INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第21話、合流

スネークの言葉により忘れていた存在を思い出す5人だがまさかその人物がここにいる

とも思わなかったファイターたちは驚きの声を上げる。そして5人は操られた中微かに彼

女と会ったことを覚えていた。両者を探していた彩花の体力は限界に近付いていた・・・・
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「ということは・・・私たちは彩花を・・・?」


冷静に考えているとミュウツーが呟いた。操られていたということは何をしていたか

はっきりとした記憶にない。だがタブーの命に従っていたのなら、ファイター達を攻撃

していたように彩花も攻撃したのではないか


「まさか・・・」


ミュウツーに続いてロイも愕然とする。子供リンク、ピチューは疲れたのかその場に倒れ

眠っていた。そしてDrマリオもまたダメージが大きかったのか気を失ってしまった


「あまり気を落とすな。まだはっきりとしたことは分からないだろう?無事かもしれない」

「操られてたのなら仕方ないよ。自由とか効かないだろうし」


落ち込む2人を慰めるようにファイターたちは次々と声をかける。が操られていたとはいえ

自らの仲間を手にかけた事実に変わりはない。悔やんでも悔やみきれないだろう



「あれ・・・・なにか・・・・見える」


その場に見えたものに近づく、その姿はだんだんとはっきり見え・・・・

そこにはいろんな種類のプリムがいた。最初は倒せるだろうとディンの炎で対処するが

いつの間にかその数はだんだん増え、気がついたらものすごい数になっていた





「ディンで倒してもすぐに出てくる・・・いったいどこから」





遠くの方を見ると、プリムの列の中に、紫の空間が二つあることに気づいた

プリムはそこから出ているようだ。しかしここから壊しに向かうのも

多くのプリムを倒さなければならない



(ここは・・・逃げるが勝ち!!)



逃げても逃げてもプリムは増えるばかりで、しまいには他の敵も追いかけてきた

倒してもすぐにまた増える。一般人よりも低い体力も限界に近付いてきていた

その時、遠くに扉を見つけあそこに逃げようと方向を変えるのだが



「あそこに扉が・・・あそこに逃げ・・・・・!!」

「やっぱしなんか聞こえやがる・・・敵か?」



(なにあれ!?狼!?犬!?!しかも二本足で立ってる!?)




自分が走り向かっている場所にはいかにも強そうで怖そうな狼があたりを見回していた

方向転換し別の方向に逃げる。そしてその先にあった扉に飛び込んだ




「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・・今のな・・・・に」


見たことない人種。人間じゃなく動物が立っていた。アレもタブーが作り出した敵なの

かと考えている間もなく再びプリムが現れる。さすがは敵の本拠地、休む暇がない



「帰ってきやがった。そのまま帰ればよかったのに」

「なんだと?」

「おい、ケガ人がいるんだから静かにしろ二人とも」



ウルフが戻ってくるとファイター達は聞きなれたファルコの嫌味を聞き

それにウルフが反応し喧嘩しそうになるところをフォックスが止めていた


「く・・・・・」


ミュウツー達も相当のダメージがあるようで今にも倒れそうだ。その時、ルカ

リオは突然立ち上がるとあたりを見渡し始めた。その姿にファイター達も気づく




「どうしたの?」

「敵か!?」


問いかけに答えることはなく何か落ち着かない様子でルカリオは目を閉じて何かを感じ取って

いる。おそらく感じ取っているのは波動だろう。数秒後、目を開くとネスの問いかけに答えた



「・・・・彩花の波動だ」

「えっ!?」

「本当!?どこ!?」

「僕、近くを見てくるよ!!」


ネスも立ち上がるがそれをデデデとプリンが止める


「うかつに外に出たら危ないぞい!」

「いつまたタブーが仕掛けてくるか・・・・」



その時、ファイターの前をたくさんのプリムを通り抜ける。ファイター達はプリムの

姿に戦闘態勢に入るが戦う気はないらしく目の前をすごい速さで通り抜けて行った



「通り抜けちゃった・・・・・」

「一体なんだったんだ?」


その後に、また何かが近付いてくる、しかしそのスピードは今と比べ物にならない

ほどゆっくりだ。そしてそのシルエットは人間だった



「また何か来たプリ」

「今度は?」

「いや・・・人間ぞい」

「人間?俺たちのほかに誰かいるのか?」



その人物はだんだんと近づいてくる。そしてかなり近づいた頃数人がその姿に誰かを判別する



「あれは・・・・・」

「プリムが・・・・体力が・・・・・・しぬ」


ふと後ろを振り向くとプリムの姿はなくなっていた。敵がいなくなったことに安心の息を

吐くと地面に膝をつき手をつくとがっくりとうなだれた。そして数秒後倒れ込んだ



「しぬ・・・・・・・・・」

「彩花!!」


誰かが名前を呼んだ気がした。そろそろ天使が迎えに来たのだろうか

天国に行くのだろうか、地獄に行くのだろうか


「彩花!」


また聞こえた。けど何度か聞こえた声は次第に頭の中ではなく耳に聞こえているのだと気づく

それはつまり誰かの口から発されているということだ。そしてその声はどこかで聞いたことがあった


「んん・・・・・?」


誰かの声が聞こえ倒れたまま顔を上げるとそこにはピンクの球体、自分がよく知っている

カービィの姿だった。さらには、ほかのメンバーも数人駆け寄っては覗きこんでいた


「彩花!?無事!?」

「ははは・・・かわいくない天使だ・・・」

「天使って・・・お前生きてるだろ!しっかりしろ!」


半ば無理やり地面から離れるとどこかへと連れて行かれた。視界のなかには

見覚えのある赤い帽子や青い髪、そしてあの5人の姿があった


「うおっ!?無事だったのか!?」

「よく生きてたな!」


第一声に聞こえたのはファルコンの声、そして次々とファイター達の声が浴びせられた

地面へと降ろされると息も整ってきて視界がはっきりとしてきた


「あれ・・・ミュウツー・・・」

「・・・・・・」


遠くで、確かに5人の姿が確認できた。それは前回タブーと共に現れた5人とは違い

いつもの、だけど緊迫した雰囲気を漂わせた5人の姿があった


「なんでここに・・・操られてたんじゃ」

「!・・・やはりか」

「俺達の前に現れたんだが・・・戦って正気に戻したさ」


どうやらソニックと当たる前にファイターと当たってしまいファイターたちがそれぞれ5人を

正気に戻したようだ。5人の証言を頼りに状況を確認し小休憩をしていたところに彩花が

通りかかったのだとファイターたちは告げる

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次回

やっとの思いでファイター達と5人と合流し全員の無事が確認された所でマリオ

たちはタブーを倒すために5人と彩花を残しタブーの元へと向かうのだった。そして

ファイター達が行った後、寝ていた2人が目覚めるとそこにはあの姿があり・・・



次回 第22話、「結界」


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