INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第6話、アーウィン

町でマリオと謎の天使の目撃情報を聞き丘へと向かったがそこに2人はいなかった

マリオが無事という事を知り少しずつ希望が出てきて他のメンバーも探すことに・・・・

そんな中再び森の中へと入る。そこで見たものとは・・・・
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「あれ・・・おかしいな」

丘の上で考え事をしていた。それはなぜかというと・・・


「町の人は町の向こうに遺跡があるって言ってたよなぁ。なのにここに来るまでに遺
 跡はなかった。でも言っていたのはここであってるはず。道を間違えて来たのかな」


願っていたものの丘にマリオの姿はなかった。数日前の目撃情報のため仕方ないと言えば

仕方ないのだが振り出しに戻り再び彩花は歩いていた。これからどうするべきか


『他のファイターの居場所は分からないの?』

「それが・・・ピカチュウとからならトキワの森にいるだろうけど・・・ポケモンをこういった
 事に巻き込むのはどうなのかな・・・これが人間の手によって起こされたのならそれは
 人間の手で終わらせるべきだと思う。魔物だとしても・・・ポケモンは巻き込みたくない」


個人的にポケモントレーナーであることからの考えだった。そして人間というのは

あのエインシャントのことだ。はっきりとした正体は分からないが身なりや大きさ。体格

から人間である可能性が高い。ガノンドロフのような魔王だった場合はまた別なのだが


「エインシャントは何者だろう」

『・・・わからない。フロル、なにか感じた?』


ディンが尋ねると迷った様子でフロルは告げた


『・・・いえ。実は・・・あの者から命が感じ取れなかったのです』

「え?命が・・・?生きてないって事?」

『わからない。ただ・・・ハイラルの生物ではない事は確かです』



その頃、その目指していた森では、元々クリボーが奪ったバナナを取り戻すため追いかけて

いたのだがクッパによってフィギュアに変えられたドンキーを探しだし助けるためにディディーコング

とフォックスが歩いていた。とはいえディディーはドンキーに庇われたため無事でその後

フォックスと出会いドンキーを知っていたフォックスは話を聞き協力することとなったのだ



「本当にドンキーって頼りになるけど乱暴なんだよ!」

「あぁ、それは俺も分かるな」



ディディーはドンキーを探すためにジャングルの中を走り湖までやってきたが湖から現れた

レックウザに捕まりピンチに陥った中湖の横で壊れたアーウィンからフォックスが現れ助けられ

壊れたアーウィンを残しドンキーを探しにディディーコングと森を歩いているのだった



「・・・・・・・・・・・・・・あれが遺跡?」


歩いていた彩花は遠くで岩でできた建物を発見した。形は古代遺跡と呼ぶにふさわしく

古代に関わる石板や何かが見つかりそうな雰囲気を醸しだしていた


「・・・あそこに誰かいるかな・・・」

『・・・森の中から生命反応を感じます』

「森?生命反応って?」



プリム達も言ってしまえば生命である。他にも森なら野生の生き物が生息して

いてもおかしくない。尋ねるとフロルは以前彩花が会ったことのある気配を感じると告げた


『以前も似たようなものを・・・もしかして・・・』

『以前会ったことのある人物?』

「え?それって・・・」


3人が以前会ったことのある人物、そして感じるような特殊な力を持つ者

それは一人しかいない。時の勇者リンク、それかゼルダ。前者の可能性が高いだろう


「この中にリンクが?」

『・・・いえ、ですが・・・感じたことのあるこれは・・・スマブラのファイター?』

「!・・・どっちにしろ、遺跡よりこっちの方が可能性は高いってことだね」



彩花は森へと入り中を歩く。見る限り木、木、木。森なのだから当然だろう

歩いても歩いても同じような風景、人工物は無く自然そのものの集大成だった



「迷いそうだな・・・・というかこれは迷った」



ずっと歩いていくと広い湖に出る。澄み切った水面がきらきら輝いており殺伐とした心が

少しだけ浄化されたような気がした。しかしそんな癒しはすぐに打ち消される。その湖の

近く横に煙を吐いたアーウィンが目に入り表情は一変する



「な・・・っ!?これって・・・・・・!?」



それはスマブラで見覚えのある乗り物、フォックス・ファルコが乗っているアーウィンと

いう乗り物だ。フォックスかファルコが乗っていたところを何者かに落とされたのか。おそる

おそる近づくが誰も乗っていない。当たり周辺を歩き回るが近くにもその姿はなかった


「・・・・・大丈夫なのかな・・・」


ほんの少し傷が付いている・・・なんてレベルではなく、ハッチが割れてモニター

にはガラスの破片が突き刺さっていた。相当威力の高い攻撃を受けたのだろう

しばらくそのアーウィンを見て考え事をしていると後方から何かの叫び声が聞こえた


ギャアァァァァァ!!


「なに!?」


後ろから何かの叫び声が聞こえ、後ろを振り向くと、水面からレックウザが飛び出したのだった


「レックウザ!?なんでここに・・・・!?」



ホウエン地方にいるはずの伝説のポケモン。だけど倒すにも今はポケモンを持っていない

ピンチだと顔を歪ませると数秒後、レックウザが襲ってこない事に気づく


「?」

『・・・何かを、伝えようとしている?』


フロルは何かを感じたように呟いた。それを聞いた彩花はレックウザへとゆっくり近づいた

大丈夫なのか、危険ではないかとディンとネールが止めようとするが


「大丈夫、レックウザとは以前会ったことがある」


そっと近づくとレックウザは何かを察したのか頭を下げた。近づくと額に手を近付け触れた

触れた手から光を放つとレックウザは近づかれるにも動きは見せずじっとしていた


『・・・それは?』

「私の地域は、数百年に一人ポケモンの意思を感じる事が出来る能力を持つんだって」

『・・・つまり、生命の心を読むことが出来ると言う事?』

「どうだろう。ポケモン以外で試したことはないけど」



向き直って神経を集中させると頭の中に言葉が浮かんでくる



(・・・・・・お前か)

(やっぱりあのホウエンのレックウザなの・・・・?なんでここに)

(何者かに連れてこられたのだ、その後は記憶がない)

(記憶がない?)


手を離すと考えた。記憶がないということは何者かによって操られた可能性が高い

再び触れ光を放つとレックウザ同様口に表すことなく気になっていたことを語りかけた


(・・・・・・・ねぇ、あそこにあるやつから何か出てこなかったかわかる?)

(フン・・・・出てきたさ、そして戦った)


「!!」


よくよく見るとレックウザも何かと戦ったのか傷を負っていた。ということはフォックスかファルコ

どっちかと戦ったってことになる。両者とも強くレックウザでさえ一筋縄ではいかないだろう


(妙に素早いやつだったな、あれは新種のポケモンか何かか?人の言葉を話していたが)



ポケモンではないがなんといえばいいのか説明がつかない。考えた末



「あ・・・あれはなんというか・・・知り合いなんだけど」

(なに!?)


ということはフォックスかファルコ、どっちかもこの森の中にいる!


(教えて。その生物はどこへ行ったの?)

(ちっこいサルと狐は森の中へとはいっていった)

(ちっこい猿・・・・?)

(確か・・・・ディディーコングと言っていた)



「ディディーコング!?」



狐ということはフォックスだろう。しかしそれよりも思わぬ名が出たことに驚いた


(何を驚いている。そいつも知り合いなんだろう?)



ディディーコング。その名と姿は知っている。ディディーコングというのは、ドンキーより

小さなチンパンジーでマリオ達の仲間に入る。なんでディディーコングとフォックスが

一緒にいるのか。そしてもう一つ疑問が浮かぶ


「・・・チンパンジーとキツネと・・・他には誰もいなかったの?ゴリラとか」

(見ていないな。2体だけだった)


何故ディディーと仲の良いドンキーの姿がなくフォックスと行動していたのか疑問しかない

会ったマルスを入れてマリオと天使と青い人とメタナイトが異変に気付いているということなる

フォックス達は事情は知らないかもしれないがこの近くにいることは確かだ


(あの者を探すのならこの湖の流れに沿っていくといい。奴ら
 もその方向に歩いて行ったからな。ところでここはどこだ?)

「そんなの知るわけないでしょう、今迷ってたんだから。ここに地図ならあるけど・・・」


地図を広げレックウザに見えるよう見せると知識があるのか


(形からして・・・ここだな、また会おう)

「またあの塔登るのは嫌だよ」

(・・・・・・・だろうな)



レックウザは急に叫んだかと思うと空高く飛んでいってしまった。あのエインシャントにレックウザ

ほどのポケモンですら動かす力があるの?もし本当にそうならメンバーも絶対勝てるって確信はない


『考え込むのもいいけれど、またマリオ同様見失うわよ?』

「そうだ。フォックスとディディーコングを探そう」


レックウザ同様彩花もまた湖を後にした



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次回

目撃情報が増えてメンバーが動いていることを確信した彩花は

さらに足を進める。しかし大通りに出たところでエインシャント卿を見つける・・・・


次回 第7話、「エインシャント郷」


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