INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第4話、怪しいのは

クレイジーハンドに襲撃されたスマブラ。立て続けに起きる信じられない出来事によって

ファイター達はパニック状態になっていた。フォックスもまたファイター達に攻撃を仕掛ける

一夜を迎えようとしている中他にも裏切り者がいるのではないかと思い始めていた
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その日の夜、半壊したため半分のファイター達の部屋は消滅し残っていたファイター達の

部屋で一夜を明かすことになっていた。割り振りが行われた後彩花は地下室へと移動していた


「誰かがアクセスした痕跡はありませんね」

「データが盗まれているわけじゃない・・・か」


ファイターの情報を盗むために襲撃は起きたのではないかと疑問に思った彩花はロボットに

頼み自分以外の人物がアクセスしたのではないかと調べてもらっていた。が痕跡はなし


「データは消えてないし・・・コピーされた可能性もあるか」

「だとしたらどこのログにも残ってませんし相当優秀なハッカーですよ?」



単純にファイター達を消したかっただけなのか、恐怖心を仰いで何かを狙っているのか

ファイター達が見たという女の人とクレイジーハンドの考える事は分からなかった


「なんだか・・・とんでもないことになってしまいましたね・・・」

「何の目的で襲ったのかも、クレイジーハンドが攻撃した理由もさっぱりわからないね」


結局データ関係は白。機械までの道は掻き分けられた事によって出来ていたが未だ地面には

あらゆる本が散らばっていた。散らかっている紙と本を拾い上げていると足場が揺れた気がした



「今・・・揺れた?」

「いえ・・・?私はなにも感じませんでしたが」

「気のせい・・・?」



別の部屋、カービィ、メタナイト、ネス、リュカもとあるを話していた。それはディディーコング

がファルコンが言っていたというこの中にも敵はいるかもしれないという言葉について



「みんなは、この中にも裏切ってる人がいるかもって思ってるんだよね?」

「あぁ、多分な」

「メタナイトも?」

「そんなことはない・・と言いたいが複雑だな、この現状を突き付けられると・・・」


冷静さを取り戻したもののいつものメタナイトを始め3人もまた沈んだ表情は変わらぬまま他の

ファイターたちも各々考えているだろう。明日少し落ち着いた状態で再び話合う事になるだろう

そして次の日、リビングはないため地下室に集まると昨日一日で起きた事を整理していた


「まずはクレイジー達が本当に寝返ったのか真実を確かめなければな」


そしてやはりあの話題が上がる。ルイージが呟くとネスがおそるおそる問いかける


「ねぇ・・・この中に・・まだいるかもしれないんだよね」

「ルイージは信じてるの?ファルコンのことば」

「わからない・・・けど、クレイジー、ファルコンに続いてフォックスもとなると・・・」


変に焦燥感を生み出すのも疑惑を奮い立たせるのも逆効果だろう。だがいつ不意を突かれ

襲われるかわからないという恐怖がなによりもファイター達を襲っていた


「ガノンドロフ、まさか・・・」

「フン、目の前に標的がいるというのに好機を待つなど小細工をするものか。やろう
 と思うのならとっくにやっている。大体俺は誰かとつるむなど馬鹿げた事はしない」

「ワガハイも同意だ。得体の知れぬ銃でこそこそ消すくらいならこの爪で八つ裂きにするわ」

「一番怪しいの・・・・彩花じゃない?」



ネスの呟きに疑いの目で見ていたリンク、否定するガノンドロフ、クッパ共に一同が注目した

案の定この場に少女の姿はない。それはいつものことである。寝坊の常習犯でありこの事に

関しては誰も何も思わない。しかしネスの唐突な言葉にファイター達は思わず会話を止めた


「彩花が?」

「確かにファイターの中には変な人がいたり悪者だった人もいるよ?けど・・・ある意味一番僕
 達が何も知らなくて謎が多いのは彩花じゃないかな?彩花の話、あんまり聞いたことないし」


ファイターたちはマスターハンド達の説明より何をしたか、どこにいたかなど聞いたことがある

彩花も出身地、トレーナーである事は聞いたことがあるがそれ意外これといった事を聞いたことが

ない。そしてネスがこの人物の名を上げたのは他にも理由があった



「だ・・・だってメタナイトがこのこと話しても平然としてたし・・・」

「確かに、聞いていた経歴に比べ冷静な対応だったな」


あまりの衝撃に言葉が出なかったこともあり得るだろう。現にクレイジーハンドの攻撃とファルコ

からの途切れ途切れの通信の話を聞いた際ファイターほどではないが似たような反応を見せた

だがメタナイトからファルコンとデデデの話を聞いた際、想像していたほどの驚きを見せなかった



「もし・・・もしだよ?このことは僕たちが結成される前から計画されてたら・・・・?」

「なに?」

「変だと思わない?いきなり戦えるようになるなんて。ファントムの時神様から力を貰って戦
 えるようになったって言うなら分かるけどそれ以前にもう戦えたなんて・・・・隠す必要ある?」


そこに言葉を返したのはこの件について話した事のあるリンクだった


「その件については、戦えるとはいえ自分はファイターに比べると大したことはなく戦える
 とは言えないと・・・多少の魔法が使えるだけで勇敢に戦うほどの勇気がないからと・・・」

「だとしても、戦えるからって戦わなきゃいけないわけじゃないんだよ?隠す必要ないじゃないか」

「それは・・・そうですが」


ハイラルの女神の力、ゼルダも使う事の出来る3つの魔法だけなら過去に聞いたゼルダの話

で納得も行く。だがその他の魔法、中でもよく見る「ブリザード」は一体どこで覚えたのか


「わざわざ危険だと知ってる場所に行く?行かないといけない理由があるわけでもないのに。
 戦えないのに旅してたって言うのも、本当か・・・元々使えたんじゃないの?それを隠して・・・」


ネスが言いたいのはこれは計画され今になった実行されたマスターハンド達の計画ではないか

首謀者はマスターハンド及びクレイジーハンドだとしてスマブラが始まる前に知り合っていたと

される彩花も加担者。そしてファルコン、フォックスは仲間だったのではないか


「あり得なくはないわね」

「ってそれフォックスがファルコを裏切ったって事になるんじゃ!?」

「・・・まさか、ファルコのあれはフォックスが・・・?」


推測が正しければフォックスはファイター達だけでなくさらに前から仲間として共にしていた

ファルコを裏切ったこととなる。あくまで予想だとネスは告げるが信憑性が高く話も噛み合う


「えぇっフォックスが!?あの時オイラを助けてくれたのに!」

「全て演技だった可能性もある。だとしたら相当上手く騙されたもんだ」


上がった名の中で現在もなお共に行動しているのはただ一人、彩花だった

こんな時代だというのにいつもと変わらぬ言動に一層疑いは深まるばかり


「あれー階段直ってる」

「あぁ、皆サンで直しタんでスヨ」


受けてから数日が立ちあまりにも不便な為ファイター達の手によって階段は修復されていた

昨日とは違う雰囲気を感じると尋ねるがネスは気のせいだと笑った。が気のせいなわけがない


(明らかにおかしい。まるで・・・)


自分がなんらかの理由で疑われているかのような、敵として見ているかのような目だ

昨日立て続けにあんな事があったため他にも潜んでいる敵がいるのではないかと疑うのは

当然の流れだろう。その疑いが自分に向けられているのだ


(・・・・・・)


ショックを受けるまでもなく声に出すこともなかった。誰よりも自分が怪しい事は知っているから

だ。アクアや『彼女達』の件にしても、以前から戦えたことも、それを隠していたことも怪しむための

材料としては十分だ。さらに普段なら遭遇するはずのない神と呼べる存在と幼少のころから

出会ったいたというのも怪しさしか見られない。逆の立場でも同じ考えを持つだろう



「ん?ちょうどいい!お前たちに聞きたいことが・・・・・・」

「誰ですか・・・・」


あの後も怪しい影がないか調べる為に日替わりにメンバー達は見回りをしていた

ポケモントレーナー、スネーク、ピカチュウ、トゥーンリンクが歩いていると茂みから物音がした

草むらから現れたのは、おそらく人間なのだろうがその比率が妙におかしい人物



「なに!?このワシのことを知らないだと!?私の名はDrエッグマンだ!」

「・・・知ってますか?」

「知らない・・・まさか・・・敵!?」



直後草の茂みから現れたのは数体のロボットだった。3人が戦う中突如ポケモントレーナーの叫び

声が聞こえた。傾斜で足を滑らせ落下して行ったのだ。助けようとスネークは傾斜へと向かうが突然

ポケモントレーナー姿は消えた。しかし消えたのは今の人のせいではなかった


「・・・・・・」


遠くで銃を持ったファルコンをスネークは確認した。直後茂みに隠れるように姿は消えた



「ポケトレー!」

「さっきのやつは・・・・いない?」


スネークは辺りを見渡すもその場に中年と見てとれる男の姿はなかった。別の場所、同じく

スマブラ周辺に彩花はいた。見回りではなく個人的に調べようと行動していた。こんなことを

すれば一層怪しまれるのは明らかだったが黙って展開を待っているわけにもいかない



(あの夢が正しいのなら・・・クレイジー達は操られていない)


その時、近くで何かの気配を感じ一瞬のうちに表情は険しくなった


(何かが・・・いる?)



この場は道として成り立っている場所ではなく森の中そのものだった。そもそもこんな所へ来るのは

スマブラに用のあるファイターの関係者だけであり町からスマブラまでは一本道の為間違えようもない



「・・・・グラエナ?」


茂みから現れたのは一匹のポケモン。その名も「グラエナ」ここらで生息するはずのポケモンが

この場にいる事に不思議に思う。凶暴と言われるポケモンのため急に襲ってくる可能性もある

がしかしこの状況、彩花にとって危険な状況に変わりはなかった


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次回

ポケモントレーナーがファルコンの銃でどこかに飛ばされてしまった

一方彩花もまた何者かに遭遇する。そこにいたのはここにいるはずのないポケモンで・・・

そして通信機に再び連絡が。その内容は絶望的の空気を一変させる朗報だった


次回 第5話、「朗報」


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