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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第20話、忘れていた存在

クレイジーハンドを見つけたソニックはクレイジーハンドからの頼みを達成するために

その場から離れる。そして同じく話を聞いた彩花もまた再び動き出すのだった。その

頃、ファイター達によって元に戻った5人は忘れている何かを思い出そうとしていた
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「うーん・・・・なんだろ・・・・・」


5人は未だに考えていた。といえどカービィがクレイジーハンドの名を出した時点でファイタ

ー達はその存在を思い出すのだがその話をした後も5人は何かを忘れている気がしていた



「クレイジーさんじゃないんですかぁ?」

「何か違うんだよ・・・・もっと重要な・・・・」


ヨッシーに対し子供リンクは唸り続けた。そこにスネークが


「ならばもう一度状況を最初から確認しようではないか。思い出すかもしれん」

「うん・・・・」


最初から思い出すようにロイは状況を話した


「まず5人はクレイジーとやらとこの亜空間に来たのだな?」

「うん」

「ここへ来て、どうしたのだ?」

「着いた時クレイジーハンドはマスターハンドの様子を見に行く為に僕たちと別れて・・・」


ここでヨッシーはあの時マスターハンドを見たことを思い出す


「そういえば・・・マスターさんは無事なのでしょうか」

「かなり危険な状態に見えたよね」

「マスターを見たの!?」


子供リンクが大声を上げると驚いたリンクは答える


「え、えぇ。ボロボロの状態で倒れてました。その場で僕たちはタブーと対峙した
 ので・・・おそらくマスターさんもタブーにやられたのではと思っていたんですか」

「その通りだ」


少し離れた場所からガノンドロフの声が聞こえた。一同が振り向くと


「私はファイターが集まったことをマスターハンドに伝えようと合流した。がマスター
 ハンドは既にタブーの手に落ち掴まっていた。俺の攻撃がまったく通用しなかった」

「ガノンドロフが・・・負けた?」


ゼルダは信じられないという声で呟いた


「それほどまでに、タブーとは脅威なる存在なのですか?」

「全ての力を解放してはいなかったとはいえあのやられ方は尋常ではなかった」


当時のことを思い出すとふつふつと怒りを感じながら話は続く


「手加減していたわけでもない。あの時俺は怒りに満ちていた。が怒り
 により制御の利かなくなった攻撃でさえタブーは防御壁で跳ね返した」

「そう。僕たちの前にも突然タブーが現れて僕たちは戦ったけどまったく歯が立たなく
 て・・・もう無理だと思った時にクレイジーハンドが戻ってきて・・・・きて・・・・・・ん?」


言葉が止まりファイターたちは覗きこむ、途端


「あぁぁ!!」



ロイが突然大きな声を上げた。続けてピチューも思いだしたように


「そうだ!!」

「どうしたの?」


スネークの助言によって思い出したようだが突如3人は大声を上げる。あまりの大声に

ウルフ、ガノンドロフを始め話をあまり真剣に聞いていなかった人物たちも驚くと3人に

集中した。そんな5人の表情は焦りしかなかった



「そうだよ!そういえば彩花は!?」


その言葉によって他の4人も思い出す


「そうだ!!」

「彩花姉ちゃんもこのどこかにいるはずなんだ!」

「ねぇ!どっかで見なかった!?」




ファイターたちは顔を見合わせる。まさか、ここでこの名が出るなどと思うわけもなく

ピーチの問いかけに表情を変えると苦し紛れにミュウツーが答える


「まさか・・・・ここにいるの?」

「あ・・・あぁ」



ファイターたち数人は何度か話の中でその名前だけ聞いてはいたがいまいちピンとこない

しかし元スマブラメンバーのファイターたちにとっては一大事ともいえる事態だった



「こ・・・この中にいるんですか!?」

「馬鹿かお前ら!この中は敵だらけだぞ!何で連れてきたんだ!!」

「それは・・・・」



元々、自分たちが「責任を持って必ず守る」ということで安全と考えられる亜空にやって

きたのだ。しかし安全にするどころかむしろ危険にさらしてしまい挙句の果てに自分たち

はタブーの駒となってしまった。そしてなにより5人には僅かな記憶がある


「なんか・・・途中彩花の声を聞いたような・・・」

「やはりか・・・私もそんな気がしている」


ピチューとDrマリオは口を揃えて言う。思いだすように他の3人も考え込むと表情が怪しくなった


「「・・・・・・」」

「そのアヤカという奴はずっと一緒にいたのか?俺達の元へ来た時は君達しかいなかったが」

「いや、私達の前にタブーが現れた際彩花は魔物によって連れ去られた」

「えっ・・・」


この時点でファイターたちは嫌な予感しかしない。絶望的とも言えた


「それ・・・やばくないか?」

「だが・・・その後で私たちは会った気がするのだ」


微かにミュウツーは覚えていた。タブーによる洗脳に抗う中で彼女と会話を交わしたことを


「ってことは・・・その魔物からは逃げられたって事?」

「だろうな」

「けどよ、この中はタブーの手下だらけだぜ?」


その時、考え込んでいたディディーコングがドンキーに問いかけた


「ねぇ、オイラ以外が見た5人って・・・この人たちのことだよね」

「たぶんな」

「じゃあ・・・オイラが見たのは?」

「どういうことだ?ディディー」


ディディーコングが見た影は1人、そしてその1人は他の誰も見なかった一度きりの影だった

他のファイター達が見た影はおそらくこの5人だっただろう。ということは、ディディーが見たのは

この5人ではなく別の誰かということになる。そしてそこから導き出される答えは



「オイラが見た影がきっとそのなんとかって人じゃない?」

「可能性は高いな」


ひとまず途中までは無事だったと安心する一方ディディーコングが見てから相当

の時間が経っているためその間に何もなかったかと言えばそうともいかない


「つーかあいつ弱いだろ?大丈夫なのか?」

「悪運だけは強そうだけどな」

「いくら運が強くてもこんなうじゃうじゃ居る所じゃ・・・」

「もうやられてんじゃねえ?」



「「・・・・・・・・・・・・」」



(バキッ)


サムスは思いっきりファルコンの頭を殴った


「いってー!!」

「なんであんたはいつもそうなのよ!!空気読みなさいよ!!」



「「・・・・・・・・・」」



そんなやり取りを見ていてスマブラを知らないファイター達は唖然としていた



「サムスさんって意外と怖いですね・・・・・」

「ちなみにピーチもだ」   「意外だな」

「もうあの二人の恐ろしさと言ったら・・・・ブルブル」




マリオたちの背後にふたつの黒い影が・・・・


「何か言ったかしら?」  「私の名前も聞こえたけど何話しているの?」

「あ・・・この二人は見かけによらず強いってな」

「「へぇ・・・・・?」」


迫りくる2人にマリオ達の顔は真っ青になりながらも否定する


「う・・・嘘は言ってないぞ」   「そそそそうですよ?」

「どうなの?アイク?」


話の方向がマリオ達の横にいたアイクに向かったマリオたちはアイクについて良く

知らないが2人の目は本気だった。アイクに迫る中マリオとピットに冷や汗が流れた


「ど・う・な・の?」


小悪魔とも言える笑顔で迫る一方アイクは動じず無表情のまま告げた


「・・・2人は強いということを言っていた」




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次回

タブーから退いた彩花はファイターを探すために歩く。ファイターの影と戦いながら休憩のた

め足を止める。そこに現れたのは大勢のプリム。最悪の場合タブーと戦う事を考慮し力を

使い切りたくないと考えた彩花は逃げる。そして狼と・・・・・ついにファイター達と合流する


次回 第21話、「合流」 


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