INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第2話、仲間はどこへ

遠出する父を見送った彩花はテレビでマリオとカービィの姿を見つけるが突然画面は消える

3人の女神から異変が起きている事を聞きマスターハンドなら何か知っているのではないかと思い

マスターハンドの元を訪ねるが姿はなかった。聞こえた轟音に外に出るとそこには遠くで小さな島が

紫色のなにかに飲みこまれていく姿。気になった彩花は現場へと向かうのだった
_______________________________________

「なにこれ・・・・・・」



空を飛ぶことのできるポケモンフライゴンに乗り近づくとますます感じる大きさに圧倒される

紫色の空間が小さな島をまるまる吸い込んでしまったのだ。膜の中はどうなっているのか気になって

触れようとするがふと伸ばした手が止まった。触れたことにより何か起きるのを恐れての停止だ


(確かマリオとカービィがうつってたのって・・・こんなような色をしていたような・・・・)



テレビを見ていた時マリオとカービィが映っていた番組が切れるほんの一瞬前

一瞬だけこんなような色をしておかしくなったことに気づく


(まさか・・・・・!?)


可能性はゼロじゃない。2人は同じ『これ』に飲みこまれてしまったのではないか

予想から膨らむ焦りは次第に大きくなり事態の悪態さに恐怖が湧きあがる


(嘘でしょ・・・?でも・・・)


あらゆる事を考えているとネールの声で我に返った


『マスターハンド様がいないとなると・・・異変には気付いているのかしら』

『気づいていたとしたら、ファイター達を集めるわよね?そのための組織なんだから』


ディンとネールが話合っている中フロルは彩花に告げた


『ゼルダ姫に会われてはどうでしょうか?彼女もまたファイターの一人ですし』



ファイター達の中で唯一スマブラに来るより以前に関わりのあったハイラルの姫ゼルダ

他のファイター達の居場所がわからない。中には常に移動しており固定地にいない人物もいる

ゼルダならば身分からそうそう居場所が変わることはないだろうと思いハイラルへと向かった



「ゼルダ姫なら数日前に空中スタジアムの方に向かいましたよ」



門番の人に尋ねるとゼルダはここにいないと告げた。空中スタジアムと言う場所に行ったようだ

この近くにそんな場所はなく聞いたこともない名前だった


「空中スタジアム?」

「マリオさんとカービィさんの試合を見に行くとか・・・・」


言葉を聞いた瞬間、思考が一瞬真っ白になった。マリオとカービィがいる場所

それはつまり彩花がテレビで見ていた場所のことだろう。そしてそこはあの紫の空間

に呑み込まれ今は近づくことも出来ない場所へと変わっている


(ということは・・・ゼルダも!?)


『・・・もしかしたら無事かもしれないし、その空中スタジアムに行ってみるのはどうかしら?』


頭の中に響いた声に頷くと兵士から居場所を聞き出し空中スタジアムへと向かうことに決める

ふと、ここハイラルにいる一人のファイターに気づく。リンクもスタジアムにいるのだろうか



「あの・・・リンクは?」

「リンクは・・・そう言えば最近見ないな。旅にでも出てるんじゃないのか?」


ハイラルからのファイターはゼルダを含めて4人。しかし他の3人は事情があったりと一か所

に留まる事はそうそうない。特にリンクは複雑な事情があり旅に出ていてもおかしくない



教えられた場所、テレビに映っていた空中スタジアムにやってくるが建物の痕はなく見事に

紫の空間に包まれていた。周辺を歩くがマリオを始めここにいたとされる人物たちは見当たらない


(やっぱり・・・この中に?)


しばらくその場で考えるがどこへ行けばいいのか、どうすればいいのかまったくわからない

唯一の不幸中の幸い、それはリンクがこの場にはいなかったと言う事だ


「せめてリンクの行方が掴めれば・・・」



ハイラルの歴史に名を残した人、時の勇者と呼ばれたリンクならこの異変を解決する力を

持っているだろう。一刻もはやくリンクにこの事態を伝えたい、だがどこにいるのか分からない

考えていると突然空の雲行きが怪しくなり空を見上げると大きな飛行船が飛んでいった



(あれ・・・どっかで見たことあるような・・・・)


飛行機と呼ぶにはいびつな形をしており先端には円盤が付いていて何かの顔にも見えた。その

デザインはどこかで見たことあるような、見たのは初めてだが知っているような気がした

その時、その飛行船から紫色の何かが雪のように大量に降ってきた。それは雪のように地面へ

と触れると消えたかと思えば数か所に集まり、何かの形を象り姿を現した



「なに・・・こいつ」




謎の生物はみるみるうちに数を増やし地面一帯に現れていた。これもまた普通の事態だとは

思えない。それは戦いに縁のない彩花でさえ一目でわかった



「って考えてる暇ない!逃げ・・・ないと!」



背を向け空いている道へと全速力で走る。追いかけてくる様子はないものの見えなくなるまで

走った.。数分走り続けると息を切らしながら膝に手を当てスピードを落とし止まった


「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・どうなってるの・・・」


この世界に何かが起きていることは理解できる。それにマスターハンドがいないってことは

気づいているのかもしれない。だとすればマスターハンドは一番にメンバーたちを探すだろう

マリオとカービィとゼルダは無事かどうか分からない。リンクはどこにいるのか居場所すら

掴めず他のファイター達がどこにいるのかもわからない



「フロル、ディン、ネール・・・どう思う?」



息を整えると考えても分からないと判断した彩花は彼女達に尋ねる



『・・・・悪いことが起きているのは間違いありません』


フロルが告げると続いてディンとネールが口を開いた


『・・・・ゼルダの気配はあるから無事よ』

『・・・・本当だ』

「え?」


ただの人間である彩花には分からないが、彼女たちにはゼルダの気配が分かるようだ

ネールの言葉によりゼルダは無事ということを知り安心したように息を吐いた

けれど何も解決に向かっていない。この事態を知っている自分に出来ることはファイター達に

今この世界で異変が起きている事を伝えることしかできない


「どうすればいいのかなー・・・・行ける所と言えば・・・キノコ王国?ルイージ・・・・」


マリオ、リンクの他に次に浮かんだのはルイージだった。彼もまた有名人であることに

変わりはないのだが兄であるマリオとは違い遠出することはほとんどない


『この正体を探るのも含めて、彼らを探しにいくのはどうかしら?』


あの生物は何なのか、何が起きているのか、気になることだらけだ



『さっきの・・・またいるわよ』

「!!」



ディンの声に振り向くと、そこにはさっき紫の雪のようななにかから出来た

変な生物がいた。その姿は徐々に近づいてきている


「うわわわわわ・・・・・!!」


歩いていた足のスピードを速め再び走り出す。必死のため思考など回らず無我夢中で

走ってる中頭上に半透明の状態で現れるとフロルが告げた


『確か・・・ルイージという人物ならそこにいるのよね?』

「唯一・・・っ場所が分かって・・・多分!」

『町の風景は分かる?目印なるものでもいいわ。分かるものならフロルの風で』

「そうか!」


言われハッとなると彩花は叫んだ


「フロルの風!」


叫んだ瞬間、彩花は緑の光に包まれその場から姿を消した。そして現れたのは何度もスマブラ

のステージで目にしたピーチ城の前。突如現れたことにキノコ王国の住人達は驚きの声を上げる

一瞬で視線が集まり恥ずかしくなるも城の前にいたキノピオに話しかけた


「あの・・・私、スマブラの・・・」

「スマブラ?ですか?」


キノピオはきょとんとした様子で尋ねると彩花はルイージとピーチの居場所を尋ねた


「ピーチって今ここにいますか・・・?それとルイージは・・・」

「ピーチ姫は外出なさられてますよ。ルイージさんは・・・そういえば最近見てませんね」



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次回

ルイージを呼ぶためにキノコ王国に向かうがそこにルイージの姿は見当たらなかった

その次に訪れたのはキノコ王国の近くにある森だが・・・・


次回 第3話、「ジャングル」


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