INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第2話、半壊と裏切り

2人の神が長期間見当たらない事に疑問を持ち探し始めていたある日、ロボットは彩花のパソコン

にかかった通信により何者かによって傷を負ったファルコの声を聞く。異常事態と判断しファイター達

を集めた時スマブラに地震が襲うのだった。がそこにいたのは見知らぬ人物とクレイジーの姿だった
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「・・・・・・・止められるもんなら止めてみろよ」



いつもの軽快な口調とは違う冷淡な声で呟くとクレイジーハンドと女の姿は消えた

無残に残った半分の建物、足元に落ちたガラスや建物の破片が散らばる中ファイター達は

何が起きたのか、なぜこうなったのか全く理解できず立ちつくしていた


「夢・・・じゃないですよね・・・」


オリマーが呟くが答える者は誰もいない。直後ルイージはあまりの衝撃で一瞬忘れていた事を

思い出すと叫んだ後スマブラの建物へと駆けて行く。建物は見るにも無残な姿へと変貌していた



「っ!そうだ・・・・彩花!」



急いで戻るが建物内でも屋根が吹き飛び空が見えた。リビングを始めほぼ半分が攻撃により

消し飛びモニター室のある一階にはおらず2階に上がろうとも上がるための階段が壊れていた



「私が見てこよう」



メタナイトが飛んでいきファイター達は無事を祈る。戻ってくるも部屋に彩花の姿は

なかったそうだ。クレイジーハンドの攻撃に巻き込まれたのではないのかと焦りが強まる



「ま・・・まさか・・・・」

「嘘・・・!?」


最悪の事態にファイター達が完全にパニック状態になるり頭を回そうとするが思いつく場所が

ない。ファイター達が唸る中ゼルダは彼女がよくいる場所を思い出す。リビング、自室、モニター

室、外・・・そして未だに見ていない場所に気づくと声を上げた



「・・・・地下室!地下室にいるのでは!?」



ファイター達が急いで向かうとトレーニングルームは頑丈さから損傷はないものの彩花の

姿はない。もう1つの部屋に入ると揺れが原因で本棚が倒れ部屋はめちゃくちゃになっていた


「ここは?」

「・・・知らないんですか?彩花さんはよくここでイベント戦などの内容や私達の乱闘
 表を考えているのですよ。ファイター達のデータもここで管理されているとか・・・・」


メタナイトの質問にロボットが説明する間数人のファイター達は散らばった本や倒れた

本棚を掻き分けながら彩花の姿を探した。無事である事、そしてここにいることを願っていた


「おーい無事かー!?」

「返事してー!」



各地からファイター達の声が聞こえる一方で遠くからリュカの声が聞こえた


「彩花さん!・・・いましたー!」


目の前に現れた金髪の少年を見ると少女は名を呼んだ。直後ファイター達がやってくる



「大丈夫ですか・・・・!?」

「すごい地震だったねぇ・・・」


地震と思っているようだがこれはただの地震ではない。その事を知っていたファイター達が

複雑な心境になる中ロイが近づくと呟いた。いつもと違う深刻なファイター達の空気に気づくと



「・・・・・・・・・落ち着いて聞くんだ」

「・・・だれか下敷きに?」

「そうじゃない」


本棚を元に戻し本を避けるとファイター達は一箇所に集まった。見渡す限りスマブラにいた

ファイター達は全員いるように見えるけれど誰しもが暗い表情をしていることに気がついた

いづらい雰囲気に気圧されているとファイターの一人スネークが告げた


「・・・・・地震はクレイジーの仕業だ」

「・・・・・え?」


思わぬ発言に拍子抜けした声を発するが真剣な表情に冗談を言っているようには見えなかった

そもそもこの人物がこんな口調で冗談を言うとは思えない。少し前起きたことをありのまま彩花に

話す。クレイジーハンドが破壊した事、敵となっていた事。ファルコからの通信の話もする


「フォックスさんもおそらく・・・」

「あの2人が?」


信じられないように尋ねるもロボットは静かに頷いた。巣病の沈黙後、ファイター達と同様に

俯くも取り乱すこともなく「・・・そうなんだ」と呟いた。ファイターの誰しもが現実を突き付けられた

今もどこかで真実味がなかった。かつて共に、長い間過ごしたクレイジーハンドだからなおさら


「操られたわけじゃない・・・自分で言ってたよね」

「どういう事?なんで突然クレイジーハンドが?」


元々計画されていた事なのか、真実は誰にもわからない。ゼルダでさえこれといった夢を

見たわけでもなくクレイジーハンドに対する事だけはわからなかった。確実なのはクレイジー

ハンドがスマブラを攻撃したという事、ファイター達を消そうとした事


「まだ・・・周辺にいるかもしれないな」

「警戒が必要そうですね・・・」


周辺にまだいるかもしれないという事で数人のファイター達はスマブラ周辺を見に出た

ピットもまたその1人で探しまわっていると同じく巡回していたファルコンと鉢合わせする




「あ、ファルコンさ・・・・っぐ!?



激痛が走りおそるおそる状況を確認するとファルコンがピットの腹を殴っていたのだ。鈍い痛

みが走りピットはお腹を抱えるとその場にうずくまりうめき声を上げると苦し紛れに顔を上げる

目の前にいるのは紛れもなくどこからどうみてもファルコンの姿だった


「何を・・・?」


微かな声で尋ねるが返答はなし。そこへ同じく巡回に出ていたディディーコング、デデデ

メタナイトは通りかかると驚きピットの元へと駆け寄った。ファルコンの前でうずくまっている

所に通りかかったため周りに敵の姿はなく何が起きたのか理解できていない


「ピット、どうした!」

「ファルコンさんが・・・」


名を聞くと3人はファルコンの方を見る。心配する素振りもなくヘルメットに隠されたまま

表情は見えずピットの前に立ちはだかっていた。直後ファルコンの攻撃を咄嗟に避ける


「どういうことだ・・・!?」


状況が理解できないままメタナイトが剣を構えると何かを構え告げた


「すまんが・・・お前たちは少し邪魔になるからな」

「邪魔・・・って?」



ファルコンはピットから視線を外しその視線はデデデに向けられると腕を上げた。手には今

まで見たこともない銃が握られており誰しもがファルコンが銃を使う所を銃を見た事がない


「銃!?ファルコンって銃なんて持ってたぞいか!?」

「知らないよー!」

「私も初めて見る・・・乱闘で使うものが全てとは限らないが・・・意外だな」


それぞれが構えるとファルコンは構えを時駆け出した。ピットの神弓による攻撃を避けると

地面を転がると同時にある人物へと銃を向ける。引き金を引くと銃口から光が発射された


「消えてもらうぜ」

「むむ!?」

「陛下!?」


変な銃のようなものがデデデを貫通するとデデデの姿はどこかへ消えてしまった



「陛下っ」

「次はお前だ!」

「させるかっ!」



メタナイトに銃口が向けられるがピットがパルテナアローで銃を壊し食いとめる

地面に落ちた銃を見つめているファルコンに向かってピットは叫んだ


「お前・・・偽物か!?」

「いや?・・・・どっちだろうな?自分の目で確かめたらどうだ?」


声は本人そのものだが普段とは違う変わり果てた雰囲気に冷や汗が流れる。つい先程まで普通

だったというのに少し離れていた間に何かが起きたのか。それとも計画的に実行されたのか


「仲間は減るだけだぞ?お前らの中にもいるかもな?・・・裏切り者が」

「どういうことだ・・・・!?」


ピットが問いかけようとするもファルコンは姿を消した。ピットとメタナイト、ディディーコング

は黙ったまま立ちつくしていた。吹きかかる風が一層静けさを漂わせていた・・・

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次回

ファルコンに突然攻撃されたピット、そして見たこともない銃によってデデデの姿が消える。意を決し

た3人はこの事をファイター達に話すのだった。重くのしかかる重圧にファイター達の不安は一層大

きくなる。そして浮かび上がったのは、まだこの中に敵が潜んでいるのではないかという疑いだった


次回 第3話、「疑い」


第3話へ

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