INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第22話、結界

プリムから逃げていた彩花は狼と遭遇しかけさらに逃げる。がそれはファイターの一人ウルフ

だった。逃げた先で無事ファイター達と合流し5人もファイターたちによって元に戻った事を知る

そして全員の無事が確認された事によりマリオたちはタブーのいる元へと向かおうとしていた
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「・・・・・・」


ファイター達が声をかける中歪んだ表情で2人は彩花の姿を見ていた。見た目的に外傷

はなく無事だったのは奇跡とも呼べた。だが、ファイター達は理解ができなかった


「ていうかなんで彩花がいるのよ!」

「なんでって・・・・」


言いだしたのはサムスだ


「ここが危険なんてさすがの貴方でもわかるでしょ!?どうしてこんな危険なところに
 来たのよ。皆を心配させて・・・こうして無事だったのが奇跡みたいなものなのよ?」

「そうだぞ!俺もサムスに賛成だ」



その言葉によって再び2人は傷つくのだがそのことに2人以外は気づいていない


「えー・・・あー・・・」


彩花は斜め上に視線をそらすが数秒後その答えを出した


「いやー・・・だって亜空爆弾があんなに落とされてるんだから結局どこにいても
 同じなんじゃないかなーって思ってさ。クレイジーハンドもそう思ったみたいだし」

「た、確かに・・・・」

「それに自分達と一緒に行動したほうが安全だろうってクレイジーも言ってたし」

「っ!」


その言葉にさらに2人は表情を歪めた。が誰もそのことに気づかない

この説明でしぶしぶ納得したようでこれ以上問い詰められる事はなかった

そして全員の無事を確認したところでマリオは立ち上がる



「よし。これで全員の無事は確認されたな。行くか」

「まあ、クレイジーとマスターが心配だけど大丈夫でしょう」


それに続いて他のファイター達も立ち上がった


「3人はここで待ってて」

「でも・・・・・」



ファイター達を助けに、世界を救いに来たはずなのに大したことも出来な

かった事に、むしろ足を引っ張ってしまったことに2人は言葉を詰まらせる


「大丈夫だよ。僕たちなら」

「・・・うん」



どうすることもできず頷くことしかできなかった。ファイター達は唯一無傷の

彩花に5人を任せると通路中心にある扉の開いた空間の中へと入って行った


「・・・あ、あの、彩花」

「・・・なに?」


DXのころから嫌気がさすほどに気楽的な姿を見ていたため今の姿は見るに絶えなかった

衣服は破れボロボロ、血なのか土なのか分からないが何かが滲んでいた


「・・・・・・」


何かを言おうとしているが言葉は出ない。そこに彩花は顔を歪ませた


「別にいいよ。むしろ無事でよかったね」

「う・・・・」  「う~ん・・・・・・」


その時2人の目が覚めた。2人が目覚めた時さっきとは何かが違った。一つはメンバーたちの

数が極限に減っていた。それともう一つ・・・彩花の姿があったことだ。これが一番大きいだろう



「あ!彩花姉ちゃん!」

「彩花姉ちゃん!大丈夫!?怪我してない!?」



そう、さっきと違うこと、それは彩花がいることだ。2人より先に目覚めた

Drマリオ含め3人にとってはいつ現れたのか分からないがそれでもいることは事実なのだ



「この通り大丈夫だよ」


人数が減っている事に疑問を持つ2人だがミュウツーがタブーを倒しに向かった

事を話すと2人もその扉へと向かおうと立ち上がる・・・・がそれをミュウツーが止めた



「待て!今のわたし達に何ができる」


ミュウツーの一喝に沈んだ表情をした2人だったが直後の声で再び顔を上げる



「お前ら!!」


その声はクレイジーハンドだった。その姿を見つけるとクレイジーハンドが近づいてきた

神だからなのかその傷は前より治っていてもう問題はないようだ



「僕たち・・・・とんでもないことを」

「わかっている。お前たちは気にすることはない、何も悪くはないんだ」



彩花から話を聞いていたクレイジーハンドは事を知っていた。そしてクレイジーハンドは

同じ場に彩花の姿もあることを確認すると声には出さなかったが息を吐いた


「マスターハンドは見つかった?」

「あぁ、俺と同じような状態になってたからな、安全な場所にやっておいた」



ということは、やはりマスターハンドもタブーにやられたのだろうか?

神でさえも負けてしまうほどの実力・・・・



「じゃあみんな無事なんだね!」

「そういうことになるな」


するとクレイジーハンドはファイター達が通っていった扉を見て呟いた


「・・・・おかしい。さっきから、あの扉に妙なものを感じるんだが」

「妙なもの?」

「なにか結果のようなものが張られているような・・・影響がなければいいが・・・」


ソニックの姿がないことに気づくと彩花が戻したのかと気になった

が外傷一つ負っておらずそんな状態でこの5人を元に戻せたとは思えない


「お前らどうやって元に・・・」

「・・・マルス達が・・・正気に戻してくれたんだ」

「・・・なにっ!?お前ら、ファイターと戦ったのか!?」


再び訪れる最悪の事態。5人が何も感じないはずはない。彩花も話に聞いていたとは

いえ5人が負った内なる傷に何かを感じているようで歪んだ表情をしていた


「・・・・・・」

「!ね、ねぇ、僕達、彩花姉ちゃんに攻撃したよね!?」


ハッとすると子供リンクは叫ぶ。それに続いてピチューも勢いよく謝る


「ごめん!僕達・・・任せてって言ったのに・・・攻撃するなんて・・・」

「大丈夫。こうして無事だし」


2人は目元に涙を滲ませていた。それほどまでに悔やんでいるのだろう


「・・・私からも謝らせてくれ。操られるなど・・・」

「私もだ。すまない」

「・・・ごめん」

「おまえら・・・」


謝る3人と悔やまれない気持ちで眺めていたクレイジーハンド。だが少女は


「うわあ・・・貴族が謝るとか。しかも一般人に」

「なっ・・・!」


彼女の事は知らない事だらけでクレイジーハンドでさえよくは知らないが、今の言動は5人

の事を想っての・・・変に取り繕うのではなくあえて普段と同じ口調を選んだのだと薄々感じていた


「ミュウツーもDrマリオも、タブーの洗脳と戦ってたのは知ってる。だってあれ本
 気じゃなかったでしょ?動作は分かるように大きいし逃げろだなんて警告するし」

「・・・だが・・・」

「それと赤い人、君は・・・やっぱいいや」


話題を変えるようにクレイジーハンドは告げる


「まあ、こうして無事だったんだしいいじゃねえか。後はファイター達が倒すのを・・・」


『それはどうかな?』



クレイジーハンドが言いかけた時、全体に声が響いた。何度も聞いたことのある声だ


「この声・・・・タブーか!?」


クレイジーハンドの叫びに一同が辺りを見渡すと目の前に青い人型が現れた


『そうだ。こんなに早く役に立たなくなるとはな』

「このっ!」


子供リンクが飛びかかろうとするが手を引きミュウツーは止める


「まて!また突っ込んでいっては同じことになる!」



再びタブーを睨むとクレイジーハンドは小声で呟いた



「これは・・・・偽物だ、本体はどこかにいる」


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次回

ファイター達を見送った後目覚めた3人と合流したクレイジーハンドの前に再びタブー

が現れる。しかしそのタブーは偽物で本物はファイター達と相対していた。偽のタブー

を倒すために6人は攻撃するが再び苦戦を強いられる。そんな状況の中彩花は・・・


次回 第23話、「戦う覚悟」


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