INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第29話、Drマリオ&ピチュー始動!

二手に分かれたクレイジー達はそれぞれピクミン&オリマー、ルカリオと戦い勝利、ファ

イター達の影は次々と減り一度最終確認をする為に合流した時点であの場所へと戻る

そこにはDrマリオと目覚めたピチューの姿があるのだった。残る人数は僅かとなっていた
____________________________________

「念のために聞くがお前ら怪我は?」

「大丈夫だよ」

「僕も!」

「問題ない」



数人を倒したのち再び合流した5人は一度休憩も兼ねてピチューの様子を見に

あの場所へと戻った。ピチューは目覚めておりすっかり回復していた


「ピチュー大丈夫?」

「うん!」


とはいえ傷が治ったわけではないため万全とはいえないだろう


「残り・・・何人だ?」

「後2人だな」


あれだけの数のファイターを倒したというのにまだ暗い空気は変わらず

壁も空間すべてが暗い色のままだ。しかし封印を解く為の試練は終わりに近づいていた



「後は私たちに任せてくれないか?」

「なんだって?」

「みんなもう疲れたでしょ?後は僕らでも大丈夫!」


残りは自分たちが倒すと2人は言いだした。スマッシュブラザーズのファイター。力を認め

られたものだけが入ることができる。ここにいる、ということは力を認められた証拠なのだ

そしてなにより、ここで止めたことにより2人の悔いが引きずられる方が気がかりだった



「わかった。俺たちは扉の前で待っている」

「でもあと2人でしょ?だったらもう1人くらいいるんじゃないかな」


それは念のためを考えての意見だった。そしてその提案をした彩花はミュウツーを指名した

ミュウツーは驚くがエスパーであるミュウツーがなにかと有利だろうという多方面に対応できる

能力を考えての選出だった。誰しもが納得しミュウツーも頷くと



「じゃあ決まったんだし早く行こうよ!」


3人がいなくなった後、クレイジーハンドは見えなくなった3人の向かって言った方向を見て呟いた


「・・・意外だな」

「何が?」


扉の前で子供リンクは尋ねた


「ミュウツーだよ」

「ミュウツー?ミュウツーがどうかしたの?」


2人に尋ねられクレイジーハンドはミュウツーをファイターへと招待した時の事を話しだした


「元々あいつは人助けをするような奴じゃなかったんだ」

「え?ミュウツーが?そんな風には見えないけど・・・」

「詳しいことは俺の口からは言えねえがポケモンならまだしも人間を助けるような奴じゃない」


クレイジーハンドがミュウツーにであった頃、ミュウツーはハナダの洞窟と言う場にいたそうだ

クレイジーハンドはミュウツーをファイターへと勧誘するためにハナダの洞窟を訪れた



「どこにあるんだ」

「お前しか見てないんだからな、どんなのか私たちにはわからないんだ」

「・・・・見たところ氷山だが」

「寒い!ここ本当に亜空間ピチュ?」



亜空間とは思えないほど大きくそびえたつ氷山、登るのも大変そうだ。ミュウツーは扉から

発される邪悪な気をうっすらと感じ取ることが出来るようで辿った結果ここへたどり着いたのだ



「さっき似たような場所ではアイスクライマーとルカリオを見つけたのだ」

「へぇ」


そして氷山を登るとそこにはミュウツーはもう何度も見た黒い何かを放っている怪しい扉があった


「ハナダの洞窟?ということはカントー地方だね」

「えっと・・・彩花の故郷?」

「違う。私の故郷はホウエン地方、ピカチュウとプリンの故郷だよ」

「一度目は断られたんだ」

「「え!?」」


クレイジーハンドの言葉にロイと子供リンクは声を合わせて驚いた


「ま、お前らと違って平和を望んでたわけじゃねえしな」

「そうなの・・・?」

「けどな、俺は俺で引き下がるわけにもいかねえ」


ふと、クレイジーハンドがこっちを見た気がした


「で、俺方式で実力行使に移ったんだが・・・」


ピチューが見つけた扉に入る、すると、ウルフ(影)が現れた



「なんだこいつは・・・?」

「どう考えてもポケモンではないよね・・・。形的にフォックスの仲間じゃない?」

「今度は僕が倒すよ!」


ピチューは戦闘態勢に入り雷をくり出す

ピチューがウルフを倒すとするとその直後にもう一人現れる。最後の一人、スネークだった



「誰アレ!?」

「あんなやついたか・・・・?」



スネークは、ライフルを構えミサイルを撃つ。避けようとするが追いかけて来てさらに驚く



「なんだあれは!?今まで見たことがないぞ!」

「追いかけてくるなんて・・・・・」



次々と見たことのない武器を使ってくる。爆弾のようなものだがリンクの持っているもの

とは違う。そして追尾機能付きのミサイル、当然彼らには馴染みがない



「あれなんか・・・サムスの武器に似てるよね」


ピチューが言っているミサイルの形状はその通りサムスのガンポットに似ていた

そしてそのヒントによりミュウツーの頭に対処法が浮かぶ



「発射口を攻撃しろ!」



ミュウツーの言葉に2人は頷くと攻撃を集中させる。ピチューの雷によってスネークの影は消えた


「実力行使って・・・」

「ある賭けををしたんだ。俺が勝ったらファイターになるってな」

「なにもそこまでしなくても・・・」


呆れたように言う彩花に対しクレイジーハンドは笑い声を上げると言った


「はっはっは!なに、最強と言われたポケモン・・・俺だって実力が知りたいと思っただけだ」

「・・・今ミュウツーはファイターになってるってことは・・・クレイジーが勝ったの?」

「いや、手加減してたとはいえさすがといえる実力でな、途中あることを言ったら納得したさ」



その時、扉が現れミュウツー達が現れた。特に大きなけがもなく無事倒したのだろう



「戻ってきた」


ミュウツーとDrマリオが告げると子供リンクはクレイジーにさっきの続きを促した


「続き?」

「ミュウツーがクレイジーと戦ったって話!」

「?」

「ミュウツー、クレイジーにファイターになる事を賭けて勝負したんだって?」


ミュウツーは思い出したように「あぁ」と言葉を発すると頷いた


「そんなこともあったな」

「で、あることって?」

「それは・・・なあ?」


もったいぶった様子でクレイジーハンドは告げるがミュウツーはいまいち理解していない


「勝負の途中クレイジーがあることを言ってファイターになることを決めたんだって?」

「あ、あぁ・・・スマブラに彩花も来ると聞いてな」


一同は意外な人物の名が出て一斉に彩花を見る


「なに、あれほどのトレーナー・・・また会いたいと思っただけだ」


なんにせよ、全てのファイターは倒した。これでファイター達の力を押さえつける

封印は解けたはずだ。残るはファイター達が勝利し戻ってくるのを待つのみ・・・


「!??」

クレイジーの表情が一変した。それは突然の事で全員が一斉にクレイジーハンドの方を見る



「どうしたの?」


クレイジーの表情が一変し突然の事に全員が一斉に見る。と信じられないような口調で呟いた




「まさか・・・ファイターたちが・・・・負けた?」

「・・・え?」


クレイジーの言葉に6人の表情が一変した。一瞬聞き間違え科と思ったが頭の中で

言葉がリピートされる。あのファイターたちが負けるはずがないと誰もが思った


「今・・・なんて?」

「皆が・・・負けた?」


嘘であって欲しいとロイはクレイジーハンドに再度尋ねるがクレイジーハンドは

否定の言葉を述べなかった。唯一の光で希望だった道が断たれた瞬間だった


「嘘・・・でしょ?」

「くそっ!!」


Drマリオが地面を殴ると無音な空間に鈍い音が一瞬だけ響いた


「くそ・・・・・・・」

「そんな・・・・嘘でしょ・・・?」


全員の視線が俯いた。周りの風景も暗い色をしているからか一層暗く感じられた

誰しもがファイター達の強さを知っていたため伝えられた現実を受け入れたくなかった



「もう・・・止められないの?」

「まだ・・・まだ僕たちが!」


子供リンクは立ちあがると続けて4人も立ちあがる。5人が立ちあがると扉の方へと駆

け出した。・・・・が扉の前で5人は見えない壁に遮られ扉を越えることは出来なかった


「えっ!?」

「通れない・・・!?」

「どういうことだ・・・!?」


焦った様子の5人に後からクレイジーハンドがやってくると


「・・・この空間自体は俺の力で入れた。だが・・・これは・・・タブーの力だな」

「タブーの!?まだこんな力が!?」

「それはつまり・・・私たちは相手にするほどでもないということか・・・?」


ミュウツーの言葉に沈黙が流れると数人が壁を叩くが壊れる様子はない


「戦う事すら出来ないの・・・!?」

「このっこのっ!」



5人が絶望する中、クレイジーハンドはハッとなり呟いた


「いや・・・・・・まだ希望は断たれていない」


「!!」



クレイジーはたった1つ希望を思い出すと何かを念じた。白く大きな手の上に光り輝く

玉が現れ浮かび上がる。白く輝いているこの玉からは、何か不思議な力が感じられた



「これは・・・・?」


球は、それぞれの手に浮かびながら移動し手の上に落ちた


「今から俺の力を使って6人だけ復活させる。いいか?一人につき一人
 だけ思い浮かべろ、一番信頼できるやつをな。気持ちが通じれば
 よみがえることができるはずだ、中途半端だと何も起こらないからな」



クレイジーハンドの言葉を理解すると5人はそれぞれ目をつぶって一人だけ思い浮かべる


(ずっと目標だったんだ・・・・。リンク兄ちゃんに届いて・・・!)

(信頼できる・・・か。相当難しいな。ルカリオよ、後は頼んだ)

(マルスかアイクか・・・多分コリンはリンクを選んだだろうな。だったら僕は・・・)

(そんなのピカチュウに決まってるよ!ピカチュウ頑張って!
 僕らはこうして祈ってることしかできないけれど・・・・・・・・)

(私が選ぶとしたら一人しかいないにきまってる。マリオ、お前ならできるはずだ!)


====================================

次回

6人の願った球がファイターのもとへ届き選ばれた6人は再び目を覚ます。マスターハ

ンドより力を託されると再びタブーの元へと向かうのだった。彩花もまたクレイジーハンド

の計らいで残りのファイター達の倒れた広場へと来てマスターハンドと遭遇するが・・・


次回 第30話、「光の球」


第30話へ

亜空の使者(彩花編)目次へ
スポンサーサイト
別窓 | 亜空の使者(彩花編) | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第30話、光の球 | INFINITE | 第28話、大王と波動の勇者>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |