INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第3話、ジャングル

3人の女神により異変を知った彩花はスマブラ、ハイラル、スタジアムに向かうが

そこに彼女の知る姿はなかった。女神達の提案によりメンバーを探すことにした彩花は

謎の生物達から逃げながらキノコ王国へと向かっていた・・・・
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キノコ王国を訪れるがピーチやルイージもいなかった。キノピオの案内でマリオとルイージ

の家にも向かうが案の定留守のようで扉は鍵がかかっており誰もいないようだった

城を後にした後お手上げ状態で歩いていると見かけたジャングルにもしかしてと思い入る



(もしかしたらヨッシーとかドンキーとかいるかも)



しばらく歩いていると、バナナが一本道の真ん中に落ちていた。周りにバナナの木がなって

いる為落ちていても何の違和感もない。が道の中央に落ちているため不自然にも思えた

すると、高低差で遠くが見え少し離れた場所でクリボーガ大量のバナナを何かに乗せて

走っているのを見つけた。そこで再びある考えが浮かぶ



(クリボー・・・ってことはこの近くにクッパがいるのかな、あとを追いかけてみよう)


クッパは悪者、ピーチを攫う魔王なのだがスマブラのメンバーであったが故悪者とか

そんなことを言っている余裕はない。この状況が少しでも知られたらと思っていた

しかし道の途中に沢山のクリボーやノコノコ、さらに紫の雪から造られたあの謎の生物もいた



(こんなところにも・・・!)



ファイターとは違い自分は戦いに縁がない。あの生物が強いのか弱いのか、そもそも脅威

となる敵なのかすら分からないが触らぬ神に祟りなし、関わらないに越したことはないだろう

そんなことを考えているうちに、クリボーを見失ってしまった


「どこへ・・・!?」

『見失ったわ・・・あの乗り物素早いわね・・・』

『彩花の国にある車っていう乗り物に似てたわね』




ジャングルの中を歩き続けていると前の方に一風変わった風景が見えた。気になり近づいて行くと

抜けた先は見渡す限り砂が舞っている荒野に出た。草木がなく砂漠と呼べる場所だ



「ここは・・・砂漠?」


さすがに砂漠の中に探している人物達がいるとは思えない。森に戻るかとも考えるがあの魔物達

から逃げ切れる自信が正直ない。フライゴンを呼び出しこの地から遠ざかろうと考えパソコンを取り

出すがこの場は電波がないのか繋がらなくなってしまった為再び呼びだすこともできない



「うぐっ・・・」



砂漠ではなく荒野のため所々岩があり足場もある。岩によって出来た足場を進んでいくと

何度目かとなる謎の生物、さらにこの地に生息しているのか見たことのない生物がたくさん

現れた、そして今までとは違い生物たちは彩花の姿を見ると襲いかかってくる


「追いかけてくる!」

『落ち着いて。攻撃はネールとフロルの力で防げるわ。最悪私達が守る』


ディンの声が頭に響き少しだけ落ち着くと遠くに見えた岩に向かってフロルの力を使う

突如消えた事により魔物達は辺りを見渡し危機一髪一難は去った


「あぁ・・・」


がっくりと膝を落とすと思考を落ち着かせようと深呼吸する。するとディンが声を発する


『あれ・・・何かしら?』

「!」


ディンの言葉に指差された方を見ると何かが丸い大きな何かをぶら下げて飛んでいた

そのぶら下げているものに見覚えがある気がし考えた


「あれは・・・・?」

『あの中から邪悪な何かを感じる・・・もしかしてあれ・・・紫の空間の正体じゃないかしら』

「えっ!?」


ディンの言葉に驚くと再び飛んでいる方向を向いた。ディンの言う事が正しいならば

あれはまたどこかを飲み込もうとしているという事になる。なんとしても止めないとと思い

立ちあがると飛んでいる方向へと駆けだし近づき声を上げた


「ちょっと!!」



叫ぶと気づいた緑色の衣服を着た何かは振り返った。姿を緑の衣服で隠している為人間なのか

そうじゃないのか、そもそも生物なのかすら不明である。けれど確かめなければならない



「まさかあの紫のってそれの仕業・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」


こっちの質問に答えることはなかった。本当にそうなのか、考えた末もう一つ質問を投げかけた



「・・・・・・名前は」

「・・・エインシャント」


名前を聞くと、不気味に飛んでいるものは小さな声でエインシャントと答えた



「なんでこんなことするの」    「・・・・・・・・・・・」

「なんのために?」       「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」



次々と思った疑問を尋ねるが何も言わず。ゲームやアニメでよくある質問に都合よく答えてく

れるなんて現実ではあり得ないだろう。だからこの人物のすることは間違ってはいない

エインシャントは無言のまま180度振り向くとそのままどこかへと飛んでいってしまった


「待っ・・・・・・」


追いかけようとするが立っていた場所が岩の足場ではなく砂の上だったため足を取られ

思うように進めず距離は離されあっという間に姿を見失った。再び足場のある場を歩いて

いると歩きながらさっきの生物について考えていた


(あれは人?にしては小さい・・・魔物?)


何一つ分からないで答えの出ない思考だけを張り巡らせると考えるのを投げ

出したくなり誰もいないというのに荒野の中で彩花は呟いた


「まさか誰も気づいていないとかないよね・・・」



これだけ大きな問題が立て続けに起きてる為気づきそうなものだがファイターが関わった出来

事にかつて知らなかった他のファイターや彩花のように気付かないことも不思議ではない


(フォックスやサムスは宇宙を拠点にしてるから気づかないかもしれないけど・・・)


それにポケモンのいる地方では異変なんて全然なかった。彩花ですら女神の言葉によって

この事態を知ったのだ。ピカチュウやプリン・・・ポケモンたちは気づかないかもしれない



「うーん・・・・・」



かつて共に生活をした人たちの行方を考えるが実際彼らの事はあまり知らず

知っている人も行方が知らなかったりでやはり考えても何も分からない



「・・・・・ふぅ」




見つけた岩の陰の上に座って休憩を取ろうとした。炎天下とは言わないけれど緑もなければ

水や町もないから休息を取る場などなかった。水分補給をして一言独り言をつぶやいた



「こんなことなら・・・・ポケモンを連れてこればよかった・・・・」



ポケモンとは、ホウエン、カントー、ジョウト、その他たくさんの地方に住んでいる生物のこと

でありポケットモンスター・・・略してポケモン。ポケモントレーナーだからポケモンを連れていれば

それなりに強いのだが連れていなければ何の力も持たない一般人である


「場所を変えれば繋がるかもしれない」


とはいえ自分の能力など自分が良く知っている。身体的能力は一般人よりも劣り力、柔軟さ

どれをとっても一般人以下だった。なので戦いに向いていないことは知っている



「フロル達の力がなければこんなこともしないし・・・」



ここまで来るのに何度か使ってきたが以前関わった事情によりハイラルの女神フロル、ディン、

ネールと関わりを持ち彼女達の力を使う事が出来る。がそれは彩花と彼女達以外誰も知らない

スマブラのメンバー、そしてマスターハンド達ですら知らない


言ってしまえばマスターハンド達からすれば彩花は戦う力を持たぬ人物なのだ


「まさかまた君達の力を使うとは思わなかった」

『私達でさえ思わなかったわ。貴方についていたのは正解だったわね』

「・・・・・・」


無言でいるとふとネールが尋ねた


『で、貴方はこの事件をどうするの?解決しようとする?それとも・・・・』

「これだけの事件、私の力で解決できるとは思わない。それこそマスターソードでもな
 い限り。けどこの事件がどういった意図で起きているのか知りたい。だから調べるよ」

『そう。なら私達は協力するわ』


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次回

荒野を歩き続けていると再びあの生物が現れるが今までとは違って突然数匹集まり

巨大化する巨大生物に掴まり打つ手なし。ピンチに陥っていた時、誰かに助けられる

そこにいたのは同じく異変に気付いた者だったが・・・?


次回 第4話、「城跡と再会」


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