INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第11話、5人と神

多数の亜空爆弾の中から脱出し森へ戻ってくると湖に前来た時はあったアーウィンの姿がない事に

気づき判断ミスに後悔する。一度家に戻りロボットを置いて行くと再びメンバー達とエインシャントを

探しに出るのだった。そんな中、ある青年もまた森の中で謎の亜空について調べていた
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戦艦ハルバードでは大集結したファイター達を乗せ敵の本拠地と思われる亜空間へと向かって

いた。久々の再会に面々は喜ぶが数人いない事に気づき心配していた。戦艦ハルバードは

すでに崩壊寸前で壊れることを覚悟しメタナイトは突入することを決めていた



「そういえばルイージもいないな」

「怖くて逃げたんじゃないか?」

「プリンも・・・大丈夫かな」

「そういえばミュウツーは今頃どこにいるだろうか」

「ミュウツー?」



意外なことにマリオ達は驚く。ミュウツーの名を出したのはスマブラのメンバーではない

ルカリオだったからだ。しかし一方まったくしたないメンバーは不思議な名前に首をかしげる




「なんだ?ルカリオはミュウツーのことを知っているのか?」

「以前会った事がある。ミュウツーも調査すると言って別れたのだが・・・」


作戦が決まったところでマリオが今まで話題に出てこなかった1人を思い出す



「あ・・・・・そういえば彩花のことを忘れていた」

「そういえば」


マリオの言葉で彼女を知るメンバー達はその存在を思い出す


「そういや・・・・いたなそんなやつも」



「いったいどんな人なんですか?」

「俺たちと違って戦う術を持っていないんだ」

「黒髪で背はピットより少し低いかしら、特に目立つわけでもないし」


マリオたちの会話からその人物が元スマブラのメンバーではあるが戦えずむしろこの事を

知っていることに驚いたなどと次々と話題が出る中ルカリオは目を閉じ確かに感じた



「・・・・波動を感じる・・・おそらく無事だ」

「本当!?」


ルカリオの言葉にファイター達は色んな意味で驚く


「そんなこと分かるんですか!?」

「というかあの者の事を知っているのか」

「以前会ったことがある」



ポケモンだからだろうか、旅の途中の彩花と会ったことがあったようだ確かミュウツー

も以前そんなようなことを言っていた気がする。以外に思う中リンクは空気を変えようと

叫んだ。続いてファルコも嫌みなのかともとれるような口調で告げる


「きっと大丈夫ですよ!」

「だな、あいつは悪運が強そうだしな」





「くしゅっ・・・・・・・・?」



そんな中、話を聞いていたポケモントレーナーは何かを考えているようだった


「・・・あの」

「なんだ?」


おそるおそる尋ねるとポケモントレーナーは問いかけた


「その彩花さんというのは・・・ポケモントレーナーですか?」

「あぁ」

「!」


ルカリオが彩花を知っている事に驚いたファイター達のようにポケモントレーナーは驚いた



「あの人が・・・?」



深い緑が輝く森の中を、一人の赤い髪の青年が歩いていた。腰には剣がささっている所から

剣士にも見える。ふと物音がすると頭上に数体の魔物が飛びかかった



「とう!」



掛け声と共に次々と現れるプリムを倒していく。その動きには迷いがなく戦いにも

慣れている事が見てとれる。次々現れる魔物たちを倒すと再び剣を鞘にしまった


「一体どうなってるんだ・・・・・・」



この青年も、亜空間の事を調べるために旅をしていた



「歩いても歩いても木ばっか・・・・小屋?」



森の中にはある小屋がぽつんと立っていた。この周辺は木で囲まれておりとても人が住むに

便利な場所とは言えない。近くに町もないため買出しなどに相当苦労しそうなものだ


「こんなところに小屋なんて珍しいな・・・・」


じっと小屋を見ていると魔物がうろついていることもあり考え込むと呟いた


「もしかしたら・・・この異変について何か知ってるかも・・・」



「これ?」

「おぉ、よく見つけたな」



小屋の周辺で緑の衣服をまとった少年子供リンクは白衣を来ていた男Drマリオの薬草探しの

手伝いをしていた。2人は元スマブラのメンバーで解散後は薬草を集めるためにここを拠点

として生活していた。とはいえ家を空けることは多く遠出することが多かった



「これでリストにのってる種類の薬草は全部そろったね」

「あぁ」


Drマリオがバインダー挟まった紙を見ていると横から子供リンクも覗きこんだ。全て

揃ったことを再確認するとDrマリオは呟いた。すぐになんのことか察し子供リンクも呟く


「・・・ずいぶんと経ったものだな」

「リンク兄ちゃん・・元気にしてるかなぁ?」


一緒に過ごしてきたメンバーの顔を思い出しながら懐かしんでいた。すでに解散してから

数年が経ちファイターたちは解散以来全く会っていない。子供リンクもハイラルに戻ることなく

Drマリオと共に行動していたためゼルダや未来の自分・・・大人のリンクと会う事もなかった


「テレビで時々マリオ達は見たが・・・実際には会っていないしな」

「Drマリオにコリン!!」


その時、遠くから彼らを呼ぶ声が聞こえた。2人のどちらかが発した声ではない

周りを見渡すと緑と茶色に囲まれた中目立つ青と赤が見えた。驚きの表情を見せると

数秒後現状を理解した子供リンクは大声で叫んだ


「あ・・・!ロイ兄ちゃん!」



森の中から現れた彼もまた、スマブラメンバーだった1人、名前はロイ。まさかこんな所で会う

とは思わなかっただろう。2人が驚きの表情を見せる中冷静な様子でDrマリオは尋ねた



「なぜこんなところにいるのだ?」

「最近異変があちこちで起きてるでしょ?それについて調べてたんだ」


2人は考え込むとまっさきにピンと来たのは子供リンクだった


「そういえばニュースでやってたよね、謎のブラックホールって」


どうやら2人の耳にもその情報は入っているようだ


「あぁ、あの怪奇現象か。最近よく騒がれているな。なるほど」

「2人は何を?」

「薬の研究・・・と言うより今は材料を集めていたのだ」

「僕はDrマリオの手伝いしてたんだ」


意外に思った。この2人は確か出身地も違い近くというわけでもないためなかなか会わないだろ

尋ねると解散後から共に行動していたようでずっと一緒にいたようだ


「怪しい物は・・・作ってないだろうね?」

「大丈夫だよ!これは傷薬だから!」


その時3人の前に現れたのは同じくスマブラメンバーであるミュウツーとピチューの2人

だった。その背後にはもう一人、人と言っていのか分からないが巨大な手が浮かんでいた



「やはり集まっていたか」

「ロイ、コリン!Drマリオも!!」

「無事だったか!!」


「「クレイジー!?」」


ロイ、子供リンクははクレイジーハンドノ姿を見ると驚きの声を上げた

クレイジーハンドは、破壊の神でありスマブラを作った1人でもある

クレイジーハンドは3人が気にしていた謎のブラックホールについて話し始めた



「今もどこかで落とされているかも知れねぇ」




今起こっていた事実を知り3人はショックを受けた。しかし、悲しいことばかりではない


「マスターハンドによると大体のメンバーは無事らしい」

「じゃあリンク兄ちゃんも?」

「マルスも?」

「ピカチュウやプリンも!?」

「多分な」


クレイジーハンドの言葉を聞いた5人は安堵の息を吐いた


「ねぇねぇ、彩花姉ちゃんは?」

「全員が解散した後俺たちは新しいステージなどを考え、後は微調整のところで彩花
 は自分の土地に帰って行った。また旅をするとか言っていたからな。どこにいるかは
 わからん。ニンテンドー以外の場所にいる可能性もあるから探すのは難しいだろうな」


クレイジーハンドは神ではあるがそれはあくまでニンテンドーの神である。ニンテンドー以外の

様子を知ることは出来ないのだ。それはクレイジーだけでなくマスターハンドも同じだ


「じゃあ無事かどうかは分からないの?」

「ああ」

「そんな・・・・・」



しかし、クレイジーハンドの話では彩花は普段こういう事件とは全く関係ない平和な場所に

住んでいるためこの事件に関係していることは少ないだろうと言う。だがその逆、旅をして

いる場合はどこかで知る可能性もあるそうだ。または・・・最悪の事態もなくはない


「俺はもう一度辺りを見てくる」

「あぁ」



クレイジーハンドはそう告げるとその場から姿を消した。ふと疑問に思ったロイが問いかける



「3人はどうして一緒に?」

「・・・私がピチューと一緒にいた時クレイジーハンドが来たのだ。そこで今回の事件を聞
 いてな。ここにこうして再会出来たのもクレイジーハンドがお前達の気配を感じたからだ」

「そうだったんだ」



ドォォォォォォォン!!



「っ!?」


突然の音に彩花は耳を塞ぐ。大きな爆発音は苦手なのである。でも今までとは違いあの

爆弾の音ではなく機械的な何かが爆発した音だった。それも相当大きなものが爆発した



「何、今の音・・・・」


耳を塞いでいても聞こえた音は収まった後も耳の中で残響が残っていた


一方戦艦ハルバードから小型船に乗り込み無事亜空間の中へと入って行くとファイターた

ちはタブーを倒すためにタブーを探して歩いていた。次々現れる敵を倒しながら口々に言う



「全くここは敵の巣だな。というか本拠地だが」


当然と言えば当然なのだが亜空間の中はまさに巣窟。プリムを始めとしたかつて何度

も戦った魔物たちが次から次へと現れてはファイター達を襲う。戦いながらサムスは


「あれから全く劣ってないわね」

「当然だ」

「あたりまえだろ」


フォックスやファルコからすれば、敵と戦うことは日常茶飯事でありそれが仕事でもある

またサムスも同じようなものだった。だからこんなことはもう慣れているのである



「足が・・・」


歩き続けていたせいか足が痛みを訴えていた。休憩しようとすれば敵に襲われ、あまり

安心できる状況ではなかった。それでもなぜこんなところにいるかと言うと


『先程、一瞬ですが特別な力を感じました』

「特別な力?」


フロルの証言を頼りに力を感じた方向へと向かっていた時、ふとフロルが告げた


『人ではない・・・これは・・・ここから東の大陸の森の中です』

「人ではないって・・・」

『邪悪な気配ではありません。私達の知る・・・マスターハンド様に似ているけど違う・・・』

「マスターハンドに似ている?」


ふと思いついたのはマスターハンドと似ているが違う・・・それはクレイジーハンド

フロルが場所を指定すると移動魔法『フロルの風』で感じたという森の中へとやってくる


『気配は一瞬で消えてしまいました。が確かに感じました』

「それってもうそこにはいないってことなんじゃ」


そんな事を話しているとぴたりと彩花は立ち止まった


『どうしました?』

「今声が・・・・聞こえた?」


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次回

ファイター達と同じように異変に気付き調べていたロイは森の中で薬草を探していた

Drマリオと子供リンク、クレイジーハンドとミュウツー、ピチューと再会を果たす。そして

もう一人、この森に来ていた彩花も彼女達の声を頼りに彼らと再会を果たすのだった


次回 第12話、「無事」


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