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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第10話、絶対に

エインシャントが入っていく施設に入ったが思いのほかロボットが少ない事に違和感を覚えつつ

進んでいくとそこには無数の起動された爆弾が並ぶ場へと遭遇する。状況が理解できないまま

時間はゼロになり爆弾が発動する。その頃多くのファイターたちは一か所に集まろうとしていた
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「セーーーーッフ!」


危機一髪で逃れることができた彩花


「死ぬかと思った・・・」


あの中に飲みこまれたらどうなるんだろうか。気になる気もするが取り返しのつかない事に

なると怖いためあまり考えないようにと首を振った。考えると恐ろしくなり背筋が凍る

ワープした先は以前レックウザに会った森の中。とっさの状況で思いついた場所だったのだ


「アノ・・・・・・」

「あぁ、もう大丈夫」



考えていた顔を上げ横を見るとそこにいたのは一体のロボット



「時間がなかったから近くにいた君しか助けることができなかった」


あの亜空爆弾の中、彩花の目にとっさに入ったのは一体のロボット。ほとんどのロボットが

爆弾を稼働させている中また彩花の横にロボットが通り爆弾を発動させようとしていたのだ

そこをとっさにロボットに触れロボットと共にワープしてきたのだ


『あの状況でよく出来たわね』

「真横を通ったから出来たんだよ。何があったの?」


彩花は尋ねるがロボットは覚えていないと答えた。ロボットだというのに私の言葉を

理解し人と話しているかのように答えを出す。とても現代の技術とは思えない


「覚えていない・・・?」

「シンニュウシャヲハイジョスルタメニアノバニイタノハオボエテイマス。ケレド・・・」

「そこから覚えていない?」

「ハイ・・・スミマセン」


ロボットと共に再び湖へとやってくる。レックウザは飛んで行ってしまった為もういない

だがもうひとつ、前来た時と何かが違う事に気づく。そこに壊れていたはずのアーウィンの

姿が無かったからだ。飛び散っていた部品も何一つ残っていなかった


「アーウィンが・・・・ない?」



前に来た時は確かに壊れていた。その状況からとても動くようには見えなかった

そして無くなっているという事は、自分が離れた後誰かが来たという事になる


(もしかして・・・・ここで待ってた方がフォックスかファルコに会えたんじゃ)


などと考えるが今更遅い。悔やんだりもするが過ぎたことを考えている場合じゃない

進んだ先に、かわいらしい羊が寝ていた。タウタウだ


「かわいい・・・あ、起きた。・・・・ってえ!?」


起きたかと思えばすごい勢いで追いかけてきた、さっきとは別類の生物みたいに顔が変わって

いる。突然変わったことに理解できないままとにかく走って逃げる一定距離間隔をあけると

止まり、また寝たようだ顔もまた可愛い羊に戻っていたがまた近づこうなどとは思わない



「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・なんなのあれ・・・・」

「・・・・ダイジョウブデスカ?」


自分を助けた少女は見た目通り強そうには見えないのだが敵に追いかけられると戦うことは

なく逃げていた。なぜあの場にいたのか、そんな疑問がロボットに浮かんでいた


「君こそ大丈夫?」

「ハイ・・・」


そんなロボットを見ていると彩花はあることを思いつく。そして向かった場所は自分の家

あれから何日も建っているが無事のようであの空間に飲みこまれたこともなければ

プリムや変な生物がいるわけでもなく変わらず平和なままだった


「ここで待ってて」


中に入ると彩花は告げるとロボットはどこへ行くのかと尋ねた


「エインシャントを見つけないと」

「エインシャントキョウヲ・・・・?」


あの場に侵入いしていたことからこの事件を止めようとしているのだろう

だが戦えないのか戦わない少女に何が出来るのか、何をしようとしているのか


「アノ・・・アナタハタタカエナイノデスカ?」

「戦えない、というより戦いに慣れていない・・・けどもうそんなことも言ってられないよね」


目を閉じると彩花は呟いた。自分の心に言い聞かせるように


「・・・・・・」

「ファイター達に比べたら私は一般人も同然。けれどまったく力がないわけじゃない」


未だこの事件の事は良く分かっていない。けれどあの爆弾によってあらゆる場所が飲みこま

れ多くの命が失われている。そして爆弾を起動していたロボット達も無事ではないだろう


「ここもいつ落とされるか分らない。ポケモン達がいなくなるなんて・・・嫌だ」

「ポケモン・・・?」


ロボットが辺りを見渡すと扉から気配を感じたのか生物が顔を出した


「ナラバワタシモ・・・・」


ロボットが呟くと彩花は再びロボットの方を向き告げた


「覚えてないかもしれないけど・・・あれはエインシャントの意思でやっているの?」

「・・・・・・」

「なんて言えばいいかな・・・エインシャントが黒幕なの?」

「イエ・・・エインシャントキョウモ・・・ダレカノシジデウゴイテイルヨウデス」

「!・・・やっぱり」


やはりエインシャントは黒幕じゃない。となると指示に従わなければならない理由があるはずだ

エインシャント自身が自ら尊敬して命に従っているようにはどう見ても見えない


「デスガ・・・ソノカタノスガタヲミタコトハアリマセン・・・」

「そう・・・」


力になれずに申し訳ない、と言わんばかりにうつむくロボットに彩花は告げた


「エインシャントは多くの仲間のロボットを失って悔やんでると思う。君はたった一人生き残っ
 たロボットなんだ。唯一助けられたエインシャントの仲間・・・だから・・・・・・ここで待ってて」

「・・・・・・・・」

「もしエインシャントが縛りから解かれた時、君がいるだけで色々と違うと思う」

「・・・ワカリマシタ」


納得したロボットに向かってもう一つ尋ねる



「・・・エインシャントってどんなの?緑色の中には一体どんな姿が・・・」

「ワタシモヨクハシリマセン」



ロボットは量産型なのか、上司であるエインシャントの姿は知らないそうだ

ただ実力は強いということは確かのようでロボットはエインシャントを慕っているという


「ミナ・・・エインシャントキョウヲソンケイシテイマス。エインシャントキョウモマタワタシタチ
 ヲヨクオモッテクレテテイマシタ。ダカラエインシャントキョウハ・・・マイカイニタイのロボッ
 トヲギセイニスルコトヲクヤンデイマシタ。ケレドワタシタチはエインシャントキョウヲ・・・」

「尊敬しているから。自らを犠牲にすることを迷わなかった・・・」


彩花の言葉にロボットは頷いた。すると顔をのぞかせていた何体もの生物が現れる


「・・・・・エーフィ?」



彩花の傍にやって来たのはエーフィにクロバットを始め彩花の手持ちであるポケモンたちだ

全員が少女を心配そうな表情で見つめている。そんなポケモンたちに少女は答えた



「・・・・大丈夫だよ、絶対戻ってくるから」

「・・・・・・」

「エーフィ、ロボットの事をお願い」


少女がピンクの生物に告げるとピンクの生物は頷いた。立ち上がると奥へと消えて行く

数分後、再び姿を現すと扉に向かい手にかけると立ち止まり再び口を開いた


「絶対・・・戻ってくるよ」


扉を抜けると天気は相変わらず晴天で別の大陸で起きている事が嘘のようだ


『これからどうする?あの施設は既に飲みこまれているだろうし』

「未だに分からない。あの爆弾が落とされるのは無条件なのか、なにか条件があってなのか」

『・・・これは私の推測でしかないのだけれど』


ネールは姿を現すと続けてフロル、ディンも姿を現す。そしてネールは口を開いた


『最初のマリオとカービィのいた場に爆弾が落とされた時点で考えていたのよ』

「何を?」

『スマブラのファイターを始め自分たちの計画の脅威となる存在を消すために落としているの
 ではないかと。力あるもののいる場に爆弾を落としたとしたら・・・ランダムになるわよね?』


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次回

多くのファイター達が集まりこの事件の首謀者の本拠地である場へと向かうため

ファイターたちは移動していた。その頃同じ森の中で青年は一軒の家を見つける

そこにいたのはかつて共に過ごした懐かしき面々だった


次回 第11話、「5人と神」


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