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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第19話、クレイジーハンド

彩花は無力な自分に嫌気が差す中5人を助ける為ファイターや神達を探していた

途中大群のプリムに襲われるが音速のハリネズミソニックに助けられるのだった

その近くでタブーとの戦闘でボロボロになったクレイジーハンドの姿を見つける・・・
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破壊神。世界であまりにも目に余る悪事を働く者に対し制裁を与える神

そんなクレイジーハンドがここまでやられているのは初めて見た



「・・・・後は頼んだ、ソニック」

「任せてくれ。やれるだけのことはやってみる」


ソニックはさっきと同様に音速の速さで走り抜けていった。会話からするとソニックとクレイジー

ハンドが戦ったわけではないようで彩花には何が起きたのかさっぱり分からない



「ってどういうこと!?」



クレイジーはソニックと話したことを同じく彩花に話す。しかしクレイジーが予想していたほど彩

花は驚きの声を上げなかった。唯一驚いたことと言えばタブーとクレイジーハンドが戦ったことだ



(クレイジーハンドがやられた・・・・)


「5人はおそらくタブーの元にいるだろう」



あの時タブーが見せた物は本物だったの・・・・?身なりや声は同じで技も同じだったけど

信じていないわけじゃなかった。でもどうしてもどこかであのスマブラメンバーに選ばれた

5人が・・・なんて思っていた。クレイジーハンドの言葉であの5人は本物だと愕然とする


「・・・俺がいながら・・・すまない・・・」


クレイジーに対し同じく苦し紛れに彩花は数刻前の話をした


「多分、結構前にだけど会ったよ。タブーの横に5人いた」

「それは本当か!?」

「操られてた。まだ完全に操られてなかったからなのかミュウツーのサイコキ
 ネシスで私は別の扉の中へと放りこまれたけど・・・それ以来は見てない」



やはり5人は操られてしまったことにクレイジーハンドは悔しさが込み上げてきた



「すまねぇ、俺が弱いばかりに」

「・・・嫌な予感はしてたんだ」


その言葉通り、彩花はこうなるような気がしていると言っていた。まさかとは思

ったがまさか本当にこうなってしまうとはクレイジーハンドも思っていなかった



「お前の言うとおりになるなんて・・・」

「私だってあれは可能性を言っただけで本当になるなんて思ってなかったよ・・・」



それで倒れていたところにソニックが通りかかってこの事を頼んだ。状況を理解するが

このクレイジーハンドがやられているところを見るとやはりタブーは相当強いようだ


「ソニックは・・・なぜここへ?確かニンテンドーの人じゃないよね?」

「さすがだな。あいつはセガの空間の者。マスターハンドが呼んだんだ」

「マスターハンドが・・・呼んだ?」


クレイジーハンドは新たなファイター候補にソニックを入れていた事を話した

驚くべき事なのだが現段階の状況では驚きより状況による絶望の方が遥かに大きい


(5人はタブーの命で私を倒そうとした。ということはタブーはファイターも消そうとするだろう)


それは5人とファイターが戦う可能性があるということ。そんな事が起きたらファイターの

ショックは計り知れない。そして無事戻ったとしてもそれを知った5人のショックもまた

想像出来ないほどに大きなものになるだろう。それは深い深い傷になるだろう


(それだけは・・・避けないと)


「私も探しに行くよ」

「な・・・!?」


少女の言葉にクレイジーハンドは驚く


「私も会ったのに助けられなかった。それどころかタブーの手から逃がすため助けられた。フロル、
 ディン、ネールの力があればほとんど大丈夫だしあとこのビームソードがあるし、大丈夫だと思う」

「いや・・・だが・・・・」



ふとクレイジーハンドはあることを思い出す。それはここへ入る前に聞いた話だ


『もう1つ話が』

『なんだ?まだ何かあるのか?』

『実は・・・以前私がガノンドロフを封印するためにマスターソードを使って戦った事は聞いてるよね?』

『あ、あぁ・・・。リンクが留守でゼルダに頼まれたそうだな』


一呼吸置き彩花は告げる


『あの後、マスターソードは返したけど、フロル、ディン、ネールの力である程度戦えるんだ。今も』

「・・・なに?」

『そして種類は多くないけど・・・過去に旅した場所で教えてもらった魔法が数種類使える』




クレイジーハンドは彩花から実は自分がある程度は戦える事を聞いていた。マスター

ハンド含め誰も知らない事で初めて知ったクレイジーハンドも驚きを隠せなかった



(いくら戦えるっていっても・・・こいつはそれ以外戦った事はないんだろ?)



戦えるとはいえ、それは戦う力を持っているだけであってファイター達のように

長時間戦ってもいなければ戦いに慣れてもいない。しかし、こうなったのは自分の責任だ



「大丈夫だって。こういうモンスターとの戦いは慣れてるし」

「・・・・そうなのか?」

「魔法って魔物を倒すために存在するに決まってるじゃないか。魔物を倒すため
 に魔法を教えて貰ったんだから。ここまで来たらどうこう言ってられないでしょ」



どう考えても止めるべきだ。しかし今の俺に止める権利などない。そんな迷いを見透かした

ように彩花はさらに告げる。しかしファイターのように覚悟したように力強くはなかった


「・・・大丈夫だよ。ネールの力があれば攻撃は受けないし、無理だと思ったらフロルの
 力で逃げるからさ。大量のプリム程度ならディンの炎で倒せる。さっきは逃げてたけど」

「・・・・気をつけろよ」



ソニックほどの速さではなく一般人以下の速さで走っていく。手にはビームソードが握られている

破壊神であるクレイジーハンドは戦いに関しては専門でありある程度の力は見るだけで見抜ける



(・・・・あいつに止められるとは思わないが)



無事元に戻った事に喜ぶファイター達だったが5人は何かを忘れている気がしていた



「無事・・・・・?」

「そういえば何かを忘れているような・・・・・」



ファイターは何のことかさっぱり分からないが5人は何か大切なことらしく必死に思い出そうと

している。5人にとって共通する重要なことならファイター達にとっても重要なことだろう


「あ!もしかして・・・クレイジーは!?」

「そうだ!ここにきているのか!?」



カービィは思い出したように尋ねるとその言葉にファイター達も気づいた。きっとこの

5人が忘れていたのはクレイジーハンドの事だろう。自分達も忘れていたのだから



「どうなったっけ・・・・・」


唯一正気に戻る際意識を保ったままでいたロイとミュウツーはあの時のことを思い出

そうとしていた。そんな中白い翼を生やしたパルテナ親衛隊隊長ピットは尋ねる


「あの、クレイジーとは?」

「お仲間・・・ですか?」


スマブラメンバーでない人たちはクレイジーという人物を全く知るわけもない

知らないメンバーの2人ロボットとピットはカービィ達に尋ねた



「マスターハンドによく似た手だよ、あいつも一応神らしいがな」

「私たちが操られる前に現れて・・・・タブーにやられた」



ミュウツーは記憶を辿って言う。マスターハンド同様クレイジーハンドもタブーにやられた

事を知るのだがそれ以来自分たちは操られクレイジーハンドの記憶はないという


「神なのによえぇ・・・」

「あんたもやられたでしょ!・・・クレイジーハンドも歯が立たないなんて・・・」

「直前クレイジーハンドの叫び声が聞こえた気がしたんだけど・・・」

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次回

ボロボロになったクレイジーハンドから話を聞いたソニックはファイター達を助ける

為に5人を探しに出る。その後同じく話を聞いた彩花も移動を開始するのだった

その頃、元に戻った5人は何かを忘れている気がしてそれを考えていた


次回 第20話、「忘れていた存在」


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