INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第4話、城跡と再会

女神達によって知る事件の幕開け。色々な場所へ向かうがそこに知る姿はなかった

見たこともない魔物に追いかけられながらも森を抜け荒野へとやってきた彩花は

そこであの空間の原因であろう物をもっているエインシャントに会うのだった
___________________________________


「ああ、思い出した!」



必死に頭を回転させ考えているとふと思い出した。もうすぐ発売するニンテンドーゲーム

「大乱闘スマッシュブラザーズX」のCMで流れていたあの映像を。緑の生物を見た気がする


「けど名前は分からない・・・」



砂埃(すなぼこり)がたつ中、かすかに見えるのは城の姿。近くにまで生物が迫っていたことから

なにか有益な情報が得られるかもしれない。そうまとめると城へと向かう事に決めた

その途中でハイラルの女神・・・生命を作りだした勇気の女神フロルが告げた


『あの生物、プリムと呼ばれているそうね』

「プリム・・・?」


歩いているとまた目の前に大勢ののプリムと呼ばれた生物が集まってきた

逃げようとするのだがあっという間に囲まれてしまい逃げ道を失う



「うわぁ・・・・・・・」



攻撃を仕掛ける前に、影虫から現れたたくさんのプリムが集まり、さらに大きなプリムに

なった。それはクッパよりも巨大でヘタするとマスターハンドより大きいかもしれない

というより総合立体的体積でいえばこの巨大プリムの方が威圧感がある


(逃げ道は・・・)


砂の上を逃げるのは無理がある。足が取られて思うように進めないのは間違いない

横目で辺りを見渡すと他に逃げられそうな足場はない。この巨大プリムを抜けるか

倒すかしなければこの危険を回避は出来ないだろう



「くっ・・・」



逃げる方法はただ一つ、フロルの力を使う事だ。タイミングを見計らいフロルの魔法を詠唱する


「フロル!」


緑の光に包まれプリムを越した先に姿を現すと駆けだした。成功したと心の中でガッツポーズ

をした瞬間自分の体が浮かんだのを感じた。吸い込まれているような感覚が止まると今自分

が置かれている状況に気付いた。巨大化したプリムが彩花を掴み上空へと持ち上げたのだ



「・・・・・・くっ!」



地面がものすごく遠くに見えパニックからまともな思考が浮かばない。ここから落ちたら間違い

なく死ぬだろう。それ以前にこのプリムに殺されるのかなんとか抜け出そうとじたばたするが

びくとも動かず動きを止めもう一度動かそうとするが動けずまともに声も出ないまま止まっていた



「・・・・・・っ」


ゆっくりと持ちあげられプリムの顔と距離が近づくと終わったと思い強く目を閉じた

その時、誰かの声が聞こえた。それは日本語ではっきりと言葉が聞こえた



「天 空!」



誰かの叫び声の後掴んでいた巨大プリムの手が離れると彩花は空中に放り出される

突然起きたことに何が起きたのか分からぬまま宙に浮くと途端落ちて行きそうになる

重力によるものなのは分かっているがここから落ちたら無事では済まない



落ちる・・・・・!!


しかし、突如風圧が消えた。数秒後そのことに気づくと瞑っていた目を恐る恐るあけた

さっきから高さが全然変わっておらず落ちる様子もない。するとどこからか声が聞こえた


「大丈夫か?」


後ろから低い声が聞こえた。姿は見えないが掴まれている感覚に声の主が自分を掴んで飛

んでいるのだろうと理解した。そのままゆっくりと空中を飛び滑空すると地面へと着地した。地面

に足がつくと重力に逆らわぬまま力が抜けがっくりと膝を落とし間一髪助かったのだと気づく


(生きてる・・・)



安心し息をつくと自分を助けた人物を見る。とはいえどそこにいたのは人ではなく球体

の生物。どことなくカービィ似ており色は濃い青でどこかで見たことあるような気もした



(どこかで見覚えある・・・・)


ぱっと名前が思いつかないがどこかで見たことあるのははっきりと覚えていた。そ

の正体を思いだそうと考えていると別の方向から別の誰かの叫び声が聞こえた


「えぇ!?彩花!?」

「・・・へ?」



考えていた矢先言葉は耳に入っていなかったが後半の言葉に思わず反応した

自分の名を発したからだ。つまり今声を発したのは自分を知る人物ということに

なる。後ろを振り向くと見覚えのある青髪の王子の姿があった



「・・・・マルス?」



後ろの方からまたべつの低い声が聞こえてきた


「なんだ?知り合いか?」


青い髪の毛のいかにも怖そうな人が肩に大きな剣を乗せていた。そこには自分含めカービィに

良く似た人物と、マルスと人間がいた。青い髪の人に対しマルスは驚きの表情で答える



「昔ちょっとね・・・でもどうしてここに!?」

「それは・・・」


どう説明するべきか迷っていると頭の中に声が響いた


『あった事を話すしかないのでは?』

「・・・家のテレビで偶然マリオとカービィが映っていたんだ」

「テレビ・・・ってあの箱のことだよね?」


彼はテレビを始め家電製品に縁がない。もはや生活の一部となっている彩花から

すれば家電製品なしでどう生活出来るのか当時疑問に思ったこともある


「そう。試合の中継だったっぽいんだけど突然映らなくなっちゃって・・・そ
 れからそれは故障とかじゃなくて異変によるものだって・・・知り合いが」


ふと彩花は青い一頭身の彼を見た。カービィの星の人物であることは間違いないの

だが質問に答えたのち考え直しても完全な名前が思い出せない


「えっと・・・・確かメ・・・メタ・・・なんだっけ」

「メタナイトだ。そしてこっちがアイク」


3人は全員前身青という謎の共通点があるがそこは言わないでおく


「・・・私を知っているのか?」

「有名じゃないか。剣士でとっても強いんでしょ?」

「・・・驚いたな。プププランド以外の星で私を知る者がいるとは」


するとマルスも同じように異変を感じ城から出て調べていた途中でこの2人に遭遇したようだ



(・・・・この人ってマルスの知り合い?仲間なのかな)


身なりは似ているし剣を持っていたということは剣士なんだろう。声からしてあの巨大プリム

を倒したのもこの人だろう。そんなことを考えていた時メタナイトが尋ねた。続けてマルスも


「緑色の飛んでる人物を見たことないか?」

「下に大きな球をくっつけてるんだけど・・・」



見たことあるような気もするがはっきりと記憶には残っていなかった

考えていると無表情なまま青髪の人は言った



「原因はそいつだ」

「・・・やっぱり」

「見たの!?」


勢いよくマルスが叫ぶと焦った様子で彩花は答える


「ちらっと、この砂漠内で。質問には答えてくれないし何も分からなかったけど・・・」

「やっぱり、まだこの中にいるんだね」


一通り話が終わってさっき見えた城方向へと向かおうと立ち上がると青い髪の人が口を開いた


「あんた戦えるのか?」

「うぐっ・・・」


なんとも痛いところを突かれどう答えようか迷う


「そんなのにというかまったくというか・・・」

「一緒に行った方がいいんじゃ・・・・・」



自分の事をこの中では一番よく知っているマルスが心配そうに言うがどう考えてもこの人達と

一緒に行動できる気がしなかった。体力的にもその他の面でも一緒に行動したら逆に邪魔に

なると分かっていたからだ。だから一緒に行動するわけにはいかない



「だ、大丈夫大丈夫!ほら今までだって大丈夫だったし!」

「そっか・・・無理はしないでね」



単純というか物わかりがいいというか純粋なマルスはその言葉を信じた



「まぁ・・・きっとほかの人も動いてると思う。そっちこそ気をつけてよ」



================================================

次回

荒野を進み数刻前に見た城へとたどり着くがそこに人の気配はなく、それ以上に衝撃的な

光景が待ち受けていた。そしてその先でマリオの目撃情報を手に入れる


次回 第5話、「城跡」


第5話へ

亜空の使者(彩花編)目次へ
スポンサーサイト
別窓 | 亜空の使者(彩花編) | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第5話、城跡 | INFINITE | 第28話、セレビィの時渡り>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |