故決めつけるのは速いと肯定派のファイター達を説得しようとする


「じゃあなんで帰ってこないんですか?」


リンクの問いかけに空間は静けさが立ちこめる。もし彩花が寝返ったとするならファイターの中

で誰よりもショックを受けている人物にファイター達は気づいていた。慕っていたファイター達だ


「ネスの言ってた事は本当なの・・・!?」

「信じたくはないが、その可能性が強くなってきたな」


初対面時よりどこか協調性にかけ自らの事を話しもしない。どこか一部のファイター達

を嫌い以前も話しに上がった疑問点を含め疑うには十分すぎる証拠となっていた


「ウルフ!元に戻ったんだね!」


扉が開く音がしまっさきにピカチュウの声が聞こえた。一同が振り向くとDrマリオと

ポケモンの姿ではなくいつも通りの狼の姿をし二足歩行しているウルフの姿があった



「あぁ。どうやら薬によって変異が起きてたらしいんだが・・・」

「その薬の原材料さえ分かればこちらのものだ。打ち消す薬を作ったら元に戻った」



普段怪しい事しかしていないため忘れられているのだがスマブラメンバーの1人Drマリオは医者

であり日々新しい薬を作ろうと研究している。数々の功績を残しある程度の分析なら得意なのだ


「すごいなお前!たまにはやるじゃねえか!」

「君達は私をなんだと思っているのだ・・・」


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次回

Drマリオによって元の姿に戻る事に成功したウルフ。2人の問いかけによりファイターたちは

あの後起きた主な出来事を伝えるのだった。そして行きついたのはスパイである彩花が

動き出したという結論。その時ゼルダの脳内に誰かの声が響くのだった



次回 第8話、「重なった異変」


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