INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第6話、初日・予兆

新たなスマブラには元メンバー12人に加え新メンバー14人を迎え計26人、そしてマスターハンド

もう一人の神クレイジーハンドを加え28人のスタートとなった。新メンバーにはまさかの『貴族』

『魔王』という身分の違う者が入り一層幅の広がったものとなり新たな生活が始まろうとしていた
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「次はアイスクライマー。頼む」

「はいはーい!」


2人は小走りで前に出ると自己紹介を始めた


「私はナナ」

「僕はポポ」

「私達は2人でアイスクライマーと呼ばれているわ。呼び名は好きにしてね」


よろしくと2人は頭を下げるとマスターハンドが横にやってくる


「彼女らは登山家でありとあらゆる山を登り制覇している事で有名だ」

「登山家?また変わった奴を連れてきたな」

「山というのは時に険しく危険な状況下に陥ることも多くそれに対処するために2人
 を呼んだのだ。登山家とはいえ2人はそれぞれの持つハンマーで戦う事が出来る」

「やっぱり呼んでいるのは皆戦えるものなんだな?」

「あぁ」


そして紹介は残り2人となった


「初めまして。僕はマルス、アリティアから来ました。よろしくお願いします」


これまた丁寧なあいさつな事でその雰囲気はどこかゼルダに似ていた


「彼はここから少し離れた大陸アカネイア大陸アリティア王国の王子だ」

「お・・・・王子?ええぇぇぇ!?マスターハンドなに連れてきてるの!!」

「ピーチはまだしも、ゼルダと言いどうかしてるぜ!大丈夫なのかよ!!」


ルイージとドンキーが叫ぶ。他のものも口には出さないものの2人と同じ事を思っているだろう


「だから今回望みは薄いと思っていたのだが、まさか来てくれるとは思わなかった。感謝する」

「世界を平和にするための組織と聞いたら断る理由はないんじゃないかな?」


いかにもなさわやかな表情でマスターハンドに答える。そしてこの時点でマリオはもう一人、未

だに自己紹介が終わっていなかった彼を見た。彼もまたマルスと同じような身なりをしていたのだ


「まさか・・・とは思うが、そいつも王子とか言わないよな?」

「ん?あぁ。彼は王子ではないが貴族である事に変わりはないぞ?」

「・・・・・・」


「ロイ。自己紹介を頼む」

「えーと・・・。僕はロイ。僕はここから少し離れたエレブ大陸のフェレという所から来まし
 た。僕も彼と同じくここが平和を守るための組織と聞き来ました。よろしくお願いします」



「お、俺貴族と関わったことないんだけど・・・」

「僕も・・・」

「私もよ」


ファルコンを始め元メンバー達は主に貴族である4人にどう接するべきか話し合っていた。彼ら

は接した事がないどころか貴族を見るのも初めてなのだ。そこにマスターハンドが言葉を発する


「普通でいいと思うぞ?ここはスマブラ。上も下も関係ない場所でありス
 マブラに入った時点で皆仲間なのだ。4人もそれで構わないだろう?」

「え、あ・・・はい」

「私は最初からそのつもりだったわ!」


マルスを始め4人は構わないと同意の意を述べる。全員の紹介が終わった事により

再びマスターハンドは新ファイター達にスマブラへ来た事を歓迎する言葉を述べた



「ようこそスマブラへ。今回は元メンバー12人と新メンバー14人でスタートとなる。新メンバー
 達は自分と皆の価値観や常識が違い戸惑うこともあるだろうがゆっくりと慣れていって欲しい」


スマブラについての詳しい説明をしたいところであるが遠方から着た者がほとんどでありこの

環境に慣れていないこともあることから説明は後日となりマスターハンドは解散を言い渡した


「とりあえず今日はしっかり身体を休めてほしい。解散!」


次の日となりスマブラに来て初めてとなる朝食を作るためリンクとルイージが

リビングに来ていた。今までのスマブラでも2人が作っていたのだが倍近く増えたので

倍近く作らなければならない。しかし変わったのは建物の外見だけではなかった



「キッチンが・・・・広くなってる!!」

「鍋やフライパンも大きなものになってますね」

「なんだ。祝いも兼ねて私が用意しようと思ったのに」


2人の元にやってきたのはマスターハンドだった。ちなみに現在午前7時である


「マスターハンド早いね」

「・・・・私が寝ているとでも?」

「えっ?寝てないんですか?」

「私は神だからな。寝る必要がないのだ」


2人は驚くがマスターハンドに関してはなんでもありなのだと思い反応は薄かった


「僕たちも昨日新メンバーのお祝いと皆の再会を祝って作ろうって話してたんだよ」

「とはいえ今まで以上に大変そうだからどうしようかと思いまして」

「ふむ・・・・・」


場所を広くしたのだが明らかな作る側の人員不足である。2人で26人分の料理も作れるわけは

なく。さらにはカービィとヨッシーという悪魔達がいるので人数分以上の量を作らなければならない


「まあ・・・新メンバーの中に料理できる人がいるかどうかなんですけど」

「皆が寝てる今朝は僕たちで作らないとね」


マスターハンドも手伝うと言い3人で26人分の朝食を作ることになった。この人数でも圧倒的に

無理と思われるがその2人の考えをマスターハンドは一変させた。マスターハンドによっていくつ

もの調理器具が一度に動かされあっという間に食材が丁度いい大きさに切られていく


「すごい・・・これぞ百人力!?」

「神だからな」


2人もまたマスターハンドとまではいかないが手際よく料理をしていく


「もしかして・・・僕たちが最初にここで食べたあの朝ごはんも・・・」

「私が作ったのだ」



リビングにマリオがやってきた。普段とスマブラにいた頃のマリオは最後と呼べる

時間に起きていたのにもかかわらず7時過ぎに起きてきたのだ


「えっ兄さん!?どうしたの!?」

「珍しいですね。あの時はいつも最後でしたのに・・・」


2人が驚き尋ねられるとマリオはフンと息を鳴らし答える


「俺は先輩とも言える存在だからな!Mrニンテンドーの名もかけてその威厳を
 損なうわけにはいかないのだ!よって俺は今日から早く起きることとする!」

「そんな理由で・・・」

「まあ、早起きはいい事ですしね」


そしてその直後、また外を走っていたのかファルコンがやってきた


「マリオが早いだと!?」

「お前もかよ・・・」

「・・・・空から槍でも降ってくるんじゃねえか?」



その後次々とメンバーが集まり完成の目途が経つとマスターハンドはどこかへ

と姿を消した。マリオ達はマスターハンドの話を聞くと納得しつつも驚いていた


「ポケモンフーズはないのか?」

「なんだそれは?」

「ポケモンは普通ポケモンフーズというものを食す」


スマブラにいた頃ピカチュウとプリンは普通にご飯を食べていたためこれが普通なのだと思っていた

しかしピチューは赤ちゃんのようなものであり人の食べる物を食べることはあまりよろしくないようだ


「大丈夫だよ。マスターハンドから預かってる」


ルイージは皿に入ったポケモンフーズを取り出した。マスターハンドから受け取っていたのだ

2人の神を除き全員が集まった事を確認すると全員はあいさつするとご飯を食べ始めた


その頃マスターハンドはある場所にいた。室内ではなくそもそもスマブラの領域内ではない



「既に全員集まっている。後は・・・・君だけだ」

「・・・本当にマリオとかリンクがいるの?」

「あぁ。カービィやミュウツー・・・そして話した通り姫や王子もいる」


風景はスマブラ周辺に似ているがそこには巨大な木があり周りもまた木で囲まれている

場所だった。そしてマスターハンドは人の姿をした誰かと会話をしていたがその人物は告げる


「あり得ないでしょ。ピカチュウとかならともかく・・・そんなに私を連れて行きたいわけ?」

「実物を見ない事には信じないだろう?」



しばらく考えるように下を向くとその人物は再び口を開いた




「・・・・・わかった。行くよ」


新しくきたメンバーたちは想像もつかないだろう。こんなに小さな丸い球体が山ほどの料理

を消化するなど。朝ごはんか?と疑うくらいの山はあっという間に二人によって消えていった



「あーおいしかった」

「このピンクボールのどこにそんな胃袋があるんだ・・・」



異様なまでの食べっぷりにはピーチたちはおろかファルコやクッパ達までもが驚く


「・・・・・・・・・」


「人間ではないし見たこともない生物だ・・・・何者なんだ」

「昨日言ったじゃん~ポップスターって言う星からきたカービィだよ~」


無意識に呟いたガノンドロフの隣でカービィは休める手もなく皿の上に盛られた

料理を食べていく。下手をすると他のメンバーが食べる分がなくなりそうだ


朝食を終え食器が片付け終わるとそこにマスターハンドがやってきた


「・・・招集をかけようかと思っていたのだがどうやら全員いるようだな」


声が聞こえると物音立てることなく宙に浮いた白い手がやってきた

マスターハンドだけではなく未だあまり話していないクレイジーハンドの姿もあった



「マスターハンド!はやく皆に乱闘とか説明してよ!僕早くみんなと乱闘したい!」


カービィを筆頭にメンバー達は同意の意見を述べる

そして話を聞いてはいるもののその実物を見た事のない数人も楽しみにしていた


「聞く限り怪我もしないで戦えるそうじゃねえか?しかも面白いステージで」

「・・・僕たちは何も聞いてないよね?」

「ワガハイも知らんぞ!どういうことだ!」


マスターハンドも本来なら今日スマブラについてや乱闘について説明をしようとしていた


「本来なら今日それらの説明をしようとしたのだがな。少し事情が変わって明日に回そうと思う」


「ねえマスターハンド何なのあの部屋は?」

「あの部屋・・・デすか?」

「マルスの隣のあの空き部屋・・・全員もう来てるはずなのになんで空いてるの?」


ネス達が階段を下りる為に部屋から出た際1つだけ誰も入っていない部屋があった

のだ。前回のスマブラの時も1つだけ部屋が空いていた事をマリオは思い出した



「そういえば・・・・さっき覗いたが妙に広かったな」



マリオは先輩としての威厳もあってかいつもより早く起きていた。その時誰にも与えられなかった

部屋がある事に気づき扉を開けたのだ。しかも自分たちの部屋よりひとまわり広かったのだ



「俺達の部屋も充分すぎる広さだが・・・何故あそこだけ広い?」



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次回

新しいシステムやステージがあると知り楽しみにする中マスターハンドは実はもう1人呼んで

いると伝える。全員が集まったと言っていたはずのこの展開にマリオ達は疑問に思うがその人

物は『特別』ともいえる人物らしく・・・?その内容を聞いた時、再びファイター達は驚くのだった


次回 第7話、「特別な人物」


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